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暫定税率が4/1から廃止された件について。ガソリンスタンドの店長らへのインタビューの中で、暫定税率は廃止されたが、以前の仕入分があるので、撤廃後もすぐすぐにはガソリン価格に値下げを反映できないとのことを、しゃべっていました。

そこで素人なりの疑問があります。

ガソリンの仕入金額に暫定税金分が加算されていて、仕入段階ですでに暫定税率分の税金を納めている場合には、ガソリンスタンドの話には無理はありません。
しかし、通常仕入れに対してそのような税金を前もって納めることは非常に考えにくいのです。

販売した分のみに税金がかかってきて、事後申告で対応するというのなら、まだしも、仕入れの段階で税金を納めるなんてことが業界では慣例のことなのでしょうか。

A 回答 (3件)

ガソリン税は「蔵出し税」税です(暫定税率も)。


蔵出し税とはメーカーから(タンクから)出荷時に課税されてます。
ガソリン税を納めてるのはスタンドではなくメーカーと考えればわかりやすいでしょう。
スタンド側が個別に収めるのは消費税ですね。
http://onokaikei.noblog.net/blog/b/10514070.html
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 ガソリン税は蔵出し税です。

出荷した時点で課税されますので,ガソリンスタンドが製油会社から購入する価格にガソリン税が含まれています。
 ガソリンスタンドが税金を前もって納めるのではなく,製油会社がガソリンの価格に税額を上乗せしてガソリンスタンドに販売し,製油会社が納税しています。

 つまり,質問者の方がおっしゃっているとおり,
>ガソリンの仕入金額に暫定税金分が加算されていて、仕入段階ですでに暫定税率分の税金を納めている
訳です。
 
 「蔵出し税」の語源は酒税です。造り酒屋が問屋に出荷する時点で課税されることから,酒蔵から出た途端に税金がかかるというところから,「蔵出し税」と呼ばれています。
 過去,酒税が引き下げられたことがあります。その際,店頭に並んでるお酒は,既に課税されていたのですが,国税庁が通達を出し,税の還付をし,市場や国民生活に混乱が生じないようにしました。ですので,酒税が下がった日から店頭のお酒の値段も下がりました。
 対して,たばこ税も蔵出し税です。たばこ税は引き下げられたことはありません。重くなる一方です。蔵出し税なら,在庫のたばこは旧来の値段のまま販売されても良い筈ですが,たばこは定価で販売しなければならないと法律に定められていることもあって,増税された日から在庫のたばこであろうとも値上げされてきました。これも,市場や国民生活を混乱させないための措置です。
 
 今回,ガソリン税の暫定税率が政争となっていることもあり,国税庁が全く動かず,市場や国民生活を混乱させないための配慮がなされませんでした。
 大手石油会社の看板を掲げていても,ガソリンスタンドは個人商店と変わりません。原油高騰の影響を受け,利益率がかなり下がっている上に,暫定税率分を値下げしないとお客さんが来ないので,在庫ガソリンを売り切るまでは赤字なのです。
 呑み屋でよく会うガソリンスタンドの経営者が「福田のバカヤロー」と愚痴ってました。
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>通常仕入れに対してそのような税金を前もって納めることは非常に考えにくいのです。



課税方式が「一律」ならそうですが、課税場所(卸元・小売り)が違うのでその通りになりません。
末端で課税するほど誤魔化しや滞納、経理の煩雑さなどによって徴収がし難くなるので、取りやすい所に納税義務を負わせるのも無理は無いと思います。

ガソリンは蔵出し税なので、タンクローリーに詰めた時点で課税されていますので、税金と共に仕入れ先に代金を支払う必用があるので、スタンドのタンクにあるのは「課税された高いガソリン」なのです。

軽油は、スタンドで販売した時点で課税されています。
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