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透析室に勤務したばかりの者です。
初歩的な質問で恥ずかしいのですが、改めて考えると理解していたつもりがますますわからなくなってしまいました。
人工透析装置で表示される静脈圧ー透析液圧=TMP(膜間圧力差)で、これで除水を行うのは理解できますが、現場で透析液圧が静脈圧より高くなっているのはどうしてですか?
この場合、透析液が血液側に入り込むことになり、通常ありえないのでは???といろんな本やネットで調べまわりましたが、納得いきません。
現在ではダイアライザーのURFが高値なのと関係あるのでしょうか?
また、除水コントローラーの種類によっても違うのでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

初めまして。


臨床工学技士として透析室で勤めています。

血液中の水分は、半透膜の両側の圧力差によって除去されます。これを「限外濾過」と言います。この限外濾過による水分除去方法には二つの方法があります。
 一つは、ダイアライザーのすぐ下あたりをクリップ等で締め、血液の方に圧力をかけて押し出すようにする方法(陽圧法)と、もう一つは、透析液の圧力を機械的に下げて透析側に水分を引っ張り出す方法(陰圧法)があります。
 昔は陽圧法がほとんどでしたが、今は陰圧法が主流を占めています。


静脈圧ー透析液圧=TMP(膜間圧力差)
確かに透析液圧の方が高いかもしれませんね。
けれど素直に計算してみると、マイナスになりませんか??
ex.100(静脈圧)-500(透析液圧)=-400
マイナス=陰圧=引っ張られる=透析液が血液内に入らず、尚且つ逆に血液側が引っ張られる。

説明が解りずらかったり、要点がずれていたらごめんなさい。。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
単純に計算すると解りやすいですね。
私はダイアライザーの膜の図解で改めて考えたら解らなくなったのです。
計算式からすれば、透析液側に陰圧がかかっていることがわかりました。
不思議な感じです。。。。
今回は本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/26 00:35

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