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初めて投稿させて頂きます。

インフレ、デフレのメリット・デメリットを教えてください。
また、経済にとってどちらの状態が良いとされているのですか?

A 回答 (2件)

インフレは経済の活性化、デフレは経済の沈滞を意味します。


景気の上昇期にはインフレの方が弾力があって望ましいのですが、
その弾力がなくなる(つまり給料が上がらない)と物価ばかり上がって生活が苦しくなります。

一方、デフレの局面では物価が安定していますから低所得者層は恩恵を受けます。
ただし、国力は落ちますから国全体では貧しくなります。

後進国が国力を上げるにはインフレが必要不可欠になります。
投資のための資本を集めなくてはならないからです。
金利を高くしないと外国から投資の資本は集まりません。
(金利政策で金利を上げるのとは少し意味合いが違います)
外資が集まるので必然的にインフレになります。

ただし貧富の格差は凄まじいものになるのが金融当局の泣き所です。
中国では元の切り上げを小出しに行いながら国内の景気を調整しています。

構造的に先進国は投資に対する弾力性があるのでデフレになりにくいです。
戦後先進国で唯一デフレになった国は日本だけですが、
それでも国民の大部分が飢えなどと無縁の生活を送ることができたのは先進国ゆえです。
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この回答へのお礼

返事が遅れてしまい申し訳ありません。参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/29 21:52

初めまして。


ニューヨーク在住の高1です。

経済にとってどちらが良いかと言われるとインフレです。
しかし両方においてメリットとデメリットを定義づける事は非常に困難だと思います。なぜなら、どちらの状況ででも得する人と損する人がいるからです。インフレとは経済の需要と供給の関係において、需要が供給を上回るという状況です。すると需要が供給を上回るのを防ぐ動きが働き、物価が上昇して需要と供給をバランスの良いようにします。賃金も物価の上昇に伴って上昇しますが、物価よりも賃金の調整に遅れをとるため、実質賃金が下がり、雇用を増やす機会が増えるので失業率は下がります。つまりインフレで企業などが成長しても、実質的にサラリーマンなどの賃金にはあまり変化が出ません。つまりメリットとデメリットもそれぞれの人によって異なります。

またデフレですが、デフレは需要と供給の関係で供給が需要を上回るという状況です。これは貨幣価値の上昇につながり、単純にいうと同じ貨幣で多くのものが買える状況です。ただこれにもメリットがある人、デメリットがある人がいて、デフレで物価が下がると負債の実質額を高める動きが働き、金利が上昇します。つまり住宅ローンを抱えている人などにとっては非常に不利な状況です。しかしローンもなく、債務がない人にとってはデフレは単なる物価下落で得が出るという事です。またデフレの時に下がった株を買い占めてインフレの物価が高い時期で売るトレーダーなどにとってはこれから上昇するであろう株の良い買い占め時で、それが実際に株価上昇に繋がった場合はこの様なトレーダー達にとってもデフレは都合の良い時期だと言うことです。

結論は、インフレ、デフレのメリットを定義づける事は難しい、という事です。長くなりすみませんでした。参考にしてください。
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この回答へのお礼

返事が遅れてしまい申し訳ありません。参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/29 21:53

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