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温暖化の原因について検索したところ、海がCO2を排出していることが主な原因で明日から人類がCO2を排出ゼロにしても温暖化は止まらないという回答をしている方がいました。
これはどういうことでしょうか?
今日本はもちろん世界中でCO2を減らし、温暖化をくいとめましょうと活動しているのは無駄(もしくは無駄ではないけどたいした効果はない?)ということでしょうか?

A 回答 (8件)

地球気候シュミレーターというのはまだSFの世界で、兆X億分の1の重さの人体のシュミレーション自体さえ実用化できているとはいえません。


ですから新薬のシュミレーションは、動物実験でしか出来ず、それでも時々問題が発生しています。

科学的な事実としては、1)二酸化炭素に温暖化効果がある2)大気中の二酸化炭素は増加しつつある3)人間の文明発達により二酸化炭素排出は増加している と言う事があり、3段論法でいくと「程度」の問題は措いて「温暖化の一翼に人間活動が寄与している」と言う事になります。

ちなみに水蒸気も温暖化ガスの側面がありますが、水の大循環における人類活動の寄与率が明らかに問題外な程度なので、排出削減が議論の対象にはなっていません。

そもそもCOP-3レベルの動きでは、人類の二酸化炭素排出さえ削減ではなく「伸びを若干抑える」程度ですから、本当の効果は今後の論議に拠る事になります。

ただ前述の三段論法に誤りがなければ、「何をやっても無駄」派か「小さな一歩でも行動」派かのどちらを採るかといえば、結論は自明と思います。
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地球温暖化の原因はほぼ解明され、解決策も見えています。



1995年、国際機関IPCCより「人間活動の影響による地球温暖化が既に起こりつつあることが確認された」とする第2次評価報告書が発表された頃、気象庁は「地球温暖化人為説」には懐疑的でした。しかし、2004年頃から同庁はIPCCの見解を認めるようになりましたが、マスコミの懐疑論調はその後も続きました。
2007年2月、IPCC第4次評価報告で、人為起源の温室効果ガスが温暖化の原因である可能性は90~99%(2001年の第3次報告では66~90%)と発表されると、多くのマスコミは温暖化を認めるようになりました。それでも、一部に温暖化人為説を疑問視する人がいます。

ガリレオ・ガリレが天体観測から地動説を説いたときも、常識外れの理論が理解できない人たちは彼を批判し投獄しましたが、懐疑論者も同じレベルと考えられます。
IPCC第4次評価報告は世界130カ国から専門の科学者3750人が参加し、国連が承認した正式な報告書ですが、これを1人の「学者」がもっともらしい理屈をつけて批判し、それをマスコミが取り上げる。こんな愚かなことが堂々と通る日本のモラルはどうなっているのでしょうか。

温暖化防止を進めようとすると、大量消費にブレーキをかけなければなりません。大量に物を販売したい企業とその商品を宣伝することで収入を得ているマスコミと目立ちたい「学者」。これらが相まって温暖化防止の流れを妨害しているようです。

消火活動を妨害すると刑法114条によって1年以上10年以下の懲役に課せられます。地球温暖化も火災同様、放置すると人命や財産に重大な危機が及びます。懐疑論をふりまく学者や報道機関の行為は、国際法・京都議定書が求めるCO2削減活動を妨害する行為であり、子孫の生存権を脅かす犯罪行為にあたると考えられます。

もうこの辺で、地球破滅に向かう価値観から子孫も生態系も持続できる価値観に転換したいものです。

参考URL:http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/ar4syr.pdf
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海についての回答は他の方々が書かれておられるような内容です。



猫も杓子もCO2と言っていますが、これが原因と断言されていないのは確かで、要因の一つと考える方がいいと思いますよ。

だれもこんな状況を経験したことがないし、学者の言う通りにするしかない。その学者の中でも賛否両論あって、民主的にほぼ間違いないだろうという方向で今動いているだけです。

真相は誰も知りません。
出されている「予測」も時が経つにつれて変更又は修正だらけとなっているのも事実です。
「複雑系」をまったく考慮していない現代の「科学技術」では、天気予報と同じで、予測が当たるとは思えません。

CO2排出に関して、間違った考え方も氾濫している状態なので、活動がムダになることもあると思います。
我々は「消費する段階」でのレベルで考えてムダをなくし、CO2の発生を少しでも抑えようとしていますが、「製造」、「消費」、「廃棄」までの流れをみると、ある商品は廃棄まで考えられて製造されているものがたくさんあり、途中の「消費」の段階で、想定外のことをされると廃棄の際に余計にエネルギーを使ってしまうケースがたくさんあると言うことを知らない。と言うか、知らされていないのが現状です。
だから闇雲に自分勝手な「エコ」はやらない方がいい場合もあります。

様々な「憶測」が飛び交い、「噂」や無責任な「報道」などで真意が見えなくなっています。
「真偽」を見極め、「真意」を理解させるような動きを、どこかが、誰かが、先頭に立って率先する必要があると思うのですが、未だに陰も形もなく、まるで指揮官のいなくなった戦場の兵士のような感じになっています。
闇雲に銃を撃ってムダな弾を使って自分達を守ろうとしている状態。

本当に危機的な状態なら、条例や法律できちっと決めるべき。
「京都議定書」と言う言葉だけが独り歩きしていて、誰一人真相を理解していない。
報道番組で、「割り箸はもっと使うべき」、「ゴミの分別はするな」などの混乱させる報道をして視聴率を上げようとする。

今我々がやっていることが、結果的に本末転倒にならなければいいのにと思います。
結局のところ、効果があるのかムダなのか、はたまた本当にCO2が原因なのか、人間がいること自体が温暖化の原因なのか、まだ誰も教えてくれていないのです。

はっきり言って、私のモチュベーションは下がりっぱなしです。
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おまけ。

擬似化学っぽい話でいうと、
CO2は温度が高いほど水に溶けないので、
気温が上がるほど、海は溶けているCO2を放出します。

しかし一方で、気温が顕著に上がった頃はおそらく
今より大気中のCO2の濃度・圧力も上がっていると考えられます。
CO2は濃度・圧力が高いほど水にいっぱい溶けます(高校で習うヘンリーの法則ってやつ)。
このため、気温が上がるほど、海は大気中のCO2を吸収するかもしれません。

この2つの相反する作用は同時に起こるのですが、温度への依存度よりも圧力への依存度が高いため、
計算したわけではなく想像に過ぎませんが、下の寄与の方が大きくなるのではないかと私は思います。
よって、気温が上がったら、多分海はCO2を吸収するのではないかと。

しかし、これは素晴らしい自然の浄化作用なのかというと、そうとも言えません。
この時、海はCO2を吸収するために海水が酸性に傾き、
珊瑚や他の生態系に対して深刻な影響を与えると考えられます。
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>温暖化の原因について検索したところ、


匿名の人間が放つネットの情報はいい加減なので、
環境問題のように様々な情報が混在している分野では、
ランダムなWebサイトを検索する前に、
まともな科学者がまとめた基本的な文献をあたるのをお勧めします。

・IPCC第四次報告書統合報告書 政策決定者向け要約
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/interim-j.pdf

・IPCC第4次評価報告書第1作業部会報告書(自然科学的根拠)政策決定者向け要約
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipc …

・WMO温室効果ガス年報
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/infohp/wdcg …

>海がCO2を排出していることが主な原因で
確かに気温が上がれば海中CO2の溶解度が下がり大気中に放出されるでしょうが、
でも気温が上がらなければCO2の溶解度は下がらないとも考えられます。
つまり、気温上昇の原因は気温上昇といっているような
同語反復であり「主な原因」とするのは不適格ではないかと。

地球温暖化の原因が人為的な二酸化炭素以外にも
複数あることは広く認められていますが、
問題はその寄与が何パーセント位かという点にあります。
 人為的二酸化炭素以外にも原因がある
→人為的二酸化炭素は原因ではない
というのは議論が行き過ぎています。

また、水温の上昇によって、海底に存在するメタンハイドレードから
海中メタンが放出されて地球温暖化を起こすという話もあります。
ただこの辺りはあまり詳しく分かってないのではないかとも思いますが。

>明日から人類がCO2を排出ゼロにしても温暖化は止まらない
>今日本はもちろん世界中でCO2を減らし、温暖化をくいとめましょうと活動しているのは
>無駄(もしくは無駄ではないけどたいした効果はない?)ということでしょうか?
海から温室効果ガスが放出されるといったところで、
人為的な二酸化炭素の排出が温暖化に与える影響を
否定することにはなりません。

むしろ海から温室効果ガスが排出されて
地球温暖化が加速されるなら、
なおさら人為的な二酸化炭素の排出抑制を
もっとエスカレートして地球温暖化を防がなければいけない、
・・・ともいえるかもしれませんが。
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 o24hiです。


 興味のあるご質問でしたので,少し調べてみましたら,下記のサイトにたどり着きました。
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 今回関係あることを引用してみますと,

「・大気中の二酸化炭素の量は炭素に換算して7400億トンとされている。」
「・海水の温度が一度上がることに、溶け込める二酸化炭素の量は4パーセント少なくなる。全海洋で温度が1度上昇すると、この効果だけで、二酸化炭素100億トンが海洋圏から放出される。」

http://plaza.harmonix.ne.jp/~katsuyaz/ai-shiryo4 …
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 つまり,海水の水温の上昇で二酸化炭素が放出されるとのことですから,
 「二酸化炭素の排出→温室効果により海水の温度の上昇→海水に溶けている二酸化炭素の排出→温室効果により海水の温度の上昇‥」
の悪循環ができてしまっているので,簡単には止められないと言うことなんでしょうか。
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 「牛のゲップ」は二酸化炭素換算で,年間の全排出量の5/1000を占めているそうです。主要原因なのかどうか,よく分からない数字ではあります。「牛のゲップもなかなかやるじゃないか」ってところでしょうか‥
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海水温の上昇は、溶存CO2の放出と、プランクトントンの現象を引き起こします、


よって海が温暖化の下人になるかどうかはとも買う、温暖化により海の炭素がCO2として放出される、それがさらに温暖化をもたらす、といった可能性はあります。まさに負の悪循環ですね。

 温暖化については色々な仮説やモデルが提唱されていて、はっきりしたことは誰も断言できません。

 詳しいことは知らないですが私は素直にかんがえて、太陽の活動が活発なのではと思っています。過去の地球の気候変動の歴史はそうでしたから。

 なお牛のゲップのメタンガスが、温暖化ガスの灰出現の主要な一つであるということは、半ば常識として知られています。ただ温暖化ガスがどこまで地球温暖化に効いているのか、それが誰にも良くわからないのですよ。

 あと負の悪循環は、シベリアの凍土が解けることによりメタンガスが放出されるなど、ほかにもいくつかあります。動き出した温暖化は人類の努力ではとまらないというのが私の見方です。
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 こんにちは。



 地球温暖化については,いろいろな説を唱える方がいますので,興味深いところですが,「海がCO2を排出していることが主な原因」というのは,私ははじめて聞きました。
 とっぴなところでは,「牛のゲップ(メタンガスの排出)」が原因だと言う説はありましたが‥

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・CO2はその名のとおり「C」(炭素)からできているわけですが,地球上にある炭素の量は一定です。変わるのは炭素の状態ですね。

・主なものとしては,
1.空気中の二酸化炭素(CO2)
2.植物中の炭水化物(森の木、草)
3.海水中の炭水化物(海草、プランクトン、貝)
4.地下の化石(石油、石炭、天然ガス)、石灰岩
などに,炭素が含まれているわけですが,例えば石油に封じ込められている炭素を,石油を燃焼させて空気中に放出することにより酸素と結びついてCO2になるわけです。

・つまり,CO2を増やさないためには,上記の「2~4」に固定されている炭素を空気中に放り出さなければいいわけです。
 ですから,植林をしたり,石油製品のリサイクルなどをしている訳です。

・海が何を指すのか分からないのですが,海水はH2Oですから炭素はありませんし,他に海に大量に炭素があるとは思えないのですが‥
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