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小さな原子力発電所を積んで航行しているんですよね?
もちろん基本的な学習をして、訓練は受けるのでしょうが大丈夫なんでしょうか?
原発のエンジニアは大学、大学院でその方面の知識を学んだエキスパートなんですよね
それでも事故が毎年のように起こるのに、一介の軍人が少しばかり学習し、訓練を受けたとしても
素人に毛が生えたようなものではないでしょうか?
どんな訓練を受けて、安全対策はどうなのかご存知の方教えてください

A 回答 (5件)

関西電力や九州電力などで使っている原子力発電所の原子炉はPWR(加圧水型軽水炉)といいますが、これはもともと原子力潜水艦用の炉として開発されたものです。

世界初のPWR原子力発電所であるシッピングポート原発にいたっては、原子力潜水艦用の炉をそのまま地上にもってきたものです。このように原子炉の開発は米国海軍が主導的に行ったこともあり、いまでも軍用原子炉の設計は海軍が行っています。それくらい軍の原子力知識は深いと思って間違いありません。

米国では、海軍あがりの潜水艦乗りが、民間の発電所のオペレータとして就職したりすることは非常に普通の話です。

訓練も軍で十分積んでいます。

米国海軍で原潜乗りになるためには、チャールストンにある海軍原子力学校で半年間のコースをとった後、チャールストンか、ボールストン・スパにある訓練用原子炉で運転員としての訓練を受けた上で、最後に海軍潜水艦学校で潜水艦の教育訓練を受ける必要があります。

原子力学校では毎日6時間の講義で、原子炉工学、原子炉の運転、熱力学、化学、材料学、数学など原子炉を扱うための大学院級の内容を叩き込まれます。(したがって、この学校を卒業すると修士扱いになります。)学生は平均でこれ以外に毎日3,4時間自習するそうですから、下手な民間の技術者よりもよほど教育が高いと思っておいた方がよいです。なお、安全対策も緊急訓練などは民間原子炉よりも緊急時が頻度が高いという設定で訓練されるはずです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました
非常に驚きました
その様な高度な教育、訓練を受けていることに
そしてnichiyoukeさんがそのことに大変お詳しいことに

お礼日時:2008/03/14 20:42

米軍の教育システムは未だに日本が追いつけません。



単なるオペレーターでも優秀となれば、無理やり引き抜いて専門の大学に入学させます。もちろん学位や博士号取得者も居て、教育終了後また前線に帰ってきます、優秀なエンジニアとしてね…産・学・軍の交流は盛んです。
それが米軍の各ディビィジョンの伝統です。

このようなシステムは第二次大戦中からありました…
日本の飛行士は下士官、兵でいくら優秀でも、オペレータどまりですが、米軍はパイロットは士官です。
海軍でもパイロットから空母艦長、機動部隊指揮官など輩出していますが…日本はせいぜい航空参謀どまり、優秀な下士官パイロットはいつまでもオペレータのままで戦死していきました。

原子力潜水艦のソナーマンでも優秀なら大学に行かしてもらい、音響技術博士号をとったりもあります…もちろん軍に戻ったり、兵器業界に行き、現場を知ったエンジニアがうまれます。
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 当然ながら、きちんとした専門的な学習と訓練を受けています。


 軍人とはいえ、れっきとしたエキスパートです。戦闘訓練を受けてるだけではないです。むしろ、所属している部署で必要な専門知識や技術は徹底的にたたき込まれます。
 特に士官クラスは大卒かそれ以上の専門知識を持っています。並の大卒者よりも優秀と思って良いでしょう。そうでなければ士官には成れませんから。中には学位所有者もいます。
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ども。


2級ガソリン自動車整備士です。

suitonさんのいわれた、
>エンジニアとオペレータは別物です。

車で例えると、
自動車を設計するのはピラミッドの頂点に立つエンジニア。
でも運転するのは若葉マークの初心者からレーシングドライバーまで様々ということです。
万が一事故になってもエアバックが開いてくれたりするのと同じではないでしょうか。
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>原発のエンジニアは大学、大学院でその方面の知識を学んだエキスパートなんですよね


原発を設計・建設・管理する人はエキスパートですが、操作する人は普通の人です(もちろんそれなりの訓練・教育は受けますが)。
エンジニアとオペレータは別物です。
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