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(1)The two girls got lost hiking in the mountain.
この文をSVCの文と考えました。hiking in the mountainはlostにかかる修飾語と考えました。hikingは動詞だと思うのですが、動名詞でもないし現在分詞でもないと思うのです。hikingはどういった用法なのですか?

(2)The princess is making an official visit to the country.
is makingはwill makeと同じと考えて良いのですか?

(3)This story is about ordinary people achieving great things.
about以下を名詞節と考えました。その場合achieving=to achieveと同じと考えて良いのでしょうか?

A 回答 (6件)

こんにちは。

いつも速やかなお返事を有難うございます。

ご質問1:
<hikingはどういった用法なのですか?>

分詞構文です。

1.この文はlostとhikingの間を区切るとわかり易いでしょう。

2.このhikingは現在分詞で、時を表す分詞構文となり、hiking以降は時を表す副詞句として、主文を修飾しています。

3.この分詞構文は以下のように書き換えることができます。
例:
The two girls got lost as she hiked in the mountain.
「~している時に道に迷った」

4.分詞構文は「同時性」を強調しますから、ここでは「迷う」と「ハイキングする」という2つの動作が同時に行われるニュアンスを出すといいでしょう。
例:
「~していて道に迷った」
「~している途中で道に迷った」


ご質問2:
<is makingはwill makeと同じと考えて良いのですか?>

いいです。

1.この進行形is makingは近未来の用法になっています。

2.このmakeは目的語をとる他動詞として使われ、an official visitが目的語になっています。

3.通常近未来の進行形は、自動詞に使われるのが一般的ですが、このmaking an official visit「公的訪問をする」は=visit officiallyといった自動詞的な句動詞として使われているので、このような近未来の用法も可能になります。

4.ここではご想像の通り「~する予定だ」の訳で結構です。


ご質問3:
<about以下を名詞節と考えました。>

節にはなりません。

1.節は「主語S+動詞V」を含む文のことです。about以下には動詞が見当たりません。

2.このaboutは前置詞ですが、about ordinary peopleという前置詞句が形容詞句的に使われている表現です。

3.直訳すると「この話は~についてです」となっていますが、ここは訳を補って「~について書かれたものです」ぐらいの訳になります。

4.するとachieving~はすぐ前の名詞ordinary peopleを修飾する現在分詞で、形容詞的に使われていることがわかります。

5.従ってこの部分の訳出は
「This storyはgreat thingsをachieveした ordinary peopleについて書かれたものです」
となります。


ご質問4:
<その場合achieving=to achieveと同じと考えて良いのでしょうか?>

少し違います。

1.確かに、to不定詞も形容詞的用法では前の名詞にかかることができます。

2.ただし、この用法のto不定詞には「未来志向」と呼ばれる性質があり、「これからすべき」ことについて言及する傾向があります。
例:
I remember to do that.
「それをすることを(忘れないで)覚えている」

3.一方現在分詞には、「過去」のことについて言及する性質があります。
I remember doint that.
「それをしたことを覚えている」

4.従って、ここでは現在分詞の用法より、「great thingsを既にachieveした人々」ですから、未来志向のto不定詞に書き換えると「(これから)するべき人々」となり、意味が異なってくるのです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

いつも分かりやすい回答ありがとうございます!
まだまだ、勉強が足りませんね…。
頑張ります!

お礼日時:2008/06/26 18:33

こんにちは。


(1)は、もともと、
The two girls got lost in hiking in the mountain.
とするのが普通ですが、このin は、往々にして、省略されることが多いのです。だから、lost までで第二文型の完成で、以下は副詞句と捕らえると考えたほうが妥当です。

He waa busy in doing a lot of work.
= He was busy doing a lot of work.
彼は、たくさんの仕事をするのに忙しかった。
上の doing は、in の後ろで動名詞。
したは、busy までで第二文型の完成で、doing 以下は修飾語。

(2) 進行形が未来をあらわすときは、基本的に未来をあらわす語句を明示する必要があります。それは、will ほどはっきりと未来をあらわす表現方法ではないからです。
だから、この文では、is making は、未来の意味を持ちません。「今訪問している最中」という訳しか出てきません。この文より前に、未来のことに触れているならば未来の意味がありますが、「公式訪問」といっているから、未来をあらわす進行形とは考えにくい。「公式行事は、未来のことでも現在形を用いる」という文法に反します。だから、たとえば、
The princess makes an official visit to the country next year.
とするのが普通です。進行形が未来をあらわすときは、「個人的な計画」のときに使うのが普通です。
以上から、is making は、「今訪問している最中だ」という意味が一番適切です。

(3) about 以下の achieving は、「動名詞」です。分詞の形容詞的用法ではありません。
訳は
このお話は、普通の人々が大きなことを成し遂げたことについてのお話です。

理由:動名詞は、「実際に行った経験・事実」を表現するので、「成し遂げた」と訳せますが、分詞の形容的用法では、「大きなことを成し遂げている普通の人々」で、この文は、全体的に「現在」ですから、分詞の部分も「現在~している」という意味になり、「まだ成し遂げていない」のニュアンスが生まれる恐れがあります。だから、「成し遂げた」と、事実を表現するには、「動名詞」と解釈するほうがすっきりします。
また、以上の関係から、不定詞と交換できません。
不定詞の名詞的用法と考えると、about の後ろに 不定詞が来るのは、
be about to 不定詞 
の表現のみで、後は、動名詞がきます。

How about going to the party together?
一緒にパーティにいきませんか。

不定詞の形容詞的用法だと、「大きなことをする人々」で、文法的には可能ですが、原文とは大きく意味が違います。つまり、
動名詞は、実際行った経験や事実を表すことが多い
不定詞は、まだやっていないことを表現する場合が多い

ただ、「これから大きなことをしょうとする人の本」はなんか怪しくは無いですか?口先だけの大ほら吹きの可能性もあり、本に出版されにくいと思います。やはり実際に「成し遂げた」ことを本にするほうが自然だと思います。

以上長文失礼しました。
ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

分かりやすく説明していただきありがとうございます!
助かりました!

お礼日時:2008/06/26 18:18

(1)


分詞構文です。学校などでは分詞句が前にあるものばかり教える傾向がありますが後ろにも来ます。

この例は文意から考えて「~しているときに」と考えるのが一番しっくり来ます。「山でハイキングをしているときに道に迷った」

コンマを打ってくれると分かりやすいのですがコンマがないことも多々あります。

(2)
確かに現在進行形で未来を表すことがありますが(特に「行く」「来る」に関する動詞に多い)この文をあえて未来の意味にとる理由が分かりません。前後関係なしに一文だけ見ると現在進行形「その国に公式訪問をしている最中だ」と考えるのが普通です。

また同じ未来と言っても will と進行形ではニュアンスが違います。will は予定や想像、進行形はやはり進行形で、既に動き出しているニュアンスがあります。

(3)
分詞・不定詞・動名詞(準動詞)ではない動詞形(定動詞)がないので節ではなく句です。
これは解釈が分かれる文です。

<動名詞と考える場合=意味上の主語-動詞関係と見る場合>
「これは普通の人々が偉業を成し遂げることに関する物語である」

ordinary people は動名詞の意味上の主語です。所有格にするのが正則と言う人もいますが実際には名詞の場合はそのままであることが多いようです。代名詞なら their achieving となることも少なくありません。

意味上の主語-動詞関係とすればこれを不定詞で代置することはできません。

<現在分詞と見る場合=後ろから修飾すると見る場合>
「これは偉業を成し遂げる普通の人々に関する物語である」

うまく日本語訳に表すのは難しいのですが、現実に多くの名もない人たちが今この時点でもすごいことをどこかでしていますね。こういう今実際に「行われている」ことを描いた物語ということです。

修飾語としては不定詞も使えますが意味合いが違います。ordinary people (who are) to achieve のように補って考えればよく、これからの予定を表すことになり、「まだ偉業を達成していないが、今がんばっている最中の人たちの物語」という意味になります。

原文は2通りに解釈できるわけですが
・特に時代は区別しない
・現在
という違いがあり、それは話の内容次第ということになります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます!
分かりやすくて助かりました!

お礼日時:2008/06/26 18:22

(1)はちょっと分かる方にお任せしてパスします。



(2)は同じではありません。
willで言うと未来の事に対する推量で「公式訪問するでしょう」って感じですかね。
一方、is makingだと文法的には現在進行形ですので、「今まさに訪問中」という解釈と、少し状況が変わってきますが確定的な予定として「(これから)公式訪問する事になっている」という感じにもなり得ます。

(3)まず、aboutはここでは前置詞ですので節を導いたりはせず、導くのなら"句"です。
前置詞句が名詞句になる事はかなり稀で普通は形容詞句か副詞句になります。
isというbe動詞が「~にある・いる」のように"物事の存在"を表している場合は完全自動詞ですので、その後の前置詞句は副詞句と捉えるのが自然なのでしょうが、ここでは不完全自動詞だと思いますのでaboutが導く句は形容詞句かと思われます。

更に、aboutの目的語はordinary peopleと捉えて尚かつ現在分詞としてのachieving以下が後置修飾しているという解釈もあるのかもしれませんが、僕としてはむしろ次のように解釈します。
aboutの目的語は"動名詞としての"achieving以下であり、尚かつ動名詞の意味上の主語として、aboutとの間にordinary people[←目的格としてですね]が割り込んで置かれている、と。
そう捉えた場合は、前置詞の後は極々一部を除いて通常はto不定詞は置かずに動名詞ですので、achievingをto不定詞にしてはいけません。

いずれにしても、同じではありません。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます!
とても勉強になりました!

お礼日時:2008/06/26 18:25

(1)のhikingは動詞ではないでしょうか…?


私はhikeの現在分詞で、分詞構文だと思ったのですが。。

質問者さんは分詞構文については習っていますか?
The two girls got lost, hiking in the mountain.
とコンマで区切ればわかりやすいでしょうか。
The two girls got lost when they were hiking in the mountain.
と同じ意味です。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます!
分詞構文についてまだまだ勉強不足でした…。

お礼日時:2008/06/26 18:27

1、hikingは名詞です。

動詞ではありません。

2、is makingは現在進行形「主語+be動詞+動詞ing形」で「~しているところです」という意味です。
will makeでは、この場合のwillは未来の事をさします「~するつもりだ,~するでしょう」ということになるので、時間軸の違い全く意味の違う文章になります。

3、achievingは動名詞なので、5jidashさんの言う通り、不定詞の名詞形のto archiveと似ていると思われがちなのですが、achievingの動名詞は現在志向なのに対し、不定詞は未来志向です。
そして、この文章の場合、現在できあがっているstoryの事についていっているので、文章的に未来的に書くことができない、即ち不定詞を使う事ができないのです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます!
とても助かりました!

お礼日時:2008/06/26 18:34

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