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よろしくお願いします。
簿記の試験対策をしている間はあまり気にならなかったのですが、
”仕掛品””製品”という勘定は、資産?費用?なのでしょうか?

製品はおそらく資産勘定に当たると思うのですが、仕掛品は費用なのでしょうか?

しかし、月末仕掛品などは、資産っぽいし・・・。

でも、仕掛品10万が完成品になったとしたら

製品 10万  仕掛品 10万

となりますよね?

これは資産勘定が資産勘定に振り返られてる?

そんなことはないですよね。

費用が減って資産が増えてるならわかるのですが。

仕掛品勘定は、材料費など、費用勘定を集める集合勘定なのでしょうか?


教えてください。

よろしくお願いします

A 回答 (5件)

仕掛品も製品も資産です。

貸借対照表を見てください。どちらも流動資産に計上されています。
>これは資産勘定が資産勘定に振り替えられてる?
そのとおりです。未完成品である仕掛品から完成品である製品に振り替える仕訳です。なぜ「そんなことはない」と考えるのでしょうか。現金で備品を購入するなど、資産から資産に振り替えられるのはよくあることです。

>費用が減って資産が増えてるならわかるのですが。
この考え方のほうが私にはわかりません。費用と資産では投下資本の意味合いが全く違います。なお、経営サイクルの考え方からすれば、投下資本は
資本⇒資産⇒原価・費用⇒収益⇒資本(利益)⇒資産・・・
と循環するのであって、費用が資産になることは普通は無いと思います。

>仕掛品勘定は、材料費など、費用勘定を集める集合勘定なのでしょうか?
集合管上という言葉もはじめて聞きました。仕掛品は無から製品完成に至る製造過程において発生する原価を積み上げる勘定です。質問で材料費を「費用」と表現していますが、材料費は原価の一要素であり、原価と費用は別の概念です。混同してはいけません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2008/05/11 06:16

>製品はおそらく資産勘定に当たると思うのですが、仕掛品は費用なのでしょうか?



両方とも資産勘定です。

>仕掛品10万が完成品になったとしたら
製品 10万  仕掛品 10万
となりますよね?

仕掛品が完成品になったら、仕掛品勘定を製品勘定に振替えるという意味でしょうか。そうならば、その仕訳は誤りであるとお答えします。

三分法会計においては、商品や製品と同様、仕掛品もまた期末に、在庫を洗替計上します。

〔借方〕期首仕掛品棚卸高ΔΔΔΔ/〔貸方〕仕掛品ΔΔΔΔ
〔借方〕仕掛品OOOO/〔貸方〕期末仕掛品棚卸高OOOO

仕掛品が完成品になっても、この洗替を行えば充分なのです。

>仕掛品勘定は、材料費など、費用勘定を集める集合勘定なのでしょうか?

その考えで良いと思います。期末の決算日において製造途中の物は、色々な部品や材料の集合体ですから、集合体をバラバラにしたと仮定して、部品または材料として棚卸計上しても良いですが、仕掛品には目に見えない人件費や光熱費も含まれるはずですから、「仕掛品」として棚卸計上するのが正しい会計と言えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2008/05/11 06:12

>という労務費や機械の減価償却費などの費用から成り立っています


先ほどの記述のうち、これは費用ではなく費用のうち、製品を作るために消費された額になります。

それと
製品 10万  仕掛品 10万
上の仕訳はこれのみを見ると奇異に感じるのでしょうが、製造途中だった仕掛品が原価が追加投入された結果、完成品となったので製品勘定に振り替えたとすればどうでしょうか。
例えば月初に仕掛品が2万円として(材料費1万円、労務費5千円、経費5千円)
材料費10000仕掛品20000
労務費5000
経費5000

この月に消費した原価は材料費5万円、労務費2万円、経費1万円とすると
仕掛品80000材料費50000
      労務費20000
      経費10000
その結果、完成品となった
仕掛品100000材料費60000(10000+50000)
      労務費25000(5000+20000)
      経 費15000(5000+10000)

そこで製品に振り替えることにする
製品100000仕掛品100000
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
大変わかりやすかったです

お礼日時:2008/05/11 06:13

原材料、部品、商品、製品は資産であると同時に物です。

つまり、指でこれだと示すことのできる物体といえます。
仕掛品という言葉でいいますが、元来は完成品になる前の製造途中のものであり、仕掛品そのものは販売することはできません。これとよくにているもので「半製品」というものがありますがこれはそれ自体で販売することが可能です。
仕掛品といわずに「製造」という勘定でよばれることもありますよね。
仕掛品は原価の集合体です。中身は材料、部品という形のあるものと加工費という労務費や機械の減価償却費などの費用から成り立っています。例えば前払費用というものがありますよね。あれは形がないし、時間がたてば費用になりますよね。でも流動資産ですよね。
これとは少し、ニュアンスは違いますが、ものを作るのに発生した費用のうち、製品を作るために消費されたものだけどまだ完成品になっていないし、それのみで販売できないものを仕掛品といいます。
もう少し、言うと仕掛品は仕訳の上では費用が減ってできます。これは有価証券をのぞく棚卸資産すべてにいえます。費用が減るというより消費できなかったもの、ある一定期間に原価にならなかったものということです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2008/05/11 06:14

「仕掛品」勘定は、資産勘定のひとつでして、製造途中のもの(イコール仕掛かり中のもの)を計上する科目ですね。



ですから、
> 製品 10万  仕掛品 10万
は、
> 資産勘定が資産勘定に振り返られてる
ことになります(「振り替えられてる」のタイプミスかしらん)。

資産から資産への振替も、アリなのです。

なお、決算期に製造原価を計算するときなどに用いる「○○仕掛品棚卸高」は、資産か費用かでいえば、費用のほうになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2008/05/11 06:17

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