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電子にマイナスの符号を与えてしまったのはフランクリンですよね?
もし、この時逆に命名していて、電子流と電流が同じ方向になっていたなら、今のこの世の中のテクノロジー、サイエンス、エンジニアリングその他と劇的に変わっていたであろう事は何かあるでしょうか?

思いつく所を教えて下さい。
とりあえず電気の理解はすこし楽なんだろうなあ、と思います。

A 回答 (6件)

物理的な定義としては、#1さんの指摘の通りですが、


確かに電子をプラスにしておけば概念の世界では大きな変化があったと思いますね。#4さんがいみじくも指摘していますね。「原子が主体だから原子(+)電子(-)でいいと。」この概念を逆に考えることになるでしょう。
これは、えらいことなのです。
つまり、「電子が主体だから(+)原子はあまり働かないから(-)という世界でしょう。」実際にそうではありませんか。原子核は空間の広がり(建物みたいなもの)で電子は働きもの(建物で働く人間みたい)ですね。原子核が仕事をするのではなく働き者の電子が仕事をしていますね。
原子のみならず分子間でも電子が一生懸命仕事をしているということで、
パイオニア電子論で科学分野のノーベル賞を福井先生が受けましたが、この発想は当初「原子が主体だから原子(+)電子(-)」いった考えの方には不評であったそうです。
つまり、建物か人間かという根本的な哲学理論のように?なりますので、
電子はプラス、元気印のプラスにしておくべきでしたと思います。
原子が大きいので主ということで、そちらばかり解析しているのが現代物理学です。電子構造の解析すらできていません。電子には構造定数もあるのですがこれさえ説明不能です。(多分回転数ですが。)ということでまとめますと原子や電子の世界では、原子空間がマクロ空間、電子がミクロの宇宙船ですからそこまで考えた人でしたら電子を元気印のプラスにしたと思います。(将来、20世紀以前の物理学を書き直すときに直しましょう??)
以上 質問者サポートコメントまで
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

少々分からない部分があります。
> 原子核は空間の広がり(建物みたいなもの)で電子は働きもの(建物で働く人間みたい)ですね。

この「原子核」は「原子」の書き間違いでしょうか?それとも、原子の質量中心として原子核を考えて言及したわけでしょうか?建物、と言うと私は電子雲の拡がりのほうがイメージとしてしっくり来るような気がします。


> 原子核が仕事をするのではなく働き者の電子が仕事をしていますね。
確かに、人間が感知する多くのことは電子が担っている現象であると考えるとこの表現は適切だと思います。

> 電子には構造定数もあるのですがこれさえ説明不能です。(多分回転数ですが。)
私はこの分野にあまり明るくは無いのですが、電子の内部構造が存在する、と言うことなのでしょうか。回転数というと固有スピンの話でしょうか。今の所レプトンはクオークと共に最小単位ですよね(違いました?)

面白い考え、参考になりました。フレミングの左手の法則が右手に変わってただろうとか(SNが逆になればまた左手に戻りますね^^)、核子のアイソスピンを逆に定義していたのだろうかとかくらいしか思いつきませんでした。

お礼日時:2002/10/20 14:44

原子で結構です。


原子核の周りを電子が飛び回っているのですが、マクロ的に観れば空間に
太陽のような原子がぽかぽかと浮いていて、電子が原子の周りを飛びかっているという意味です。イメージしてみてください。太陽系よりもっと活発ですよ。原子は陽子、中性子、中間子その他の素粒子で出来ていますがこれは
家の中の家財道具や部屋みたいでしょう。
電子には構造定数もあります。これはDiracさんの持ち込んだ微細構造定数と呼ばれるものです。電子の運動エネルギー(質量を含む)を電磁波に変換する際に出てきます。陽電子と電子の衝突時に光になりますが、このときに必要な変換定数です。Diracさんはこの定数に微細構造定数(fine structure constant)という粋な名前をつけたのです。逆数は137程度の数になります。
(これを私は電子内部の回転数と呼んでいます。当然、電子にも構造があると考えています。ニュートリロさえ質量があるのですから、それに比べて
たぶん137^2倍ほどの電子にないわけがないですよね。)
追伸まで
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

微細構造定数というと原子スペクトルのことにしか頭が回らずでした。
電子の内部構造・・・どうなっているんでしょうね

お礼日時:2002/10/26 09:49

高校の頃に,電流の流れと電子の流れが判らず


そう決めたと私も習いました.

しかしその後,原子中心で質量の重い陽子を主と
すれば正電荷を割り当てる方が本筋でありますし,
納得できます.

誤りであった(ある)のかどうかは知りませんが.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、原子構造を主眼に置けば偶然にも陽子(核)が+である、というのは(見かけの)必然性を帯びてくるような気がしますね。しかし、

> 誤りであった(ある)のかどうかは知りませんが.
この世(地球上あるいは人間が使う)の大部分の電流の正体は電子流によるもの、と考えると、やはり誤りだったのではないかという感じがします。

お礼日時:2002/10/20 14:27

私も他の方々と同じく、実質的な影響は無いと思います。


「理解」というレベルで言えば、むしろ「電子」と「電荷」の
区別ができなくて混乱する学生が出たかも。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

私が質問に出したコメントとは逆に、理解が難しくなったかもしれない、ということですね。今この世界では電子は-eの電荷を持つ、と言うから理解しやすいと。なるほど、そういう事もあるのかもしれません。この側面では怪我の功名ということでしょうか。

お礼日時:2002/10/20 14:24

定義付けの問題だけだと思うので何も変わらないと思います。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たしかに何もなさそうですよね。うーん、何か無いものでしょうか。

お礼日時:2002/10/18 16:21

たいした差は無いでしょう。



どうせ、半導体を考えるときにはホール(正孔)が出てくるので、電子に対比される
ものの名前が変わるだけでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり何もないですかね。けど、やはりホールは日本語にするとき「負孔」あるいは「陰孔」になっていたんでしょうか。・・・どっちもやな名前だ・・・やはり電子は陰で正解だったのかも・・・いや、正孔でも一緒か・・・
やや下ネタが入ってしまって申し訳ありません。

お礼日時:2002/10/18 16:19

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