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真言宗の家系は男がたたない、女系家族が多い、代が途絶えやすいということを聞きました。
このことについて、詳しくでも軽くでも良いので何か教えて頂けるとありがたいです。

よろしくお願いします!

A 回答 (1件)

真言に女系家族が多いという話は聞いたことがありますが、どれも陰謀論や妄想としか言えないものばかりです。

真言に女系家族が多いという主張を、統計をもって実証している例は見たことがありません。

真言宗は確かに妙な宗教で、他の日本仏教の立場からは、異端に見えます。この異端性が、真言宗に勢力争いで負けた天台宗の逆恨み、浄土宗や鎌倉仏教から見た時の批判材料になっている側面は否定できないと思います。

真言宗は遣唐使廃止以前の宗教で、日本が日本らしくなってくる平安時代の前の宗教です。当時は日本はまだ独立国家日本という性質が弱く、アジア文化圏の一部ととらえるべき状況でした。真言宗は、仏陀よりも偉いという大日如来という謎のキャラクターを本尊とし、神秘体験を重視するカルト的要素を持ち、かつ、勢力拡大のためなら本来の仏教にはないものを何でも導入するという特徴があります。例えば、真言宗の本家本元である四国の葬式に出席したことがあるのですが、明らかに通常の日本の色彩感覚とは違う黄色と紫のド派手な袈裟を着た坊主が登場、さかきの葉で死者に水を飲ませるという「神道かい!」と突っ込みを入れたくなるような儀式をもち、親子のきづなや上下関係を重視するなど儒教の影響も見られるという、何でもありの宗派です。

日本仏教の葬式の特徴として清めの塩がありますが、これも本来の仏教には存在しないはずのもので、神道の儀式が仏教に入り込んだものです。神道は死をけがれとして嫌うので塩をまいて清めるという行動を採るわけですが、本来の仏教に、死をけがれと見る思想はありません。浄土真宗の一派には、仏教の本来の立場に帰ろうと、塩をやめた流派もあります。真言宗は、こんなことを、一切、気にしていません。

端的に言うと、私は真言宗の特徴とは、次のようなものだと思っています。「仏教ではない。ヒンズー教と神道と儒教の混合だ」。
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