激凹みから立ち直る方法

以前質問したのですが少年法の存在意義です。

少年法は本来「少年の保護・再教育」を目的としています。
それに反して昨今少年が犯す凶悪犯罪が起こっていました。
そのたびに少年法改正が叫ばれてきています。
だがその人たちは少年法の本来の目的を知っているのでしょうか?
僕には被害者の視線でしか物事を見ていない気がします。
確かに少年法は加害者の人権を守るものでもあります。
被害者は守られないのかと言われれば苦しいところです…
それを逆手にとって犯罪を犯す少年もいるかもしれません。
しかし多くの少年が少年法を意識しながら犯罪を犯すでしょうか?
さらに少年法を廃止したとしてはたして少年犯罪というものが減少すると言えるのでしょうか?

どなたでも、どんな意見でもかまいません!
是非なにかコメントを頂けたらと思います!!
よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (10件)

こんばんは。

No.6の者です。
補足に対して補足回答させていただきます。

>廃止することについてはどうお考えですか??

実際のところ、廃止したことによる効果がわかりません。
教師の教育意識低下につながるだけかも。
現状では、廃止(本音は改正も含む)では重大な犯罪抑制効果・更生効果は期待出来ないと思います。

それと、児童の権利に関する条約などに見られるように、やはり児童は護られるべき存在であるので、成人犯罪と児童(少年)犯罪に適用される法は別であるべきかと。

2つの点から廃止には否定的な考えをもっています。

少し趣旨が変わってしまうかもしれませんが、私見を。
基本的に私は法律を契約ととらえています。
例えば殺人や泥棒に関して、「私は人を殺しません、だから私を殺さないでください。盗みません、だから盗まないでください」というように。個人間の複数契約であると。
もちろん、全ての法に関してではありませんが。

犯罪行為について、罰則があることが規定されている抑止力と上記の抑止力があるのであると。

多少強引な考え方ではあると思いますが、「法律で決まってるからその行為は駄目」という言い方よりは、理解しやすくなるかなと。

つまり、法律に関してもっと理解を深めさせるべきであると思います。
義務教育期間に、十分な理解をさせることこそ、廃止よりも効果があると。
廃止や改正は、当人達とは関係の無いところでの議論です(極論ですが)。その前に本人達に関係させること、自覚を持たせることが必要であると。
やはり法・罰則よりも教育でしょう。

実際、まだまだ模索中です。刑罰を強化すべきと思うこともありますし、常に状況は変化しますし。生意気なこと書いてますが、全然自信なしです。

それと、ご存知と思いますが、かつて、留岡幸助が犯罪を犯した少年に対して、良い環境・教育を与えることで感化する感化院の設置を求めた、この原点にいまなお何かを考えさせられますよね。
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この回答へのお礼

なるほど…
教育に犯罪について盛り込む。
そういわれれば義務教育上で強く言ってないかもしれないですね。
良いコメントありがとうございます。

お礼日時:2002/11/02 20:03

>はたして国の教育環境整備だけで少年犯罪抑止につながるでしょうか?


仮に.国に環境整備の不備があったとします。
この事をどうやって.行政訴訟の面で立証するのでしょうか。曖昧さがある場合には.被告側が養鯉に成ります。
国の不作為を立証するのは不可能でしょう。つまり.十分な環境にあります。

なお.児童福祉法関係で.暖かい環境で暮らすように子供を預けたら.飢餓状態に成っていたのは.たしか横浜の話でした。
だまして.避妊手術を受けさせる事は正当な権利の行使であるとした優生保護法の規定もありました。
要点は.国で好き勝手にできると言う事です。

単に刑事罰を貸すという考え方ならば.あれだけ役人の不正があったのに.役人の罰則規定については改正されていません。
職権濫用罪については.死刑もかする事ができるようにすれば.時効が延びます。それだけか罰の範囲が広がるのですが.改正される見込みはありません。
少年犯罪はたしかにありますが.役人の犯罪は.遥かに被害が大きいのです。役人の横暴を予防する事がまず必要ではありませんか。
少年犯罪は被害額が少ないですから。

この回答への補足

>少年犯罪は被害額が少ないですから。
被害額の問題は軽犯罪においてかもしれないですが、
凶悪犯罪が起こってるのも事実です。

補足日時:2002/11/02 20:05
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 私は,下記の理由から,一概に現行の少年法が少年に対して甘いとは思いません。



1 成人であれば,不起訴あるいは起訴猶予になるような事案でも少年の場合は,全件家庭裁判所に送致され判断を受けることになります。

2 当然ながら成人の場合は,明文の法の規定に違反しなければ罰せられませんが,少年の場合は実際に犯罪を犯していなくとも犯罪を犯すおそれがある(ぐ犯少年)と判断されれば処分を受ける可能性があります。

3 さらに一定の要件を満たした少年は,成人に準じた刑事処分を受けることになります。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2002/11/02 19:59

Q/少年法を廃止したとしてはたして少年犯罪というものが減少すると言えるのでしょうか?



A/残念ですが、これは少なくとも短期的には減少するでしょう。まあ、減少するのが当然ですね。ただし、それに伴い犯罪以外で弊害が発生する可能性も否定はできない。何でもそうですが、何かを変える場合は何らかの代償があるものです。まあ、代償に対して利点が大きければ、良いのですけどね。

この法律に対して改正した場合の代償は加害者のプライバシーや将来を見た場合、全ての犯罪を犯した加害者が少年法以外で裁かれて、本当に良いのかどうかですね。
後は、有効性がどこまで続くかですかね・・・

Q/多くの少年が少年法を意識しながら犯罪を犯すでしょうか?

A/どうでしょうね。少年(少女)犯罪は公にならない小さな物を含めた場合、なかなかどこまでが意識してやっているかというのは難しいですね。
ただ、最近確かに意識してやっている者が増えているように思いますね。まあ、ワイドショーやTV、新聞報道などで最近、そういう話も多いですからね。知らなくて良い人間が知れば、悪い方に使うこともある。大人でも減刑を狙い精神異常者に見せかける犯罪があるほどですからね。

Q/その人たちは少年法の本来の目的を知っているのでしょうか?

A/少年法の本来の目的ですか・・・問題はその目的がどれだけ機能しているかですね。元々法律は、守らせるためのもので、守らないなら罰を与え苦痛を与えるから守るという罪を罰で償い改めるというものです。償いができない、どんなに罰を与えても守れないなら、死ぬまで償いをしなさいという物です。
守っている人間には大したことないわけですよ。

ただし、破った場合は、その人間を更生させるということよりも、まず悔い改めさせるという点を考えないといけないのですよ。それができないと、次にまた犯罪を犯すこともあれば、自分が行った悪事の代償を払わずに、一生生きていくことになる。被害者やその家族はその時にどう思うでしょうね。あなたが、被害者の家族なら・・・

たとえ、自分の行為が正当防衛でも、多くの人は誰かを殺せば多くの人は罪悪感を感じます。正当防衛だから悪くはないと言われてもですよ。

では、少年法はどうかというと、罪に対して更生を前提に改めて欲しいというものです。改めて欲しいというのは、お願いのようなもので、「少年の保護・再教育」があくまで前提の法律で、保護がある。

一般法はどうか、悪いことをすれば一生かけてでも償って貰いますよ。更生できるなら、その人は更生して貰いますよ。というものですね。当然、少年法以外にも保護はあります。少年法が例外というわけでもないが、少年法は保護の度合いが高く、生涯かけてとか、死をもって償うと言うことはほとんどありません。

それをどう思うかですね。
まあ、私は子供に限らず保護と更生は必要だと思います。ただし、度の過ぎた犯罪や、繰り返される犯罪を保護して、更生させたつもりになってくれるような法律なら、それは法律として良い状態ではないと感じます。少年法にその傾向が強くなりつつあるのは確かですし、逆に幼稚な昔の少年少女ではしなかったような犯罪も増え、少年法も知らないという人間もいる。


法律は矛盾の塊で100%完璧な法律を作ることはできませんからね。絶対抜け道はありますし、裁かれない者と、無実の罪(冤罪)で極刑になる場合もある。
だから、その時代時代に合わせて、法律を見直す必要はあるでしょうけど。少年法が果たしてそうなのかは・・・分からないですね。

まあ、一番良いのは法律より親や地域との子供の関係としつけの問題を何とかすることですよね。今まではあまりなかった犯罪が増えているわけで、これは何か家庭や地域社会に問題があるということですからね。
根本を変えるのは法律だけでは無理でしょう。まあ、法律を変えれば最初は犯罪が減るでしょうが、根本の解決ができなければ、それは時間が経ってくるとまた増え始める可能性もある。

法律を変えるのは一番簡単、社会を変えるのは一番難しい。だから法律を変える。それが、今の流れであるのも確かですね。少なくとも、どちらかを変える必要があるでしょう。というのが私の意見ですね。法律だけの視点の問題ではないような気がしますが・・・

この回答への補足

細かい回答と意見に対して感謝します。

これは回答して下さった方に補足しましたが、少年法を廃止したときの少年犯罪は実質的に減少しなかったという実例がありました。
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2 …

法律を変えるか、社会を変えるか…
そうですね何かしないと何も起きないですからね。

補足日時:2002/10/31 16:35
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こんにちは。



少年法改正はその他の法律との関係があるため、やはり必要だと思います。

近年の改正の意義に関して、少々私見を。

「16歳以上」が「14歳以上」に、「逆送致」、「8週間」などですが、これらは単純に、より低年齢な者を罰則するためにおこなわれたのみではない、と思ってます。

余談ですが、最近は20歳30歳40歳であろうとも、甘えた考えで生きてる人が多いです。「社会人」としての覚悟が足りませんね。
少なくとも成人した人間らしい行動・発言をしてほしいものです。前述の回答の中の警官などなど、もってのほかですね。

犯罪の低年齢化・低年齢の凶悪化などに伴い、少年法は改正されましたが、決して、十代後半二十代前半の犯罪が減ったわけではありません。
つまり、「14歳でさえ、刑事責任をとらなければならないのだから、十代後半はもっとしっかり認識しなさい」という意味が込められている、と思ってます。
本来は、これらの改正で14歳の子が「やばい、悪いこと止めよう」と思うのではなく、17,8歳の子が「やばい、悪いこと止めよう」と思うべきはず。

法律が悪いのではなく、受け取る側が、法律を改正する側以上に、「理解力が無い」ということが、効果がイマイチである結果につながっているだけだと思います。

この回答への補足

興味深い意見をありがとうございます。

ところで改正ということは廃止論ではないですよね?
廃止することについてはどうお考えですか??
是非ご意見をお願いします。

補足日時:2002/10/31 16:30
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法律を勉強したこともなく、詳しくもない者です。



少年法と言うのは、別にある少年保護法と密接に
関係しているのではないでしょうか?

これによって、ほんのわずかでも、将来に可能性のある子供を、守っていこうという姿勢が保たれているわけですよね。

まあ、この少年保護法や、条例によって、
明らかに間違った子供を叩くことすら難しくなっている
ご時世ですが。

私は、少年法や少年保護法というのは、
「あってもいいけど、当の少年達に知らせる必要は無い」と
考えます。

全ての少年少女が、法律を意識しながら犯罪を犯すとは
断言できないとしても、全くいないとも言えません。

しかし、保護されていると知らなければ
(どこまで保護されているか知らせられていなければ)
少なくとも"確信犯"は激減するのではないでしょうか。

法律で罰せられるから叩かないと思っているより、
自分を思ってくれるからやたらに叩かないと感じる方が、
ゆがむ率も減ると思います。

この回答への補足

>保護されていると知らなければ 少なくとも"確信犯"は激減するのではないでしょうか。
これは難しいですね…
現在少年法の存在が知られているなかで誰もが知らない事実をつくるのですから。

>法律で罰せられるから叩かないと思っているより、自分を思ってくれるからやたらに叩かないと感じる方が、ゆがむ率も減ると思います。
そうですね。
中には反発する少年もいるかもしれないですからね。

補足日時:2002/10/31 16:16
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こんにちは。

私は少年法不要派、もしくは改正派です。

考えればわかることなのですが、例えば恋愛に関しても、同じ16才でも妙にませていて大人顔負けのもいれば純情なのもいますよね。つまり、年齢で十把一絡げに「何歳未満は少年」だなんて定義するのがそおそもおかしいのです。

少年が少年法を意識、というまえに、犯罪には必ず罰則があるという大原則を知らないとは思えません。殺人などの凶悪犯罪まで行かなくとも、他人のバイクを盗んで勝手に改造して騒音を立てて乗り回し、飽きたら近所の川にでも沈めてしまうような奴らを、何で保護する必要がありますか?

少年法すら意識していないとしたら、ますますもって少年法など不要、すべて現行の刑法で処置、特殊な事情がある少年のみ裁判官の裁量で減刑又は罪の免除という運用をすればよいのではないでしょうか。

エセ人権主義者の弁護士や市民団体は、試しに、少年法のおかげで罰則を免れたようなクソガキ共の「連帯保証人」にでもなってはいかがでしょうか。
そのようなヤツらがまともに更正できなかったら、連帯保証人も連帯して刑務所に入ると。まさか、そこまでの覚悟があって改正に反対しているとはとても思えません。

この回答への補足

>>殺人などの凶悪犯罪まで行かなくとも、他人のバイクを盗んで勝手に改造して騒音を立てて乗り回し、飽きたら近所の川にでも沈めてしまうような奴らを、何で保護する必要がありますか?
そうですね。
しかし、保護だけではないのです。「更生」させる目的も大きいです。
警察白書によると、初犯で鑑別所や少年院に入った少年の75%が犯罪を犯さなくなっています。
もちろんこりない少年もいますが、再犯や重犯罪を犯した少年はより長く鑑別所や少年院に入ります。
気づけば年齢が少年法適用年齢を過ぎている。
そのときに「犯罪を犯したらどうなるか」と、気づくのではないでしょうか?

補足日時:2002/10/31 16:03
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もし.少年法を廃止したとしたら.教育をうける義務は.必要ないでしょう。

また.親権も制限する必要が出てきます。

教育を受ける義務があるから.犯罪を犯してはならない事を学ぶ義務が生じるのです。
教育を受ける義務を課せられているのですから.仮に犯罪を行ったとしても教育者の責任に成るのです。また教育環境を整備する義務が国に課せられています。
義務に反して.教育を受けてないのであれば.今度は義務違反が親権者に課せられます。子供の権利はかなり制限されていますから.制限をしている親権者にその分の責任が来ます。

この回答への補足

すばらしい回答です。
確かにその通りなのです。
大人たち及び日本国政府には、少年に対し保護・育成の義務があります。
人格形成責任論というのですが少年はあらゆる面で成人するまでは未熟として考えます。
例えば精神面。少年期は大人に対して精神的に不安定な時期です。
そのなかで過ちを犯してしまうこともあるでしょう…

ただ「なんらかの理由で保護者がいない」と言う事も考えられます。
その場合施設などに入るのでしょうが、ケアは大変難しいことです。
はたして国の教育環境整備だけで少年犯罪抑止につながるでしょうか?

補足日時:2002/10/31 15:53
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あくまでも、私個人の考えということでお聞き下さい。



>少年法を廃止したとしてはたして少年犯罪というものが減少すると言えるのでしょうか?

とのことですが、明らかに減少すると思います。
わかりやすい例えで言いますと、「痴漢は死刑」という制度を作ったとします。
そうすれば、痴漢は無くなります。誰だって、痴漢で死刑になるのはイヤですから。
つまり、刑を重くすれば犯罪が減るのは目に見えていると思うのですがいかがでしょうか?

この回答への補足

>「痴漢は死刑」という制度を作ったとします。
極論ですが、僕も同じようなことを考えました。
しかし84年のアメリカにおいて、少年犯罪の抑止効果を期待して大人と同じ扱いをしたそうです。
だが、実際には少年犯罪は減少しなかったそうです…

さらには諸問題もあったみたいです↓
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2 …

補足日時:2002/10/31 15:47
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あたし個人的には、少年法はいらいな派です


最近の子供は"なめてる"というか、"甘えすぎ"の感があります
親や先生に殴られるわけでもなく、だれもなにも言わない
せめて、警察や法律では厳しくしてほしい。
数年前、池袋のパルコ横交番で見かけたのですが
交番前で数人の学生(制服を着た)がタバコを吸っているにもかかわらず
なにも言わない、それどころか見ぬふりですよ…
交番勤務は管轄外という考えらしいのですがこんなかんじですからね…
ちょっと痛い目を見るべきです
痛みを知らないから惨い事も平気でやってしまうんですよきっと
 そうは、おもいませんか?

この回答への補足

そうですね…
確かに僕も犯罪を犯す少年達には良く考えて欲しいものです。
でも少年達の環境も考えてあげないといけないのではないでしょうか?
家庭環境や友達の影響で性格が形成されていったりもします。

>ちょっと痛い目を見るべきです
>痛みを知らないから惨い事も平気でやってしまうんですよきっと
応報刑論というのがあるのですが、「やられたらやりかえす」つまり「目には目を、歯には歯を」と言う現代ではあまり用いられないみたいです。

補足日時:2002/10/31 15:42
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