花の誕生から進化の歴史

花の誕生から進化の歴史は（先祖・いつ・どこで）は、現時点でどの程度解明されているのか？
がわかりませんどうか教えてください。

No.1 回答者： harepanda 回答日時： 2008/06/29 12:09

本格的な被子植物は南半球で誕生したというのがこれまでの定説でしたが、つい先日、日本で化石が見つかり、北半球での登場も否定できなくなってきました。

被子植物の登場は、恐竜時代の前半から後半にかけてのことと思われています。恐竜でも同様に、北半球にしかいないと思われていた動物が、南半球でも見つかるといった傾向が見られます。つまり、大陸が１つだった時代から、大陸分断が始まるころに、被子植物が登場したと思われます。大陸の分裂に伴い、北半球と南半球で生息している生物が違うという現象が見られるようになります。

被子植物の登場により、裸子植物よりはるかにエネルギーの大きな木の実や蜜が手に入るようになり、昆虫の数が増え、昆虫や木の実を好んで食べる哺乳類や鳥類も増えていきます。草食恐竜の場合、硬い植物を食べられるように進化した仲間が、北半球を中心に増えていくことになります。

植物は骨や歯と異なり化石として残りにくいので、今後の研究動向に期待しましょう。

この回答へのお礼

為になりました。
ありがとうございました。

お礼日時：2008/07/05 00:01