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はじめまして。一つお伺いしたい事があります。
世界が”絶対化”から”相対化”の時代になるにつれて、なぜイタリア戦後体制は崩壊したのでしょうか?

A 回答 (1件)

絶対化 とは 二極構造の米ソ対決状態をいいます



ソ連 = 東欧 => イタリア <= 西欧 = アメリカ

この構造の中で、イタリア共産党は、「共産主義自体は間違っていない、ソ連や東欧の共産党のあり方が間違い」という基本線で、最大30%近い議席数を誇った(これは西欧では最大)。
一方キリスト教民主主義(政党)は、「わしらは、西側の資本主義で、がんばりましょう、ほら、経済もうまくいっているし」(マフィアと結んでいたり汚職がすごいのは、ちょっと目をつぶってね)。
というスタンスで、戦後ほぼ一貫して政権政党でした。

んで ソ連が無くなってアメリカ一極、言い換えると他の国は相対化しちゃいますと、左右に ぴーーーーんと張った対立軸が無くなったので、対立点が無くなった・・・なのでトランプでいえば、カードの切り直しです。
それが イタリア戦後体制の崩壊
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この回答へのお礼

わかりやすい御回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/07/05 12:40

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