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以下サイトでヘアムースを燃やすという動画を見たのですが、
(http://www.gizmodo.jp/2008/03/post_3277.html)
なぜ、このように炎が円周を周るという状態になるのでしょう?

燃える要素がヘアムースにあるのでしたら、火の輪のようになるかと思ったのですが、一部が燃えて移動しているだけで全てに炎が上がるということはありませんでした。

ヘアムースに点火したときに、化学的には何が起きているのかを教えて頂きたいです。

A 回答 (2件)

非常におもしろい動画ですね!



燃えているのはおそらく、ヘアムースの泡に閉じ込められた可燃性ガスでしょう。

ある程度燃えた状態で、火のついている地点をX(0)とします。
地点X(0)の炎はその地点にある可燃性ガスによって燃えています。
(しかし泡に閉じ込められている可燃性ガスには火はつきません)

燃えている間に地点Xの両端、X(1)とX(-1)ははじけた泡によって可燃性ガスが充満しています。するとX(0)の炎は可燃性ガスが新たに発生した地点X(1)、X(-1)に引火します。
そしてX(1)の炎はX(2)へ、X(-1)の炎はX(-2)へという感じで、ある地点から左右に向かって炎が走ります。
両方の炎が再びX(0)に戻るとき、X(0)では新たな泡がはじけていて、可燃性ガスが充満、燃えることができます。
(動画中盤)

しかし、泡が少なくなると可燃性ガスの発生量は少なくなります。すると左右に炎が走ることができなくなります。
X(0)からX(1)、X(2)…X(-1)、X(0)、X(1)…というように、一定方向に走るようになるのだと思います(動画終盤)

あくまで予想です。
また文章が分かりにくかったらごめんなさい
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この回答へのお礼

なるほど。燃えていない部分の説明としては、
泡に可燃性ガスが閉じ込められているということが原因なわけですね。

つまり、炎が走る原因というのは、
泡がはじける原因が火によって燃焼されるからということですかね?

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/11 16:38

大変面白いですね。


いわゆる非線形反応の例だと思います。
燃えている処では内部のガス(プロパン、ブタン)が泡から吹き出して燃えるのですが、それが泡の成分によって妨害されるのでしょう。
すると、周囲で加熱されたところから泡の中のガスが噴出している場所へ炎が移動します。
初めはいろいろな方向へ炎が走りランダムですが、最後に燃焼速度とそれを抑える泡の力、そして再度抑えられたガス噴出が次第に回復する速度、が釣り合ってほぼ同じ速度で炎が回転するようになるのでしょう。
燃焼を抑える力は何か大変興味があります。
それから、お願いです、引用URLにカッコをつけないで下さい、エラーになります。
m(_ _)m
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この回答へのお礼

なるほどなるほど!
そのような状態があそこで繰り広げられてたんですね!

燃焼を抑える泡の力・・・興味が尽きないですね^^

初めに少しだけ火の輪の状態になったのは、
全体から噴出しているガスに一度火がついたからなんですね。
その後、燃焼を抑える力の強さや回復速度が部分的に違うため、
あのような現象になったと・・・

実にわかり易い説明を頂きありがとうございました!

燃焼を抑える泡の力も是非知りたいので、
もう少し締め切りを延ばしてみようと思います。

>それから、お願いです、引用URLにカッコをつけないで下さい、エラーになります。

これについてはすいませんでした><
自動リンクのシステムが、「html」「htm」区切りでついていると勘違いしてしまい、その後ろの「)」にもアンカーがついてしまうとは思いませんでした・・・。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/11 13:09

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