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米の大統領選のニュースにはもう厭きました。
州ごとに選挙日が違うようですが、あまりにも長期間にわたりすぎています。
候補者はお金がかかってしたかたありません。
お金持ちしか立候補できないと思います。
日本では成立しない方式です。
こんなだらだら選挙になったのはどういった経緯があるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 最近、似たような質問にお答えしていますので、そちらをご覧に


なってみてください。簡単にまとめると「 何人もいる候補者の
絞込みに時間が掛かるから 」ということが理由です。

 また#1さんご指摘の通り、大統領選挙の本番は1ヶ月程度なの
日本と変わりません。あくまで各党の候補者を決める予備選挙に
時間が掛かっているのです。

> お金持ちしか立候補できないと思います。

 選挙にかける費用はおもに献金で集めます。ヒラリー氏は自分の財産を
5億円ほど投入していますが、それは自分が支援団体に寄付をするという
形を用いています。それに議員や知事の実績がない人が大統領選挙に出馬
することは現実的ではなく、そういった議員らは献金のノウハウがあるので、
別に本人が金持ちかどうかは立候補の可否に関係ありません。

> 日本では成立しない方式です。

 いえいえ、実は日本でも同じようなことをやっています。選挙の立候補者を
決める手順を公開しているか、水面下でやっているかの違いです。最初から
すんなり候補者に決まる選挙区なら無風で済みますが、党の公認を得るのに
ものすごい戦いになっている選挙区はたくさんありますよ。

 それこそ岐阜から東京に鞍替えした佐藤ゆかり議員がいい例でしょうね。
鞍替えが決まるまでどれだけの街頭演説、支援者集会、党への陳情、決起
集会があったことでしょうか。選挙資金集めもかなり行なわれているでしょう。
杉村太蔵議員を巡る動きは今でも続いてます。いつあるかどうかわからない
衆議院選挙に向けての動きですから、ある意味こっちのほうが大変です。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3839614.html
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あれは、アメリカ人の「国家規模イベント」だそうですよ。


アメリカ在住の町山智浩さん(映画評論家)が言ってました。
つまり、アメリカ人はあの1年間に渡って楽しんでいるらしいです。

官僚国家の日本と比べ、大統領が誰になるかで自分たちの生活が
ガラリと変わる(ついでに官僚組織も日本に比べ大幅に変わる)
アメリカでは、もしわずか数週間で大統領が決まると、後で言う事を
聞かない人たちや公共組織が生まれる可能性があるのです。
戦争が常に存在しているアメリカ人にしてみたら、1年かけて
大統領を決めなければならない宿命なんですね。
じゃ、どうせなら大統領(ある意味、王様)を決める作業を
楽しんでしまおうという思考のようです。

昔は、国が広いから・通信手段が原始的だったから長期に渡って
選挙が行われてましたが、今では政治イベントとして継続されてます。
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どこの選挙でも、候補者選定から含めればあのくらいの長さになります。


日本の選挙は党員による予備選挙がないので、いきなり本選があって数週間で終わるように見えますが、1年くらい前から立候補予定者は動きますし、お金もかかっています。
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ANo.1の方の回答に加えて、、、



長い選挙戦を戦うことで、候補者は選挙民から徹底的に観察されます。
その人物が合衆国大統領としてふさわしいかどうか。。。

短期間なら表面を取り繕えても、長期にわたって世間にさらされれば、人間はかならず本性が出ます。

そうやって、「こいつには核のボタンを預けても大丈夫だ」とタイコ判を押された人物が、大統領になります。
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まず前提として、今やっている「選挙」は民主党と共和党の候補者を決める選挙で、日本で言えば自民党と民主党の内部選挙です。

ただし、公費を使ってやるところが不思議なのですが。正式の大統領選挙自体は10月からの1ヶ月程度で終わります。

>こんなだらだら選挙になったのはどういった経緯がある

理由は2つです。

一つは、アメリカはユナイテッドステーツで、州が一つの国家だからです。州権は私たちが思っているよりもはるかに強く、独自の軍隊や法律を持っています。だから学校制度が違ったり、タバコや酒の年齢制限、ギャンブルやポルノ、売春まで合法・非合法が州によって違います。それを連邦政府が「合理的」に整理統合することは、州権の侵害になりますから、非合理?だと思っても手が出せないのです。

もう一つは、情報手段・交通手段が今ほど発達していなかった時代のなごりだと思えば良いでしょう。江戸時代の日本だと、江戸の事件が早馬を飛ばせば数日で京都・大阪まで届いたそうですが、アメリカは国土の広さが桁違いです。一つの州で、日本全土よりも広いところ(例えばテキサス)があります。しかも、18世紀から19世紀の特に西部アメリカは日本よりも交通は全然整備されておらず、人口密度も少なかった。そうした場所で制度としての民主主義を具体化しようとすれば、地区毎に何日かかけて人が集まって投票する、その結果をもう少し大きな規模で集約する、その結果を州毎に集計する、というように、時間をかけて投票を積み重ねていくしか無かったのでは無いかと思います。

もちろん合理的にやろうとすれば、今の時代ですからできるのでしょうが、選挙制度というのは、日本でもそうですが「合理性」だけでは上手くいかない部分が多々あるようで、結果的に21世紀になってもこうなっているということでしょう。
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