プロが教えるわが家の防犯対策術!

初めまして。ご観覧ありがとうございます。

私は去年の夏、突如演劇の魅力に目覚めた高校3年生です。
美術系の大学を受験することを考えているのですが、
何分演劇の魅力に目覚めたのが遅く、演劇に対する知識が圧倒的に不足しています。
有名な劇団といえば宝塚歌劇団や劇団四季程度しかしらないド素人なので
面接の試験の際に恐らく確実に聞かれるであろう「好きな劇団」や「好きな演出家」などの
一般的な質問でさえ、満足に答えることが出来ないのが現状です。

そこで、演劇好きであれば一度は見ておいた方がいいと思われる作品や
有名な劇団、劇作家、演出家について教えて下さい。
(これに関しては、個人的にオススメ!というものでも大歓迎です^^)

また、演劇の世界に飛び込む上で最低限身につけておくべき知識(特に演劇史)などを
紹介している書籍などありましたら、教えて下さい。

学生なので、書籍やビデオなどは比較的入手がしやすいものだと助かります。

条件を沢山つけてしまって真に恐縮ですが、宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

#2です。


補足説明ありがとうございました、おかげで質問者様の意図するところが明瞭になりました。
私も浅慮ですみません、なるほど先端芸術だったのですね。納得しました。
確かにあそこはパフォーマンスを含め大変魅力的なメディアを手広く学べそうですね。質問者様の表現活動の方針にもマッチしているような印象を受けました。
では、そういったことを踏まえて私なりに回答させていただきます。

まず、今日の演劇界について知るなら、やはり雑誌が一番手っ取り早いでしょう。
#1さんが仰っていた「演劇ぶっく」、私が#2で述べた「ぴあ」「シアターガイド」のほかにも、「月刊ミュージカル」や「Look at STAR」、「テアトロ」、「歌劇」などなど、実は演劇関係の雑誌は山ほどあります。
・「演劇ぶっく」と「Look at STAR」は、話題の舞台に出演する人気の役者さんや演出家さんのインタビュー記事がメインの雑誌で、コマーシャル性の高いものです。役者さんのファンが主なターゲットになると思いますが、演劇の稽古がどういう風に進んでいくのかや、役者さんの仕事、演劇をやるってこういうことなのか、ということをインタビューの端々で感じられるかもしれません。
・「weeklyぴあ」は映画・舞台・展示会などの情報誌で、話題の舞台については記事が載っていますが、今週の公演データが文字情報で羅列してあるものが大きな割合を占めます。その週にどこで何の公演がやっているかを調べるのには大変有益ですが、ある程度劇団の名前や演出家の名前を覚えないと本当に文字情報の羅列なのであまり頭に入らないかもしれません。
・「シアターガイド」は#2でも述べましたが、上記の「演劇ぶっく」や「Look at STAR」が、一般受けする(演劇通でなくても知っているような)人気の役者や公演ばかりを取り扱うのに比べ、話題作から小劇場の公演まで幅広く扱っているので、私は一番オススメです。勿論その月の公演情報も劇場別で載っています。
・「テアトロ」は、今まで述べた雑誌がカラーページばかりなのに比べてびっくりするほどモノクロで、文章ばかりの雑誌です。これは役者さん本人や演出家本人へのインタビューはほぼ皆無で、”劇評”を載せている雑誌です。劇評家さんは一番多い人で年に400ほどの舞台を見ています(1日1本じゃ間に合わない!)。「演劇ぶっく」や「Look at STAR」がコマーシャルシアター(商業演劇・・・のような意味です。厳密には違うんですけど日本語って難しい^^;)を取り扱うのに比べると、こちらはどちらかといえばアングラな作品を取り上げるような印象を受けるかもしれません。
劇評家は取り上げた劇の主宰からお金をもらうわけではないので、辛口だったり酷評したり本音が言えますが、あくまでその劇評家一人の意見であり一つの劇評がその劇の全てではありません。でもどういう舞台が世間でどういう評価を受けているのかを知る、ひとつの物差しにはなるでしょう。
・「月刊ミュージカル」はかなり大きな本屋でしか見かけないミュージカルばかりを特集した雑誌で、「歌劇」は宝塚の宝塚による宝塚のための雑誌ですね。ほかにも歌舞伎だけを取り扱った雑誌もありますし、ダンスだけ、フィギュアスケートだけetc・・・ショービジネス関係の雑誌は枚挙に暇がありません。
 これらの雑誌は、質問者様が行ける範囲内で一番大きな本屋、または市内随一の図書館などに行ってみてください。受験もあって忙しいとは思いますが、「何から調べればいいのかわからない」状態なら、教えてもらった本だけネットで注文したりするより、自分で本棚の演劇コーナーにずらりと並ぶ(くらいあるといいな!)演劇の本を一つ一つ見てみて、自分が一番楽しめる本を探してみてください。

ちなみに、演劇史で最初に紹介されるのは古代ギリシャのもので、蜷川さんが「オイディプス王」などを近年上演してDVDにもなっています。
(古代ギリシャの戯曲で有名なものは悲劇ばかりで、ショッキングなシーンが満載だったりします、念の為。)
視聴覚資料の充実している図書館なら、もしかしたら蜷川作品は所蔵があるかもしれません。
他にも蜷川さんはシェイクスピア作品も積極的に演出されています。
あと知っておきたい劇作家といえばチェーホフ(「かもめ」など)やイプセン(「人形の家」など)あたりでしょうか。
それから演出家(なのかな?)ならスタニスラフスキーとか。
どれも演劇史の本を読めば必ず出てくるような人たちです。
先端芸術は演劇というより身体表現というジャンルに焦点を置くかもしれませんから、バレエなども映像資料を見ておくといいかもしれません。
(クラシックよりコンテンポラリーダンスのほうがあそこの教授は好きかもしれないですね・・・ピナ・バウシュとか?)
それから、88-dreamsさんは日本人だと思っていて大丈夫でしょうか(というのは、在日外国人の方などならこの先の文章は見当違いですので。もしそうでしたら、ご自分の祖国の演劇について少しでも調べてみられるとすごく強いアイデンティティになるはずですよ。)
日本人の方でしたら、やはり私達はどんなに西洋かぶれな生活しかしていなくても、歌舞伎の国の人間であり能・狂言の国の人間なのです。
能・狂言は私達民族が古くから持つ伝統舞踊であり、また歌舞伎は欧米でオペラからミュージカルという新しいジャンルが成長していくより昔、江戸時代に既に日本の庶民に親しまれていた歌あり、踊りあり、芝居ありのミュージカルだったのです。
今の演劇は一昔前の言い方をすると「新劇」と言いますが、”新しい劇”が誕生するまで、日本で芝居といえばこれら伝統芸能だったわけですね。
(あと人形浄瑠璃や落語なんかもそうですし・・本当に”演劇”は一言では語れないのです)
 これらも勿論本物を見るのが一番なのですが、もし図書館に映像資料がない場合の強い味方をご紹介します!
NHK教育テレビの「芸能花舞台」という番組です。
これは今が旬の役者さんから往年の名優のモノクロ映像まで幅広く伝統芸能の映像が見られます。
毎週見ればかなり和モノ通になってしまうのでしょうか(私はしょっちゅう見逃していまだに和モノ通は遠いです・・・)。
また、同じくNHKで「劇場への招待」という番組もあります。
これは公演が終わって数ヶ月から2年程度しか経っていないような、「見逃してしまった話題作!」「チケットが取れなかったあの傑作!」みたいな作品をまるまる見せてくれる太っ腹な番組です☆
ストレートプレイが多いですが時にはミュージカルもやっていたりして、今日の演劇を一番手軽に見られるかもしれません。

まあ、というわけでかなり色々書いてしまいましたが、最後に私の好きなミュージカルのジャンルで受験までに観られる有名作品をさらっと。
・WICKED(劇団四季。ブロードウェイミュージカル。とにかく観て欲しいすごいパワーのある作品!)
・ME AND MY GIRL(東京宝塚劇場で7月6日まで。ロンドンミュージカル。宝塚の華やかな舞台は一度観て損はないはず。)
・ミスサイゴン(東宝・帝国劇場で今夏公演。ロンドンミュージカル。東宝も魅力的なキャスティングが面白い)
・オペラ座の怪人(劇団四季。ロンドンミュージカル。ちなみに同じく四季のCATSも同じくヒットメーカー・ロイドウェバーの作曲。大阪でやっているみたいですね)
・美女と野獣(劇団四季。ディズニーブロードウェイミュージカル。これも地方公演中ですが、目の前で本物の魔法が繰り広げられるようで夢みたいな時間。)
まあ挙げるときりがないのでこの辺で。ちなみにこういうミュージカルのチケットは値段が可愛くなくてその上人気で取り難いです、もし観られそうな公演があったら頑張って下さい(^^;)どれも観て損はないです!

とにかく質問者様に合った資料は質問者様にしか捜し出せませんから、大きな図書館で資料の山と格闘して頑張ってほしいです。
そして是非劇場に足を運んでくださいね☆
自分という人間を観察して、説明すること、それが入試で一番要求され、且つ一番難しいところです。
素敵な春がきますように、応援してます!
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この回答へのお礼

まずはお礼を申し上げるのが遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
模試や熟などで忙しく、なかなかPCを開く時間がありませんでした;;

私は根っからの日本人です(笑
浄瑠璃や歌舞伎は今まで学校行事などで何度か目にしたことがある程度でしたが
girlhoodさんのご意見は尤もで、これを機に、伝統芸能にも触れてみようと思いました。
バレエも幸い身近に海外の有名なバレエ団の運営する学校(?)に受かるような
実力のある友人がいて、身体を動かす表現は素晴らしいなと思っています。
詳しい資料の集め方から、テレビ番組まで、本当に丁寧に教えてくださってありがとうございます。
特にテレビでまだ新しい作品が見られるとは、驚きです!
最近近くにアマチュアの劇団の方が利用する施設のようなものを見つけたので
まずはそこで生の空気を体感してみようと考えています。

今回、思い切って話してみて良かったです。
まずはお礼を申し上げるのが遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
模試や熟などで忙しく、なかなかPCを開く時間がありませんでした;;

私は根っからの日本人です(笑
浄瑠璃や歌舞伎は今まで学校行事などで何度か目にしたことがある程度でしたが
girlhoodさんのご意見は尤もで、これを機に、伝統芸能にも触れてみようと思いました。
バレエも幸い身近に海外の有名なバレエ団の運営する学校(?)に受かるような
実力のある友人がいて、身体を動かす表現は素晴らしいなと思っています。
詳しい資料の集め方から、テレビ番組まで、本当に丁寧に教えてくださってありがとうございます。
特にテレビでまだ新しい作品が見られるとは、驚きです!
最近近くにアマチュアの劇団の方が利用する施設のようなものを見つけたので
まずはそこで生の空気を体感してみようと考えています。

今回、思い切って話してみて良かったです。
girlhoodさんの丁寧な書き込みにはとても足りないのですが、心からお礼申し上げます。
本当にお世話になりました。出来る限りの努力をしてみます。

お礼日時:2008/06/23 23:37

演者志望であれば、高いプロの芝居や書籍を見るより、小劇場ならチケットをプレゼントするサイトなどもあり、よほどためになりますよ。


小劇場の場合当たり外れは大きいですが、その分さまざまな芝居がありますし、うまい芝居だけでなく、ヘタな芝居も見ておいたほうが役に立ちます。まずはサイト探しからどうぞ。
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この回答へのお礼

ご意見、ありがとうございます。

生の演劇の空気は本当に素晴らしいと思います。
もちろん演技の上手い下手はあるのでしょうが、ライブ感が私は大好きです。
地元を中心に、よく探してみることにします。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/23 23:45

初めまして。


私はごく普通のOLですが舞台が好きで
だいたい月に10本前後の作品を趣味で見ています。

すでにとても詳しく丁寧な回答が出ていますので
ちょっとだけ補足を。

>学生なので、書籍やビデオなどは比較的入手がしやすいものだと助かります。

現実に舞台を観るには時間とお金がかなり必要なのと、
たとえDVD一本であってもそれなりにお値段もするものも多いので
ひとつのお手軽な手段としてテレビをオススメします。
スカパーなら「シアターテレビジョン」、
No.3の方も紹介されていたNHKの「芸能花舞台」「芸術劇場」
それからWOWOWでも毎月かなり人気の舞台を中継します。

正直言って、テレビの映像は本物の生の舞台にかなうものではありません。
それでも、たくさんのジャンルのものをいろいろ知ることができますので
きっと何かしら得るものはあると思います。
私自身も、もともとはミュージカルばかりを見ていたのですが
劇場中継でストレートプレイや小劇場の面白さを知り
今はそういうものも好んで舞台を観るようになりました。
そのうちに、好きな役者さんだけでなく、
「舞台美術をこの人が手がけているから観に行こう」などと
そんな観点で観る舞台を選んだりも面白いですよ。
チケットが高くて手が出ないクラシックバレエやオペラなども
テレビなら気軽に見られます。

まずは、少しだけ参考になれば。
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この回答へのお礼

ご意見、ありがとうございます。

私も受験を意識し出してからはなんとか文学作品を沢山読んだり
作品展に行ったり、創作活動のネタをあつめたりと
手を尽してはいるのですが、なかなか思うように行かないので
詳しい方のご意見は本当にありがたいです。

DVDはビデオ屋さんに行って借りてこようかな、と思って行ってみたのですが
思ったよりもずっと少なかったので、すこしがっかりしました。
が、テレビでも見られるとのことなので、活用したいと思います。
我が家ではWOWOWはとっていないので、NHKのみになりますが(苦笑

名作から小さな劇団のものまで、とにかく沢山の作品に触れて、感性を養いたいです。
この度は、ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/23 23:43

こんにちは、補足要求をさせてください。


質問者様は演劇を学びたいのに、「芸術系」でも「音楽系」でもなく「美術系」の大学を志望されているということですが、
(1)舞台美術を専門にやりたいということでしょうか?
(2)それとも美大で演劇の指導をしているあの都内の夜間の大学を志望されているのでしょうか?
(3)またはどうしても入りたい演劇サークルなどが美大にあり、推薦入試の自己PRの材料に、ということでしょうか?

これによっても、要求される知識などは違ってくると思いますので。
答えが(1)ならば、美術的特徴が電信柱しかない(とは言いすぎですが)別役実の戯曲を読むよりも、四季のWICKEDなど派手な装置、宝塚のエリザベートやベルサイユのばらの派手な衣裳が載った本を見るべきですし、
(2)や(3)ならば、本やビデオも有益ですがとにかく本物の舞台を一つでも多く観て、「自分はどんな演劇が好きだ」という答えを自分のなかで明確にすることも大切だと思います。
質問者様がどちらにお住まいかはわかりませんが、東京や大阪などいつでも舞台を見に行けるのなら、「月刊シアターガイド」や「Weeklyぴあ」で情報をチェックして気になる公演は行くべきですし、逆にたまにしか公演のない地方に住んでらっしゃるならそのたまにある公演は全て行くくらいでいいと思います。
(あまり受験が差し迫ると行けなくなるので今のうち!)
私も高校2年生で演劇に目覚めて、大学で演劇を学びました。
私はミュージカルが好きで、高3の夏までは勉強より舞台を観に行く事を重点的にしていました。
大学に入れば教授から「これを見に行け」とか「これはお勧め!」と、自分の興味のなかったストレートプレイ(セリフ劇のことです、念の為。)を見に行く機会はイヤでも増えましたし、そもそも演劇を学ぶために大学に行ったわけですから、演劇史なんかは大学で学べばいいと思います。
受験前の貴重な時間をわざわざ大学に入った後習うことに使うのは勿体ないと思いません?(演劇史を調べたくてうずうずしてしょうがないなら是非調べてください)
大学の面接というのは、あなたがどういう人間なのかを理解するためにやるものです。
教授達は別に自分たちのほうが分かりきっている演劇界事情を受験生から聞きたくて面接会場に来るわけじゃありません。
受験生が今までどう生きてきて、どうして演劇に興味を持って、何故この大学で自分を伸ばそうと思っているのか、こういうことを知りたいはずです。
質問者様が「演劇の魅力に目覚めた」のであれば、ステレオタイプな知識を詰めこんで十把ひとからげの受験生の一人になる必要はありません。
むしろ「自分は演劇の魅力に目覚めてから日は浅いですが、それまでにこういう人生を送ってきました。貴校で演劇についてこんな風に学んでいき、小さい頃から演劇しか見ていない人とはこういう所が違う演劇人になりたいと思います。」という人のほうがよっぽど面白味があって、うちの大学で勉強してほしいと思わせるのではないでしょうか。

はっきり言いますが、演劇人は変な人間の集まりですので、目立たない優等生よりも「こいつ何か面白そう、他と違う!」と思わせたほうが当然人の目に留まります。
何十人もしくは何百人の受験生の面接を続けている試験官にしてみれば「また四季のファンね」「こいつも蜷川さん好きなのか」と、ありきたりな受験生はどんどん記憶に埋没します。
もし質問者様が演劇に目覚めたきっかけが、そんなにポピュラーでない公演を観に行ったことからだとすれば「え?なにそれ俺聞いたことない劇団だなあ、どんな芝居なの?ふーん面白いじゃん、そういうの好きなんだ?」という風に、試験官の興味を引くことも可能なのです。
知識はなくて当たり前、それはあなたのマイナスファクターではありません。

なんだか補足要求なのに長文になってしまってすみません。
とりあえず「シアターガイド」という雑誌を毎月読んでみてください。(大きい図書館などでバックナンバーがあれば過去の物も。)
これはカンパニーの大小に関わらず小さな公演まで網羅してある良心的な誌面で、今の演劇界のことが多少なりと把握できると思います。
有名な作品なんて腐るほどあって受験までに全て詰めこむことは出来ません。
それよりこの雑誌を読んで「こういう舞台自分好きそうだな」などと気付いたりして、自分はどういう演劇が好きなのか、まずこれを自分に問いかけて明確にしてください。
そうしたらそのジャンルの中から有名なものを選んで観てみたり読んでみたりすれば、あなたの面接も大学生活も悪いものにはならないでしょう。

この回答への補足

初めまして。経験者の方から詳しいお話が聞けて、大変嬉しく思っています。
補足が長くなりますので、まとまりが悪いかとは存じますが、お読みいただけると幸いです。

まず、私の書き方が誤解を招いて申し訳ないのですが
私は大学で専門に演劇を学ぶつもりはありません。
私はよりよい自己表現とコミュニケーションの追求を目的に
先端芸術表現科への進学を希望しています。

面接が…といったのは、私がこの方面へ進む切っ掛けとなったのは
間違いなく演劇を知ったからであり、必ず話すことなので
好きな劇団を見つけて自分の興味の傾向を確かめたいと思っています。
ですが、私は本当に演劇に明るくないため、興味を探ろうにも
その調べ方すら分からない…という状態だったので、こちらで伺った次第です。
私が演劇に目覚たのは、学校の文化祭で脚本を執筆し
総監督として衣装から演技指導まで行う過程でその楽しさを知ったからで
そこにある身体性を伴った表現に魅せられたからだと思います。
なので、まだ自分がどのように演劇に携わっていきたいのか
そもそも本当に演劇がやりたいかさえも不明瞭であったりします。
なので、先端芸術表現科に進み、多くの表現を学んで自分にあったものを見つけられればと思います。
多分、個人的に劇団の門を叩くことになると思いますが、それも有名でなくとも構わないと思っています。

私にとって演劇は表現方法の一種なので、その表現が辿ってきた歴史は非常に興味深いものです。
先端芸術には「温故知新」の傾向があると思いますので、尚更必要かな…と思います。
実際、今は美術史を学びながら、現代アートについて習っている最中です。
今日の演劇がどのようなスタイルで行われているかわかりませんが
その新しさや面白さを知るには、ある程度の歴史を知らなければ分からないと考えています。
なので、新しい感性を持つ劇団を探していくのと同時に、歴史的な名作にも触れていければと思います。

最終的に、自分をどれだけ魅力的な人間に育てていくかが本当に大切なことだと思います。
知識は、その一部に過ぎないとも思いますし、感動経験に勝るものはないと思います。
私は愛知に住んでいるので、お芝居がすごく気軽に見にいける
環境ではないのかもしれませんが、アドバイスしていただいたように
出来る限り劇場に足を運ぶことからはじめて見たいと思います。

今回は、girlhoodさまのお言葉に大変考えさせられました。
このような機会を与えてくださり、心よりお礼申し上げます。

補足日時:2008/05/24 17:01
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自分はストレート中心でミュージカルほとんど観ないので、ミュー系はよくわかりませんが、



なんといっても一番のお勧めは劇団新感線。
演劇ぶっくという演劇の雑誌があるのですが、そこの人気ランキング上位は毎年この劇団の作品です。
DVDの販売数も圧倒的に一番なんじゃないでしょうか。
ちょっとチケット代がお高めですが、その分の価値はあります。
毎年いろんな賞も取っています。

あとは三谷幸喜作品、大人計画、ナイロン100℃あたりは入りやすいし、ファンも多いと思います(後ろ2つは受験には役にたたないかも)。

受験向けには蜷川幸雄や野田秀樹あたりは抑えたほうがいいんじゃないでしょうか?
ちょっと、というかかなり小難しいので私はほとんど観ませんが。

書籍は先ほど書いた演劇ぶっくがお勧めです。
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この回答へのお礼

初めまして。

演劇ぶっくなる雑誌があるのですね…。
そんなことも知らない私は、画面の前で思わず恐縮してしまいました。
この雑誌を参考にして進めていただいた劇団中心に
自分の好みに合った劇団を探して行きたいと思います。
また、劇団新感線のHPも早速見させて頂きましたが、サイトのデザインからして
好みだったので、作品にも期待が持てそうです。
まずはDVDを取り寄せて、チェックしてみることにします。

今回は、ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2008/05/24 15:28

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