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歴史上、イギリスの一番のライバルはフランスだと思うのですが、フランスにとって一番のライバルは、どこの国でしょうか?
時代によって違うとは思いますが、教えてください。

A 回答 (6件)

イングランド(イギリス)です。


歴史的に見て、元々イングランド王室はフランスの諸侯のひとつに過ぎませんでした。しかし、当時フランス王は力が弱かったため、ノルマンディー公は主君の意向はそっちのけでイングランドに上陸、ここを占領して王国を立てます。
その後イングランドは今のフランスの大西洋側沿岸をほぼすべて手中に収めます(半分くらいはイングランド寄りの諸侯)。で、百年戦争までにすったもんだあって400年近くかけてフランスがイングランドを大陸から駆逐し「今のフランス」がほぼ確定します(それまでイングランドとフランスの境界線は曖昧で、特にボルドーあたりの住民はイングランド人としてのアイデンティティーを保有していました)。
さて、その後内訌を治めたイングランドは、フランス王になる夢を放り出し、中央集権体制を確立し海外遠征に精を出します。一方フランスも百年戦争で荒れ果てた土地を復興し、イタリアや神聖ローマとのいさかいを乗り切った後に海外遠征をはじめるわけです(スペイン、ポルトガルはイングランドに敗れて没落。オランダもイングランドとの抗争に敗れて落ち目を迎えます)。
で、17世紀に入ると北アメリカの支配をめぐってイングランド(途中で現在のイギリスに変わります)とフランスは争いを始めます。第2次英仏百年戦争と呼ばれる、一連の戦争が17世紀の終わりから19世紀のはじめまで、やりあうことになるのですが・・・
この戦い、イギリスの全勝で幕を閉じます。これにより、海外領土の量でイギリスのフランスに対する優位が確定するわけです。
そして19世紀にはいると、欧州には新勢力が台頭してきます。シベリアを平らげ、海を求めて西へ勢力を伸ばし始めたロシア、統一を成し遂げたイタリア、ドイツです。
そのため、20世紀のはじめごろにイギリスとフランスはようやく和解し、友好関係になるわけです。その後フランスはドイツとイタリア相手に第2次大戦をやって敗北するわけですが、アメリカとイギリスの力も合って戦勝国にはなりました。
さて、現在ですがドイツは今は盟友です。基本的にはどこの国とも仲がよいとは言えるのですが、時折明らかにイギリスとアメリカをライバル視している(その2国の影響を排除し、対抗しようと考える)面を見せます。ド・ゴール主義と呼ばれるフランス至上主義ですが、これは結局「ヤンキーの言いなりになんか我が高潔なフランスは決してならない」みたいなスタンスですね。で、それに追随するイギリスもやっぱり対抗相手、というわけです。
フランスは核兵器を保有していますが、欧州のバランスを考えた場合、アメリカの庇護がある以上はフランスの核は本来不要なはずなのですが、もっている理由はやはり「対アメリカ、イギリス」に他ならないのです。もっとも、ド・ゴール主義は極端な面ではイタリア、ドイツとも一定の距離を置く孤立主義ですから、今のフランスは完全なド・ゴール主義とはいえないのかもしれません。
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この回答へのお礼

核兵器のあたり、ハッとします。
そういえば、フランスは核を持っていますね。
何百年も前のことですが、国民がいがみ合う(?)わけですね。
ちょっと違いますが、シャンパンはイギリス人がいなかったら、守られてこなくて、今は飲めなかったはず、とか、
歴史的にフランス人より、イギリス人の方が名ワインを愛して飲んできた、とか聞いたことがあります。

前に授業だったと思いますが、梅毒をイギリス人が「フランス病」と呼んだことに怒って、
フランス人は「イギリス病」と呼び返した、と聞いたことがあります。
でも、その後、ネットで調べても確認できませんでした。(ナポリ病というのはヒットしたのですが・・・)

分かりやすくて詳しいご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2008/03/17 22:37

時代と共に代わります。



西フランク王国の時代は、中部フランク王国(イタリア)と東フランク王国(ドイツ)です。
カペー朝の時代は、イギリス(イングランド)
カペー朝の時代は、フランス国王と神聖ローマ皇帝(ドイツ)とは、基本的に同盟関係にあり、イギリス(プランタジネット家)と対立しています。
当時のイギリスは、ジョン王の時代に失った大陸領の奪回を考えていましたし、フランス王位そのものを求め、百年戦争を引き起こしていました。

バロア朝時代の初期は、ブルゴーニュ公国(ベルギー)です。
百年戦争後半で、イギリスと組みフランス北部(パリを含む)を占領します。

バロア朝後期~ブルボン家前期は、スペインです。
フランスとスペインは、南イタリアを巡って対立していましたが、スペインとブルゴーニュ公国とが結婚で結ばれたため、ブルゴーニュとの対立も引き継ぎます。スペイン国王カルロス1世~フェリペ4世くらいの時代です。
カルロス2世の時代にフランスと婚姻により結ばれ、フランス王子のフィリップが国王となり、対立はなくなります。

ブルボン家後期は、オーストリアになります。
ハプスブルク家とブルボン家の対立は、有名です。
マリーアントワネットとルイ16世の結婚まで対立は続きます。

フランスとオーストリアの和解は、フランスにとってイギリスとの植民地をめぐる対立がより重要になったからで、これ以後第一次大戦までイギリスとの対立が続きます。
同時に力をつけてきたドイツ(プロイセン)などとの対立も引き起こします。

EUになった現在は、アメリカでしょうか。
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この回答へのお礼

やっぱり時代によって違いますよね。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2008/03/29 14:54

欧州の盟主の座を巡ってのライバル、ということであれば、昔はイギリス。


今はドイツかなあ。
イギリスは政治的にアメリカに寄ってますからね。
東欧なども含めて、ドイツとフランスで影響力争いをしている感があります。

フランス人自身は、イギリス人のことをものすごく意識してますね。
「イギリス人の夫婦は年に一回しかセックスしない」とか「イギリス人は生まれついて味覚がない」とか、そういう話をしょっちゅうします。

余談ながら、フランス男は日本のこともすごく意識していて、じっさいに日本ファンも多いんですが、その元にあるのは、なんで日本女性はあんなに男にやさしいんだ、という憧れです。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。
国民がライバル心を持っているのと、国益自体が問題になっているのとでは違いますよね。
味覚については分かりませんけど、確かに食べ物にはある意味大らかだと思います。

お礼日時:2008/03/29 14:53

フランスにライバル国は、いないと思います。



フランス・イギリス・ドイツ人以外の人たちに
「フランスのライバル国は?」と聞いたら
「イギリス」、「ドイツ」と答えるでしょう。
たぶん、イギリス・ドイツ人に聞いても同じ答えでしょう。
でも、フランス人に聞いたら「別に無い」と答えると思いますよ。

日本・韓国・中国人以外の人たちに
「日本のライバル国は?」と聞いたら
「韓国だろ」「中国だね」と答えるでしょうが
日本人に聞いたら「わからない」と答えるのと同じです。

ただし、質問を「嫌いな国は?」「敵対している国は?」
「民族的に常識がないと思う国は?」の質問には、
フランス人も日本人も即答するでしょうけど・・・。

すいません。へりくつっぽい回答で・・・。

ちなみに、現在イギリスがライバル視・・・いや敵対感情を持ってる国
はフランスではありません。
ロシアです。
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この回答へのお礼

嫌いな国って訊いたら、フランス人はイギリスと答えそうな気がします。(・・・アメリカかも)
常識も、自分の視点で考えるので、自分と違う(というか理解できない)相手は、常識がないと思うので、
お互いの国民性を見て、笑い合っている国も多いでしょうね。

ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2008/03/17 22:46

基本的には



西フランク王国の末裔としてのフランス王国のライバルは、東フランク王国の末裔であるドイツでしょう。
南はプレねー山脈が自然の国境を作っているのに対して、東は自然国境が成立していませんから。フランスの視点で考えると。

イギリス説もありますが、100年戦争は極論を言うと、イギリスも領土に持っている、フランス西部を基盤とするプランタジネット朝と、フランス王家の戦いですので。
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この回答へのお礼

イギリスともドイツ(普仏戦争?)とも戦争していますよね。
ドイツ人って何だか日本人と気質が近いイメージです。
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2008/03/17 22:39

2006年7月9日の「ジダン頭突き事件」以来、イタリアになりました。



by(自称)サッカーお馬鹿。

すみません。
運営スタッフに連絡してください。
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この回答へのお礼

あー、あったあった、ありましたね。
ジダンってどういう人か、よくは知らないですけど、世界のトッププレーヤーの一人な割りに情けない事件でしたね。
ありがとうございました。 

お礼日時:2008/03/17 18:19

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