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小学校の社会で、
「稲荷山古墳で発見された鉄剣に
 ワカタケル大王と書かれている」
というのをやったと思いますが、
実は、どう読んでもそう書いていないといううわさを聞いたんですが、
本当なのでしょうか。

A 回答 (4件)

一般的な万葉仮名をベースに読むと、「ワカタキロ」という読みになります。

ワカタケルと読む例は、他に類例がないので、学者先生がたの推測ということになります。
このような点をとらえて批判し、獲加多支鹵大王を日本書紀などに見える雄略天皇(大泊瀬幼武尊)にあてる通説を否定する考え方が、少数派ながら存在します。
アマチュア研究家の古田武彦氏らの説が、日曜史家や古代史ヲタクの間では割合知られていて、これによると関東に独自の王権が存在し、獲加多支鹵大王はその王ということになるようです。

なお、No.2さんのいわれる「武烈天皇」は泊瀬列城宮に都したとされるので、間違いです。朝倉宮は雄略天皇の都です。
雄略天皇の王宮「泊瀬朝倉宮」があったとされる泊瀬(長谷)は、現在の奈良県桜井市の地名です。ここは旧大和国の磯城(しき)地方に含まれ、斯鬼(しき)宮と称されることに矛盾はありません。
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#2です。


#3さん、ご指摘ありがとうございました。

仰る通り、ワカタケル=雄略天皇、ですね。
何で、ワカタケル=武烈天皇、なんて書いてしまったんだろう…。
お恥ずかしい限りです…。

私が見た番組は、TV東京系の「新説!?日本史ミステリー」という『バラエティ番組』でしたから。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsetsu/index.html
番組の内容からも、#3さんが仰っている通り
> アマチュア研究家の古田武彦氏らの説が、日曜史家や古代史ヲタクの間では割合知られていて、これによると関東に独自の王権が存在し、獲加多支鹵大王はその王ということになるようです。
というような印象を受けました。
要するに「関東に独自の王権が存在した」ということを前提にして、その『証拠固め』をしている…という印象でした。
私自身は、この説は採っておりませんので、#2の回答は「TV番組でそのような内容の放送があった」というご紹介とそれに即した資料の提供だとお考えください。

なお、私は時々この番組は見ていますが、あくまでも『バラエティ番組』に過ぎません。
ですが「中にはそれが史実と信じてしまう人もいるのでは?」と思います(実際、私は短大で日本史を専門に勉強しましたが、この番組を一度見た西洋史を専門にしていた友人は、半ば信じていましたから…)。
内容的には、「新説!?」だから許されると思っているのか、史実ではありえないことまで「いかにもあったこと」のように仕立ててあることもありました。
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ご質問文の話は、私が住んでいる地域では、最近TV放送されていました。


噂は、その内容ではないでしょうか。

鉄剣銘文の「獲加多支鹵大王」のうち、「獲」は別の意味になり、「加多支鹵大王」を人名として「カタシロダイオウ」と読むという趣旨のことを言っていました。
日本書紀によれば、ワカタケル=武烈天皇の宮は『朝倉宮』であるのに対し、稲荷山鉄剣銘文には「斯鬼宮」に居たとされているそうです。
http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/simin12/hitat …
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http://www-user.interq.or.jp/fuushi/5-anc/kodais …

↑この中の「獲加多支鹵大王」というのが「ワカタケル大王」だと習った覚えがあるのですが、どうなんでしょうね。
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