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プロの棋戦で将棋史上最高の名棋譜だと思うような
ベスト3を教えてください。

アマチュアレベルでは絶対真似のできない指しまわしで
かつ、できれば、素人でもすごみが理解できる(まさかあの一手がこの為に・・的な展開もあるといいです)

対戦者名と日付、棋戦名を書いて頂けると助かります。

A 回答 (4件)

1992-05-01竜王戦 中原 島


中原名人のオリジナル戦法、中原流流相掛かりの
華麗な突撃が鮮やかに決まった一局を推薦します!
中原得意の桂打ちの好手も見られます。

参考URL:http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmd …
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一つしか思いつきません。

しかもプロの棋戦じゃなくてすみません。

史上最高の棋譜は1982年2月27日の升田幸三VS小池重明の角落戦です。

これは初めてみたときに震えが止まりませんでした。
新宿の殺し屋の異名を取る小池を角落ちで手玉に取るなどやはり升田は将棋の鬼なんだなあと心から畏怖しました。
(ちなみに小池は大山、中原を角落ちで撃滅していたんです)

それからこの対局の奇跡の一手は升田の85同金ですが、これで小池に絶対勝ちがなくなるんだそうです。
それ以外にも飛車の上に玉を乗せたり、谷川など足元にも及ばない超高速の寄せなどこの棋譜は奇跡が満載されております。
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こんばんは。


タイトル戦から2つ、早指し将棋から1つ挙げます。


名人戦からは、1999年6月7日~8日深夜に指された、佐藤康光名人vs谷川浩司九段の第6局を挙げます。
2日目の深夜まで続く203手の死闘で、谷川先生が難解な詰みを逸して佐藤名人が勝利し、3勝3敗になりました。(持ち駒で、銀より先に角を使っていれば詰んでいたらしいです。)
続く最終局も佐藤名人が勝って防衛しました。
谷川先生が勝ちを逃したということよりも、佐藤名人の名人位防衛に対する執念が印象に残る一局でした。
特に、終局の数手前、199手目に打った▲8四桂(中合いの桂)なんかは、テレビで生で見ていて感動しました。


竜王戦からは、1996年10月29日~30日の羽生善治竜王(+名人王位王座棋王王将)vs谷川浩司九段の第2局を挙げます。
谷川九段が80手目に打った△7七桂(ただで取られるところに放り込んだと言うほうが良いかも?)は、見ている誰もがあっと言う妙手であり名手でした。
この1手を境に、羽生玉がたちどころに寄ってしまい、「まさに“光速の寄せ”の復活」と言われました。
(ちなみに、谷川先生本人が言ったかどうかの真偽のほどは不明ですが、「7七の地点が光って見えた」という名言があるらしいです。)
このシリーズは谷川九段が制し、竜王を奪取するとともに無冠を返上することとなりました。
羽生さんが谷川先生から王将位を奪って七冠を達成した日から、1年も経たぬ頃のことでした。


早指し将棋で一つ挙げるとすれば、やはり、▲5二銀で有名な1988年度のNHK杯、加藤一二三九段vs羽生善治五段でしょうか。
(正確な日付は不明ですが、準々決勝なので1989年の1月ぐらいだと思います。)
テレビで見ていましたけれど、羽生さんが5二に打った銀(61手目)はすごかったです。
「空間に打った」銀です。
解説は米長先生でしたが、
「おぉー!おぉー!おぉー! これは一気に終わりにしちゃおうっていうことか。」
と驚きの声を上げていました。
飛車でも金でも取られてしまう、一見、タダ取りのところに打ったのですが、飛車で取っても金で取っても、加藤玉の逃げ場が埋まって詰んでしまうんです。
加藤九段は他の手を指しましたが、それでも受けになっておらず、この数手後に短手数での終局となりました。
この年度のNHK杯で羽生五段は、大山→加藤→谷川→中原の順に、4人の名人経験者を破っての優勝を成し遂げ、一気にスーパースターへの道を駆け上ることになりました。


「名棋譜」のジャンルに入るかどうか不明ですが、番外編としては、1993年度後期棋聖戦の第2局(1993年12月24日)、羽生棋聖(+王位王座棋王)vs谷川王将を挙げます。
羽生棋聖は、序盤で歩のタダ取りを許したり、また、玉の近くに進めた7九のと金を、香車を取るだけのために8九~9九と動かすという、将棋の常識からは考えられないような指し方をしました。その棋譜の解説を見たことがあるのですが、谷川王将のどっかの手のところで「怒り爆発」という表現が使われていました。


なお、
#1様が回答されている、升田先生の△3五銀は、1946年ではなく昭和46年(1971年)だと思います。
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1局を上げるのではなく1手を上げることになりますが、


たとえば中原-米長の1979年の名人戦4局の中原名人の▲5七銀は歴史的な名手でしょう。他には1946年の升田-大山の名人戦第3局の△3五銀とか。
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