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お世話になっております。
たまたまマンガ喫茶で「宇宙戦艦ヤマト」を見ることができて、懐かしく見ていたのですが、なんだか声優さんの数がとても少ない(つまり兼任している)気がしました。
徳川機関長と佐渡酒三医師が同じ声優さんなのは有名ですが、敵兵などを青野武さんがやってたりしているようです。
で、質問ですが、あの頃は、声優さんの数が足りなかったのでしょうか?それともヤマトの製作費不足が原因なのでしょうか?
分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

A 回答 (3件)

制作費や声優が少ないという話以前の問題です。

当時は声優さんが2役、3役兼任が当たりまえでした。どの作品でもそうです。今より、声優という社会的ポジションが低かったからです。

伊武 雅之さんは、その事から、俳優・伊武 雅刀としてのお仕事が主です。思い出がたくさんある「ヤマト」だけは特別で、デスラー総統と藤堂平九郎・地球防衛軍指令の声のお仕事をしたそうです。

声優さん専業はそんなにいなくて、実力舞台俳優さんが声の仕事としてやっていた、という事が多かったです。芝居の出来ない人に声の演技は出来ない、と言われていました。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
>今より、声優という社会的ポジションが低かったからです。
言われてみればそんな気がします。
(たぶん)声優専門の野沢雅子さんって、すごいんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/14 13:01

1人の声優さんに2役,3役やらせてもギャラが一緒だから、そういう事は普通にやってた。


機動戦士ガンダムだって永井一郎をどんだけ使いまわすねんっていうくらい何役も兼任していた。カツ・レツ・キッカも主要メンバーが兼任でやってましたしね。

ゲストキャラにいっぱしのギャラなんて払ってられないでしょ。
近年だと事務所関連のバーターで新人を使わなければいけないとかあるけど、あの当時はそんなプロダクションが幅を利かせていた時代じゃないですからね。
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この回答へのお礼

時代が時代だったから、そういうこともあったんですね。
永井一郎さんの使いまわし、なんとなく想像付きます。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/14 13:05

 ヤマトが放映された昭和49年頃(もしかしたらもう4~5年前かも)のアニメ業界では次の様な問題がありました。


 ですので、私のおぼろげな記憶が正しければ、ご質問者様が上げられた原因の全てが当てはまります。

 当時、アニメ声優は掛け持ちが多い割りに賃金が安いので、交通費だけで足が出てしまい、新人が入ってきにくかった。その上、製作が追い付かず、映像なしでアフレコを要求するのが当たり前だった。そこで有名な事件として「ルパン三世」の声優陣によるアフレコ拒否(画面なしだと全員でスタジオから退出)があった。その後、声優たちによる労働環境改善、アメリカと同様な著作権の付与等を掲げたストが決行されています[自宅の資料をひっくり返せば、正確な日時や内容が書けるのだけど、ガセネタのつもりはありません]。
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この回答へのお礼

ルパン三世の事件は知りませんでした。
とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/14 13:03

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