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65歳の人で、左内包後脚の多発性脳梗塞発症後3週間が経過したあたりから37℃前後の微熱が1週間近く続いています。その原因としては何が考えられるでしょうか。脳梗塞により体温調節中枢が障害されたというのは理由として考えられないでしょうか。
どなたか教えてください。

A 回答 (1件)

 体温調節中枢は視床下部にありますから、左内包後脚の梗塞が原因でそのような症状が起こるとは考えにくいと思います。

左内包後脚の障害では右半身麻痺がその症状の主体をなすでしょう。

 実際の臨床で体温調節中枢障害が見られるのは脳死状態のような大脳半球が広範に障害を受けたときで、40℃を越えるような異常な高体温としてあらわれることが多いと思います。脳梗塞患者さんで質問のような発熱がみられた時は、経験上誤嚥性肺炎などの感染を燻らせていることが多いと思います(嚥下障害ありませんか?)。

 患者さんを実際に診察したわけではありませんので、以上の回答はあくまでも推測によるものです。実際には主治医の先生に相談されるのが良いでしょう。
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