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知識として教えてください。
ヒューズBOX配線を購入しました。取説には5A~20Aの純正ヒューズが使用できると書かれています。しかし、その一方で、ソケットは10A以下利用のこと、と書かれています。これでは、20Aの標準ヒューズ使っても意味がないのでは?
それと、この商品はアクセサリ電源ですが、もし、常駐電源を使用したらどうなるでしょうか?

A 回答 (2件)

 電気電子工学が専門の車好きです。

そのヒューズBOXと配線ソケットは一体の物もしくはセットになった物でしょうか(そういう想定で以下の回答します)。

 最初に分かりやすく結論を言えば、ソケットの10Aは常時流せる最大の電流値と思ってください。一方、ヒューズは所定以上の異常電流が流れたときにそれを検知して、その回路にもはや異常電流が流れないように電流遮断するものであり、最大で20Aまでの異常電流を切るためのヒューズが使える、ということです。
 常時流せる最大電流と異常電流とはまったく異なります。

 具体的な事例をひとつ紹介すれば、100Wの白熱電球(車用にはないかも知れませんが、たとえ話です)を12Vで使うと、常時約8Aの電流が流れます。ですから、このソケットを通じて100Wの白熱電球を常時点灯させてもOKです。ところが、白熱電球に電源を入れた瞬間は突入電流と言って、ほんの一瞬だけ通常の電流(常時流れる電流)より何倍も大きな電流が流れます(これは異常電流ではないのですが)。ですから、この用途に10Aのヒューズを使うと、100Wの白熱電球に電源を入れた瞬間に10Aのヒューズが飛ぶ可能性が大です。ですから、ここに20Aくらいのヒューズを入れるわけです。ソケットのほうは、ほんの一瞬しか大電流が流れない(常時流れる電流ではない)のでOKです。
 この100Wの白熱電球の配線系統にショートなどの事故(異常事態)が起きると、おそらく数100Aかそれ以上の異常電流が流れます。ですから、電気的な異常があれば20Aのヒューズでも飛んでくれて、異常配線系統が切り離されます。

この回答への補足

ありがとうございます。
私の理解力不足だと思いますが、
>>取説には5A~20Aの純正ヒューズが使用できる
取説に、『5A~10Aの純正ヒューズが使用できる』とすれば、
ソケットの許容電流が10Aと一致して、短絡など起きないのと
思うのですが・・・(私は、まったく知識のない人間です)

補足日時:2008/03/16 18:11
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 「この回答への補足」で「短絡など起きないのと思うのですが・・・」とありますが、短絡は故障でも事故でも取り扱いミスでも起こります。

取説に『5A~10Aの純正ヒューズが使用できる』と書こうが、どう書こうが、その記述に関係なく発生します。(あまりよく分かっていないようで…)

この回答への補足

お時間があれば教えてください。
例えば自動車にガソリンを入れるとして、10Lが許容のガソリンタ

ンクがあるとします。このガソリンタンクに挿す給油ポンプがドラム

缶から一度に吸い上げる量が20Lだとします。

で、私がお尋ねしたいのは、そもそも、10Lしか入らないガソリンタ

ンクに、吸い上げる量が20Lの給油ポンプが必要なのかということ

です。10Lの給油ポンプでよいのでは?

つまり、なぜ、許容量10Aのカーアクセサリに、20Lのヒューズ

まで対応可能としているのかがわかりません。

補足日時:2008/03/20 16:20
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