プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

近々公開の映画「ラスベガスをぶっつぶせ」
昔の映画「レインマン」でもありましたが
天才的な記憶力でカードを覚えて勝ちを得るということは
いかさまになるんですか?
自分の能力だけを使っているのでずるくはないという気がするのですが。
詳しいかた、その根拠を教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは



「カウンティング」のことですね。
主にBJで「今まで使用されたカードを記憶しておき、残りのカードを
知ることによって勝率をあげる」行為です。

結論から言えば「いかさま」ではありません。
「ずるく」もありません。
しかし、あらゆるカジノでは禁止行為になっており、
発覚した場合は出入り禁止になります。「疑わしい」場合も
ディーラーは「早めに」カードシャフルを入れてきますので
実際のカウンティングは不可能になります。
(以前マカオのカジノで「1ゲームごとに」シャフルを入れてきた
ことがあります。どうやら同じテーブルのプレイヤーが「疑わしい」
と判断されたようです。)

「いかさまでもなくずるくもない」のにカジノが「禁止行為」に
している理由は「プレイヤーがあからさまに有利」になるからです。

BJはカジノで「唯一」プレイヤーが勝てるゲームです。
他のゲームは長時間続ければ「最終的に」カジノ側が勝ちます。
それは「親が有利」なルールになっているからです。
例えばルーレットは「赤・黒」「偶数・奇数」は「2倍」なので、
「勝率50%で2倍」なので一見公平のように見えますが、「0or00」
が出た場合は「どちらも負け」になりますので、実際は親が有利
になります。「他の賭け方」は目が出る確率と当選時の倍率を計算
すると「もっとプレイヤー不利」がすぐにわかると思います。
他のカードゲームも同じです。確率を計算してみてください。

しかしBJの場合、例えばBJ(Aと絵札)が出た場合、親は「ただ
勝つだけ」ですが、子は「掛け金の1.5倍」の配当が付きます。
他にも子は数字がいくつでもステイできたり、「スピリット」「ダブル
ダウン」等、有効に使えばプレイヤーが有利になるルールがあります。

ですのでBJに関してはカジノ側はカードオープンを親が優先にする
ことで、「少しディーラーが有利」になるようなルールにしています。

しかしカウンティングをされてしまうと、「残りカード」によって
プレイヤーに「ベット操作」(例えば山にAが多ければ初回ベットを
高額にしたり、絵札が少ない時には11でダブルダウンをしない等)を
されてしまいディーラー側の勝率が下がってしまいます。

そこでカジノ側は「ハウスルールとして」カウンティングを禁止
しています。もちろん「いかさまでもずるでもない」ので法的に
どうこうということはないのですが、カジノは「商売」ですから
「カジノに不適当な客」として店から追い出すことになります。
要は「当店のきまりを守れないのでお帰りください」ということです。
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この回答へのお礼

なるほどよく分かりました。
結局ギャンブルは胴元が勝つようにしてあるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/01 09:36

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