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(主にジャズを演奏できるようになる為に)一般的に言われる、アベイラブルノートスケール(チャーチモード)をコード進行に当てはめる意義を教えていただきたいです。(IIm7=Dorian など)

自分はコーダルな曲の場合、コードトーン+(使用可能な)テンションを把握する方がいいと思うのです。

そもそもチャーチモードの特性音はモーダルな楽曲には合うとは思えますが、II-V中心のモダンジャズについて、チャーチモードを当てはめるのはナンセンスな気がしてしまいます。

A 回答 (2件)

コードでアドリブを取る場合にはスケールではなくコードトーン+テンションで行うべきという点で質問者さんと同意見です。

さらにダイアトニックコードの説明で、IIm7=Dorianなどと教えることに疑問を持っています。

ということを前提に、あえてチャーチモードをコード進行に当てはめる意義を考えてみました。

1) 知識として知っておいた方がよい。「DorianはCメジャースケールをDのから始めたスケールです」ということは知っていて損はないと思います。ただし等号で結びつけるのは疑問というか、はっきり言って間違いだと思います。譜面にDm7と書いてあるのとD Dorianと書いてあるのでは意味が違うこと(アドリブも伴奏も異なるアプローチが必要)を考慮すると、IIm7=Dorianは非常に誤解を生む表現です。

2) モーダルなアドリブも考えに入れているのであれば、その場合にはIIm7=Dorianも正しいと言えます。最近のアドリブにはモード的な要素が入っているものが多いので、ダイアトニックコードを教える際に関連したチャーチモードも教えてしまえば、すぐ次にモーダルなソロについて教えることができる。そうすればモーダルなソロまでに一気に進むことができるので、生徒にとっては短時間を多くのことを習得できるということになります。

というように利点を探せばあるのですが、1)は誤解を生みやすい、コードとモードを同時に教えちゃおうという2)は初心者にとっては頭がグチャグチャになりそう、という問題点があり1)2)ともあまり説得力があるとは言えません。

はっきり言って、回答になってないですね(苦笑)

「これだ!」という説得力のある回答が出てくるといいですね。(私も知りたい!)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自分と同意見の方がいて安心しました。ずっと疑問に思っていましたので。
いわゆる「バークリーメソッド」の問題点な気がします。
知り合いの若い勉強中のミュージシャンには、素直にそれを受け止めてしまって、スケールを上下行するようなソロを取る人が多い気がします。しかも皮肉にも勉強熱心な人が陥りやすいのです。
もちろん、オルタードなど覚えておくと便利なスケールもあるので一概には言えませんが・・・

自分もまだまだ勉強中の身ですので、大変勉強になりました。

お礼日時:2008/05/09 23:29

 質問者様のご意見は基本的に正しいと思いますが、「Dmの時はDドリアン(レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド)を使う」といった記述は、「コーダルな曲でもモードを使ってホリゾンタルに演奏せよ」ということまで意図している訳ではなく、単に、Dm上で使える音をDドリアンというスケールを用いて説明しているだけなのだと思います。

だから、結局「Dm上ではコードトーンのレ・ファ・ラ・ドとテンションのミ・ソ・シ(9th,11th,13th)が使えます」という説明と、「使える音」という観点から見れば表裏一体になっています。悪気はないんだと思いますが、でも誤解(バップでもモードで演奏?)を招きやすい表現ですよね。私は質問者様のおっしゃるように「コードトーン+テンション」で説明された方がわかりやすいです。
 モードをコードに当てはめる最大の問題点は、「使える音」の中の重要度が失われてしまうということだと思います。つまり、コード的に考えると3度と7度が一番のポイントでそれから1度・5度ときて最後に9度・11度・13度のテンションということになるかと思いますが(とにかく使える音の中にもランキングがあると言うか重要性が異なる)、モード(スケール)で捉えてしまうとそのような音のランクがなくなって全部の音が等質に聴こえる演奏になりがちです。それではコーダルな曲をバーティカルには演奏できないし「II-V中心のモダンジャズ(バップ)」にはなじまないでしょうね。
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