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世の中、気筒数が多い方が高級なのが普通です。ところがレガシィに関してだけは4気筒のターボの方が人気が有る。メーカーも何だかターボのほうを売りたいようなラインナップに見える。

「あの」ポルシェと同じボクサー6を、NAで味わえるなんてこんな贅沢なことはないと思うのですが、どうしてスバルはこういう売り方をするのでしょうか。皆さんもレガシィはターボの方が好きですか?

個人的にはターボの不自然なフィールよりも、大排気量のトルクフルなリニアな感じが好きなんですけれど。

A 回答 (7件)

レガシィを3代乗り継いだ人間からの視点ですが…。



1.3Lエンジンの割りに差別化がされていない
レガシィは2Lがメインとして設計されているせいか、3Lエンジン搭載車でも特に「高級感あふれる」「より充実した」といった内装や装備にはなっていませんね。つまりエンジン以外は差別化がされていないので「3Lであることの売り」が少ないのです。

2.購入客層の嗜好とマッチしない
トヨタのクラウンのようなアッパークラスのセダンでしたら「とにかく高いバージョン」ということで3Lを買い求める人もいるでしょうが、レガシィはミドルクラスのスポーツセダンですから、購入客は特に3Lであることにこだわりがないというのもあると思います。また、レガシィの購入客層は、豪華装備であれば買う、といった人種ではないので、大排気量の3Lだから買う、といった流れにもなりませんし…。

3.車のイメージに多少合わない
レガシィは昔からターボをイメージリーダーとしたスポーツセダン&ワゴンとして売り込んできましたので、ターボ車のほうに購入者の意識が行きがち。

といったことがあるのではと思っています。

ちなみに、私はD型購入時に3.0R SpecBと2.0GT SpecBを比べて2.0GTを買いました。
2.0GTにした理由は、
1.3.0はノンターボの割に高価
2.3Lなので税金が高い
3.3.0は2.0GTより燃費が悪い(これはスバル営業マンさえも認めていました)。
といったのがありました。

3L6気筒は、評論家連中の評判はいいようなのですが、買うにあたって「コレ」といった魅力が「スムースで滑らかな回転」くらいしか見あたらないのですよ…。
2L4気筒ターボのほうが絶対的な性能は上ですし、SI-Driveを駆使すれば高速でリッター13kmというかなりの高燃費も叩き出せますし…。

じゃあ、何でわざわざ6気筒を出すのか、というと、アメリカ市場の睨んでのことと思われます。
アメリカ市場では、「高級車」として認められるのは6気筒以上なので、北米でスポーツユーティリティワゴンとして販売の好調なスバル・アウトバックのイメージを高める為に6気筒を追加投入し、それを日本市場にも展開したのではないかと…。
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この回答へのお礼

非常に論理的でわかりやすいご説明をありがとうございます。おっしゃるとおりだと思いました。

確かに水平対向のショートストロークな6発エンジンならスムーズで滑らかに回るでしょう。でもそれだけでは日本では売れないし、少なくともレガシィに人々が求めるものとはちょっと違う(私は違わないんですけど…)。ターボのGTをみんなが求めているんですね。

6気筒はアメリカ市場のおこぼれをいただいているというわけなんですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/02 23:13

>ボクサー6を、NAで味わえるなんてこんな贅沢な


>ことはないと思うのですが、、、、、

違いの分かる人が少ないからだと、思います。スポーツカーでさえATが、ほとんどの国において、エンジンフィールが、購入の動機になるほどの通を相手にはしていられないからです。

トヨタと提携することですし、世界を相手にするなら通の数も増えますし、他車との差別化の意味でも、6発は重要になってくると思います。
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この回答へのお礼

トヨタと提携することで、軽自動車から撤退し、限りあるリソースを最適な分野へ集中させることができます。スバルはトヨタグループの中では少々プレミアムな世界を形成するのではないかと個人的には考えています。それには水平対向エンジンが一つのポイントになると。

今はレガシィにしか搭載されていないボクサー6ですが、逆にこのエンジンが生かせるような車種を開発して欲しいものだと思いました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/02 23:17

元内部の人間です。



人気が無い理由ですか・・・?簡単です。

1.高い
 車両価格がターボよりも高い
2.燃費が悪い
 現行モデルになってから大分改善されましたが、それでも今のご時世、
 都会でリッター6km(ハイオク)はキツイです。
3.値落ちが激しい。
 3Lモデルのレガシィは他のモデルと比べて、価値が下がりやすいです。
4.そもそもフラット6に魅力を感じる人が少ない

私も3Lモデルに乗っていましたが、やっぱり好きな人で無いと厳しいような感じはしますね。
トルクに関しても、他社の3Lと比べると、若干落ちます。
(水平対向は現在の構造上低速トルクが稼ぎ難いのです)
但し、モーターのように回る滑らかなエンジンは素晴らしいですね^^

コレがスバルの魅力でもあります。
(ちなみに現行レガシィは設計段階から3Lエンジンの事が考えて開発されています。)


ちなみにポルシェと同じ6気筒ではありますが、使っている部品の「質」が全然違います。
スバルにもポルシェ並みのスペシャルカーを作ってもらいたいですが、
そんな予算はありません(笑)

スバルとポルシェのエンジンを引っ張り出して見比べてみると、同じ6気筒でもスバルはずいぶんとコンパクトだなぁ?と感じますよ^^
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この回答へのお礼

車両価格は高いでしょうか。3リッターとしてみれば結構リーズナブルなのではないでしょうか。

でも、そのわりに値落ちが激しいんですね(笑)。これはつまり不人気ということでしょうけど。

レガシィはスポーツイメージのリーダーとして2.0GTをそれこそ結構なお値段で売っています。人々がレガシィに求めるのはGTであって、Rのようなジェントルなイメージではないということなんでしょうね。

水平対向6気筒といって、私も何にあこがれるか、といえばポルシェと同じというイメージだけで、それ以上のものがあるわけではないです。実際乗ったことないし。トルクの薄い6気筒というのは少々寂しいです。しかもそのポルシェよりも部品の質が落ちるとしたら…

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/02 23:07

気筒数が多い=高級車というイメージがあるからでしょうね。



4気筒(というか2L)がベースになっているので、内装などは高級感が無い。
馬力も2.0GTより低く、税金は1万円高い。
お買い得感が低いのが原因だと思います。

スバルはNAに関しては宣伝も上手くないと思います。
車の事をよく知らない人だと、ワゴンのターボしかないと思っている人が居ました。
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この回答へのお礼

おお税金。そうか税金のことを忘れていました。排気量が大きくなれば税金も上がるんですね。それは損だ。

スバルは6気筒に関しては宣伝が下手というか、マーケティングがなっていないと思います。市場が求めているから売るというより、自分達が作りたいから作っているのでしょうね。それは市場に迎合していないという意味で強烈な個性となりえますけれど、下手をすると金儲けを逃すことになります。
まあ、今度金儲けの上手な某メーカーとの縁が深まったのでどうなるか気になるところです。個人的には今のスバルであって欲しいな。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/02 22:59

D型3.ORのオーナーです。

確かに3.0Rはマイナーで私も悲しい思いをする事が多々あります。ほぼ100%の確立で2.0Rと言われます。レガシィオーナーにまで・・・
まあ、私の話はいいとして、メーカーとしても、売れればそれなりの売り方をするのでしょうけど結果として売れなかったと言うのがあるのではないでしょうか?実際D型には3.0RスペックB(6速MT搭載モデル)というやる気満々なモデルもありましたよね(笑)それにレガシィと言う車格に3リッターはやはり特殊になると思います(趣味性が強くなると言いますか)。2リッターがレガシィには非力ならば別ですが、十分な性能を有してますよね。性能が十分ならば2リッターを大半の人が選ぶのもうなずけます(レガシィの2リッターが非力ならばレガシィ自体が売れないでしょうけど)。また、3リッターの割には低速のトルクの細さも問題です。(MTでは坂道発進に気を遣うとか・・・ATでは2千回転辺りが厳しいです)ショートストローク・ビックシリンダーの宿命なんですかね~逆に高回転は気持ちいいです。大排気量の下から来るトルクフルな感じを求めている人には”え!?”って感じでしょうね。長々書きましたが、結局市場が求めていないんでしょうね。私のようなマニアックな人間の為にこのグレードを残してくれているとしか思えません。(笑)なんだかんだ言っても私はターボが嫌いで6気筒が欲しくて購入した人間ですから、高回転重視の低速のトルクの細さもこれまたかわいらしく感じてます。(トヨタなどではありえない味付けです)長く乗り続けたい車だと思っています。
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この回答へのお礼

おお、3.0Rのオーナーさんでしたか。個人的にはレガシィは3.0Rがいいなぁと感じていたので、どんなだろうと思っていたのですが。そんなにマイナーなんですか(悲)

確かにおっしゃるとおり水平対向ではショートストロークにならざるを得ず、トルクが思ったほど厚くならないというのは初めて知りました。でも言われてみればそのとおりですね。

でも高回転が気持ちいいと聞いてちょっとほっとしました。大変参考になりました。ご回答ありがとうございました。コメントいただけて嬉しいです。どうぞ大切に乗ってください。

お礼日時:2008/05/02 22:54

気筒数が多い=高級 という扱いなのはエンジンコストを車体価格で吸収しやすいからであって、


エンジンが高級ということではまったくありません。
またスバルはSTIのイメージをウリにしているため、必然的にターボ主体のラインナップになります。

ただ同じ水平6発とはいえポルシェと一緒にするのはどうかと…
同じ直4だから、と一括りにするようなものですよ。
暴論極まりないです。
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この回答へのお礼

まあ確かにエンジンが高級ということではないのかもしれないですね。エンジンが高いから他も高くして、結果的に高価格≒高級に見せるというどこかの国のトップメーカーみたいなことをやるという。

そうですか。やはりポルシェとエンジンを一緒にするのは暴論でしたか。個人的には非常に誇りに思っていたのですが。確かにレイアウトが一緒だというだけですからね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/02 22:48

レガシーの6気筒はジェントルなパワー特性を狙った高級路線のクルマですが、ベースが2000cc4気筒なので高級感はありません。



対して2000cc4気筒のGT-Bはスポーツグレードの最上級車と位置づけられています。

富士重もレガシーは2000ccをベースに設計しています。6気筒は派生モデルなので開発、販売も控えめです。

現に6気筒の生産計画数量は少ないです(^^;)

でもフラット6が好きならば迷わず購入することをお勧めします。
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この回答へのお礼

結局レガシィの6気筒はエンジン以外は差別化されていないんですね。むしろ2リッターターボの方が差別化されている。スポーツグレードとして。ジェントルでラグジュアリーな路線へ行ってもらえばその方面もあるのではないかと思うのですが。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/02 22:34

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