チョッと長めな説明から入りますのでご容赦下さい。
質問したい事が、2件有ります。
(1)レコードの録音データがジャケット&解説書と同一演奏の物なのか??
(2)レコードB面最後の曲の事が、全く解らないので、出来るだけ多くのの事を知りたいけれど、私では解らない事だらけ・・・???
前置きですが、所持したままで聴いた事が無かったレコードが見付りました。音質も演奏も素晴らしく、早く気が付けばと悔しささえ感じております(苦笑)。
・・・・・・・ジャケット&解説書・・・・・・・・
SUPRAPHON COJO-6210
発売元:コロムビアミュージックエンタティンメント株式会社
(税込価格3,990円)税抜き価格3,800円
●ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」作品95
ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
《録音1972年2月/プラハ、芸術家の家》
1面(第一楽章 9:19/第二楽章 12:17)
2面(第三楽章 8:17/第四楽章 11:14)
・・・・・・・・レコード本体に貼ってあるレーベル記述・・・・・・・・
A面
SRUPRAPHON 【OQ-7010-S(S-357-763)】
DVORAK
SYMPHONY No.9 IN E MINOOR
“From the New World”
(Beginning)
1.I-Adogio.Allegro molto
2.II-Largo
3.III-MOLTO vivace
VACLAV NEUMANN conducting
CZECH PHILHARMONIC ORCHESTRA
B面
SRUPRAPHON 【OQ-7010-S(S-357-764)】
DVORAK
SYMPHONY No.9 IN E MINOOR
“From the New World”
(Conclusion)
1.IV-Allegro con fuoco
2.NOTTURNO for String Orchestra,Op.40
VACLAV NEUMANN conducting
CZECH PHILHARMONIC ORCHESTRA
つまり、中身とジャケット&解説の組み合わせが違っていたのです。
コロムビアにも問い合わせをしましたが、ジャケット&解説書に符合する過去記録は有るが、この中身のレコード本体は「限定特別販売されたものだろう」と言う事で、現在では商品記録としてのデータなどの大半が破棄されて解らない。又、この当時の関係者・担当者も退職してしまい解らない。と、返事を受けました。
御願いは継続していますが、当てにばかりも出来ません。
ネットなどでも探していますが、私の探し方が悪いのか、ヒットしません。
そこで、このサイトで、皆様にご協力を御願いしたいと投稿致しました。
質問を繰り返します
(1)レコードの録音データがジャケット&解説書と同一演奏の物なのか??
(2)レコードB面最後の曲「NOTTURNO for String Orchestra,Op.40」の事が、全く解らないので、出来るだけ多くのの事を知りたいけれど、私では解らない事だらけ・・・???
尚・・・友人からのメールに、若しかしたら関係が有るのかもしれないデーターを寄せてくれましたが、それが、どう関係するのか、無関係なのかも、私には解りません。
(そのデータ部分を載せてみます)
例のLPの件ですがヒントを与えられましたので1994年版のカタログを見ました。
夜想曲ロ長調、OP40、{B48 vn,p:弦楽四重奏第4番b.19~アンダンテの編曲}
スーク93/12 V-VICC141
スーク(Vn) ホレチェク(P)89/3Sup-25CO3190 とありました。
メールをくれた方も
「NOTTURNO for String Orchestra,Op.40」や
「夜想曲ロ長調、OP40、{B48 vn,p:弦楽四重奏第4番b.19~アンダンテの編曲}」
を、知った上で、下さったデーターでは有りませんので、鵜呑みにも出来ません。又、
スーク93/12 V-VICC141
スーク(Vn) ホレチェク(P)89/3Sup-25CO3190
の意味も、イマイチ解りません。
以上が、現在の状況です。・・・・・宜しく御願致します。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
ASAYOSHIです。
以下は、あくまで思考ゲーム、可能性のひとつとお考え下さい。ご所有のLPレコードは、「見本盤、テスト盤ないしはそれに準ずるもの」ではないでしょうか?
ふたつご確認いただきたいことがあります。お買い求めになったとき、どういったお店でお買いになりましたか。新品LPとともに、中古LPも扱っているお店ではなかったでしょうか。
また、買ったときに (あるいは現在も) ジャケットの「帯」はどうなっていますでしょうか。帯になにがしかのヒントが表記されているということはありませんか?
さて、私の考えを述べていきます。
まず、「発売元:コロムビアミュージックエンタティンメント株式会社」であることと、価格の面からも、ほぼ間違いなく、No.3 Ta595さんが参考に挙げられているページの「コロムビアLPファクトリー」の企画として発売されたものだと思います。
http://columbia.jp/LP/index.html
ご存じのように、日本コロムビアレコードは、経営不振から外部ファンドのテコ入れによりグループ解体などの変遷を経て、「コロムビアミュージックエンタインメント」に商号変更しています。これが2002年のことです。
コロムビアLPファクトリーの紹介文には「18年ぶりにLP盤を発売する理由」というくだりがあります。
商品リストをみると、このプロジェクトはおそらく2006年から開始したものと考えられます。すなわち、1988年ころ、最後に「日本コロムビア」から出して以来、コロムビアからのLP発売はなかったということです。
さて、ここで、Yahooショッピングのページをご覧下さい。
http://shopping.yahoo.co.jp/product/compare?pid= …
このページ左上のジャケット写真をクリックすると、拡大表示されます。
この商品ジャケット、紹介ページのレコード番号は「COJO-9210」ですが、本家コロムビアLPファクトリーの写真と違い、「NOTTURNO FOR STRING ORCHESTRA, Op. 40」の文字がありません。(小さい赤文字は、「SYNPHONY NO.9~」と読めます)
つまり、史上流通レベルないしは、コロムビアが販促用にプレスにまわした画像データ自体に、2種類のジャケット写真があるということになります。
また、私が気になるのは、コロムビアLPファクトリーをはじめ、ネット上のどの商品紹介ページをみても、商品データの中に、「夜想曲 op.40」についてふれているものがない、ということです。
つまり、この商品 (2006年10月に発売されたもの) の本来の姿=正規盤は、「夜想曲なし」のほうなのではないでしょうか。
(Yahooショッピングのページでは、収録曲についても詳細に確認できます。「新世界より」のみのようです)
これはどういうことでしょう。
まず、この「ノイマン、チェコ・フィル (1972年) 『新世界より』」は、発売時からずっと名盤とうたわれてきたもので、数々の再販売をされているものと考えられます。もちろん、初発売の時点では、「新世界より」単独の収録であったことが想像されます。
しかし、昨今のCDの再発売をみてもわかるとおり、再発売時には別の曲をオマケに収録するなどということは普通に行われています。これと同じことが、LPの時代にもあったような気がしています。あるいは、お問い合わせ時にコロムビアから言われた「限定版」というものかもしれません。
すなわち、アナログLPとして、数回の再発売をする中で、「夜想曲 op.40」を入れて発売したことが、過去に存在したという想像です。
コロムビアLPファクトリーのコラムを読むと「コロムビアに長く保存されているこの演奏が収められたアナログテープは、実はオリジナルのマスターではなく、音源を制作したプラハのスプラフォン本社に保管されているオリジナル・アナログ・マスターテープから更に別のアナログテープにコピー(ダビング)されたものです。「わが祖国」が1975年に日本で発売された当時も、その後のCD化においてもそのコピー・テープが使われてきました。レーベル契約においてはごく一般的なやりかたであり、本当のオリジナル・テープはスプラフォン本社からは門外不出なのです。」 とあります。(※文中の「この演奏」は、「わが祖国」の話ですが、「新世界より」も同様でしょう)
http://columbia.jp/LP/column/column_04.html
コロムビアには、過去の発売時において、「新世界より」と「夜想曲」をカップリングしてリマスタリングした素材があり、当初それを見本として、同じカップリングのリマスタリングをしてしまったのではないでしょうか。私は、それがテスト盤として作られ、質問者さまのお手元にたどり着いたのではないかと考えています。→もちろん後に「オリジナルの形」が判明し、音質の点からも、1曲収録が正規盤として発売されたと思います。
レコード番号については、「コロムビアLPファクトリー」の商品リストを見ると、全て「CO**-9***」という形ですので、テスト盤を作る際に、印刷上のミスで、「9→6」になってしまったのではないかと思います。
ジャケットの表記自体は、夜想曲無しが「オリジナルと同じもの」と考えられますので、「正しく作ったが、番号だけ間違えた」のかなと判断します。(それにしたって、中身と合ってないのはどうよ、という気はしますね)
どういう経緯で、このような物が流通にのり、お手元に至ったのかは、当事者の回答が無い限り「藪の中」ですが、こんな風に解釈すれば、なんとか納得できるのかな、と思って書いてみました。
長文、たいへん失礼致しました。
お礼が遅くなり失礼しました。
思考ゲーム!いやいや推理サスペンスドラマのゲーム版を読む様で「スゴイ!」っと唸りました。
所持の経緯がハッキリしません。亡父の物であった事は確かですが、正式なルートでの購入か、何方からか譲られたのか、解らないのです。
で、発売元への問い合わせも紳士的になるのです(苦笑)!
お調べ頂いた経緯と熱意から導き頂いた結論は、間違い無いと納得しました。
このレコードの出生届・DNAの確証が決定出来た様に思えます。
ANo.4のお礼を記していて、ANo.5のお答えに気付かず失礼を致しました。
あの独り言は、今も不思議が継続中です(普段はここまで粘着気質ではないんですが)。
●商品企画として、新世界の後に何故NOTTURNO for String Orchestra,Op.40なのだろう?
(1)多くの方々は「新世界」を聞き終わって、この曲が続く事をどの様に感じるのだろう?
(2)逆に新世界の邪魔をしてはいないだろうか?
(3オマケ曲を付けた事でユーザーは、お得感を感じると思ったのだろうか?
●新世界とこの曲との関係が特別に深いのか?
(1)お調べ頂いた様に、原曲の弦楽四重奏曲第4番ホ短調は1870年作、この曲は1872年編曲、そして新世界は1893作!この間20年余の隔たりが有って、ドボルザークの作品で有る事以外の関係性は考えにくい。
(2)曲の雰囲気が全然違う
●高音質を謳うレコードで、何故溝の間隔が狭くなる事を敢えてしたのか?
このレコードの録音状態の良さは、鳴り始めたら直ぐ認識出来ます。が、ダイナミックレンジの広さから、フォルテシモでの溝間の影響は容易に想像が付く筈!
実際に聴いてみると、クロストークは結構気になるレベルで入っています。こんな素人でも直ぐに気が付く常識的な事が、作ってみるまで解らなかったと言えるレベルではない。
※この度のANo.5 ASAYOSHI様のお答えの中に
>当初それを見本として、同じカップリングのリマスタリングをしてしまったのではないでしょうか。
と有ります。・・・してしまった・・・で有るとすれば、私のレコードは、有る意味、欠陥品!と言える物でしょうね!クロストークの影響は作る前から充分予想出来た事なのに・・・
チュッと、熱くなり過ぎました。
今では、このレコード、不憫にも思え、可愛くも有ります。
この度は、重ね重ね、大変有難う御座いました。
No.6
- 回答日時:
たびたび失礼いたします。
>●商品企画として、新世界の後に何故NOTTURNO for String Orchestra,Op.40なのだろう?
>(1)多くの方々は「新世界」を聞き終わって、この曲が続く事をどの様に感じるのだろう?
アンコールピースと考るべきでしょうか。ふさわしいかどうかはともかく(笑)。なぜこの曲かということであれば、「短めでちょうど良いから」とこじつけてみようと思います。
カップリングの候補として考えた場合、「同じ指揮者・オーケストラの演奏」であるほうが統一感があることは当然です。とすると、「ノイマン&チェコフィル」の、ドヴォルザークの交響詩でもあれば……。(1977年録音の交響詩集がありますので、この中から1曲、という選択肢はあったはずです。入れられる長さであれば、ですが) でも交響詩じゃ、長すぎませんか?
ちなみに、よくわからないカップリングは、CDにはよくありますね。
バーンスタイン&ボストン交響楽団で、「ベートーヴェン 交響曲第7番」の前座(?)に、「ブリテン 4つの海の間奏曲~歌劇『ピーター・グライムズ』より」なんていう、私にはどういう関係かわからない組み合わせがあります。
また、私の持っている、クーベリック指揮の「新世界より」CDも、カップリングは「モーツァルト 交響曲第38番」ですよ(笑)。ドヴォルザークつながりだけ、かなりマシな気がしてきませんか。
>(2)逆に新世界の邪魔をしてはいないだろうか?
>(3オマケ曲を付けた事でユーザーは、お得感を感じると思ったのだろうか?
少なくとも、「2006年の発売」ではなく、「過去にそういうカップリングがあった」と考えれば、その時点ではおかしくはないと思います。当時、メディアはLPレコードオンリーでしたし、廉価盤などというものもあり、「音質よりお得感」というお客さんはたくさんいました。
さらに、「夜想曲 op.40」が比較的珍しい曲であることも訴求ポイントになるのではないでしょうか。「あの、ノイマン&チェコフィルが、この珍品を録音している! すごっ」という感じです。
>●高音質を謳うレコードで、何故溝の間隔が狭くなる事を敢えてしたのか?
そうなんですよね。他のジャンルならともかく、クラシックのこんな企画盤にたずさわるスタッフが、仮に過去にそのような例があったとしても、このようなカップリングをそのまま盤におこしてしまうというのは、考えにくいですよね。こればかりは、本当に謎です。
この度は、この質問の為に、大変な時間とお手間をお掛けしてしまいました。
仰せの様にアンコールピースと考るべきでしょうが、上手く説明出来ませんが、私の中で許せる場合と、許せない場合が、有る様なのです。
コンサートでのアンコールは、数ある演奏会の中で選んで来てくれたファーンへの、演者からのお礼とサービスと思えば、少しでも多く喜んで貰おうと言う意味では、無関係の曲でも理解が出来ます。
が、昔のレコードはCDと違って、隣のトラックに刻まれた情報は、一定以上の幅を持たせないと、音の漏れ(クロストーク)は、防げない事が常識でした。
高音質をアピールしながら、其れまで、新世界のみが常識であったレコードに何故無理をしてもう一曲入れたのか?
おまけ曲は7分以内の短い曲ですが、B面に刻まれる筈の第三楽章が、A面に詰め込まれた事で、第一楽章から第三楽章までが、影響を受けてしまっています。
>コロムビアには、過去の発売時において、「新世界より」と「夜想曲」をカップリングしてリマスタリングした素材があり、当初それを見本として、同じカップリングのリマスタリングをしてしまったのではないでしょうか。
当に、これが、このレコード誕生の謎の本質でしょうね。
だとすれば、テスト盤なら理解出来ますが、「限定特別販売」は、コロムビアともあろうものが、いけませんね!
(テスト盤と言うには、立派過ぎるレーベルが貼ってあるのですがね)
お陰様で、事実の解明にはかなり近付けたと満足しています。
最初は、単純に外と中の違いの謎を正したかっただけでしたが、謎が謎を生み、今まで思ってもみなかった疑問から、色々な事に興味を持たせて貰えた一件でした。
この度は大変お世話になりました。お疲れ様でした。
No.4
- 回答日時:
No.2です。
どうも、当事者の方の回答がない限り、「真実は藪の中」のようですね。
現在、いろいろ想像をめぐらして、「つたない推理」を組み立てておりますので、もうしばらく締め切らずにお待ちいただけますでしょうか?
有難う御座います。
皆様のお陰で、少しづつ薄皮が剥れる様に疑問が晴れて行っております。
案外、お客様窓口などと称しているところは、今後の商品開発と利益に繋がるか否かで、対応も違うのかも知れませんね。
ましてや、どの様なルートで所持したかも解らぬ商品に対して、発売元と言う事で、全ての疑問を持ち込まれても、手間と人件費の無駄と判断されているかも知れません(苦笑)!
企業とサラリーマンの論理ではそんなところでしょう(だから、非難は致しません。)
ただ、趣味のものを扱っていると言う心の余力を保持して欲しいとは思っておりますが・・・
さて、この場をお借りして、「NOTTURNO for String Orchestra,Op.40」の印象を私なりに書いてみます。
曲の所要時間は、大凡、8分程度。
やっと試聴できるサイトを見つけました。
http://ml.naxos.jp/?a=PH04021
14番目にありました。
このサイトのサウンドとノイマン/チェコフィルを比べると、録音の条件なのか管弦楽の規模の違いか、ノイマン/チェコフィルの方が、楽器のシズル感と申しますか、感触が、より鮮明に感じます。試聴サイトのサウンドは、音の塊が被さってくる感じでしょうか・・・
レコードがピュアーオーディオに対して、試聴サイトはPU→ミニコンポですので、比較するのは、無理が有るのですが、敢えて書いてみました。
試聴出来る時間が短いので、曲のイメージの補助として、サミエル・バーバー:弦楽の為のアダージョ
http://players.music-eclub.com/?action=user_song …
も記憶の一部にしてみて下さい。
初めて聴いた時の印象では
ブラームス/弦楽六重奏曲第一番変ロ長調OP.18の第二楽章
http://www.voiceblog.jp/andotowa/279755.html
が思い浮かびましたが、それは間もなく打ち消されて、サミエル・バーバーに入れ替わった感じです。
新世界の後に何故「NOTTURNO for String Orchestra,Op.40」が、カップリングされたのか、何か意味が有ったのではないかと思うのです。
そうでないと、新世界が終わった後にこの曲が流れ始めて、ユーザーはどう感じたのでしょう??
ただのオマケでは、あんまりな企画に思えます。
いずれにしても、遊び心で、楽しんで、ご協力下さい。それが一番ですから・・・(微笑み)!
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
回答ではよくご一緒させていただいておりますが直接のご対面(?)は初めてでしょうか?(笑)
その音盤については何も存じ上げませんが,少し調べた内容について報告させていただきます。
(1)まず,「ノイマン 新世界 1972年」としてGoogleで検索してみたら次のレコードが見つかりました。
http://columbia.jp/LP/music/COJO-9210.html
詳しいデータは何もありませんが,ジャケット写真を見ると,"NOTTURNO FOR STRING ORCHESTRA, Op. 40"と書いてあります。
ノイマン/チェコフィルが1972年に録音したもので同じ曲の組み合わせというところまでは一致しているので,質問者さまがお持ちの音盤はこれだと考えてよいと思います。COJO-9210もいい線いってますし(笑)
どのような経緯でそのいい加減な解説(ぉぃ)がついたのかは分かりませんが・・・。
(2)NOTTURNO FOR STRING ORCHESTRA, Op. 40(夜想曲ロ長調作品40)が弦楽四重奏曲第4番の作曲家自身による編曲であることはいくつかの本やサイトに載っているようなので間違いはないと思いますが,私はどちらも実際に聴いたことはありませんので,これ以上のコメントは控えさせていただきます。
かわりと言っては何ですが,すでにご存知かもしれませんが,ご参考までに私がよく使っている作品データベースサイトを紹介させていただきます。
http://www.interq.or.jp/classic/classic/
私はアナログ再生装置は持っておりませんが,アナログでゆったり聴くのが似合いそうな録音ですね(笑)
この度は有難う御座います。又、過日のご指摘有難う御座いました。
このお答えで!疑問が晴れました(笑)が、別な疑問が生まれました!
リンクと所持ジャケットの写真が一致してコレダ!と思いました。が・・
手元ジャケットはNOTTURNO FOR STRING ORCHESTRA, Op. 40の文字が無い!
この一行以外、他の文字は寸分違いません。
所持ジャケットの品番は、リンクの写真の外側右横に記載のCOJO-9210と同じです。が、写真内右斜め上のロゴマーク付近に違いが有りました。
所持ジャケットは、ロゴマークの上のみCOJO-9210と一行だけ記載。
リンク上の写真は、ロゴマークの上下に記載(小さくて内容は解りません)。
(1)同じ品番で、二種類の商品が有ると言う事?
(2)リンクの写真は、私のレコード本体【OQ-7010(S-357-763)】の為のジャケットで、それをCOJO-9210の商品写真として流用?
◆COJO-9210は新世界単独盤の筈!
◆リンク上の写真にはNOTTURNO FOR STRING ORCHESTRA, Op. 40の文字有りなのに、品番はCOJO-9210
◆私のレコード本体はNOTTURNO FOR STRING ORCHESTRA, Op. 40入りで、品番は【OQ-7010(S-357-763)】
発売元は「新世界+オマケ曲のレコードは、限定特別販売にて現在では商品記録としてのデータなどの大半が破棄されて解らない」と・・一体、どうなっているのか??
リンクのショップと発売元が、社名から想像するに無縁とは思えないけど?
これは、お尋ねではなく、独り言の様な疑問です。
♯2の方へのお礼の際に書きましたが、
>夜想曲と名乗るには、悪夢にうなされ~~~録音が殆ど無いらしい事も納得出来る気がします(苦笑)!
を思うと、レコードは新世界単独が主流であったのに、何故この曲をオマケに?
◆音質を重視?大多数と同様に新世界のみの方が、絶対有理な筈(高音質録音を謳っているのに・・?)
◆何故この曲をオマケとして選んだのか・・?
◆新世界とオマケとの間に何か関りが有るのか・・?
◆ノイマンの意向でカップリングになったのか・・?
◆どれとも違うなら、製作担当者の意図は何・・?
クラシック・データー資料館は知ってはいましたが、上手には使いこなしていませんでした。勉強します。
又、面倒な質問をさせて頂く事が有るかも知れませんが、又、宜しく御願い申し上げます。
この度は、有難う御座いました。感謝致します。
お礼の字数制限は悩みました(苦笑)!
No.2
- 回答日時:
私も、「夜想曲 op.40」についてのみ。
手元に、『クラシック音楽作品名辞典』 (三省堂)があります。
こちらのドヴォルザークの、《管弦楽曲》の項目に
夜想曲 ロ長調 Nokturno op.40
編成Str 作曲年 1872 初演1883 プラハ
☆1870年の「弦楽四重奏曲第4番 ホ短調」より編曲。
とありますので、作曲家自身が、弦楽四重奏曲のアンダンテ部分を独立した管弦楽曲に編曲したと考えてよろしいと思います。
それでは、以下の部分を解説します。
--------------------------------
夜想曲ロ長調、OP40、{B48 vn,p:弦楽四重奏第4番b.19~アンダンテの編曲}
スーク93/12 V-VICC141
スーク(Vn) ホレチェク(P)89/3Sup-25CO3190
--------------------------------
夜想曲ロ長調自体が、作品番号40であるというところはよろしいですね。
で、元の「弦楽四重奏曲第4番 B.19」からは2バージョン編曲されています。
ひとつは、「B.47」 (こちらが管弦楽版)、もうひとつが「B.48」。こっちがヴァイオリンとピアノ版です。
「B.」については、Wikipadeia に、
「ドヴォルザークの作品には作品番号のないものもあり、また作曲順になっていないものも多い。このためブルグハウザーの整理番号が併記される場合がある。この整理番号は通常「B.」で略記され「B番号」と呼ばれる」とあります。作品番号とは別に、整理番号が振られているわけです。
ご友人の調べたデータは、この「ヴァイオリンとピアノ用バージョンのCDについて」であり、
「スーク93/12 V-VICC141」
は、スーク (ヴァイオリニストの名前です)が、1993年12月に録音。CD番号がV-VICC141 ということだと思います。ピアニストのデータが不明なのか、無伴奏で演奏したのかはここではわかりません。
同様に、
「スーク(Vn) ホレチェク(P)89/3Sup-25CO3190」
は、ヴァイオリニスト=スーク、ピアニスト=ホレチェクで、1989年3月録音 Sup-25CO3190 というのがCD番号でしょう。
このカタログの出た時点で、2種類の演奏が発売されていたということですね。
参考ページ
http://h-schutz.nyanta.jp/dvorak/Dvorak.html
ちなみに、スークはおそらく「ヨゼフ・スーク」。1929年生まれのチェコのヴァイオリニストであり、ドヴォルザークの曾孫にあたる人だと記憶しています。
ご丁寧にお調べ頂いた回答に感激しております。
●作曲家本人の編曲で有った事!
●元の「弦楽四重奏曲第4番 B.19」からは2バージョンの編曲が有り、「B.47が管弦楽版」、「B.48がヴァイオリンとピアノ版」である事!
●「スーク93/12 V-VICC141 / スーク(Vn) ホレチェク(P)89/3Sup-25CO3190」の暗号の解読!
解り易く回答して頂き有難う御座いました。私も、『クラシック音楽作品名辞典』が欲しくなりました。とは言うもののASAYOSHI様のご好意とご努力に感謝致します。
後は、このレコードの録音などのデータが、別なレコードに付いていた筈のこの解説書の内容と間違い無く合致しているのかと言う事です。メーカの現在までの回答では、合致している様なニュアンスです。(多分それで合っているのだろうとは思うのですが、出生届と言いますかDNAの確証とでも言う様なものが欲しいのでしょうね。今の私は・・)
蛇足ですが・・・
ノイマン/チェコフィルでの新世界は、かなり人気の有る高い評価を得ていた様に記憶しますが、はたしてこの演奏が其れに該当するのか???・・・カラヤン/ベルリンフィルの新世界を持っていますが、其れに比べると、スマートさには欠けると言う感じで聴き始めましたが、聴き進めるうちに、一音一音を愛しむ様に大切に奏でていて、チョッと泣けて来ました。
そして、問題の「NOTTURNO for String Orchestra,Op.40」は、鳴り始めた時、本当にこれが、NOTTURNO??と疑ってしまいました。曲名から浮んだイメージは、ドビュッシーやフォーレの様な夜想曲、それとも、モーツァルトの様なノッツルナやセレナードの匂いなのだろうか?それが、ドボルザークだと如何様な表情になるのか興味を持ちながら、鳴り始めに対して身構えましたが、その見構えを完全に外されてしまいました。
夜想曲と名乗るには、悪夢にうなされそうな、暗く押さえ付けられる呼吸のしにくい雰囲気です(脂汗)。7~8分の曲の途中からは、少し光も見える様には感じますが、結局、最後までうなされました。
それだけに、この曲の作曲にまつわるドボルザークの精神的な有り様や身の上との関連なども興味があります。
まあ、曲名に拘らず弦楽四重奏曲を思い描けば、なるほどと納得できます。が、録音が殆ど無いらしい事も納得出来る気がします(苦笑)!
No.1
- 回答日時:
直接のお答えでなくて申し訳ないのですけれど、雑誌の「レコード芸術」では御質問のような録音・録画に関する質問コーナーがあり、判らないことについてはライブラリや海外への問い合わせ含めて対応されているようです。
そちらでしたら、何か手掛かりが掴めるかもしれません。
なお、(2)に関してはどうも御質問の文章自体かなり錯綜していて何をお知りになりたいのか判然とはしませんけれど、転載されている文言を見る限り
○原曲は弦楽四重奏曲第4番のアンダンテ
○このレコードの演奏は「for String Orchestra」とあるのでおそらく弦楽合奏への編曲-多分ノイマン・チェコフィルの演奏
○スーク・ホレチェクの演奏は別の編曲(ヴァイオリン+ピアノの)
ということかと思います。
あるいはこんなことはとうにお判りで違うレベルでの御質問だったでしょうか。だとしたら申し訳ありません。
早々のご返事感謝します。
(1)の質問に対して、
>雑誌の「レコード芸術」では御質問のような録音・録画に関する質問コーナーがあり、判らないことについてはライブラリや海外への問い合わせ含めて対応されているようです。
最近、購読をしておりませんで、存じませんでした。
調べる手段としては、メーカよりも横断的な見地から見られて、良いかも知れませんね。利用してみたいと存じます。
(2)の質問の言い回しが、的を得ていませんでしたね。すいません。
お答え頂いた事は、とうにお判りではありません(苦笑)でしたが、私も、ほぼ同じ様に理解はしております。(違うレベルなんてとんでもない!)
ですが、私のレコードに収録されている曲が、本当に夜想曲ロ長調、OP40の管弦楽用に編曲したものなのか?(疑り深いと怒られそうですが・・・)
「夜想曲ロ長調、OP40」はこの度、初めて耳に致しましたが、 「vn,p:弦楽四重奏第4番b.19」を聴いた事が無く存じませんもので、メールの記事に、大変大きな関心を持ちつつも、この度の件に間違い無く合致しているのか、未だ疑心暗鬼のところが有ります。
とは言え、この問題は、「vn,p:弦楽四重奏第4番b.19」のCDを購入するなりして、確認できる事ですので、何れは解決は付く事でしょう。(CDやレコード、又は、配信サイトに存在していてくれれば・・・)
しかし「NOTTURNO for String Orchestra,Op.40」が、編曲に因って生まれた曲なら、誰が編曲したのか(作曲者自身?後の作曲家?演奏家及び指揮者?極端な推論ですがノイマンが編曲して演奏したとか・・・)?編曲された経緯は?等が知りたくなります。
又、若し、メールとは別な曲で、編曲ではなく独立して生まれた曲で有ったなら、其れは其れで色々知りたいと思いました。
順序からすれば、両方とも聴き、編曲か単独かを確かめてから質問した方が良かったと思いますが、メーカーとの遣り取りで、余に解らない事だらけでしたので、一も二も無く、即、此方を思い浮かべてしまった次第です。
有難う御座いました。
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