No.8ベストアンサー
- 回答日時:
再び#8です。
米中が直接戦うという可能性は互いの価値観の隔たりがいかに大きくとも、米国としては西側諸国に格安の労働力を提供している中国と断交しようものなら経済に壊滅的な影響を及ぼすこととなり理性的には選択しがたいと考えます。──農産物はともかく、工業製品の多くの製造は中国に依存しているため、産業界の多くはうなづきかねると思われます。
同時に中国もまた西側諸国の富をかきあつめることで成立してきた経済がたちいかなくなり、巨大な食糧輸入国となっている中国が西側諸国と断交することとなれば、十億を超える民の相当数が飢えることとなり、当然のことそれは国内情勢を極端に不安定にすることと思われます。また、食糧確保のために南方に戦端を開くということも考えられますが、二正面作戦(米国と戦うとなれば、まず、真っ先に早期に台湾を制圧することは確実でしよう)は負け戦の常道というくらいですから、そうした愚を犯すことは考えにくいでしょう。
しかし、両者が大人の関係をつづけられるかといえば、なかなかそうともいいきれない要素があります。アフリカです。
米国などの国々がダルフール問題について中国政府に人権に関する状況の改善について再三申しいれ、中国政府はその声が聴こえないフリをしている、という状況がつづいており、Webの大方の意見は『罪なき人々の虐殺を継続している中国政府は鬼畜にももとる』というものですが、中国のいい分は『こっちだけを責めてるけど、お前らだっておんなじことやってンじゃんかよォ』なんです。
で──実際、アフリカのあちこちでは資源メジャーが私設の軍隊を使って国を乗っ取るような(散々南米でやったのと同じ手法です)ことをやって、石油や希少金属などを搾取しまくっているのですから、中国政府からすれば『なんでおれたちだけが悪魔みたいにいわれるんだよォ』とぐれている訳です。とはいえ、己が私企業という便利な隠れ蓑(イラク戦におけるハリバートンのような)を使う悪知恵がないことを恨むべきなのですが。
で──仮に、中国がダルフールから手をひけばスーダンの人々が暴力から解放されて平和な日々が戻ってくるのかといえば、彼らに銃を向け搾取をつづける連中の人種が代わり、そいつらに給料を払っている連中の人種が代わるというだけのことでしかないのです。
ともかく、いずれはアフリカのどこかで両者の利害が衝突し、アメリカ人の生命が脅かされているという理由での派兵(盧溝橋みたいなモンです)が行なわれ──、結果、現地の人々までが代理戦争に借りだされて散々な目に遭った挙句、どちらかの傀儡政権と無意味な粛清による死体の山ができるというところなのでしょう。
ああ、ムネオがODAをばら撒いて得たアフリカ利権がこういう形で強盗どもに収奪されてゆくのかと思うと口惜しいったらありゃしない。ま、前々政権でODAの大幅削減という資源小国として最悪の政策を選択したんだからしょうがないっちゃしょーがないかぁ。
そして、北方領土問題ですが──。ロシアとしては『そんな問題は存在しない、そぉんなに欲しいんならカスみたいな島を二つくらいならプレゼントしたっていーがなー(髭男爵)』という立場です。しかし、北方四島の石油資源は英米の石油メジャーがもう唾をつけてしまったのですから、絶対に還ってこない──還しようがないと考えるべきでしょう。
で、日本の立場は公的には『いんちきでパクったんじゃんか、還せよぉ』というものなんですが、本音では北方領土が還ってくると凄まじく面倒だから本気で返せというつもりがないのではないかと思われます。
仮に返還されたとすれば、確実に米軍のレーダー基地が建設され、結果この地域のパワーバランスが不安定になり、対ロ戦の可能性が低いという判断の元に減らされつづけてきた北海道の自衛隊を再編増強せねばならなくなる。さらには、旧島民が権利を主張し四島に居住したいといいだした際(実際そのつもりらしいのですが)、原状と同等の生活インフラを整備するとなるととてつもない額の予算が必要となり、巨額の予算をごくわずかな後期高齢者たちに裂くほどの情の厚さ(それ以前に予算の余裕)なんて望むべくもないでしょう。とりあえず、カニはちょっと安くなるかなー。
──ついぞ十日ほど前は数メートル先すら見えないほどの猛吹雪だったってのに、突如として30℃超えになるってなオホーツク圏特有の荒っぽい気候のせいで、昨晩は暑くって眠れなかったんです。はい。
No.9
- 回答日時:
追加です。
まず話の前提ですが「第3次世界大戦」ということで
私が言っているのはかの第2次世界大戦のように
長期的に、世界を巻き込んで、互角レベルの戦いになる戦争について考えてます。
確かにこのままいくと中国とどこかの国がドンパチをやる可能性はあると思います、
がそれは上に述べたような戦いになるとは思えません。
アメリカーイラクのような局所的、一時的なドンパチです。
>そして米 VS EUですが、WASP同士の戦いはありえないと思います。
>カトリックでもキリスト教の一種ですから、仲間です。
これはまったく根拠がない考えだと思います。
というかならば第1,2次世界大戦でヨーロッパ同士戦っていたのは何だったのですか。
自分の経験的に、EU,米国人は自分の国の国益に極めて敏感と感じています。
EUの中ですらピリピリすることもあるわけで。
またEUの通貨ユーロの存在は一種の米国経済に将来対抗できるように
という理由で作られたものでしょう。
(ヨーロッパ各国の個別の通貨ではドルに対抗できない)
また現在欧米の国の多くが中国を非難していますが
本気で中国と戦ってやろうと思っている国はないでしょう。
少なくとも中国が本当に欧米をおびやかす力を持つとなればそれは
共産党の独裁体制に終止符が打たれてからです。
世界を巻き込んで互角の戦いをする戦争をするのはやはりアメリカ対EUだと思いますよ。
100年以上後かもしれませんが。
No.7
- 回答日時:
#5さんの立場に賛同します。
戦争に限らず災害にしても経済にしても、最悪の事態を避けるために常日頃から最悪の事態を想定しておくのが被害を最小限に食い止める最良の方策であろうと思われます。実際、泥沼化してにっちもさっちもいかなくなる戦争のほとんどは、軍首脳の「極めてつきの短期決戦で味方の損害は最小で戦略効果は最大だからめっちゃお得」なんて希望的観測を鵜呑みにした政治指導者が考えもなしに始めたものなのです。ですから、誰も考えたくない最悪を考えつくすためにおおよその国にはエリートと呼ばれる人々がいることになってるんですが──この国ではちっとも機能してませんねぇ。
まず、独仏はEU圏の軸となる国ですからEUの意思決定に従うことでしょう。
そして、英国はEU圏との断絶を択べる訳もなく、さりとて金と人のつながりで米国を無視する訳にもゆかず、どっちつかずのあいまいな態度をとりつづける。
インドは現在も中国、パキスタンとの間でカシミール紛争を継続しているため、中国と協調することはまずないでしょう。もし、仮に利害関係が一致してそんなことになったとすれば、パキスタンは迷わず核を選択肢に入れてくることになるのですから。
また、中国は中国でうかつに大きな戦争に踏み込もうものなら、その隙を狙って少数民族の独立運動が国内のそこここで勃発し、結果、巨大なボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のような状態に陥ることくらい分かっているはずですから、身動きができない。また、戦後、共産党と軍の力関係が逆転する可能性を考えると、いま以上に軍をつけあがらせるのはあまり賢明な選択肢であるとは考えないでしょう。
ロシアは資源大国としての地固めをつづけている状態ではあるが、これまた経済問題(好調だが富の偏在が激しい)とチェチェン独立などの問題を抱えており、大規模な軍事活動は国内問題をさらに悪化させかねず、その結果三度政府がひっくり返るなんてことにもなりかねない。また、東欧圏と西欧圏は文化宗教人種的にも大幅に異なっているため協調する(できる)可能性は極めて低い。同じく、共産主義というタテマエを守りつづける必要がなくなったいま、中国と協調する必然もなくなってしまっている。
で、韓国はアメリカの属国という立場をつづける以外に自国の安全を保証する手立てがないので、選択肢はそれしかないでしょう。実際、前大統領の反米発言はそうした自国の位置づけからきたものなのかも知れません。
そして、北朝鮮は大きな紛争であれば余計に身動きできないでしょう。たとえ中国政府が強く要請したとしても、です。戦争の結果がどうであれ、自国に戦後というものは存在しない──国そのものが消費しつくされてしまう──のです。
問題はアメリカです。この百数十年彼らは一日の休みもなく戦争をつづけてきたんですし、彼らにとっては戦争のない状態こそ有事そのもの(戦争の継続が経済の一部になっているのです)なのです。加えて、中南米諸国がそろって反米を標榜しており、資源を楯に米国と渡り合おうとしているということが、米国得意の自国の権益を守るための戦争を始める口実を与える可能性があります。とはいえ、アラブ圏の紛争と骨がらみになったいま、大統領が代わったからといって即座に軍をひきあげられるという訳でもなく、しばらくはこの状態でしょうし、しばらくは国際協調路線をとりEUのいうことを聞いて無茶はしないでしょう。
そして、アメリカに次いで頭が痛いのはイスラエルとその周辺国で、これまたインド-パキスタン間のように場合によっては核が使用される可能性も視野に入ってくるかもしれません。多分、これが最悪のシナリオの始まりになるのではないかと思われます。
最後に日本は──九条という核に匹敵する史上最強のタテマエを最大限に使えれば、相当に面白いんですがねぇ。使いこなせるだけのタマがこの国にはいなさそーだし(まず日本語が使える政治家もいないし)、列強の尻馬に乗って反乱政府をこさえて利権を抱えまくった連中の子孫がいまだに国会近辺にうろうろしてるんじゃなァ。とほほほほ。
私の意見はVwiyoonnさんと非常に似ています。それにこの時間なのに起きてらっしゃるのも似てますね。(笑)
アメリカは確かに建国して以来戦争をやめたことないですね。自分がアメリカ人でないことを誇りに思っています。
いきなり質問で申し訳ないですが、教えっていただけるでしょうか?
まず、米中がいろんなところで争っています。この2国は戦争することはありますか?(チベット問題、台湾問題、人民元、人権、経済、世界のリーダー争いなどによる)
もうひとつです、日本とロシアの間には北方領土問題があります、これについてどう思いますか?お願いします。
No.6
- 回答日時:
兵器などを使う昔のような戦争でなく
サイバー戦争や経済戦争なら
中国もロシアについたほうが勝と思います。
日本も含めアメリカの債権いっぱい持ってますからね。
旧式、核戦争とか考えるなら中国、ロシア側でしょう。
映画ではアメリカのハイテク兵器を宣伝していますが、
ステルスとかは中国、ロシアも持っています。
日本と韓国も開発中ですね。
こういう戦争は昔から資源の戦争、原油狙いだから、
別に今起きてもいいんですよね。
でもイラク戦争以降立場が悪く・・・
最近はヘッジファンドたちによる原油のつり上げにより
1つの経済戦争がおきているような気もします。
原油が上がればいろいろ上がり、弱者が困り、国によっては死者も急増します。
日本は世界一ECO、クリーンエネルギー、省エネ、Co2削減ができている国だから
耐久性はありますね。
この回答への補足
経済戦争ですね、すごいです。目からうろこです。
相手と戦わずにして、相手に大きいなダメージを与える。これこそが最善策ですね。「孫子兵法」という本の中にもそう書いてありました。
>日本は世界一ECO、クリーンエネルギー、省エネ、Co2削減ができている国だから耐久性はありますね。
私的には、日本には耐久力がありません。あまりないあるいは足りないというレベルではありません。まったくないです。残念なことに資源が非常に乏しい島国です。もし資源豊かな国であれば、おそらくWW2は勝ったでしょう。
No.5
- 回答日時:
大学生です。
あほな意見かもしれませんが・・・。現在の力の枠組みとしては
ロシア、北朝鮮、中国陣営
日本アメリカ陣営
EU陣営
の3つじゃないかなと思っています。
韓国は正直世界に影響を及ぼす国だとは思っていません。
(ただ日本にとっては戦略的に一番重要なところですが)
最近中国の暴走が叫ばれていますが、それがきっかけで第3次世界大戦につながるとは思いません。
アメリカとEUの敵には実力的になりえないと思えるからです。
(いくら人口が多くても軍人としての平均クオリティは微妙と感じます)
そしてもし今後何十年もたって第3次世界大戦が起こるとすればそれは
アメリカ v.s. EU
であると考えます。やはり世界を最終的に動かす力を持っているのはこの2つの勢力だと思うのです。
またEUは20世紀後半から明確にアメリカと道を異にしています。
その際、
ロシア・・・EUにつく可能性が高い
日本・・・正直なんともいえない
中国・・・まとまって片方に味方するとは思いづらい
北朝鮮、韓国、その他南アメリカなどは直接戦争に加担するとは思いません。
この回答への補足
アメリカと中国の間は戦争あるとは思いませんか?
まず台湾問題で一歩もゆずらない状態ですね。
そして米 VS EUですが、WASP同士の戦いはありえないと思います。
カトリックでもキリスト教の一種ですから、仲間です。
No.4
- 回答日時:
まず最初に質問回答とはずれますが・・
回答者様の中には批判的な視点が見受けられますが、こういった考え方も大切だと思います。質問者様の主旨は分かりませんが、私は未来的に世界大戦を考えることは一つの予防策として大切なものだと思います。一部の人間を除いて戦争という悲劇は避けようとするのは当然ですが、避けようとすることと考えないことは全く否なるものです。原因を考えれば解決策、予防策に繋がります。そういった考えを悪影響と言って避けていては、それこそヒトラーの台頭を招いたフロムの言う「自由からの逃走」に過ぎないと思います。
生意気言ってしまいましたが、私なりにこの質問を考えると・・
まずインドは中国と敵対する可能性は高いと思います。インドと中国の仲は戦争が起こるほど険悪です。現在チベット問題において中国はチベットの独立を阻止しようとしていますが、その理由の一つにインドへの威嚇があります。チベットには軍事施設が建設されており、インドへ核ミサイル向けていると言う話も聞きます。あまり顕在化していませんが、インド中国の仲は良くはありません。そのためこの大国2国間の関係も改善に努めなければならないと思います。
ドイツは国連の安保理改革を日本と共同で勧めようとした関係ですので、良好だと思います。第二次世界大戦の反省もあり、日本・ドイツは国連の分担比率は世界2位と3位です。このような過ちを犯した国が率先して世界をつなげるべきだと思います(もっとも分担比率は両国とも大きく減少しましたが・・)
フランス・イギリスについては私はあまり分かりません。ただ両国とも軍事縮小に動いているので、このような対戦が起こる前に解決を積極的に図ってくれると思います。
韓国がどのような理由で日本側と考えているか分かりませんが、やはり韓国人の日本人に対する印象は未だに最悪です。李明博大統領の未来志向型にはこれからの日韓関係の改善が期待されますが、韓国人の気持ちを考えると難しいものがあります。それだけ日本軍は韓国に酷い事をしてきましたから・・過去の前韓国大統領のように、途中から日本を批判して政党の安定に努めるようなことをしないことを現大統領に期待します。
稚拙な文章で多分に無駄を書き申し訳ございません。
程度の低い知識ですが、これからの世界を考えさせてもらいました。ありがとうございます
おっしゃる通りです。戦争について討論するのは戦争好きではありません。回避するためです。私的には、戦争好きは米大統領だけです。
そうですね、私も中国とインドは必ず戦争あると思います。
第一はチベット問題です。亡命政権がありますからね。
第二はマクマホン線でもめってます。
第三は現在の状況からです。中国の青蔵鉄道は観光のためなどといってますが、明らかに戦時において兵士を最前線に送るためです。
まあ、戦争を回避していただきたいですね。
インドですが、ロシアからもアメリカからも軍事援助などを受けているので、どっち側につくのが正直わかりません。独仏も昔はNATOでアメリカよりだったけど、EUの関係か中国で経済市場を拡大したい関係かアメリカと違う路線を歩みつつあると感じます。
日本も問題だらけですね。中国、韓国、ロシアともに領土問題を抱えている状態です。3国とも日本の敵にまわらないといいんですが。。。
No.2
- 回答日時:
私は日米戦は必ず起こると思っております
英は必ず米につくでしょう 韓朝連合が微妙なところですが米側につく可能性が大でしょう
日米が戦いざるを得なくなった場合 露西亜と同盟を結んだ日本は朝鮮半島を占領し同盟国であるフイリッピンとインドとの圧力により中国に中立宣言をさせます 中立国である中国をのぞいた亜細亜連合と米英(英連邦を含む)が太平洋の利権をかけて戦うようになります 何故この組み合わせかですが 中近東の石油が枯渇し太平洋の海底資源を得るため 東進するか西進かの違いによるモノです
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