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”外交は相互主義である”という言葉が日本の外交に関して言えば当てはまらないような気がします。

例えば、日本と中国や韓国・ロシアなどの国との領土問題での外交について、説明するまでもなく、この3カ国に対し日本は、かなり弱腰ですよね…

日本とアメリカでの間でも、沖縄の米軍基地がグアムに移転するのに、政府は多額のお金を投入…それは、アメリカの核の傘に入っているから仕方が無いと言われれば、そうかもしれませんね…としか言えませんが。。。
そして、世界の日本の外交力の評価は、経済一流外交三流と言われていますし…

そこで質問なのですが…
質問は以下の3つです。

1、世界経済(GDPで)でアメリカに次ぐ第二位の日本は経済に関しては、超大国と言っても良い程だと思いますが、対世界各国に対しての発言力が弱いのは、何故でしょうか?

2、特に、中国や韓国そしてアメリカに対して弱腰なのは何故でしょうか?
(竹島問題に関して、国際司法裁判所?だっけか、に、この問題を持っていけば、日本が有利だと聞きましたが何故そのような行動を政府は取らないのか…)
3、日本の外交力を高める方法について何か打開策は無いのでしょうか?

外交問題に関して詳しい方、教えてください^^;

A 回答 (10件)

外交とは、相手の嫌がること、弱みに付け込むことで自国の国益を得る活動です。


其れが暴力、力であれば戦争ですし、外交とは戦争に至る前段階です。
日本人は世界一と言っていいでしょうが、決まりを守る国民です。
外交官は任命される時に相手の国と仲良くしなさいと言われた事を忠実に守りますが
生き馬の目を抜く外交においては、それは単なる【鴨がネギしょってきた】にしかなりません。
また悪い事に日本は金が有るので、極道国家の中国や韓国にやってもいない南京大虐殺や従軍慰安婦問題を【でっち上げられて】【ほら、謝らんか】【ほら、金出せ】と言われると謝れと言われれば謝りますし金出せと言われれば金出します、と言って謝罪し戦後賠償金を払ったら、もっと出せと今に至っています。日本人が善意で接しても、中国人や韓国人は決して善意どころか悪意を持って接してきます。質問の回答ですが、国際標準の交渉をする事。要は相手の嫌がることを言えるようになることです。
仮に石原新太郎さんが外務大臣で中国韓国と交渉したらどうなるか予想して下さい。
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3. 日本の外交力を高める方法について


外交にはふたつの側面があります。 政府間の外交と民間人が行う外国とのお付き合いです。 このふたつはお互いに密接に係わり合っています。 日本の外交官の能力が足りないのは、我々日本人の交渉能力足りないからだと考えられます。 各家庭で父親がもっと主導権を取って子供たちの表現能力を磨く訓練をするのもそのひとつだと考えています。 

私はクリステャンで、20代の頃、米国人宣教師のお宅で暮らしていました。 このお宅には五人の子供がいましたが、毎日夕食時には二組に分かれて討論をしていました。 『ディベート』というものです。 個人的な意思と関係なく、父親が『賛成』と『反対』に分けていました。 私も当然この中にいました。 彼らは、これを小さい時からやっていますから弁論の力は誰もが優れていました。 大人の私はいつもたじたじ。 お陰で私の英語はみるみる『うなぎのぼり』

日本人の外交官は我々日本人の延長線にしかいません。 私は長年ODAの仕事をし、数多くの日本人の外交官とも接しましたが、私のように外国人のお宅で育ったという人はいませんでした。 当然、英語の能力は私の足元にも及びませんでした。 

この程度の人間が出来ることはたかが知れているのです。 日本人が一般に交渉能力がないのに、日本人の外交官だけが特別にが優れてなどいるなどと期待する方がおかしいとは思われませんか。 
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日本の外交は色々言われていますが、総合評価では確かに「姿が見えない」「目立たない」「下手だ」と言われます。


そして、外交が下手だと言われる文脈に「目立たない=下手」という単純なレッテル貼りも横行しています。
とはいえ、確かに日本の外交戦略には問題点が多いのも事実です。

>1、世界経済(GDPで)でアメリカに次ぐ第二位の日本は経済に関しては、超大国と言っても良い程だと思いますが、対世界各国に対しての発言力が弱いのは、何故でしょうか?

外交というか、「国の力」というのは単純に経済力だけでは計れません。
確かに、戦後世界は大量生産・大量消費型の経済モデルを開発して、それをテコにパワーオブバランスを保とうという動きもありました。
しかし、依然として国家の重要要素である軍事力は全く重要性を失っていませんし、他にも「人道支援」などの分野も世界でリーダーシップを取るには重要な要素となっています。
最近では環境も加わってますね。

日本は経済力だけであり、他の部分では国家的な戦略が見えてきません。

そうそう、ココで言う「軍事」とは別に最新兵器を抱えているだとか、兵隊の数が数万人いるだとか、訓練度が高いだとかだけに留まりません。
それらの兵力をどれだけ柔軟に使えるかも大きなポイントです。
日本は、装備・兵数なんかは世界でも有数ですけど柔軟性に関してはまったく話になりません。
その要因は、まぁ言わずとしれた「憲法9条問題」です。
憲法9条問題でどっちつかずの態度とその場しのぎの対策で行っているため、国内世論と政治の捻れや、世論に配慮して思い切った派遣政策が取れないなど、色々と弊害が出ています。

もちろん、出て行かないなら出て行かないでそれなりの戦略を立てれば国益を確保することは出来ます。
しかし、今の日本はどっちつかずなので国益を損なう結果になることが多いです。

また、人道支援に関してですけど、こちらも日本は金や物資さえ出せば良いだろう的な発想が多く、確かにそれでも感謝されるかもしれませんが、国益確保の為にはなかなか効率が悪いということになっています。
また、日本は難民認定を頑なに拒否しているのも国際的にはマイナスですね。

>2、特に、中国や韓国そしてアメリカに対して弱腰なのは何故でしょうか?
(竹島問題に関して、国際司法裁判所?だっけか、に、この問題を持っていけば、日本が有利だと聞きましたが何故そのような行動を政府は取らないのか…)

まぁ、戦争に負けた事と吉田茂首相の西側の雄アメリカの元での国家復興をかけた選択に未だに引きずられていると言うことでしょう。(とうの昔にその目的は達成したのに)
国際司法裁判所は、両国の同意がなければ付託することができません。
当然、韓国は不利だと分っているので同意しません。
それが分ってるので、日本も無闇に行動を起こして韓国との不協和音をこれ以上大きくしたくないんです。
まぁ、タダでさえ反日感情が強い国を刺激して、経済に影響を与えたくないんでしょうね。
日本政府は経済ベースでしか見えてませんから。

>3、日本の外交力を高める方法について何か打開策は無いのでしょうか?

まずは、中長期的な国家像をしっかりさせることです。
例えば、米国なら世界の警察、スイスなら中立国、などなど。(まぁ、最近は世界情勢も変って方針転換を図ってますが)
日本には、決定的にそれがかけています。
そこにもってきて、やれ米国や中国の大国外交を見習え~と来ています。
断言してもいいですけど、日本に米国や中国のような外交は無理です。

外交にはその国、その時代、その場面にあったやり方があります。
そして、その国、その時代にあった大枠の戦略を決めるためには、まず「国家ビジョン」を示す必要があります。
日本に決定的にかけているのはそれですね。
あと、日本人はあまりにも大国を意識しすぎてますね。
そうした人の意見を聞くと、ライオンになりたいネズミを見てるようで、本当日本って平和だな~と感じてしまいます。
まずは、高度経済成長で身に付いた浮ついた大国意識を捨てることから始めましょうね。
まずは、自己認識からですよ。

参考URL:http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/so …
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1. 外交が下手だからです。

「いや普通それはやらんでしょ」という外交判断を、国民が反対してもやってしまうからです。たとえばイラク戦争への自衛隊派遣は政府が決めるまで世論調査で8割が反対していました。フランスとドイツがアメリカに反対しているのも分かっていました(ちなみに「軍事力云々」と言ってる人がいますが、フランスもドイツもNATO加盟国でドイツにはかなりの米軍が展開してますし、フランスの軍事力もアメリカとは比べ物になりませんから、そういうことを言うのはモノを知らない人であり、そういう人が日本の外交を拙劣なものにしてもいます)。ところが駐仏、駐独の両方の大使館から、両国が最後には折れてアメリカに従う、という予測が報告されたので、当時の小泉純一郎首相は大喜びでアメリカの言いなりになりました。いうまでもなくその予測が大間違いでしたし、しかも結果論でなく常識で考えても「絶対に折れない」のは分かりきっていたのでした。つまり情報収集能力と、その情報に対する冷静な判断力の欠如です。じゃあなぜ欠如しているのかと言うのかはとても話が長くなりますので、とりあえず政府与党議員と外務官僚の能力不足、と言っておきます(これには組織論の問題と、さらに外交機密費、官房機密費の問題が実はからんできます)。ちなみに、あそこで日本が反対と言っていれば、相当に強烈な発言力を日本が持つことになり、戦争すら始まらなかったかも知れません。真っ先に戦争に賛成して参戦を表明した結果、日本の国益になにも貢献しないばかりか、日本は発言力をとても落としたわけです。

2.アメリカに対しては、政権与党と外務省が日本がアメリカの属国だと思い込んでいるからです。しかも昨日証人喚問がありましたが、ああいう政商がアメリカのごく一部に過ぎない、俗に「日米安保で食ってる連中」と揶揄される軍需産業ロビー勢力などと組んで、それが安全保障を中心に日本の対米関係のほとんどを決めてしまってます。そうした勢力は共和党とつながりが深いので、日本では共和党は親日派だから共和党政権でないと日本は困るとか、政府上層部のレベルで思い込んでいます。こんな発想で外交なんてできるわけもありません。相手国がなにを考えどう動くかを情報を集めて判断する能力もなしに外交なんて出来ませんから。

中国・韓国に関しては、「中国・韓国に強気で」と言い張る幼稚な勢力の責任が最も大きい、と言わねばなりません。彼らの言う「強気」は外交で日本が絶対に勝てないネタを主張したがることですから、逆に先方にそれを巧妙な圧力カードで使われるだけです。負けた戦争についてうだうだ言ったところで始まりませんし、侵略したのは日本ですから正当化のしようがありませんし、しかもそのことを講和条約でも国連加盟でもそれぞれの国との条約でも認めているのですから、向こうからは「日本は嘘つきだ」とかなり警戒されています。そしてそういう「嘘つきだ」と言えるカードを持っていることは、外交的にはとても強い立場になります。外交ではタテマエ上の正当性がとても重要になりますから。

もっとも、韓国との領土問題を除いて、日本が中国・韓国に対して「弱気」ということはとくにないですけどね。

3. 政府レベルではまず外交官の能力向上でしょう。イラク戦争開戦時のフランス、ドイツにある大使館の情報などは、「お前らバカとちゃう?」と言う他はないくらい分析能力が低かったという他に理解のしようがありません。たとえばフランスは人口の10%がイスラム教徒です。当時のシラク政権は右派政権でしたが、左派の協力ないしには極右の国民戦線の伸張で大統領選が危うかった政権です。歴史的にも国民性の問題でも、フランスはだいたいアメリカの言いなりになることをかなり嫌う国ですし、外交問題として「国の正当性」をタテマエでも主張できないことを極端に嫌う国で、むしろそういう正論を最適なときに主張することで、戦争に弱いと揶揄されても、負けた戦争ですら勝ったことにしてしまう国です(二度の世界大戦は、フランス単体では負けてます)。アメリカに賛成するはずがなかったし、ちょっとでもその国で生活していればあんな判断ミスはやりようがありません。駐仏日本大使館がワインのうんちくばかり溜め込むのでなく、まじめにフランス社会を理解しようという努力をしておけば、あんな拙劣な判断をするわけもなかったのでした。もっとも、彼らは自分たちの仕事が外遊する国会議員の接待と日本マスコミの接待がメインだと思い込んでいるらしいですから、その勘違いから正してくっきゃない、というところでしょうか。

とりあえず田中眞紀子が外務大臣だったときにやりかけた外務省改革は、やっておけばよかったんですけどね。もっとも、彼女が問題にしようとした外交機密費の主な使途は要するに上記のような接待でしたから、困る人がいっぱいいた、ということなんですがね。
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 外交といってもご近所付き合いと同様に考える事ができて、この場合は、


「隣のうちが盆栽を本来ならうちの敷地に相当する場所に並べている」 
「ただ、私事でごたごたしていてこれについて話し合う余裕がなく、数年間黙認してしまっていた。町内会のルールではこういった場合、『穏便に解決すること』を定めているが、あまり細かい方法は定めていない」
 というような状況に相当するかと思います。

 こんな場合、
「俺の言う事が聞けないのか(怒)!!!」
 で隣家と交渉に臨んでも上手くいきませんよね。
 即喧嘩、という事にはならないと思いますが、相手も怒って口をきいてくれなくなります。そうなったら裁判か喧嘩したらいいじゃないか、という話になるわけですが、盆栽の占有ごときで高い弁護士使用や痛い思いをするのは勿体無いですよね。領土問題も同じで、平和云々を別にして、いくら資源があるといっても小さな島の件で戦争するのははっきりいって無駄使いで割にあいません。あと、世界政府みたいなものはないので、国際間の紛争では強制力を持つ裁判のような手法はとれません(国際司法裁判所は、あくまでも一般的見解を示す場でしかありません)。

 というわけで、外交にあっては、
「まあ、難しい話は後にして、お茶でも飲みながら歓談しましょうか」
 という感じでまずは仲良くなって、お友達になれたところで
「お友達なんだから、これぐらいしてくれてもいいでしょう、貴方にも利益があることなんだから」
 という話を持ち出すような駆け引きを行う事が重要になります。日本人のイメージする強気の外交とは異なるような気がしますが、これが一流の外交術です。ヨーロッパ人はこのあたり上手いですね。アメリカは日本以上に下手で、「俺の言う事が聞けないのか」で無駄な戦争ばかりしています。

 これを踏まえての質問の回答ですが。
1.弱い弱い言われていますが、アメリカ的なお馬鹿外交をしていないだけで実際のところそこそこ発言力はあります。そうでなければ世界中に日本製品を売って儲けることなんてできなかったでしょう(自国の権益を損なう、とあちこちから横槍が入ってまともな輸出ができなかったはず)。日本の発言力が弱いと思っているのは日本人とアメリカ人位だと思いますが、日本人は「アメリカ人の意見=世界の意見」だと思っているので、こういう誤解が生じます。
2.一番いいのは、さっきのお友達なんだから・・・的な外交術を展開する事です。しかし、政治家も国民も無関心、もしくは机を叩いて相手を怒らせて「俺の言う事が聞けないのか」と言うのががうまい外交術だとおもっているので、話が進みません。また、先に論じたように、国際司法裁判所といっても、さっきの個人間の問題でいえば民事調停(裁判所が間に立って話し合いをおこなうものだが、権限が弱く、相手が出席しなければそれで終わり)を行うようなもので、相手側が納得しないのであればそれほど意味はないと思います。
3.まずは、政治家、国民ともに、一流の外交とは何か、弱腰でない外交とは何か、を理解する必要があるかと思います。確かに、中国や韓国、アメリカに「俺の言う事が聞けないのか!!!」とやればその時は気持ちいいでしょうが、何も得るものはないので、これを「強気の外交」と思わない事が重要かなと思います。また、国力をバックに、「俺の言う事が聞けないのか」の馬鹿外交を本気で展開しているアメリカの外交術を見習おうなんて考えない事も重要かなと思います。

 長くなっちゃいましたが、適当に参考にして下さい。 
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2.について



 貿易立国である日本は、アメリカ・韓国・中国相手の貿易では、大いに儲けています。
 日本政府を運営している与党には、財界から多額の寄付がなされ、与党政治家は権力という美味しいものにありついています。

 ですから、財界を儲けさせる国に対して、政府は貿易で変な規制をかけられないように気を使っています。
「面子を捨てて、実益を取る」という方針で経済を伸ばしてきた日本ですから、その方針転換を行なうには、国内の経済システム・政治システムの裏側を変えないと不可能でしょう。(1の回答になっていますね。)

 財界とのパイプが細い(当然ないわけではない)民主党に一時政権を持たせてみるのも一つの手段です。
 インド洋での他国艦船への重油給油を中止するなど、裏のしがらみがすくない政党でないと不可能だったのはご記憶のことと思います。

 たとえどれだけ軍事力を強化しても、アメリカの世界戦略のしがらみの枠内での増強であれば、アメリカの軍事費負担が軽くなるだけで、日本の発言力増加はたいしたものにはならないでしょう。(思いやり予算やグアム移転費を出す事を決定しても、対米関係はあまり変わらない状況から判断して。)
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2.の国際司法裁判所と竹島問題について



 国家における刑事裁判と違って、国際司法裁判所は主権国家同士の紛争に対して判断を示すだけです。

 つまり、ある問題に関してA・B二カ国間で紛争が起きたとき、両国ともが第三者の判断を仰ぎたいと言う場合にのみ、国際司法裁判所が判断を下します。

 ですから、竹島問題のように韓国側が国際司法裁判所に判断を求めることに同意しない場合は、国際司法裁判所が行動を起こすことはありません。また、主権国家に対して上位の「強制力」は存在しないので、裁判結果を『強制執行』する機関は存在しません。
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1.


日本には軍事力が不足しているからです。
外交の強い国、アメリカ・ロシア・中国・イギリス・フランスなどに共通する事項は何でしょうか。
伝家の宝刀として国力に見合った軍事力をもっており、必要とあらばそれを抜くことが可能であることです。

特に交渉力として威力を発揮するのは、核兵器ですね。
核兵器は、冷戦終結後の現在では事実上使えない兵器です。
しかし、脅しの手段として、これほど威力をもつアイテムはありません。
経済で日本よりはるかに貧困な北朝鮮が、大国相手に外交ができるのは、核兵器をもっているからです。

外交とは銃口を交えない戦争であり、戦争とは銃口を交えた外交です。
戦後の平均的な日本人の価値観とは相容れませんが、最終的にものを言うのは軍事力なのです。

2.
自衛隊があっても、憲法の制約でそれを外交の道具として使うことのできない日本は、原則としてどこの国にも弱腰です。
アメリカ・中国・韓国に対して特に弱腰に見えるのは、これらの国が国境を接する国であり、外交上の問題が他の国に比べて多いから目立っているだけにすぎません。
(アメリカは直接国境を接していませんが、米軍基地が国内にあり、貿易額も多いので、自然と外交問題も多く発生します)

3.
ここまで書けばお分かりかと思いますが、軍事力の増強とそれを行使することが可能な法整備を進めることです。
これは、日本が戦争をしろということではありません。
ただ、いつでも伝家の宝刀を抜くことができるシステムを作っておけば、自然と外交力は向上します。
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日本の悲願である国連安保理入りに反対と思われるのが中国と韓国です。


世界の100カ国以上が賛成している中、特に中国が拒否権を使うとお終いです。
その面では中国に強硬になれない側面はあります。
安保理入りすれば、地道に交渉を積み重ねてきた外務省の成果であり、外交面でもリーダーシップが発揮できるはずです。
今回の四川大地震の協力も先を見越しての対応と感じます。

また、韓国は依然歴史認識で歩み寄れていませんが、新政権では日本と経済協力を密接にという姿勢があるので、変わってくると思います。

なお、馬鹿げた思いやり予算など、アメリカには全く頭が上がりません。完全に急所を握られてしまっているようで、自民党政権では手も足も出ません。
打開策は国益が分る優秀な政治家を育てる事。
とんちんかんなマスコミが勉強する事です。
なお、佐藤優のベストセラーの「国家の罠」を読むと外務官僚もかなり頑張っていることが分ります。
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日本は戦後国防をアメリカに依存し、戦後50年ほどは目が国内に向いていました。


この期間はずっと自民党の一党独裁でしたし、今噴出している天下りや建設族の問題も
表面化してくることはありませんでした。

いわば国内をうまく調整していればよく、中韓には土下座外交とまで揶揄されました。
政治家も官僚も自分の任期だけは平穏に済めばよいとさざ波が立つのを嫌います。
その変わり組織内のものには威張りまくります。
この現象は公務員から民間企業まであまねく広がっています。

対面の体裁を気にかける日本人、すなわち内弁慶は官民で共通の現象です。
これが昭和を通しての政治家の姿です。

よく日本は自分では変われない。変わるのは海の向こうからだといわれます。
1985年頃から貿易格差でアメリカの日本バッシングが始まり、87年に天安門事件と
80年代に日本を取り巻く環境が激変していくことになります。
この頃から徐々に政治が世界に目を向けざるをえなくなります。
もはやアメリカの下でぬくぬくしていたのでは国益が問えない時代に入ったのです。

昔の土下座外交の時代に比べれば日本は言いたいことは言うようになりました。
また、外務省も随分と国連での駆け引きがうまくなったと思います。
それでも日本は資本主義陣営ですし、資源もないので親分のアメリカだけには逆らいません。

中韓にも下手に出ることは少なくなり、国益を重視するようになりました。
ガス田や竹島問題は一昔前ならなあなあで納めようとしてでしょう。
それでも福田総理のような対応は典型的な日本人の性格そのものです。
まあ、これはこれで日本人の良き一面でもあるかなと諦めていますが・・・

打開策は時間をかけることですね。
もともと日本人は適応することには優秀な民族なので、
今は官僚も国益重視で動いていますし、時間をかければかけるほど外に開かれていきます。
なんかやっていることは明治政府と同じなんですが^^;
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