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基本文型を学習する参考書に、
I consider this cookbook a perfect present for Ms.Kent.
という文章があったのですが、それに対応した問題の答えで
I consider this restaurant the perfect place for Andrew's welcome party.
というのがあったのですが、ここで1つ目の文章の
a perfect present
と2つ目の文章の
the perfect place
なのですが、どちらも長文問題ではないのですが何故1つ目の文章では不特定の物としてaを使い、2つ目の文章では特定の物としてtheを使っているのでしょうか?
もしかして、この文章の場合はどちらでも良いのでしょうか?

A 回答 (5件)

アメリカに住んで40年目になりました。

 私なりに書いてみますね。

本当に、不特定、特定と言う説明で納得できるのですか? 

本当に、
I consider this cookbook a perfect present for Ms.Kent.
I consider this cookbook the perfect present for Ms.Kent.

I consider this restaurant a perfect place for Andrew's welcome party.
I consider this restaurant the perfect place for Andrew's welcome party.

の文章で不特定・特定と言うことで納得してしまってその違いを感じることが出来るのですか?

私には出来ません。 なぜなら、不定冠詞を使ったほうは、他にも完璧と言えるプレゼントはあるだろうけどそのうちの一つだと特定できると言っているからなのです。 料理も好きだし花も好きなので花の本でも良かっただろうけどその料理の本は大変いいプレゼントだ、と言っているわけで、定冠詞を使った文章では、これがまさしく完璧だと言えるものだと言っているからなのです。 他のでは完璧といえないだろう、と言うフィーリングがあるわけです。

そのうちの一つだ、それしかないと感じさせるほどの、と言う区別なのです。

この理解を感じて欲しいのです。 

>この文章の場合はどちらでも良いのでしょうか?

どちらでもいいわけはないですね。 表現方法とは動詞にしろ形容詞にしろまた今回のように冠詞にしろ、何をいいたいのか、他の表現特別をしたいからその表現をわざわざ選ぶわけです。 確かに同じ事を言っているけど表現方法は違うと言う事はありますが、冠詞が違えば意味合いも変わってくると言う事は文法の基本です。

theを使えばそれだけ完璧の程度が「ダントツ的」なフィーリングが出てくるわけです。 「申し分ないと言える」と言うことになるわけです。 不定冠詞ではそれを出す事は出来ませんね。 もちろん訳にもそのフィーリングが出てこないといけないわけです。  

どちらも使うけど、おのおので違うフィーリングを出していると言うことなのですね。

参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
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こんにちは!



 冠詞の問題は、日本人にはそこそこの理解しかできない宿命です。でもそこそこならできるということでもありますね!

 the は、語り手と聞き手が、ああ、あれね、と分かりあえるものにつけるというのが本義です。

 Look at the bird! と言ったら、そこにいる聞き手もすぐに認識できる鳥だということです。でも、Look at a bird! と言われると、どこを見ていいのか分かりません。いっぱいいる鳥達のどれでもいいから1羽見ろ!ということになります。

 ここから、1つしかないものには、the がつくということが派生します。

 Look at the moon! 言うほうも、聞くほうも、月と言えば、ああ、あれねと共有できるからです。Look at a moon. だと、月がいっぱいあることになってしまいますね!

 さて、

(a) This is the perfect present for him.
(b) This is a perfect present for him.

 を比べてみましょう。(a) のほうは、この世に1つしかない完璧なプレゼントということですね。月なんです。

 (b) は、いっぱいある完璧なプレゼントの中の1つなんです。星なんですね。

 だから日本語の

 (a) これ【が】彼にピッタシのプレゼントだ。
 (b) これ【は】彼にピッタシのプレゼントだ。

 の差と似ているとよく言われます。(a) はこれ以外のピッタシのプレゼントを考えていません。それに対し、(b) はこれ以外のピッタシのプレゼントの可能性を許容しています。

 日本語の助詞も、こっそり英語の定冠詞、不定冠詞の差を演出しているのです。ニクイですね!

 以上、ご参考になれば幸いです。
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はじめまして。



ご質問:
<何故1つ目の文章では不特定の物としてaを使い、2つ目の文章では特定の物としてtheを使っているのでしょうか?>

おっしゃる通り、前者が不特定のものを指す用法で、後者は特定のものを指す用法だからです。

1.ご質問文はSVOCの構文で「OをCだと思う」という文になっていますが、これを、簡単にSVCの文にしてみると、イメージがつかめ易いと思います。
例:
(1)This cookbook is a present for him.
「この料理の本は、彼への贈り物です」
(2)This restaurant is the place for the party.
「このレストランは、そのパーティのための場所です」

(1)の方はaをtheにしても違和感はありませんし、文法的にも間違いではありません。
例:This cookbook is the present for him.
理由は、「彼への贈り物」と特定しているからです。

2.では、何故(1)ではaが使われているのか、それは話し手が主観的に、presentを「ある贈り物」として漠然としたイメージとして使っているからです。

3.ここで使われているaはoneを弱めた用法で、「1つの」と訳出せず特に訳出しない用法です。あえて訳すとすれば「ある」が使われます。
例:
I need a book.「本が必要だ」
in a sense「ある意味」

4.ご質問文は、この漠然とした不特定感を出すために、aを用いているのです。原義には「贈り物というもの」「ある種の贈り物」という意味を内包していますが、特に訳出はされず「贈り物」と訳されているのです。

5.ご質問文の上のaを用いた文の訳出の流れは

(直訳)「~は、ケントさんへの、完璧な贈り物だ、と思う」
→(意訳1)「~ケントさんへの贈り物としては申し分ない(と思う)」
→(意訳2)「~ケントさんへの贈り物にしては上出来だ(と思う)」

となります。不定冠詞aのニュアンスから、「贈り物」を漠然としたイメージとして使っていることが伝わり、「贈り物としては」といった意訳が可能になるのです。


申し分ないと思う」


ご質問2:
<もしかして、この文章の場合はどちらでも良いのでしょうか?>

ご想像の通りです。

1.特定、決定感を出したければ、どちらも定冠詞theが使えます。
例:
This book is the present for him.
This restaurant is the nice place for the party.

それは話し手の主観によって決まります。

2.ただし、ご質問文の下の文は、「このレストラン」が「アンドリューの歓迎会」用の特定の場所、として使われていますから、定冠詞theが適切となります。


以上ご参考までに。
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>I consider this cookbook a perfect present for Ms.Kent.



○ ケントさんへのプレゼントがこの料理の本以外にもあることを示しています。「a」はたくさん(またはいくつか)あるものの中のひとつを表しています。(プレゼントをあげるのは、自分だけではなく他にも何人かいるだろうという前提です。)

>I consider this restaurant the perfect place for Andrew's welcome party.

○ アンドリューの歓迎会を開くレストランがここだけということを示しています。「the」はひとつしかないものを表しています。(歓迎会は普通1回だけだと思います。)
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こんにちは



まさにsyun-0615さんの思われている通りなのです。
最初は、不特定な物なのでaが、次の受け答えでは
特定されたのでtheとなると言うことでしょう。

では。
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