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「プレリュードとフーガ・No11」の「フーガ・へ長調(F調)」
「第1部・提示部」について。の質問です。
 (楽式論・石桁真著)

※1・(1小節め・アウフタクト)「第1声・中声」の「主題」の入り音は、「ド」です。
※2・(5小節め)「第2声・上声」の「応答」の入り音は、「ファ」です。
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では、質問です。
【質問(1)】
・「※2」の「第2声・上声」の「応答」の入り音の、「ファ」は
5度上の属音では受けず、「真正」ではなく
4度上なので、これは「変応」だと思うのですが、ここまでの解釈はいいでしょうか?
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もし、そうだとすると
【質問(2)】
・この「※2」の部分は、
「属調のI」(C)、または
「主調のV」(C7)、だと思いますが、
だとすると、なんで、入り音は「ファ」でいいんでしょうか?
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なんか、和声の「CまたはC7」には、そぐわないように思うのですが・・・。

(もちろん、対位法なので、和声学がどの程度まで適用できるのかわからないのですが・・・
また、コード構成音以外でも、悪くはないのでしょうが・・・)
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また、
・「小節」の数え方ですが、
「※1」のアウフタクトから「1小節め」と数えていいんでしょうか?(^^;

最初から、つまずいてしまいました・・・orz
お分かりになられる方。ご教授いただけると、ありがたいです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

質問1と2に関してはもう一度よく教科書を読んでみてね。

前に言ったように「属調」って決めつけることから離れて、「提示部は基本的に主調なのだ
」って思ってた方がいいかも。属調だと思い込んじゃうと「なぜ?」ってなっちゃうんじゃないかなあ。

アウフタクトとは指揮棒が振り下ろされる前の上がった状態のこと。1小節目の前にはみ出した拍のこと。

あー、釜飯食いたくなった。でも眠い!
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この回答へのお礼

質問1と2に関してはもう一度よく教科書を読んでみてね。前に言ったように「属調」って決めつけることから離れて、「提示部は基本的に主調なのだ
」って思ってた方がいいかも。属調だと思い込んじゃうと「なぜ?」ってなっちゃうんじゃないかなあ。
■そうですね。
この辺の部分の理解が、「非常ぉぉぉ」に、難しいです。(T◇T)

アウフタクトとは指揮棒が振り下ろされる前の上がった状態のこと。1小節目の前にはみ出した拍のこと。
■そうですか・・・(^^; ありがとうございますぅぅぅ

ちょっと、理解に苦慮していますので、一旦、閉じますですよ。
また、質問しますので。(^^; どうもありがとうございました。<(_ _)>

お礼日時:2008/03/20 22:19

徹夜の勢いに乗ってこいつもやっつけてしまおう。



>【質問(1)】
 ・「※2」の「第2声・上声」の「応答」の入り音の、「ファ」は
 5度上の属音では受けず、「真正」ではなく
 4度上なので、これは「変応」だと思うのですが

これが提示部での主調と属調のびみょ~な関係だって。F-durの属音から始まったわけだから属調C-durの下属音F(主調の主音)から始まるワケさ。これによってF-durが保たれているでしょ。長谷川p.243のii)を見てごらん。

>もし、そうだとすると【質問(2)】
 ・この「※2」の部分は、「属調のI」(C)、または「主調のV」(C7)、だ  と思いますが、だとすると、なんで、入り音は「ファ」でいいんで   しょうか?

第2声部が始まる場所の和声が曲の冒頭と同じ、なんて誰が決めた?
主調の属和音に支えられて(と感じられて)始まった主題は調を確立するために主和音へ移行する。その主和音の中から始まる第2声部の最初の音は属調の属音からは始められない。これが属音から始まる主題に対応する応答の宿命みたいなもの。最初はワケわかんないかもしれないけど慣れてくればずっと自然に聞こえてくるはず。辛抱、辛抱。

tomはピアノかキーボードを使って音にしてる? 質問を見ていると音にして確認しているとは感じられないんだけど。ヴァイオリンはもちろんだけどギターでもダメ。絶対に鍵盤で、少なくとも和声学で使う音域(男女合わせた人間の声域)が必要。

>・「小節」の数え方ですが、
 「※1」のアウフタクトから「1小節め」と数えていいんでしょうか?

アウフタクトは第1小節ではなく、理論上は最後の小節に含まれると考えるんだよ。

>最初から、つまずいてしまいました・・・orz

いいの、いいの。みんなつまずきながら大きくなるのだ!!
今日は原稿とtomのおかげですっごく勉強した気分。ありがと。
はい、次の質問どーじょ。

この回答への補足

徹夜の勢いに乗ってこいつもやっつけてしまおう。
・お待ちしておりました。お願いいたしますです。(^^;

>【質問(1)】
 ・「※2」の「第2声・上声」の「応答」の入り音の、「ファ」は
 5度上の属音では受けず、「真正」ではなく
 4度上なので、これは「変応」だと思うのですが

これが提示部での主調と属調のびみょ~な関係だって。
F-durの属音から始まったわけだから属調C-durの下属音F(主調の主音)から始まるワケさ。
これによってF-durが保たれているでしょ。長谷川p.243のii)を見てごらん。
■2006年 第31版でも、同じページ、通用してしまうんですね。。。   (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
なので、まだ、ピカピカです。(^^;
さすがは、クラシックの世界ですね。参考書も普遍なのでこんなときは、便利ですね。
・ちょっと、この回答部分は、すぐには理解できないので、また、後回し・・・(^^;

>もし、そうだとすると【質問(2)】
 ・この「※2」の部分は、「属調のI」(C)、または「主調のV」(C7)、だ  と思いますが、だとすると、なんで、入り音は「ファ」でいいんで   しょうか?

第2声部が始まる場所の和声が曲の冒頭と同じ、なんて誰が決めた?
主調の属和音に支えられて(と感じられて)始まった主題は調を確立するために主和音へ移行する。
その主和音の中から始まる第2声部の最初の音は属調の属音からは始められない。
これが属音から始まる主題に対応する応答の宿命みたいなもの。
最初はワケわかんないかもしれないけど慣れてくればずっと自然に聞こえてくるはず。辛抱、辛抱。
■ここも、( ̄ー ̄?).....??アレ??
状態のため、後回し。。。

tomはピアノかキーボードを使って音にしてる? 
質問を見ていると音にして確認しているとは感じられないんだけど。ヴァイオリンはもちろんだけどギターでもダメ。
絶対に鍵盤で、少なくとも和声学で使う音域(男女合わせた人間の声域)が必要。
■ ギョッ!Σ(・oノ)ノ
すっすっ、するどいですね。。。 ( ̄ー ̄; ヒヤリ
あまりの「難度」の高さに、「音の確認」すら手が回りませんでした・・・orz

この状態で、「フーガ」作曲しよってんですから、無謀なチャレンジャーですね。(^^;
次々回あたりから・・・確認してみます。f(^^;


>・「小節」の数え方ですが、
 「※1」のアウフタクトから「1小節め」と数えていいんでしょうか?
アウフタクトは第1小節ではなく、理論上は最後の小節に含まれると考えるんだよ。
■そうなんですか。
「アウフタクト」とは、この「部分」のことを意味してるんでしょうかね?
てっきり、「一拍」とか、出だし・拍子の早い部分は、全て「アウフタクト」だと思ってましたが・・・。
ということは、この最初の部分は、「1小節」めではなく、「アウフタクト」といえば、「ここだけ」を指すんですかね?


>最初から、つまずいてしまいました・・・orz

いいの、いいの。みんなつまずきながら大きくなるのだ!!
今日は原稿とtomのおかげですっごく勉強した気分。ありがと。
はい、次の質問どーじょ。

「演奏」目的の場合でも、それなりに、理解は必要なんてしょうが、
「作曲」目的の場合だと、漠然とした理解では、書けないので
徹底的に理解・分析しないとならないので、苦慮しています。

なので、「一音、一音」の意味が、なんでそうなのか、考えているのですが、どうも、「提示部」のこの、第2声の「属調」の部分が、どうも、よく、わかりません。

まだ、「フーガ」全体は理解できませんが、たぶん、この最初の提示部の部分が、難解?なんではないでしょうか?

たぶん、ここをクリアーすれば、結構、後はなんとかなりそうな予感がするのですが。。。
では、とりあえず、また、後で・・・

どうもありがとうございました。<(_ _)>

補足日時:2008/03/20 19:21
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