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すみません、わかりにくいタイトルで。
きのう、NHKで「飛騨牛、偽装表示」の事件が報道されてました。
その時の画面で、「飛騨」の「騨」は、「馬偏に単」でしたが、この「単」、うえの「チョンチョンチョン」が、「ロロ」でした。
昔の「単」の表記ですね。
(すみません、ここに表すチカラ無くて・・・)

ところが、今日の 同じくNHKの報道では「騨」の「単」は「単」でした。

これは、現在の当用漢字に無いと判って、「単」にもどして報道したのでしょうか?

ちなみに、クルマのナンバープレート、「飛騨」ナンバーで表記されている「騨」は、頭が「ロロ」の方の「単」です。

また、「飛騨牛」の公式(?)表示は「騨」、フツーの「単」です。

ナニ言ってるのか、ご理解されたでしょうか?
(以上、飛騨在住のニンゲンからの質問です。)

A 回答 (2件)

まず最初にお断りします。

飛驒などと表示されるのは、驒が正字の馬に單の字が正しく表示されないものです。ブラウザによっては正しく表示されるものもあります。お見苦しくてすみません。

本来、「飛驒」が正しく、漢和辞典『大漢語林』(H4年4月初版)には、「騨」という漢字は収録されていません。辞書にも収録されないほどの完全なる俗字だったのです。今では、パーソナルコンピュータの発達普及に伴い、俗字が幅をきかせ、正字は少数派になっています。コンピュータによって、字形が変えられてしまったのです。

そんな中、中部運輸局岐阜運輸支局飛騨自動車検査登録事務所(高山市)は、正字にこだわっているのは奇跡に近いかもしれません。

NHKで、「ひだ牛」を、昨日は「飛驒牛」を表記し、今日は「飛騨牛」となっていたのは、「飛騨牛」の公式表示(ブランドとしての登録名)が「騨」となっていることに昨日は気が付かず、それがわかったから訂正したということだと思います。それにしても、字幕スーパーの入力もコンピュータなのに、「飛驒牛」が出たのも、「飛驒」「牛」を別々に区切って変換したからだと思われます。

この回答への補足

本日、NHK名古屋支局から回答がありました。

「飛騨牛」のブランドを統一して扱っている団体があり、そこによると、表記はどちらでもイイそうです。
だけど、NHKは、(初めはナゼか)「ロロ」の「単」を使ったけど、その団体に合わせて「チョンチョンチョン」の「単」に戻したそうです。

正式なのは・・・どちらでもイイみたいです。 私としては「ロロ」のほうが味わいあると思うんですが・・・。

 http://www.hidagyu-gifu.com/

補足日時:2008/06/25 23:34
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

それにしても、いつもながら回答者さんの博識ぶりと、的確な回答に舌を巻きます。

う~ん、どちらなんでしょうね?
「当用漢字に無いから戻した」
「公式表示の字体とは違うから戻した」
一度、NHK名古屋放送局に問い合わせてみます。…って、それがイチバン先やろ!!!・・・すみません。

「飛騨牛」と「飛騨」「牛」とで 表記変わってくるのもアレですね。 まあ、そこまでは機械を責められませんが・・・。

上に「ロロ」の「単」、クルマのナンバープレート以外では見かけません。 貴重みたいですので、映像コレクションとして、見かけたらカメラで撮っておこうと思います!

お礼日時:2008/06/25 01:19

こんにちは。

6/3のご質問ではお返事を有難うございました。

ご質問1:
<これは、現在の当用漢字に無いと判って、「単」にもどして報道したのでしょうか?>

NHKの真意はわかりかねますが、おそらくご推察の通りだと思われます。視聴者から指摘があったのでしょうね。

1.飛騨の「だ」は、もともとはご質問にあるように「口口」がついた漢字が正しい表記です。

2.検索などだと「飛騨」表記にほとんどなっているのは、ネットの表記規定「常用漢字表に記載されている漢字を使う」を遵守してのことのようです。

3、漢字の「単」も、元々は「口口」がついた象形文字です。

4.成り立ちは、先がふたまたになっている武器の形をかたどったものです。

5.それが会意形声文字の音符として、戦争・狩猟に関係する意味で用いられるようになったようです。

6.この漢字も常用漢字では「単」として用いられています。

7.「飛騨国」の本当の漢字は「口口」ですが、常用漢字にないため、PCソフトにもなく通常は「飛騨」が便宜上使われているのだと思われます。


ご質問2:
<「飛騨」>

1.少し勉強しましたが、元々は「斐太」「斐陀」と表記されていたそうです。

2.それが702年に飛騨国が神馬を献じたことからそれ以降「飛騨」と表記されることになったようですね。


ご質問3:
<以上、飛騨在住のニンゲンからの質問です。>

う~ん、飛騨の方がわからない疑問を他の地方の人がわかるのか、という疑問もあります(笑)。

この秋、フランス人の夫と初めて飛騨高山に行きますが、世界遺産の場所なのでとても楽しみにしています。このご質問に思いを馳せながら、「飛騨」の文字を観察していきます(笑)。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

私はズボラなニンゲンでして、あまり質問者とか回答者の情報を確認してなくて・・・ でも、いつもありがとうございます! 感激です!

やはり「視聴者からの指摘」があったのでしょうね。
飛騨人としても、「ロロ」の「単」を付けた「飛騨」表記は ニュース番組で用いるのはマニアック…と受け取りましたから。

「単」が元々「武器」の象形からとは驚きました。
「簡単」で使われる場合、そのナゴリはあるのでしょうか?

この、「ロロ」を付けた「単」、私のPCがオゾイから表示できないかと思ってました。 (オゾイの意味は、まあ、イイでしょう。)

かなり以前、やはりNHKですが、「ひだ」とは「稗田(ひえた)のアレイ」が統治してたから…とやってたのを記憶してます。昭和57年頃。
そこから「斐太」が生まれたと。 いま飛騨屈指の進学校も「斐太高校」ですし・・・。関係ないか。 あと「斐太部品」もありますね。自動車パーツ屋さんで、私もタイヘンお世話になってます。関係ないですね。

秋にはご主人様と飛騨にいらっしゃるそうで。
世界遺産の白川郷…
この様子を 当時だれが想像してたか・・・
どうか、本当の飛騨を見つけてください!

お礼日時:2008/06/25 00:59

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