プロが教えるわが家の防犯対策術!

くだらない質問ですみません。
水木しげるさんの漫画などにでてくる妖怪っていうのは すべてきちんと伝承されてきた(っていうのも変ですが)ものなのでしょうか?
たとえば民俗学などそう伝えられてきたことを調べた物なのでしょうか?
どうも適当に氏がかってに作ってしまった感がぬぐえないのですが・・・(存在・名称・容貌・特徴など全ての面で)。
そのあたりに詳しい方がおられましたら宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

水木氏のマンガをそれほど読んでいるわけではないのですが…


だいたいは、既存の物だと思います。

画像化されているものの半分くらいは、
鳥山石燕の作品をベースにしています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%B1% …

さらに、柳田国男の『妖怪談義』を参考にしたものもあるそうです。
この場合、画像がないので、絵の部分については水木氏の想像・創作になります。

手元にある『妖怪なんでも入門』水木しげる著(小学館)には、こういう文もありました。
「『鬼太郎』のなかで妖怪を創作したのも三十ばかりあるが、妖怪は、
ほんらい、怪獣なんかのように創作されるべきものではないと思う。
 妖怪は、昔の人の残した遺産だから、その型を尊重し、後世に伝えるのがよい」

というわけで、大部分は既存の資料にあるもののようです。
しかし、「既存の資料」がまた問題があって、
昔の人が創作している場合があるのです。
江戸時代も現代と同じで、「妖怪ブーム」が起こったりして、
絵師が妖怪を創作したりしました。その代表的な作家が鳥山石燕というわけです。

この回答への補足

御回答いただき ありがとうございます。

>「『鬼太郎』のなかで妖怪を創作したのも三十ばかりあるが、妖怪は、
ほんらい、怪獣なんかのように創作されるべきものではないと思う。
 妖怪は、昔の人の残した遺産だから、その型を尊重し、後世に伝えるのがよい」
<? ということはみずから禁を犯しておられる ということでしょうか?

そもそも妖怪を現実に見た・存在を証明できた という方が居られないのでしょうから大多数のもの(というより全て?)が創作・創造になるのでしょうけれど、妖怪の第一人者のように扱われ、liar_adanさんが手元にもたれているとの『妖怪なんでも入門』のように解説本を出されるには 氏の言われている言葉からするとある意味 かなり矛盾を感じます。

「百鬼夜行」は馴染み深いので脳裏にこびりついているのですが・・・。

補足日時:2008/07/18 20:48
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御礼が遅くなり すみません。

やはり水木氏はあまり好きになれません。

お礼日時:2008/07/31 04:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!