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オール電化で新築です。
エコキュートを入れる予定ですので、
「温水式」床暖房が良いかと思っていたのですが、
「ヒートポンプ式」床暖房というのがランニングコストも安くて良い(?)と聞きました。
一体どういう違いがあるのでしょうか。

A 回答 (6件)

ヒートポンプとは、熱をくみ上げることを動作原理のことをさします。



代表的な機器ではエアコンです。
冷房の時は、室内の空気の熱をくみ上げて、室外に出します。
暖房の時は、室外の空気の熱をくみ上げて、室内に出します。
http://blog.livedoor.jp/yomiuri_denki/archives/5 …

空気→空気なら空調機、空気→水なら給湯器となり、この給湯専用の給湯器をエコキュートと呼んでいます。
http://www.tepco.co.jp/life/custom/e-diet/heatpu …

外の空気でなく、外気温の低い寒冷地では地中熱を利用する場合もあります。
また、圧縮機を動作させる動力に電気を利用する場合が多いですが、ガスエンジンなど、必ずしも電気であるわけではありません。

特徴としては、非常にエネルギー効率が高いことです。
エアコンの場合は、カタログにCOP(エネルギー消費効率)やAFP(通年エネルギー消費効率)として5~6、エコキュートの場合COPが4~5程度の値が書かれています。
http://www.jraia.or.jp/product/com_aircon/jis_03 …

つまり、COPが5だった場合、投入した電気エネルギーの5倍の熱エネルギーを得ることが出来るわけです。具体的に言えば、100Wの電力消費で、500Wの熱量が得られます。要は、電気代が1/5にもなるわけです。
これに対して、電気をそのまま熱に変える(電熱原理、電気ストーブや電気給湯器などヒートポンプ以外全て)と100Wの電力消費で、100Wの熱量にしかならず、灯油・ガスと比較して、発電ロスが大きいなどで、一次エネルギー効率は非常に低いものとなっています。

ヒートポンプによりランニングコストがどの程度変わってくるかは、こちらが分かりやすいでしょう。
http://t-ohshita.com/2007/12/20071218-1150.html
http://www.yasuienv.net/EcoPremium/EPLabAllElec. …

COPが5だった場合、電気代は1/5になりますが、さらにエコキュートのように電気代約1/3の深夜電力を使うと、
1/5 x 1/3 = 1/15
と1/15にもなります。

床暖房に話を戻すと、ヒートポンプの床暖房は、温水式です。
http://www.eccj.or.jp/scnet/words/word_21.html
床暖房付のエコキュートは、少ない面積しか対応出来ませんが、その場合には最もランニングコストは安いでしょう。

なお、寒冷地でのヒートポンプの効率は落ちますが、-20℃でもCOPが2以上のエコキュートが出ています。
これは、ヒートポンプの動作は、絶対零度=-273℃が基準になりますので、0℃を下回るとすぐに使えなくなるわけではありません。
http://www.tepco.co.jp/life/custom/e-diet/heatpu …
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ヒートポンプ式の床暖房も温水式床暖房です。

温水を作るのにヒートポンプ・・つまり熱ポンプ・・熱をくみ上げるということです。熱をくみ上げるのであって、電気で熱を作るわけではないので使った電気の5~6倍もの熱を取り出せるのでランニングコストが安いのです。エアコンは夏は室内の熱い空気の熱を外にくみ出して冷やします。逆に冬は外の熱を室内にくみ上げてきて暖房します、使った電力の約3倍温めます。お湯を作るときはもっと強力な炭酸ガス使用のヒートポンプで、使用電力の5~6倍もの熱を取り出せます。エコキュートはこの熱で、しかも3分の1のお安い深夜電力で給湯器にお湯を作ってためておき、昼間使うので給湯費が特に安くなります。ヒートポンプ式の床暖房でも同じ方法で熱を作りますが、使用するときの電気料金がかかるので、給湯機ほどお安くはなりませんが、効率の良い分だけ安くはなります。深夜電力利用の蓄熱式ヒートポンプ式の床暖房は今はまだないようです。
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温水式といっても、循環液を温める熱源が電気式、ガスボイラー式、灯油ボイラー式といろいろあります。


ランニングコストはLPガス>都市ガス>電気(深夜電力)>灯油の順ですが、現在は灯油も高いので深夜電力の方が安いかもしれません。

ヒートポンプ式は電気だけですが、COP(エネルギー消費効率)が3くらいありますので、電気1に対して3倍のエネルギーが得られます。
ヒートポンプ式の床暖房のほとんどはスイッチONで動く為、割安な深夜電力だけで動かすことはできません。
時間帯別電灯契約だと日中の割高な電気で運転することになりますが、COPが高い分、使用する電力も1/3で済みます。
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「温水式床暖房」は(深夜電力契約)で温水器内にお湯を溜めます。


お湯の熱源は、温水器内のヒーターです。
温水器に溜めたお湯を「床に配管したパイプ」に流す事で床を暖めます。

「ヒートポンプ式床暖房」は(季節別時間帯別電灯・電化上手契約)で貯湯ユニットにお湯を沸かして溜めます。
お湯の熱源は、貯湯ユニットの隣のヒートポンプユニットです。
貯湯ユニットに溜めたお湯を「床に配管したパイプ」に流す事で床を暖めます。

ヒートポンプは、温水器のヒーターの3倍~5倍の熱効率を誇ります。
(同じ電力で3倍~5倍のお湯が沸かせます。)
この熱効率の違いがランニングコストの違いです。
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ヒートポンプは 


温度の低いところから熱を吸収し
温度の高いところへ熱を放出する 仕組みです(熱を発生させるわけではありません)
(温度の低いところを室内にした場合は エアコンの冷房です)

水ポンプは、水を低いところから、高いところへ押し上げる装置です(低いところで水を吸い取り 高いところで放出する)

水ポンプの水の代わりに熱を移動させるので 「ヒートポンプ」と呼ばれています
 水も熱も 高いところから低いところへは自然に流れます
ポンプやヒートポンプは この流れを逆流させます

夜間電力による蓄熱式は 必要なときに熱を発生しません、蓄えていた熱を放出するだけです(必要なときに熱を発生することもできますが、その時は高い通常電力を使用するので、料金が2・3倍になります)

夜間電力を使用した機器は、設備設計が不適切で、夜間電力だけでまかないきれない場合には 非常に割高になります
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ヒートポンプ式は空気を圧縮して熱を発生させるので


現状では通常の方式より効率が高くなります
深夜電力を利用し蓄熱式にすると格段にお安くなります

外気が高ければ高いほど暖房効率が上がる優れものですが
外気が0度以下になる日が多い地方では注意が必要です

この回答への補足

ヒートポンプ式は、エコキュートの様に深夜に「お湯」をつくるのではなくて、
「熱」をつくるのですか?
その作業を夜に行えばもっと安く熱が作れるという事で良いのでしょうか。
無知ですみません。

補足日時:2008/03/24 09:31
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