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精密機器を24時間使用する工場の建設予定地の現況振動を把握するために振動調査を行いたいのですが、一般的な調査方法や手順はあるのでしょうか?
ちなみに、防振対策の資料としても使えるようなデータ取得を考えています。
公害振動や環境振動のような、振動加速度レベルの測定で事足りるとは思えないのですが・・・
どうぞ、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

公害振動での測定器では機械に対する現況振動の把握にはなりません。

公害振動計は表示データが体感補正してますからフラットな特性の振動が計測できません。
 そこで通常、予定地(地盤では)低域用振動計を用います。
 周波数特性はDC~100Hzが一般的です。
 センサーはサーボ加速度センサーになります。

(少し専門的にお話しますと)
 過去、色々計測してみましたが今回の場合は精密機器をターゲットにしてますから0.7Hz~10Hzまでを着目して計測すればいいでしょう。
 三次元顕微鏡とか精密工作機械・精密な重量計などは取得した加速度データを変位(mmp-p)に変換すると建 物建築の際にどれくらい基礎が必要かわかります。
上記得られたデータをトリパタイト表示とかに書き直してゼネコンなどはFTMとかFTEとかの規格で判断しています。

 最終的に必要なのは発生している周波数とそのレベルです。

 補足)
計測方法は単にサーボセンサーを地面上に置いただけではチャンと計測できません。レベルは低くでます。剣先のついたプレートを地面に差込、その上にセンサーを設置します。
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>防振対策の資料としても使えるようなデータ取得


 どうすればいいのか、私にはわかりません。ただ、橋梁や道路の常時微振動を観測するには、サーボ型の加速度計をふつう使用します。
 お話からすると、それでは不足と思えますので、圧電素子型の加速度計になるのかな?、と思えます。
 圧電素子型の加速度計は、国内でも多数出ています。そこで、 

  圧電素子型の加速度計メーカー → それを使用する計測会社

とたどっていけば、資料や文献にぶつかるかも知れません。また環境工学や音響工学の分野で探す手もあると思います。蛇の道はヘビです。

 もっと微妙な振動という事であれば、AEセンサーが考えられます(超高感度超指向性の圧電素子型)。AEセンサーで世界的に有名なのは、飛島建設の基礎地盤研究所です。
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