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「ガンダム」シリーズで私は00から観始め、次にSEED,SEED Destiny
と見てきて、わかいおさむ さんのアムロのモノマネや、最近発売
されているブルーレイディスクでのファーストシリーズの劇場版などの話題で、ファーストガンダムも見てみようと思ったのですが、SEEDを境にガンダムの作品性と言いましょうか、それがぜんぜん違うようで、ファースト世代の方やファーストが好きな方々のなかには、SEED以降の作品に対して「キャラクターが女性向けに美形になってあまり好きでない」、「劣化している」など
の意見がある方が多々いる、という話を聞きました。
私は、ガンダムは00を目にするまで、
ロボットものに対して暑苦しいイメージがありました(ファンの方々すみません)。キャラクターが濃い線で書かれているのが好きではなかったんです。

少し長くなりましたが、質問です。
SEEDを境にして、どのような違いがあるのでしょうか。また、ファーストガンダムの感想も書いて頂ければ幸いです。
ご回答、よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

>「キャラクターが女性向けに美形になってあまり好きではない」



実はこれ、1.stガンダム時代にも言われてました。
ガンダムが初放送された1970年代のロボットアニメのキャラクターは、スポ根(スポーツ根性の事です)
物と同じような、熱血漢、勇ましい容姿で、悪く言えばSF風のバタ臭いデザインでした。
(ガッチャマンやマジンガーZのようなキャラ、と言えば分かるでしょうか?)
それまでは、安彦良和先生のような線が細く、柔らかい絵柄をロボットアニメのキャラクターに用いる作品は
ありませんでした(安彦先生デザインは勇者ライディーンから)。
当然ロボットアニメは、男の子だけが観る番組でした。
シャアやガルマに代表されるキザな設定と相まって、キャラクターが女性の人気を得て、女性のアニメファン
を生み出したロボットアニメは、1.stガンダムが始まりだと思います。
(時代を感じますが、色々な意味で偉大な作品ですね)
女性にも受け入れられるキャラクター作りは、何もWやSEEDからの話ではないと思うので、あまり気にする
必要は無いと思います。

ガンダムシリーズは全部は観ていませんが、00は観てました。
自分も古い人間なのでSEEDは敬遠していましたが、別作品で平井久司先生の絵も良いと思い始め、
そのうち観てみようと思っています。
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この回答へのお礼

どうやら私は1stガンダムに対して、先入観を持っていたようです。
そうですよね。確かに「時代の違い」というのもありますよね。
 ご回答頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/31 08:43

言われてみればどのような違いがあるんだろうね?


いや、一目瞭然って言われればそうだし、でも具体的にどこ?って言われると「え・・・絵柄?」ぐらいに曖昧になっちゃうし・・・。

とりあえず、僕自身の感じた事を書きます。

個人的には安彦画とか美樹本画が好きなんだよね。6~7頭身の現実的な劇画調(いや、たまに8頭身とかあるけど、それは白人とか黒人だからやっぱり納得出来る)。思えば、人種の書き分けが上手かった気はするね。(特に安彦さんは。中東顔書かせたら右に出るものはいないんじゃないかな?今だったら太田垣康男さんぐらいかねぇ?)
現実的な非現実感(?いや、自分でも何言ってるか分かんないけどwなんつうかな。海外旅行する感じ?)。世界観が大きく感じられるんだよね。
ガンダムとかああいう戦争モノはさ、日本でちまちまやるもんじゃないだろ?出演者がみんな日本人とか「なんて劣化版ハリウッド?(ハリウッド映画の特徴として、とにかく皆英語で喋ると言う特徴があった。中東の話なのに英語とか。ロシアの話なのに英語とか。ディズニーもそうだね。)」と言いたくなる。

う~ん。SEEDとか00はあんま見てないからちゃんとした意見ではないけどさ。なんつうか「みんな日本人」ってイメージがぬぐえないのよ。強いて言えばSEEDのムウはかろうじて外国人だと思えたかな。ほんとそんぐらい。あと皆日本人(?まあ、日本人だろうな)。学園モノだとしか思えなかった(初回ぐらいしか見てないからあれだけど)
00なんていきなし「刹那」でしょ?それは流石にないだろ・・・と萎えてしまった。顔は思いっきし子供(というか、良いとこの坊ちゃん)なのに職業軍人だしさ。変に悟り開いてるっぽいしさ。その辺が受け付けなかったんだよね。

メカは良いよね。この前00の映像見たんだけどさ。凄いね。いや、凄くリアルだよ。悔しいけど燃えました。
でも、それがガンダム出てきた瞬間にぶち壊しになる。「おいおい・・・宇宙人でも攻めてきたのか?」まあ、それがあの作品の世界観なんだろうけどさ。でもあまりにも突飛だよね。なんでそんなに技術力に差があるの?って思う。


年々、変な方向に行ってるとは思うな。単なるオッサンの戯言かも知んないけどさ。
00と比べればまだSEEDは納得出来た。そこまで技術力に差は無かった。登場人物の名前もまだ許容出来た(っていうか、別に変じゃなかった。)
その前のガンダムWもまだ良い。まだ良いというか、あれは面白いと思う。00と一緒だろ?って言われれば確かにそう見えるけどさ。でも、なんて言うかな・・・違うよ。(00見てないからホントはそんな事言っちゃいけないんだけどさw)
∀ガンダムは文句なしだね。あれは良い。


ここまで書いて思ったけど、キャラデザなんじゃないかね?一番の要因は。設定も重要かも知れないけどさ(例えば、リアルロボットならリアルロボットなりにスーパーロボットは出さないみたいな)。でも、やっぱ気になるのはキャラデザだよ。
「なんであの人そんな良い服ばっか着てるの?実は裕福なの?」みたいな事ってあるじゃん。そういうのはやっぱ違和感に通じるよ。あと、前述したけど「みんな日本人にしか見えない」みたいなのも僕にとってはマイナスだった。
リアリティって大事だと思うんだよな、うん。
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この回答へのお礼

確かに。。。そう言われて見れば、「リアリティ」というのも重要な要素ですよね。  アニメは「見た目」だけでは決められませんよね。
 ご回答頂き、ありがとうございまいた。

お礼日時:2008/03/31 08:47

>キャラクターが女性向けに美形になってあまり好きでない


これは個人の好みかもしれません。ガンダムWでもそういう人はいました。仕方が無いでしょう。
>劣化している
これは1stやZのストーリーを真似ている部分が多かったり、安易にザクやグフといった、1stのメカを出してしまったからではないでしょうか(しかも目立った活躍もほぼ無く)。
私はZから本格的に見始めた人間ですが、SEEDや運命はそれなりにみていました。序盤は面白いとも思えたし、今後どうなるかと期待はしていたんですが・・・やっぱり駄目でした。決して素材は悪くなかったと思いますが。
>SEEDを境にして、どのような違いがあるのでしょうか
画像が奇麗になったりして、良いとは思います。ただ、脚本がお粗末だったのがちょっと。美形も良いと思いますが、中身がなければ。
1stに関しては、
じっくりと見る。変に登場人物に凄さを求めようとしない(超人だったり、ものすごい天才だったり)として見ると、面白かったです。
とにかく、色々な人がいて、色々な考えをもって行動していて、そういった部分でリアルロボットアニメだと思います。
(ちなみに私も00はSEEDよりも良かったと思っています。)
長文失礼しました。
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この回答へのお礼

‘じっくりと見る。変に登場人物に凄さを求めようとしない(超人だったり、ものすごい天才だったり)として見ると、面白かったです。‘

。。。そこが初代ガンダムの面白さなんですね。
長文でご回答頂き、誠にありがとうございました。
一話目からじっくり観ていこうとおもいます。

お礼日時:2008/03/31 08:51

>「キャラクターが女性向けに美形になってあまり好きでない」


というのは、ガンダムWで既に行われている事であってSEED以降の21世紀ガンダムシリーズ特有の事ではないです。
それに、ファーストガンダムでキャラクターデザインをされた安彦良和氏も当時の女性アニメファンが熱狂した美形キャラを描くアニメーターだったので先代からその傾向が無かった訳ではないです。
単に安彦さんの描くキャラクターの特徴として、男が好む渋い中年キャラクターを描き分ける上手さがあるかないかの違いでしかないです。
安彦さんの描くモブキャラクターは、端役であるにもかかわらず存在感を持った味を持っているのも特徴です。
美男美女とその他みたいな極端に描かれていなくて、地続きの世界のように色んな人が住んでいると思える深みがキャラクターから感じ取れたのもデザイナーの差であったり、監督が求めているガンダムにおける世界観の差が出ているように思います。

>SEEDを境にして、どのような違いがあるのでしょうか。
大きく違ってくるのが、放送局がテレビ朝日系列からTBS系列に変わった事で、局のプロデューサーの制作方針が変わった事が挙げられます。
旧来のガンダムは、ロボットアニメで戦争を題材にしていても戦争の善悪や反戦といった色がほとんどなく「宇宙戦記物」の色合いが強いのが特徴。
その辺の根っこにあるコンセプトが違っているので、そういった思想的な部分が賛否になっているのが21世紀ガンダム。
 また、演出面でもデジタルアニメ化した影響が強く出ており、戦闘シーンでの止め絵の乱用&ドラマのシーンでカットをころころ変えるなど、最近のアニメ特有の演出が目立つのも21世紀以降のガンダムが象徴している違い。
脚本も男性よりに書かれていたものが、女性向けに書き換えられているなど、近頃の少年ジャンプのように男の楽しむものだったものという表面を持っていながらターゲットとしている層が異なる為に違和感が強く出てしまっているともいえます。
よりライトノベル色が強くなり、10代の少年達の物語としての趣が強く、大人との軋轢であったり社会との葛藤の中で子供が大人へと成長していくドラマが希薄化したのも時代の移り変わった社会性が出ていると思います。

>キャラクターが濃い線で書かれているのが好きではなかったんです。
ロボットアニメも色々あって、女性が好む系統のロボットアニメは多く存在します。
「天空のエスカフローネ」は元々アニメの企画ですし、「魔法騎士レイアース」といったCLAMPの代表作もありますし、「魔神英雄伝ワタル」や「NG騎士ラムネ&40」や「リューナイト」など女性ファンの多いロボットアニメも少なくありませんよ。
特に90年代に入ってからは、男の子だけをターゲットにしたロボットからの広がりが見えてきた時期になります。

>ファーストガンダムの感想も書いて頂ければ幸いです。
ファーストガンダムは、少年が青年へと成長する群像劇であり、大きな戦争を舞台にした大河ドラマのようなドラマの厚みがあります。
1979年という時代をもって考えるとそれ以前のアニメの持ってたロボットアニメの常識を根底から覆したのがこのガンダムというロボットアニメでした。
初めて見たのは幼稚園頃、そして成長して行く過程で何度も見返す事になるのですが、その度に印象や感想そして見ている部分が変わっていきます。
小学生の頃はアムロ(主人公)目線で見ているのだけど、次第に中学高校になってくるとホワイトベース(主人公側の戦艦)の中で起こる出来事に関心が移り、大学・社会人になってくるとブライト(若干20代前半の若さで艦長を任された登場人物)の苦悩であったり社会に出たときに感じた困難や挫折を感じ、大人になるとジオン兵(敵)の置かれている生活であったり彼らが戦う意味がわかったり、アムロの母との別れの話など若い頃にはちゃんと理解できていなかったような大人の話が理解出来るようになってくるのです。
子供向けのロボットアニメでありながら大人のドラマが描かれていたのがファーストガンダムの魅力です。
根強く30年もの間人気が衰えない秘密はそういった、その時見た年齢によってドラマの奥行きが変わってくるところにもあります。
勿論、連邦側のMS(ロボット)だけじゃなくジオン側のデザインが秀逸だった事も挙げられますけど。
他にも音楽に渡辺岳夫さんといった名作曲家が参加していて魅力的な音楽が劇中に流れていたというのもあります。

最近のガンダムは特にアニメアニメしていましたが、この時のガンダムは特に監督富野氏の映画志向が強く映画に対抗する為のドラマをアニメの底辺であったロボットアニメでやろうとした情熱がフィルムから感じられるのがファーストガンダムの魅力だと私は思っています。
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この回答へのお礼

とても丁寧にご回答頂き、ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2008/03/31 08:52

私は最初のガンダム、ガンダムZ、ガンダムZZ、オリジナルでは0080、0083位でとまっているものです。



SEEDなどは、耳にはしますが絵がキライです。
美形になっている、との意見、絵がどれも同じに見えます。「銀河英雄伝説」は美形かもしれませんが内容はしっかりしています。要は内容がしっかりしていれば良いので私もSEEDを避けずに見なければならないのですがどうも入りにくいです。

感想)
ガンダム初代、Z、ZZは決して続き物ではないのですが、初代のキャラクターがZZでも出てきたりします。また、内容はガンダム(真面目)、Z(シビア)、ZZ(多少オチャラケている)といった具合でしょうか。私としては順番にみていってほしいです。
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この回答へのお礼

貴重なご意見、ありがとうございました。

順番どおりに観ていこうと思います。

お礼日時:2008/03/31 08:54

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