WindowsXPのCD-R書き込み機能で書き込み方式(DaO等)を選択

よろしくお願いします。
今回の質問に至った経緯はこうです。
まずCD-Rの特徴として上書きができないと認識していたのですがトラックアットワンスという方式を使うとどうもファイルを追加できるようですね。
それを知らずに最初追加できたときはとても驚きました。
CD-Rなのにどうして上書きできるのだろうと思い色んなファイルを追加実験してしまったからさあ大変。
実験で用いたこの不要ファイル郡。
なんと削除できないではありませんか。
これでCD-Rの特徴を理解することになるのですがウェブを調べているとどうやらこれらのファイルは仮想的に削除することができるらしいのです。
しかしそれを実現するには高価なライティングソフトが必要になってしまいます。
そこでWindowsXPの書き込み機能でこれを実現できないかと考えたのです。
それが無理なようであればやむなくライティングソフトの導入となるわけですが、その場合は皆さんにお勧めのソフトをご紹介いただきたいと思います。
お勧めと言うのは、ようは価格です。
安ければ安いほどベターです(願わくはフリー)。
詳しい削除の仕方を教えてください。
回答お待ちしてます。
またWindowsXPの書き込み機能において書き込み方式を選択することはできますか。
デフォルトではトラックアットワンス方式に設定されているようです。
書き込み方式が自由に設定できれば今後の使い勝手が飛躍的に上昇しますものね。

No.2 ベストアンサー 回答者： parts 回答日時： 2002/10/28 08:36

再回答です。

Ｑ／ライティングソフトを買ったとしても新規のCD-Rをフォーマットしないとパケットライト方式は利用できないということでしょうか。

Ａ／そうですよ。当然です。パケットライトはＵＤＦでしか使えません。通常WindowsXP上で作るCDは、ISO9660（CD-ROM規格）に準じたCD-ROM-XA-Mode2を利用しており、パケットライトとは異なります。ちなみに、市販のライティングソフトでEasyCDCreaterの除く製品でもこの書き込みは標準書き込みモードではありません。（まあ、書き込み設定を変更すれば他のライティングソフトでも書き込めます－通常多くのライティングソフトが設定を変更せずサポートするデフォルト書き込みモードはXA-Mode1です＊－）

＊一つ注意事項として、他のライティングソフトでXA-Mode1で書き込んだクローズド処理をしていないCDメディアはWindowsXPでは何ら問題なく書き込めます。ただし、その時、XA-Mode2で追記されるため、一つのメディアに複数の書き込みモードが混在するようになり、一部ドライブで再生できなくなる場合があります。（ちなみに、逆にXPで書き込んだディスクを他の市販ライティングソフトでXA-Mode2以外のモードで書き込むことはできません）


Ｑ／この不要ファイルのたくさん詰まったCDを何とか整理したいのですがやはりダメでしょうか。

Ａ／ダメですね。

Ｑ／またWindowsXPの書き込み機能については限定的なお試し機能ということですので書き込み方式を選択するなんていうことは出来ないのでしょうね。

Ａ／できないですね。書き込み速度の設定とエラー訂正（ドライバによる）の設定ができるぐらいですかね。

Ｑ／トラックアットワンス方式を提供しているのならば最も基本的なディスクアットワンスも利用可能なのでは

Ａ／CD-Rの最も基本はDisc At OnceではなくあくまでTrack At Onceです。何故なら先の回答でも挙げたように追記型光ディスク（CD-R）や書き換え可能なCD-RWの能力を生かせる基本が、これだからです。
CD-ROMがDisc at onceとなります。WindowsXPでは最低限の機能として、Track At Onceのみサポートします。残念ながら、Disc at once及び、Session At Onceはサポートしていません。（たしか、CDのクローズ処理＜追記禁止＞もサポートしていないはずです。）

いかがでしょう。だからWindowsXPのライティング機能は本格的にCDに書き込むなら不向きです。どちらかというと市販のCD書き込みソフトを購入されて、それに統一された方が良いです。

この回答へのお礼

再回答ありがとうございます。
丁寧なご説明を頂きCD-Rについての知識をさらに深めることが出来ました。
XPの提供する書き込み機能がきわめて低レベルな事も理解しました。
ただしお教えいただいた「書き込み速度の設定とエラー訂正（ドライバによる）の設定」については興味があるので、よろしければお暇なときにやり方を教えて下さい。
CD-Rは缶ジュースよりも安く買えるのでこのディスクは廃棄して新しく作り直すことにします(ただし20束で買ったCDが19枚になるのは気分的には嫌ですね)。
ライティングソフトについてはパケットライト方式ができるヤツをお店に見に行ってきます。

お礼日時：2002/10/28 16:19

No.3 回答者： parts 回答日時： 2002/10/28 17:40

Ｑ／「書き込み速度の設定とエラー訂正（ドライバによる）の設定」について

Ａ／書き込み速度は、CD-R/RWドライブを右クリックしプロパティを選択するとドライブのプロパティが表示されます。そこの書き込みという項目に速度とイメージデータ（書き込み前にテスト書き込みに使う領域）を収録するドライブの選択設定があります。

エラー訂正については・・・勘違いだったようです。すみません。こちらの有無を設定するには対応したライティングソフトが必要のようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
先の回答を含め今回はかなり勉強になりました。
質問して良かったです。
ところで以前にも回答いただいたことがあると思ったら
なんと、とても多く回答をなさっている方だったのですね。
いやはや頭が下がります。
しかし今後も質問することがあるかと思いますがその時はまたよろしくお願いします。

お礼日時：2002/10/29 01:35

No.1 回答者： parts 回答日時： 2002/10/27 15:24

まず、先に次のミスが発生しないようにCD-Rの特徴を説明しておきます。

CD-Rは追記型光ディスク（追加型CD）といいます。Recordableの略です。ここまでは、理解されていらっしゃるようですが、書き込み方式は４つあります。

１つは、Disc At Once（ディスクアッとワンス）という、CD-ROM（音楽CDや映像CDを含む市販のデータが入ったプレスCD）互換の書き込みができるもの。
音楽CDを作成するときや人にPhotoCDなどをプレゼントされるときには、絶対にこれを使いましょう。これはモラルで、古いPCではTrack At Onceを読めない物もありますからね。追記はできませんが、マスターCDとして認識できる最も互換性の高いメディアを作れます。
（TrackAtOnceの１度目の書き込みから追記禁止を実行した場合も同等になる）

２つ目が、ご利用のTrack At Onceですね。これは、CD-R用書き込みで、CD-Rを最大限活用するには適しています。追記禁止にしていなければ後から追記も可能です。
ただし、追記の度に１４ＭＢ前後のリードインデータを消費します。（簡単に言えば、最初の書き込みを除き２回目以降繰り返し書き込むと１ＭＢの書き込みでも１ＭＢ＋１４ＭＢのデータ量を書き込むことになる）

３つ目が、Session At Once（セッションアットワンス）というもの、Track At Onceでは欠点として、リンクブロックという継ぎ目がデータとデータの間に入る構造です。それをなくすのが、Session At Onceです。追記も可能です。（これも追記を繰り返すとリードインが記録されます）


４つ目が、ご質問の書き込み規格。PacketWrite（パケットライト）です。規格には主に２規格あり、PacketCD規格（アプリックスが国内出荷）とDirectCD規格（Roxio）があります。この書き込みは特殊な規格で、パケットライトソフトという一般のライティングソフトとは別のライティングソフトが必要です。PacketWriteはUDFというCD規格にはない特殊フォーマットを用いますから、個人での利用目的以外での配布向けには絶対に使わないことをお奨めします。この書き込みではエクスプローラ上からあたかもフロッピーディスクに書き込むようにデータを書き込めます。先の規格とは別にＵＤＦでのフォーマットが必要。
主に、CD-RWを利用する場合にベストな規格です。CD-Rではクローズ処理かUDFリーダーを利用しないと他のPCで再生できません。（一度クローズすると追記はできません）



Ｑ／ウェブを調べているとどうやらこれらのファイルは仮想的に削除することが・・・

Ａ／まず、これはあくまで仮想的で、書き込めるエリアが増えることはないですよ。たとえば、CD-RにPacketWriteで書き込んだ１００ＭＢの書き込み済みデータから５ＭＢを削除しても、書き込んだ１００ＭＢの領域が９５ＭＢになることはありません。あくまで、見かけ上見えなくなるだけです。CD-RWでは別ですけどね。


Ｑ／そこでWindowsXPの書き込み機能でこれを実現できないか

Ａ／できません。

Ｑ／安ければ安いほどベターです(願わくはフリー)。

Ａ／フリーはないです。B'sRecorderGOLDやwinCDRなどを買えば付いてきますね。Windowsのライティング機能ははっきり言って、限定的なお試し機能ですから、これらの市販のライティングソフトを買って、PacketWriteソフトも揃えるのが一番安いですね。
（WindowsXPのライティングはRoxioのEasyCDCreaterをベースとした最小限のBASIC版より下位のライティング機能で、書き込みができるというだけです。）

Ｑ／詳しい削除の仕方を教えてください。

Ａ／ソフトをインストールし、新規のCD-R／RWディスクをフォーマットしたら、データをエクスプローラやマイコンピュータ上から自由に書き込み書き換え、消去可能になります。これだけで、詳しい方法などないです。
ただ、CD-RではこのPacketWriteの書き込みはお奨めしませんけどね。実質消去しても意味がないですからね。
CD-RWなら本当にFD感覚で使えるようになり良いですが・・・

参考URL：http://www.aplix.co.jp/cdr/support/handbook/

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
CD-Rについて知識を深めることが出来ました。
ディスクアットワンスという方式が私が思い浮かべていたCD-Rの書き込み方式で他の3つの方式を知らなかったのが今回の敗因ですね。
ここで新たな質問なのですが(高価な)ライティングソフトを買ったとしても
新規のCD-Rをフォーマットしないとパケットライト方式は利用できないということでしょうか。
個人的にはこの不要ファイルのたくさん詰まったCDを何とか整理したいのですがやはりダメでしょうか。
Windowsですでに書き込んでしまった物は別のソフトでも仮想的に消すことは出来なさそうですね。
またWindowsXPの書き込み機能については限定的なお試し機能ということですので書き込み方式を選択するなんていうことは出来ないのでしょうね。
しかしトラックアットワンス方式を提供しているのならば最も基本的なディスクアットワンスも利用可能なのではと考えたのです。
普段はCD-RWメディアを使っているので私個人としてはCD-Rの書き込み方式はディスクアットワンスが最適だと思います。
そうすれば誤って追記して削除できなくなるといった、このような事態に陥ることもなくなるでしょうしね。

お礼日時：2002/10/27 16:21