No.1ベストアンサー
- 回答日時:
1.爆薬に硝酸エステルが使用されるのは有名ですか?
有名ですというかよく知られています。
2.じゃあ酸化されて燃焼する物質ってなんなんでしょうか?
硝酸エステルです。
3.よっぽど不安定で、燃焼エネルギーが大きい特殊な化合物が使用されていますか?
普通の環境では、不安定なものもあれば安定なものもあるし、特殊なものもあればありふれたものもあって、いろいろです。
3.また、エポキシドって爆薬に使われますか?
エポキシドは化合物群の名称で、1種類の化合物ではありません。どちらかといえば不安定ですが、そのままで爆薬にするのはどうかと思います。爆薬にしようと思えば割合簡単にできますが。
No.5
- 回答日時:
今どきの爆薬は「硝酸エステル」か「ニトロ化物」のどちらかでしょうね. ニトログリセリンやニトロセルロースは硝酸エステル, TNT/ピクリン酸/オクタニトロキュバンはニトロ化物.
「爆発するもの」でよければ, 他にも
・塩素酸や過塩素酸は有機物と混ぜると危険
・ニトロ系でない窒素化合物にも爆発性のものがあります
・一部の金属アセチリドも爆発してくれます
・XeO3
などがありますが, 「あまりに不安定」で使いづらかったりしますね. 爆薬は「爆発してほしいときには爆発してくれて, そうでないときには爆発しない」ものである必要があります. 「爆発」ならいいけど, 「暴発」だとシャレにならないですし.
No.4
- 回答日時:
#2に「自己燃焼」という言葉が書かれています。
空気中の酸素を使いません。硝酸エステルの-O-NO2の酸素がCやHの酸化に使われています。代わりにNは還元されています。分子内で酸化・還元反応が起こっているのです。
爆発は急激な体積膨張が起こる時に見られる現象です。辞典で引くとニトログリセリン(分子量227)の爆発ガス量が715L/kgであると書いてありました。ニトログリセリン1モル当たり気体が7.25モル生じる事になります。
この数字に対応する反応を考えると
4C3H5(ONO2)3→12CO2+10H2O+6N2+O2
になります。
No.3
- 回答日時:
>よっぽど不安定で、燃焼エネルギーが大きい特殊な化合物が使用されていますか?
そんなことは有りません。
高性能爆薬であっても燃焼エネルギーそのものはガソリン以下であるものが大半です。
ある程度用途にも拠りますが、安定していることは爆薬を運用する上での必須条件です、運搬中に爆発するようでは危険すぎて使えません。
C-4やセムテックスなどは火にかけても爆発せずに緩やかに燃焼するほど安定しています、こういった類の高性能爆薬を爆発させるには信管がによる起爆が必要になります。
No.2
- 回答日時:
>酸化されて燃焼する物質ってなんなんでしょうか…
硝酸エステルは一般に「自己燃焼」で二酸化炭素、窒素、水に分解されますので、酸化される側の物質は必要ありません。
現在の爆薬は皆同じです。
酸化剤と可燃剤を入れる「火薬」は現在実用に供されていません。
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