プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして、
将来 漠然とですが「商品企画」「商品開発」の職
、イメージとしては「新商品のアイディアを作り出す仕事」に就くため
の相談です。
商品そのものを工業的な手法で作りだすことよりもマーケティングやアイディアに基づいた商品企画開発をして、もっと便利なものを世の中に送り出したいと思っています。

Q、理系か文系の学部に進むかで悩んでいるのですが、文系という選択肢であっているのでしょうか?

この場合の商品企画はたとえば食品メーカーです。まだ具体的な業界は決まっていませんが。
カゴメのページをみると「食品加工学、栄養化学、分析化学、薬学、獣医学の専攻者を積極的採用予定」と書いてあり、他社の採用ページに載っている技術職(商品開発)のOB・OGは全員理系出身者でした・・・。まだ、調べ足りない点が多く、当たり前の質問だったら大変すみません。

商品企画→文系、商品開発→理系なのかもしれないと思っているのですが、
会社によると文系出身の人が商品企画・開発をやっているようなのですが、実際どうなのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

メーカーの商品企画ですと基本は文系ですね。


ただし、作りたいアイデアをただ提案するだけでなく、
・その商品でどうやって儲けるか
・会社の経営方針、未来の方向性とマッチするか
・自社の技術で実現できるか
・現在~数年先の社会環境と合致するか
など、幅広い観点から企画を作らなければいけないですが、どちらかというと、ややマーケティング重視ですね。そういう意味で文系です。

しかしながら、上記の考えにつかりすぎると、目先の利益や前例主義に陥って「つまらない企画」になることもあるので、開発部門から新技術や隠れたニーズに基づいた企画を提案することもあります。
ですから理系だからといってまったく企画にかかわらないということもありません。実際、細かいアイデアを出すのは技術を持っている開発部門です。(というか各部門で集まって企画会議をするんですが)

迷わせるようですが、理系文系どちらでもアピールと部署の状況次第では希望の配属が叶うこともあります。
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この回答へのお礼

大変遅くなり本当に申し訳ありません。
パソコンに触る時間がなかなかとれず、忘れていました。

アピールと部署の状況次第なのですね、
これから理系嫌いが増えて、文系が増加すると
文系同士の競争がもっと激しくなるかもしれませんよね?。
やはりとても悩みます。

「商品企画」についての理解が深まりました。
大変ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/13 15:38

文系で商品企画をやっています。

ただし、ハイテク産業につき、技術革新が速く、理系でも向上心のない人は、あっという間に文系に抜かれるという特殊環境です。

残念ながら、日本企業の場合、人事部が一括採用して、その後で配属を決めるのが普通です。つまり、「自分は入社したら、何々をやりたいんです!」という熱意はアピールポイントにはなっても、どの部署に配属されるかは、空けてみないと分かりません。何年待っても商品企画に回してもらえないケースもあるでしょう。また、今回はカゴメというメーカーの例を出しているから理系の人が多いのであって、サービス業や金融業や広告代理店なら、文系の方が多いかもしれません。要チェックだと思います。(ただし、金融は激務です)

文系で商学、経営学、マーケティングなどをしっかりまなび、英語力を徹底して鍛えておき、日本企業で何年か働いた後、自分の業界のことは、だいたい英語でも説明できるようになったと感じた時に、外資系に転職するのが王道だと思います。

米国企業は日本企業と違い、人事が一括採用して後から配属を決めるというスタイルではなく、直属上司が面接と採用決定を行うのが普通です。ですから面接すら通れば、やりたい分野に入れる可能性が高いと言えます。他の国の企業のことはあまり知りませんが。今後は中国の企業も増えるでしょうから、そのあたりの研究は必要でしょう。中国系でも、大陸系か、香港系かで企業文化が違ったりするかもしれませんね。

ただし、安定志向の方には、外資はお奨めしません。アメリカでは本当に、「明日から会社こなくていいから」というリストラをされ、ダンボール箱に荷物をまとめて出て行くまで、真横で監視してます。日本でも最低限の法令順守である1ヶ月前の通知と有給休暇の消化しかないのが、当たり前です。これを厳しいと思うか、楽しいと思うかしだいで、外資で働く楽しみは、大きく変わります。外資の、緩やかなドレスコード、敬語など無視して上司に言いたい放題できる環境、本当に有給休暇を毎年1ヶ月取ってイヤミを言われても「日本の制度では有給休暇の日程決定権は社員側にある」という原則論で撃退可能であることなどに慣れてしまうと、もう、日本企業には戻れません。

いつリストラされても生活に困らないようにするには、日々、研鑽を積むとともに、人脈作りが大事です。私は飲み会は嫌いなほうですが、送別会だけは必ずでます。そうしているうちに、気がついてみると、ヘッドハンターから自然と電話がかかってくるようになるものです。以前、会社を辞めた人が、ヘッドハンターに「いい人がいるよ」と話してくれるからです。ヘッドハンターは別に特別な世界の人たちではなく、単に人を売るのを商売としている人たちです。つぶれかけの外資系企業の周りには、うようよいますから笑ってやりましょう。以前、1つの会社から3人が同時にコンタクトしてきたことがあり、「おたくの営業体制、どうなってるの?」と言ってやりました。なお、米国企業には、表立ってリストラするのではなく、使えない社員をヘッドハントさせて本人のプライドをくすぐりながら会社から追い出すという、小技を使うケースがあります。会社都合による解雇だと、本人がごねた場合、退職金に特別割増金を追加しなければならず、自発的退社に追い込んだほうが安いという、みみっちい計算をするのです。
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この回答へのお礼

大変遅くなってすみません。
今の自分にとって、知らなかったけれど知りたい内容を知ることができて大変感謝しております。ありがとうございます。
そのような「王道」があるのですね、実は「英語」がとても好きなのですけれど英語で生きていける職種にはどんなのがあるのだろうとも感じていたので、その情報大変助かります。
中国系の企業も増えるのですね。外資というと欧米を思い浮かべるのですが・・・、大学で中国語を学んでおいた方が良いかもしれないですね・
研鑽は言うまでもなく、いっそう「人脈づくり」特に送別会を大切にしていこうと思います。本当にありがとうございました。
p.s.もしよろしかったら、どのようなハイテク産業についているのが教えていただけないでしょうか?

お礼日時:2008/06/13 15:30

某開発に携わっていた者です。


食品を例にとれば、理系の場合は最初は研究所などでベーシックな物性機能(味、触感、香り・・・)を追求する部署に配属されるでしょう。
商品企画の目的は「市場優位性を継続したい」「競合との対抗上」「陳腐化によるリニューアル」「社会環境の変化に対応」などの理由ですが、概ね「商品企画→試作品→試食調査→改良品→試食調査→市販」というステップを踏みます。もちろん競合があれば一緒に絡めて調査します。
ただ企画といっても文系卒がいきなり企画を任されることは少なく、まず営業で○年ということが多いのではないでしょうか。
お客様の末端にいてこそ企画の目が養われるということです。
理系卒の場合、入口は商品開発・研究部門かと思いますが、異動で企画に行ったり、逆に企画から開発に行くこともあります。
間口から言えば、理系で研究部署から入った方が得策かと思います。
試食は数知れませんから覚悟しないといけません。
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この回答へのお礼

大変遅くなりすみません。
役に立つ回答ありがとうございます。
>間口から言えば、理系で研究部署から入った方が得策
ということで、理系の有利さ?を認識しました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/13 15:19

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