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買い物袋を下げて買い物をする風景を描写した記事を掲載された安室奈美恵さんが、週刊誌に2200万円の損害賠償を請求する訴訟を起こしたそうです。その前には同じように広末涼子さんが「プライバシー侵害訴訟」を起こしました。

こういう芸能人というのは、もともとパブリックフィギュアとしてTVやら雑誌に出ることが仕事であって、「プライバシー」も何もあるのでしょうか?  家族を含めて、ある意味プライバシーを捨てて著名人になったのではないのでしょうか?  事実無根の中傷を掲げた記事なら訴訟沙汰にするのも理解が及びますが、買い物風景を掲載されたくらいで文句が言える立場にあるのでしょうか?

一体何を勘違いしているのか、「プライバシー侵害」で文句を言えるのは引退してからではないのかな?と、こういったニュースを聞く度に思います。

A 回答 (10件)

これは色んな考え方があるとは思います。


「芸能人だって仕事時間以外はプライベートだ」って意見があるのも分かります。
しかし、私はあくまで個人的意見ですが、質問者さんの考えを支持しますね。

そもそも人を疑ったり、追い詰め逮捕するなんてのがイヤな人は刑事になってはいけません。
血を見るのが苦手な人は医者になってはいけません。
子どもに愛情が持てない人は教師になってはいけないのです。

それと同様に、芸能という分野で有名になろうと願う人間は、世間の人から好き勝手な批評を受け、ほんの些細な行動や発言まで注目されるのがイヤだと主張するのは我がままというか、それは無理だと思います。
批評を受け、注目されることは、有名芸能人の本分であると思います。

かつてある人が「政治家には風呂と便所とベッドの中以外にはプライバシーは無い。それが国民の信託を受ける政治家の宿命だ」と言いました。

芸能人もほぼ同様ではないでしょうか。

自分はただ好きな歌だけが歌えればいい。有名になったり富はいらない。ただ裏町でひっそりと歌っていたい。
こういう人なら話は別でしょう。

しかし仮にも大衆を相手に芸と名を売り、庶民の数倍数十倍の収入や社会的特権・優遇を受ける立場を得ながら、でも都合の悪いことは一切見せないでは通じないと思います。

自分がどこかのイベントにでも行けば、有名人であることを理由に行列に並ばずに入場したり、見知らぬ旅先や飲食店で特別料理を出されたり、タダで何かを貰ったり。
そういう「特権」を得られるのは、やはり有名人だからであり、そして「有名人」というものが、一般人では誰も見向きもしないささいな言動が注目されたり批判を浴びるのは至極当然のことだと思います。

自分が少し誇らしいことをした時には、ここぞとばかりその行動をマスコミに売り込んだり、さらには完全な「プライベート」である結婚や出産までも芸能レポーターの前で誇らしげに語る。
ひいては自分の子供を芸能界で有利な立場でデビューさせる。

こういうことを日常しておきながら、自分の見られたくない姿を撮られたからと言って訴訟を起こすのは、私にはかなり「虫のいい話し」であると感じます。

そしてもうひとつ。
「仕事中ではなく、これは仕事時間以外のプライベートなのだから」
という意見にも私は違和感を覚えます。

そもそも普通の仕事をしている人間は、仕事時間以外一切取引先やお客様を無視した行動が取れるでしょうか?

学校の教師が、これはプライベートだからと言って、自分の学校区域で堂々とストリップを見に行って世間は許容するでしょうか。
世間はその職業・地位に見合った行動を要求するものです。

またセールスマンは、仕事時間以外でもやはりお客様と会ったら挨拶のひとつもし、さらにはお世辞の一つも言うのは当然のことです。
「今はプライベートだから」では通じません。

これが商売が広くなれば、お世辞を言わなければいけない範囲が広がるのも当然です。
街で手広く主婦を相手に商売しているスーパーの店主は、町中どこに行っても「あら、○○スーパーの社長さん」と声をかけられたら、それがプライベートタイムであっても「これはこれは奥さん、いつもごひいきにしてもらって」くらいのおべっかを言うのは当然のことです。

さらには県選出の国会議員なら、県中どこへ行っても「あら、議員の○○さん。握手してよ」と言われたら、たとえプライベートタイムでも応じてあげないと次の選挙で思わぬ不覚をとる可能性は大です。

ところが日本中を相手にして、それに応じた特権や収入を得ている著名芸能人だけが「プライベートだから」って言い訳で、注目されたり声をかけられたりするのを拒否するというのは、あまりに身勝手な言い分だと思います。

もちろん私たち一般人だってプライベート時間に、ただで仕事をしろと言われたらそれに応じやしません。
しかしなにも街中で安室奈美恵に「ここで踊ってみせろ」と言うわけではありません。
サインを求められたり、写真を撮られたり
それが訴訟を起こし数千万もの訴訟を起こすほどイヤなんだったら。

私は「じゃあ芸能人になるなよ」と言いたくなりますね。

この回答への補足

ありがとうございます。
自分の思いを説明することが上手くない僕が本当に言いたかったことをtewpiさんが寸分違わずに代弁して下さいました。長文、誠にありがとうございました。一字一句拝読させて頂きました。

そうです! 「虫の良い話」なんですよね。その通りです。スーパーの店主の例えで、その奥さんがまた来店した時、「ああ奥さん、この前はひょんなところでどうも失礼しました。今日はあっちのコーナーで特売やっていますんで、どうぞ覗いて行って下さいな」なんて商売につながりますよね。正にこれが商売人としての「プロ意識」なんですよね。政治家の例も同じです。

これに対して、もともと肖像を売っている芸能人がたかが買い物している姿を捉えられて訴訟沙汰にするのは、単なるウヌボレに過ぎません。古くは水俣病、今日では薬物HIV訴訟など、世の中には命に関わるような事柄で必死に裁判に臨んでいる人も多々おられるというのに、芸能人が「プライベートの姿を雑誌に掲載された」云々で法外な賠償金額を請求する訴訟を起こすというのは、低俗かつ軽率極まりありません。倫理違反です。それをニュースで聞かされる方も迷惑です。「プライバシー」を捨てる覚悟がなければ、正に「じゃあ芸能人になるなよ」ってことです。

これを読んでいる芸能関係者がいらしたら、是非我が振りを省みて欲しいです。

>>自分はただ好きな歌だけが歌えればいい。有名になったり富はいらない。ただ裏町でひっそりと歌っていたい。
>今の芸能人にありがちなただ単にTVでの表露出だけを模索するのではなく、こういう風に原点に立ち返って「本当に歌が好きで、歌えればそれで良い」という粋な職人芸能人って、もういないんでしょうかねぇ。

補足日時:2008/06/25 21:24
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芸能人だろうがなんだろうが、プライベートな時間っていうのはあると思います。


芸能人にだって人権があるのです。ただ仕事の種類が違うだけでプライバシーはどんな人にだってあるでしょう。
もし質問者さんが同じ状況の立場にたったらとか考えてみてください。
安室さんはお子さんの姿も一緒に掲載されたので、訴えたんだと思います。お子さんは一般人ですし、芸能人の子供というだけで、危険なこともあるのです。
この質問自体、差別しているとしか受け取れませんが

この回答への補足

ありがとうございました。
差別 、、、ですか。「芸能人を特別しているだけだ」というご回答もありましたが、私にはこれっぽちもそう思えません。個々の考え方の違いであって、人権云々でも差別云々という話でもないですよね。

ということで、私の考えは、今まで回答下さった方々への補足・お礼として全部書きましたので、是非ご参照下さい。

>>芸能人だろうがなんだろうが、プライベートな時間っていうのはあると思います。
>一般人に対してマスコミに明らかに行き過ぎがあると思う一方で、よっぽど人間としての尊厳が失われるような姿でない限り、超有名芸能人であれば隠し撮りも結構、もっとおやんなさいと私は考えます。もともと肖像を売って生きている人たちなのですから、「それがイヤなら芸能人辞めなさいよ、誰も止めないよ」という話ですよ。

子連れで買い物をする時にはバレないように細心の注意を払うか、ボディガード数人に常時囲ませるか、市中に買い物に行くのを諦めてもらうしかないです。

一般人と何が違うのかというと、「もともと自分の肖像をメディアに露出することを主な職務としている点」ですよね。その結果、誰もが自分の顔を知っているので、オフ・オンを問わず行く先々でサインや握手を求められる。でも、それも全て芸能人の「職務」なんですよね。積極的にメディア露出して顔と名前を広めておいて「プライバシーがあるんだ」と言われても、「今更何言ってるの?」ってなりますよ、一般人からすると。一般人の私がどこへ行ってもサインはおろか、握手さえ求められません。なので「芸能人というのは、プライバシーが重んじられるべき一般人とは違いますよね、比較することはできませんよね」と持論展開しているのです。

もしuchikunさんが街中のレストランや新幹線の中でお好きな芸能人、或いはお子さんが大ファンの歌手にバッタリ出会っても、とにかく「今はオフだろうから、サインをお願いしてはいけない」と配慮されますか? 私だったら、そんなことお構いなしで自分の娘のためにサインと握手を求めるでしょうね。写メも撮るかも知れない。相手はいつもテレビで観る芸能人なのですから、何をどうして遠慮する必要があるのでしょう?

>>お子さんは一般人ですし、芸能人の子供というだけで、危険なこともあるのです。
>ごもっともです。反対に、そうと分かっていて、我が子を買い物に連れ出す親の方が認識不足ですよね。違いますか?  上述の通り、バレないようにするか、外出諦めてもらうしかないですよね。芸能人が「プライバシーがあるんだ」と自分で言ったところで、周りはそうは思っていないんですから。その証拠に、現に週刊誌に写真を撮られた訳ですからね。

「プライバシーを捨てておカネと名声を得る」という道を「食い扶持」として自ら選んでしまったママに生まれてしまったのですから、気の毒ですが子供にもそれに従った生き方をしてもらうしかないですよね。その子の運命です。

いずれにせよこの子は、一般常識では考えられない法外な月謝が掛かるような隔離された芸能人子弟専門の私立幼稚園?小学校?にボディガード兼運転手付きのベンツで通い、専属の家庭教師や保母さんが付くのでしょ?  欲しいものはハイハイって何でももらえるんだろうし。、、、羨ましい限りです。uchikunさんもそう思われませんか?

>>もし質問者さんが同じ状況の立場にたったらとか考えてみてください。
>はい、是非是非同じ状況の立場になって、私が今言っていることがとんでもない差別であることを自分で証明したいものです。

ご回答、誠にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

補足日時:2008/07/07 11:43
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買い物風景が撮られたのが直接の訴訟の原因になっているのではないと思いますよ。


以前何回も安室さんの買い物風景は撮られていますし。
今回訴訟を起こしたのは息子さんの姿をおもいっきり載せられたからだと思います。
最近物騒な事件が多発していますし、子供が狙われるかもしれないと恐れている時に、こんなことがあって怒るのも当然だと思います。

お金がほしいからとかまず理由にないでしょうね。
そんなお金に貪欲な人が、スマトラの地震で1000万円を寄付するとは思えませんけど。

何も知らない人は、子供を捨てたくせにと思うでしょうね。
誤解されるのも芸能人にとってはつらいことですね。

こんな書き方をすると、じゃああなたは何を知っているんだと言われるかもしれませんが、ちょっと偏見的な見方に意見を言いたかっただけなので。

失礼しました。

この回答への補足

ありがとうございました。
そうでしたか、子供の写真を撮られて掲載されたからママが怒って訴訟沙汰にしたということなんですね。お恥ずかしながら、私は安室奈美恵さんに子供がいることさえ知りませんでした。本当に興味さえありませんで、「子供を捨てたくせに」に至っては 、、、すみません。

これというのは「偏見」なのでしょうか?  「芸能人の言動が一般人の常識からするとあまりにバカげていて理解が及ばない」と言っているだけですから、単に個々で違う考え方に基づく「意見」だと私は思いますよ。

悲しいかな我が国の二大政党である自民党と民主党が国会内外でなじり合い、足の引っ張り合いしかしないのを見てsackuuさんは、「この人たち、一体何しているんだろう? 他に大事なことがあるんじゃないの?」と思うことありませんか?  そう思っても決して偏見ではなく、「意見」ですよね。私が芸能人のこういうニュースを見ると、「何様だと思っているんだろう、この人? もともとメディアに肖像を売って生きているんだから、プライバシーも何もないよな」という「意見」を持ってしまう訳ですよ。

ということで、一般人に対してマスコミに明らかに行き過ぎがあると思う一方で、よっぽど人間としての尊厳が失われるような姿でない限り、超有名芸能人であれば隠し撮りも結構、もっとおやんなさいと私は考えます。それは変わりません。「それがイヤなら芸能人辞めなさいよ、誰も止めないよ」という話ですよ。正式に芸能界を引退して一般人に戻って数ヶ月もすれば、週刊誌の「あの人は今」特集以外でメディアに追われることもなくなるんじゃないでしょうか。

でもきっと辞めないんでしょ?  だったら、そもそも芸能人にプライバシーはないのですから、子連れで買い物をする時にだってバレないように細心の注意を払うか、ボディガード数人に常時囲ませるか、市中に買い物に行くのを諦めてもらうしかないですよね。

>>買い物風景が撮られたのが直接の訴訟の原因になっているのではないと思いますよ。
>そうでしたか。sackuuさんはその記事を高覧されたのかとお察しいたしますが、どうだったのですか、一見して「安室奈美恵さん」と分かる程度の服装、変装だったのでしょうか? 子供にはダークサングラスをさせていましたか? 或いは、写真はなくて文字描写だけだったのですか?

>>最近物騒な事件が多発していますし、子供が狙われるかもしれないと恐れている時に、こんなことがあって怒るのも当然だと思います。
>そうと分かっていて、我が子を買い物に連れ出す方が認識不足ですよ、それは。上述の通り、バレないようにするか、外出諦めてもらうしかないですよ、芸能人にプライバシーはないんですから。

「プライバシーを捨てて名声を得る」という道を「食い扶持」として自ら選んでしまったママに生まれてしまったのですから、気の毒ですが子供にもそれに従った生き方をしてもらうしかないですよね。その子の運命です。

いずれにせよこの子は、一般常識では考えられない法外な月謝が掛かるような隔離された芸能人子弟専門の私立幼稚園?小学校?にボディガード兼運転手付きのベンツで通い、専属の家庭教師や保母さんが付くのでしょ?  欲しいものはハイハイって何でももらえるんだろうし。 、、、何て書いていたら、羨ましくなってしまいました。良いなぁ、私もそうなりたかったですよぉ。sackuuさんもそう思われませんか?

補足日時:2008/06/30 03:37
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#4です。


芸能関係の仕事なんてしてないですよ。

>要するに、オフだろうがオンだろうが、一般人が芸能人に対してそこまで配慮してやる必要があるとは、私にはどうしても思えないのです。
これはduosonicさんのモラルの問題です。
そしてそのようなモラルを持っている人に困らされているのは、芸能人以外にもいます。
友人であったエピソードです。
旅行に行ったらたまたま得意先のエライさんが一緒に居たそうです。
そのエライさんにしたら、プライベートでも取引先の社員として見られて、すべての雑用をする羽目になったそうです。
まさにこのエライさんと同じことをしているだけです。
このエライさんのしていることはおかしくない。
自分もその友人と同じ立場ならどんな雑用もするのが当たり前。
と思うのならduosonicはプライベートと仕事の線引きのない人なのでしょう。
自分はそんなことをするのは嫌というのなら、それは単なるわがままです。

>社命に背いて解雇・降格されたという話は聞いたことがありません(そもそも社命なんてあるのか知りませんが)。売れている芸能人はそれだけ立場が強いからですよね。ここも一般人との大きな違いでしょう。
会社の売り出し方に反対して事務所解雇された人なんて山のようにいますよ。
鈴木アミなんてそれでしばらく仕事が出来てませんでいたよね。
あれだけ売れていた人でも事務所ともめてそういう立場にされたんですよ。
事務所の戦略には事務所に所属している限りは逆らうことは出来ないのは一般社員と同じですよ
大物芸能人が自由な行動をしている人が居ますが、そういう人は一般企業で言ったら重役や社長と同じ立場の人ですよ。
逆にそうでない人は事務所の方針には逆らえないですよ。

>今回の例で述べると、請求額2200万円のうち「一般人と同じように街で買い物する光景を記事にされたことから来る精神的苦痛に際する慰謝料(何のこっちゃ?)」が大半だとしても、「私が買い物している光景は、少なくとも○○百万円の価値があるのだ」と、「オフでも芸能人である」という自覚を本人が持っていることの表れだと思いますよ。

最初の回答にも書きましたが、損害賠償の金額は雑誌が損をする金額に設定し無いと、裁判沙汰になってもそういう写真を載せ続けた方が雑誌は儲かる。ということになります。
ちゃんと取材をオファーして取ったら有料だけど、隠し撮りならうまく行けば無料になるということですから。
だから自分の写真の価値がそれだけあるという金額でなく、出版社が損する金額を言ってきてるんです。

芸能人も一般人も変わりはないですよ。
勝手に芸能人じゃない人がいろんな意味で特別視する人がいるだけですよ。

この回答への補足

芸能界内部事情に精通されているような気がしたもので。お気を悪くされたのなら大変失礼いたしました、そのつもりは毛頭ありません。

モラルというか、「考え方の相違」ですよね。「今はオフだろうから、サインをお願いしてはいけない」と、有名な芸能人に対して何故そんな配慮が必要なのか私には分かりませんが、オフの芸能人にサインをお願いすること自体がモラルが欠如している行為だと仰せですね?

サラリーマン社会では理不尽なことがいくらでもあって、もっとすごい話がありますよ。「会社の慰安宿泊施設に家族で行ったら、昔の上司にたまたま遭遇し、晩酌させられた上に、妻子を放って翌朝のゴルフにまで付き合わされるハメになった」という人がいました。しかし悲しいかな、これが日本のサラリーマン社会の現実なんですよね。そのご友人のエピソードも然り、そういう社会構造がまだまだ多く残っているということです。高度成長期をがむしゃらに働いて来た世代が定年を迎えるに当たって、今やっと変化の兆候が出始めているようですが。

むしろ、dai-ymさんの知人親戚の方が芸能人で、その方がメディアからこんなハラスメントに遭っているという話をお聞かせ願えればなと思います。

すみません、恥ずかしいほど芸能界に疎いもので、鈴木アミさんを知りません。でも、おっしゃることは分かります。その点では芸能人も一般の会社員も同じだということですね。

力が強い芸能人も多々いますよね。では、会社役員と何が違うのかというと、「もともと自分の肖像をメディアに露出することを主な職務としている点」ですよね。その結果、誰もが自分の顔を知っているので、オフ・オンを問わず行く先々でサインや握手を求められる。でも、それも全て芸能人の「職務」なんですよね。積極的にメディア露出して顔と名前を広めておいて「プライバシーがあるんだ」と言われても、「今更何言ってるの?」ってなりますよ、一般人からすると。一般人の私がどこへ行ってもサインはおろか、握手さえ求められません。なので「芸能人というのは、プライバシーが重んじられるべき一般人とは違いますよね、比較することはできませんよね」と持論展開しているのです。

「広末涼子さんが男性のバイクの後ろに乗っていたと報じた『女性セブン』に対し、不倫をしているかのような記事を書かれ、名誉を傷つけられたとして2300万円の損害賠償を求めた訴訟で東京地裁は、小学館側に120万円の賠償を命じた。須藤典明裁判長は「記事は真実でない可能性が高い」と判断する一方「もともと自由奔放さが原告の個性の一つ。必ずしも大きなマイナスとは見なされていない」と指摘し賠償額を算定。」
、、、流石に「プッツン女優」さんです、不倫と疑われそうなネタを自分で振っておいて「名誉毀損」という言い分が何とも作為的で滑稽ですが、それはともかく、この場合、支払い命令額は請求額の1/20ですよね。全ての裁判と同様に、もともと全部取れる訳がないと分かっているから単に多く請求するだけのことでしょう。

いずれにせよ、よっぽど事業に失敗して多額の負債があるということでない限り、こういう芸能人は生活に困っている訳でなく、弁護士代にもならない数百万程度のおカネなんて欲しくないんだと思いますよ。では、この訴訟の本当の目的は何でしょう? 本当に名誉毀損が介在したのでしょうか? いや、須藤裁判長の指摘と同様、私にも到底そう思えません。つまり、単なるメディアへの売名行為?

う~ん、芸能人を特別視しているだけでしょうか、私にはそう思えません。tewpiさんがご指摘下さった通り、芸能界という特殊な業界に身を置いて庶民の数倍数十倍の収入や社会的特権・優遇、そして名声を欲しいままにして周りからチヤホヤされる立場になってくると、考え方はもとより、常識まで変わってくるものじゃないでしょうか?  仮に私自身が芸能界にいたら、きっとそうなってしまうと思います。果ては、たかが買い物中の様子を記事にされたくらいで「プライバシー侵害だ」と、法外な訴訟請求を平然とするようになるのかも知れません。

たかが買い物中の様子を記事にされたくらいで何故法外な訴訟請求をするのか、私には到底理解が及ばないもので質問したのです。それで皆さんのご意見を拝読させて頂いた結果、要するにボトムラインは、「芸能人というのはその特殊性から、我々一般人と単純比較できない故、プライバシーにおける解釈が違う」ということのようなんですよね。

一般人に対してマスコミに明らかに行き過ぎがあると思う一方で、有名芸能人であれば隠し撮りも結構、もっとおやんなさいという考えです。そもそも芸能人にプライバシーはないのですから。「それがイヤなら芸能人辞めなさいよ、誰も止めないよ」という話ですよ。

補足日時:2008/06/26 08:10
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文句いっても裁判にかけてもよいでしょう。

裁判での勝ち負けはわかりませんが。

この回答への補足

ありがとうございます。
芸能人が肖像権?を争うような意味のない裁判では、最小限訴訟人の言い分を認める傾向があるように思えます。メディア・マスコミに対する裁判所の損害金支払い命令は、大抵請求額の1/10以下くらいのようです。芸能人はもともとおカネが欲しくて訴訟を起こしているのではないようなので、専属の弁護士代なのでしょう。しかし、メディアを通じて、もともとありもしない「主張が認められた」と誇示することには成功したことになるのでしょうか。

今後、「芸能人にプライバシーはあり得ない。棄却」という真っ当な判断を下せる裁判官が出てくることを願うばかりです。

補足日時:2008/06/25 21:47
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全く同感です。


公人(政治家や高級官僚等々)がプライバシーを制限されるのは当然ですが、
いわゆる芸能人も自らを商品化している以上、制限を受けるのではないでしょうか。
法律論は置いといて。です。
結局、あの人達もそれを覚悟でその世界に入ったのでしょうから、
文句の言えた筋合いではないでしょう。
まあ、訴訟沙汰も結局はあの人達の売名手段なのだと思うのは、
そういう世界とは縁の無い私のヒガミでしょうか???
もっとも個人的には、愛人問題とか不倫騒動はあんまり報道して
もらいたくは無いと思っております。
男である私にとっては、アイドルは永遠に純粋で、優しい理想の恋人
なのですから・・・。
オレって古いかな~?

この回答への補足

ありがとうございます。
「芸能人=自らを商品化している人」、、、その通りですよね。それ故に「プライバシーについて制限を受ける」のもその通りだと考えます。その覚悟と認識のカケラもない芸能人が実在することが疑問であり、迷惑なのです。

>>そういう世界とは縁の無い私のヒガミでしょうか???
>いや、芸能人に寛大なご意見もあるようですから、ヒガミでも嫉妬でも個人的感情論でも何でも構わないと思いますよ。良識ある人が傍から見て、「これはどうしてもおかしいなぁ」と首を傾げさせられることには変わりないのですから。

>>アイドルは永遠に純粋で、優しい理想の恋人なのですから・・・。
>まあ芸能人の愛人や不倫報道云々は読みたい人が読めば良いのでしょうけど、インターネット普及もあって情報が氾濫する今の世の中、読みたくなくても眼に入ってしまうということがありますよね。同感です。

補足日時:2008/06/25 21:29
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テレビや雑誌に出るのが仕事といっても仕事以外の時間が有るのは当然です。


duosonicさんが自分の勤務時間以外に貴方の仕事と同じだから今やってくれといったら怒りますよね。
それと同じです。

>そもそもこの人たち、番組やコラムへの一回の「露呈」によってサラリーマンの一年分の何百万円というおカネを簡単に手にするのですから、TVやら雑誌に食わせてもらっているようなものです。なので僕は、芸能人という立場の人間に対してマスコミの行き過ぎはあり得ないと考えます。
この考えだと、労働者は会社に食わしてもらっているのだから会社にどんなことをされても文句は言えないという意味になりませんか?
そんなこと無いですよね。
芸能人も同じで、与えられた仕事をしっかりとこなせば良いわけで、それ以上のサービスをする必要は無いですよ。
またギャラは本人が全部貰うわけじゃないです。
一般の営業がいくら高いものを売ったって、その売った金額をもらえるわけではないのと同じです。

芸能人は別にプライバシーを切り売りしてもうけているわけでなく、
(中にはそういう芸能人も居ますが)
歌とか演技とか楽器の演奏とか今の時代は容姿も含まれますが、何かしらの芸を見せて聞かせて儲けているんです。
だから、一般人と同じようにプライバシーが有るのは当たり前ですよ。

賠償金額が高い理由ですが、こういう雑誌に対する損害賠償は雑誌の利益より高い金額を提示しないと意味が無いです。
そうしないと、裁判沙汰覚悟でそういう写真を載せることになりますから。
だからあんな金額の損害賠償になるんです。

この回答への補足

もしかして芸能界関係の方?でしょうか、的を得たご指南、ありがとうございました。

ご指摘の通り、芸能人は歌唱や演技など「自分の特技」を売ることを生活の糧としていると考えれば、例えば物品製造や会計、語学に関する知識を生かして給与をもらっている人と同じだから、「時間外ではプライベートもある」という論点は有効だと思います。

しかし、TVや雑誌にて肖像を売って生活している芸能人は、プライベートで買い物する際にも傍から見て「芸能人」であることには変わらないですよね。ここが一般人とは決定的に違うところです。

もしdai-ymさんが街中のレストランや新幹線の中でお好きな芸能人、或いはお子さんが大ファンの歌手にバッタリ出会っても、とにかく「今はオフだろうから、サインをお願いしてはいけない」と配慮されますか?  私だったら、そんなことお構いなしで自分の娘のためにサインと握手を求めるでしょうね。写メも撮るかも知れない。

要するに、オフだろうがオンだろうが、一般人が芸能人に対してそこまで配慮してやる必要があるとは、私にはどうしても思えないのです。何故なら、プライベートでも彼・彼女は我々一般人にとって「芸能人」だからです。「芸能人」というのは、本人自身が云々ということではなくて、「傍から見て芸能人」なのであって、あくまで「周りから見て演技が上手いから俳優、周りが聴いて歌唱力があるから歌手」ということではないでしょうか?  よって、もともとそういう風に「周りから見て、聴いてどうか?」が全てであるような職務を選んだ人なのですから、ご指摘の「一般人と同様のプライバシーがある」ようには思えないのです。もし「時間外サービスはしない」とサインや握手を断られたら、「いつもTVではニコニコしている芸能人なのに感じが悪い」とこっちは嫌悪感を持ちますよね、当然。一発で覚めます。そういうオフの場面においてもファンとの接触に難色を示したりしたら良くないと彼らも分かっている筈です。言い換えると、彼ら自身にも「時間外サービスも折り込み済み ⇒ プライバシーはない」という自意識、或いは潜在意識があることになりますよね。こうして考えると、少なくとも「芸能人にも一般人と同じようにプライバシーが有るのは当たり前」とは一概には言えないと考えます。

前述しましたが、よっぽど「人間の尊厳」に関わるようなこと、事実無根の掲載をされたとかいうのであれば訴訟沙汰にも理解が及びます。しかし、たかが買い物している姿を雑誌に書かれたくらいで、法外な賠償金を盾に世間様をお騒がせする動機には理解が及ばず、ただ単に「私は有名人。だから好きなことをする」と誇示しているようにしか私には映りません。

>>労働者は会社に食わしてもらっているのだから会社にどんなことをされても文句は言えないという意味になりませんか?
>「そんなことはない」と思いたいところですが、雇われサラリーマンの場合、残念ながら自分の意思に反して会社の意向に従わなければなりません。dai-ymさんがサラリーマンをされたことがあるか存じませんが、これは何故なら、一般被雇用者の立場は至極弱く「どんな社命にも従わなければ、解雇や降格になる恐れが常にある」からです。これが現実です。どうしても嫌なら辞めるしかありませんよね。芸能人が麻薬や不祥事を起こしてプロダクションを解雇されたという話はありますが、社命に背いて解雇・降格されたという話は聞いたことがありません(そもそも社命なんてあるのか知りませんが)。売れている芸能人はそれだけ立場が強いからですよね。ここも一般人との大きな違いでしょう。

今回の例で述べると、請求額2200万円のうち「一般人と同じように街で買い物する光景を記事にされたことから来る精神的苦痛に際する慰謝料(何のこっちゃ?)」が大半だとしても、「私が買い物している光景は、少なくとも○○百万円の価値があるのだ」と、「オフでも芸能人である」という自覚を本人が持っていることの表れだと思いますよ。

以上、決して議論したいのではなく、どうしても納得がいかないのです。まあ何をどう討議したところで、常に追い回されるような芸能人に自分がならない限り、最終的にこの人たちの意識は分からないのかも知れませんね。

補足日時:2008/06/24 23:48
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とりあえず、憲法で「人権」は保障されているんですよね…。


生業として、自分自身の肖像を売って生きているわけですよね、芸能人って。
でも、それが「プライバシーを放棄した」というのとイコールではないんだと思います。

もちろん、一般人に比べて写真週刊誌やテレビ記者などから追いかけられる事は多くなりますよね。それが商売=彼らの生業ってモノですから。でも、取材する方もある程度の配慮って言うのは必要何じゃないかと、つくづく思います。

プライバシーの侵害の訴訟…と言うのは、別段お金が目的で無いと思います。どちらかと言うと、彼らにとって行き過ぎた取材に対しての対抗策(警告)であるのだと。

最近、マスコミ関係の取材は行き過ぎがあるような気がします。記事になれば何でも良い!的に取材しているような印象を受けます。
また、事件の被害者や加害者の写真で、なんで中学や小学のアルバムまで手に入れて報道しないとならないのか…(これらは一般人に対しての取材ですよ)。報道の自由と、プライバシーの侵害の線引きは難しいとは思うのですが、最近はプライバシー重視が叫ばれている一方で、取材合戦のなかでプライバシーの侵害が日常的に行われていると感じています。

この回答への補足

ありがとうございました。
ご指摘の通り、確かにマスコミも明らかな行き過ぎがあります。テレビ局は、秋葉原通り魔無差別殺傷事件の加藤容疑者の田舎の青森?にまで行って、両親を映してインタビューしました。犯人が未成年者ならともかく、一応「成人」とされる人間の親まで引っ張り出して辱めに遭わせるべきなのかな?と思いました。もうあの人たち、あそこには住めないですよね。

マスコミを擁護するつもりは毛頭ありません。また、人権が保障されているのも百も承知です。ただ、それを踏まえても、たかが買い物している姿を雑誌に捕らえられたくらいで、あたかも「プライバシー侵害の犠牲者」のような顔をし、法外な賠償金を求めて訴訟を起こして「二度とこんなことがないようにするための布石だ」と世間様に訴える権利まで芸能人は有しているのでしょうか?  「プライバシー」が聞いて呆れる、常識を逸脱した芸能人のウヌボレにしか思えないんですよね。だったら、次回はバレないように変装しなさいよというだけの話です。

そもそもこの人たち、番組やコラムへの一回の「露呈」によってサラリーマンの一年分の何百万円というおカネを簡単に手にするのですから、TVやら雑誌に食わせてもらっているようなものです。なので僕は、芸能人という立場の人間に対してマスコミの行き過ぎはあり得ないと考えます。

従って、堅く守られるべき一般人の「プライバシー」と芸能人のそれと比較対象にすること自体無理があると思っています。

当該雑誌の記事を読んだ訳ではないので詳細は知りませんがが、僕だったら「あそう、芸能人というのも、僕らと同じところで買い物して、同じもの食べているんだ。ふ~ん」という程度のことです。

補足日時:2008/06/24 11:57
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芸能人は、半世紀前までは川原乞食であり、プライバシー云々の


存在でなく、晒し者になることが、生業でした。

本質は半世紀前と変わりませんが、知られたくないことは秘して置く
権利がある、との意識が社会全体に高められた結果、芸能人も例外で
ないと、錯覚しているのでしょう。

マスコミにしても、社会の木鐸の意識など、全く無いと思います。
俗におもね、売れれば何でも書くとの姿勢ですから、芸能人も
災難でしようが、訴えるほどの価値あるマスコミではないでしょう。

蛇足
昭和初期の感覚のほうが、平成の感覚より健全で優れていたと思う
ことの多い此の頃です。

この回答への補足

ありがとうございました。
ああ、正に同感です。結局、本来プライバシーも何もないのが芸能人であって、それだけの対価を得ている訳ですからね。それで社会が「プライバシーの侵害である」などということを騒ぐようになって、芸能人も勘違いし始めたという話ですね。

これだけインターネットが普及し、携帯電話が当たり前の持ち物となった今、社会の考え方・感覚自体にも変化が出て当然という気がしますね。ご指摘の通りです。

補足日時:2008/06/24 11:03
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確かに、TVや週刊誌に露出したい時期には積極的に出るのに、自分の


意図しない露出には敏感に反応しましね。
でも、自分の事として考えると、確かに良い面で取り上げられる時(芸能人でなくても、経済記事などで取り上げられることも含め)はうれしくて、悪いこと(三面記事など)で取り上げられるのはいやでしょ?
それと同じ感覚じゃないのでしょうか?
芸能人の場合には、お金が発生しない露出がいやということもあるのかも。写真週刊誌にでてもギャラがでないから、それならでたくないわと
いうところかも知れません。

この回答への補足

ありがとうございました。
でも、芸能人と一般人は全く違うと思うんですよね。特に悪事を働いているところではなく、たかが買い物している様子を報道された程度で2200万円の損害賠償を請求する訴訟を起こすのというのは尋常ではありませんよね?  こういう人は金銭感覚がおかしいばかりか、もう一般人にある常識を持ち合わせているとは到底思えないのです。だから「自分を芸能人と比較することはできない」というのが僕の考えです。

bonbiyansさんのご回答を読んでふと思ったのですが、ギャラなしで報道された分、出演料を搾取してくってやろうという魂胆なのかも知れませんね。十分の一でも取れれば儲けものでしょうし、週刊誌も次の取材のことを考えてそのくらい払うでしょうからね。だとすると、それはプライバシー云々以前の問題で、こういう不純な動機で訴訟を持ち込まれる裁判所も困るでしょうが、「パブリックフィギュアである訴訟人には、プライバシー云々はもともとない」という判断をして欲しいところです。

補足日時:2008/06/24 03:52
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