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流動比率について教えてください。
通常の財務諸表分析では流動資産を流動負債で割った比率が200%/くらいを目安として、高いほうが健全であるとされていますよね?この理屈は理解できます。しかし、資金繰り(金利)等を考えれば、例えば買掛金は遅い支払で、売掛金は早い回収が求められると思うのですが・・・。この二つの考えは企業分析の際、両立するんでしょうか?私が根本的に勘違いしてますか?

A 回答 (5件)

>資金繰り(金利)等を考えれば、例えば買掛金は遅い支払で、売掛金は早い回収が求められると思うのですが・・・。


買掛金と売掛金と比較すると、資産単位では買掛金<売掛金となるでしょう。
売掛金には利益部分が上乗せされていますから、自己資金がなくても事業を行える事になります。
資金の効率はよくなります。

>流動資産を流動負債で割った比率が200%/くらいを目安として、高いほうが健全であるとされていますよね?
不慮の事故又は支出が起こると(売掛金の回収不能など)上の例ですと自己資金が無いと資金不足から支払いができません。
流動資産があれば手当てできます。
健全という言葉より安全性が高いと考えた方が良いのではないですか。

健全を考えれば資金効率もよく、安全性も高いの方が良いとされます、
が2つは反しますから経済環境、業種、企業の置かれている立場等を考慮して判断するしかないでしょう。
経営分析の比率、数字は絶対的なものがない事が見解の分かれる原因です。
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すこし、名称にとらわれすぎのような気がしますが



買い掛け金 実態は 短期借り入れと同じですね。
仰る、金利の付かない借金と見られているようですが、売る側から見れば、支払いサイトの長さは、売価に還元済みと見るのが、正解で、(支払う段になって、延ばせば別かもしれませんが)必ずしも、コストの掛かっていない短期借り入れではないと思いますが。
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理論より実態重視。

理想の200%であっても、不良債権や売れない在庫が多く含まれているかまでは見えません。もともと流動比率は支払能力を計る「入口」であって確証を得るには至れません。
早期回収で資金繰り等の実態が向上するなら、それに勝る理屈はありません。
また、回収時期に見合う支払いは、取引先との信頼関係の問題です。支払えば買掛金(流動負債)も減らせます。 有り難うございました。
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流動比率が良くても,資産の中に不良債権・不良在庫等の現金化が危ぶむ資産がある場合には,いくら流動比率が良くても安全とはいえません。


従って,資金繰りのこともありますが売掛金の早期回収が望まれるのです。
買掛金の場合は,こちらが支払うのですから不良債務化はありません。
買掛金が増えることは資金繰りは一時的には楽になりますが,売上の減少が生じてきた場合には,徐々に資金繰りが苦しくなってきます。従って,売掛金の回収日数に見合った買掛金が良いのではないかと思います。
以上ご参考に。
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売掛金を早期回収した場合、同じ流動資産の中の現金という科目の数値が増加します。


尚、早期回収できるなら、あまりの支払い遅延は
ムシが良すぎるというか道徳的に問題なのではないでしょうか。確かにキャッシュフローは改善されますが・・・

この回答への補足

有難うございます。
しかし、道徳的とかの事柄ではなく、理論としてのことです。
ちなみに、自分の前にいた業界の慣例では、売掛金は約定で翌月回収、買掛金は翌々月支払というのが慣例でした。
売掛金を回収すれば、現金として同じ流動資産が増加するというのも理解しています。ですが、企業の財務諸表判断の一般論では、流動資産が流動負債を倍以上(200%)であることが健全とされ、他方、金利などを考えると買掛金(流動負債)が売掛金(流動負債)を上回った方が有利でありキャッシュフローもより健全であると思うのですが。企業の財務判断の際、この2つの考え方をどうすればいいのかという事が疑問なのですが・・・。

補足日時:2008/03/14 18:59
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