大昔のピアノ演奏についてですが古楽科の友人がモーツァルトの時代とかは黒鍵に親指を当てると怒られたと言っていましたがなぜでしょうか?

A 回答 (2件)

意外なことですが、18世紀の初め頃まで、ヴァージナルやクラヴサンなどの鍵盤楽器は親指を除く8本で弾くのが常識とされていました。

これをうすうす不合理なことだと考える音楽家もいたことはいたようですが、鍵盤楽器の演奏に親指を使う方法をはっきりと説いたのは、フランソワ・クープラン(1668-1733)の「クラヴサン奏法」(1716)が最初です(「クラヴサン奏法」の中で両手の親指をそれぞれ「第1番目」の指としています)。

C.P.E.バッハ (1714-1788) も親指の活用についてはクープランと同じ考えを持っていたようですが、指の置き換えはクープランに批判的でした。また、ジャック・デュフリ(1715-89)は素早い連打を行う際は黒鍵には親指や小指の使用は避けるべきだとの考えを示しています。

この時代には親指使用の是非や指の置き換え方法に諸説あったわけですね。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

確かに親指が黒鍵に乗ると指の置き換えができないかも...

お礼日時:2008/07/11 21:58

記憶が曖昧ですが、覚えている範囲で書かせて下さい。


フランスの作曲家・音楽理論家であった、ジャン・フィリップ・ラモーは1700年代初頭に、クラヴサン曲集を出しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A2% …
そのうちの第2巻は1724年に書かれましたが、その冒頭に、たった1ページなのですが、「鍵盤楽器の弾き方」という説明書きがあります。それがいわゆる世界初の「鍵盤楽器の弾き方」の著述とされています。
そこには「親指では黒鍵を弾きません」とか「手首は動かしてはいけません」とか、現代のピアノ奏法とは相反することがいろいろ書かれています。
実際チェンバロを弾いてみますと黒鍵と黒鍵の間の狭い部分には指が入りません。ですから現代のピアノのように「親指で黒鍵を弾くような手のポジション」は、当時の鍵盤楽器では現実的ではなかったのです。
調査の参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

昔のピアノは黒鍵と黒鍵の間の狭い部分には指が入らなかったんですね!

お礼日時:2008/07/11 21:59

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