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お開きいただきありがとうございます。

実を言いますと自分は物語を書くことを趣味としているのですが、当然のごとく得手不得手がございます。なのでひらめいたアイディアがどんなに愉快なものになりそうでも「現在の自分では書けそうにないな……」と封印してしまうこともしばしばです。
今回はそのようなもののうちのひとつを芽吹かせるための質問なのですが、ちょっととある筋から「理系知識も豊富だし試しにSFを書いてみないか」と持ちかけられました。自分は「理系知識があればSFが書けるのかよー!」と思ったのですが、ちょうど封印アイディアの中にかなりSF色の濃いものが含まれていたので「試しにやってみます」と答えてしまいました。しかしこれが合点どうした。「SFといえば星新一と筒井康隆ですよね!」な自分にはそもそもハードSFのなんたるかとかがさっぱり分かりません。試しに有名どころを何冊か買ってみたのですが「やっぱあたしに翻訳文体は無理」という事実を再確認する結果に終わってしまいました。
よりまして、以下の条件にかなう作品をご存じでしたらご教示いただければうれしいかななんて思います。小説ではなく漫画・映画・アニメなどでも構いませんが、その旨明記していただければ幸いです。

こんな作品に会いたいんだリスト
・翻訳物はもうほんと駄目なので純日本産がいい
・時間と金銭の関係で、超大作よりも短編~せいぜい一冊程度の分量が望ましい
・Amazonで買えるくらい一般的で文庫サイズだと入手しやすく読みやすくてうれしい
・SF初心者なのであまりどぎついと肝が飛び出す
・電脳世界を舞台にしているとすごく実用的(※)

※翻訳物ですが『順列都市』(記憶や人格などの情報をコンピュータに“ダウンロード”することが可能となった21世紀なかば、……)が確認したなかでは一番参考になりそうな気がしました。買ってませんが。ある意味ありふれた舞台ですので既存の作品がどのように扱っているのかはとても興味があります。

以上こんな感じです。必要に応じて補足するかもしれません。
ぎゃあぎゃあとうるさいですがよろしくお願いいたしまうー。

A 回答 (3件)

バーチャルリアリティゲームが登場する作品


岡嶋二人「クラインの壷」全1巻
山田悠介「Aコース」「Fコース」各1巻

電脳空間が舞台の話
後池田真也「リスキー・ダイブ」現2巻
七瀬晶「Project SEVEN」全1巻

人間の脳の情報を機械に移す処理がでてくるもの
谷甲州「ヴァレリア・ファイル」全2巻 中央公論新社C☆NOVELS(新書)
(角川スニーカー文庫版は全5巻・絶版)
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この回答へのお礼

早速の返信ありがとうございます。私情でレスが遅くなってしまい申し訳ありません。

RE: クラインの壷
なにやらホラーや推理小説の要素も少なからず含んでいるようですね。執筆の参考というよりもSF入門として捕らえた方がよろしいでしょうか。確認入れてみます。

RE: Aコース / Fコース
リアル鬼ごっこから進歩していないという評を読書仲間からよく聞きますので、くだんの作品を受け付けることができなかった自分はちょっと遠慮しておきますね。申し訳ありません。

RE: リスキー・ダイブ
調べたのですがどうも入手が困難そうです。加えて検索してみても「前作が~」などと言われていたりして少しややこしそうなので、とりあえず今回は置いておかせていただきます。

RE: Project SEVEN
いいですね。長さ的にも内容的にも、そして評価的にも一石二鳥な感じがします。同じく確認入れてみます。

RE: ヴァレリア・ファイル
こちらもどうも入手が困難そうです。田舎者の救世主たるAmazonでも新品が出ていませんしね(潔癖で古本はためらっちゃうんです。申し訳ない)。内容的には面白そうなのですが様子を見させていただきます。

知らない分野はどこから手をつけていいのかも分からないのでいろいろと紹介いただき助かりました。思わず図書館戦争を買ってしまいましたので(笑:アニメがまた面白いんですよ)、読了次第チェックさせていただきたく存じます。

お礼日時:2008/06/18 04:01

電脳空間・バーチャルリアリティ(VR)を題材にした作品の質問が昔あって、回答したことがあります(和洋混交、小説・映画不問)



「マトリックスや仮想空間計画のような」http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1433111.html

この時上ったもの以外で思い出したのは、柾 悟郎『ヴィーナス・シティ』(第14回日本SF大賞受賞作)

山本弘『アイの物語』は、ご希望からはちょっとはずれるかもですが、物語を書く人なら何がしか共感されるのではと思います。

手っ取り早く『SFが読みたい!2008年版 -発表!ベストSF2007国内篇・海外篇』を参考にするのもよいかもです。
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この回答へのお礼

お礼遅くなってしまい申し訳ありません。
勢いで図書館戦争を4冊まとめ買い+下で挙げてくださっている作品や、別件での参考資料(大英帝国の資料とか高すぎですよと愚痴)なんかを大量購入してしまったので、すぐに手を出すというわけには行きませんが参考にさせていただきたいと思います。今のところ、もしかして結構いいアイディア掘り当てちゃったかもとうきうきです。
『SFが読みたい!』は『このミステリーがすごい!』みたいなやつでしょうかね。近場の本屋にはないようなので、上京したときにでも自分のブックガイドとして参考になりそうか確認してみようと思います。

どうでもいいことですが、SWRPGリプレイとかと学会とかいろいろと拝見しているのに、山本先生の著書を一度も読んだことないのに気づきましたw

お礼日時:2008/06/25 03:26

こんばんは^^



それほどハードなSFを読んでいるわけではないのですが
この辺の作品はどうでしょうか?と、いいますか個人的に好きな作家さんなので紹介させていただきました♪

神林長平さんの
「小指の先の天使」
連作集ですが、そのなかの
“なんと清浄な街”などはどうでしょうか?

よろしければご参考までに^^

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode …
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この回答へのお礼

紹介ありがとうございます。返信遅れてしまい申し訳ありません。
いやあ事実は小説より奇なりって本当ですね。

RE: 小指の先の天使
リレーショナルな短編集と見受けましたがよろしいんでしょうか。早川JA文庫ということでSF色は期待していいかと思いますが、軽く評を読んだ限りだとSFというよりも哲学的な色合いを強く感じました。正直申し上げると「参考になるのかな?」という気もしましたが、内容としては強く引かれます。読んでみたいなとは思いましたが、あまりSFだのと気張らない方がいい感じですかね。いずれにしても興味深い作品ありがとうございます。自分じゃあ絶対に発掘できなかったでしょう。

お礼日時:2008/06/18 04:08

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