プロが教えるわが家の防犯対策術!

プロ棋士の給料は、将棋連盟から払われるものですよね。
そのお金はどこから流れて来たものなのですか?

A 回答 (4件)

連盟の収入源は新聞(テレビ)の棋戦が全体の6割ほどを占めます。


竜王戦や名人戦クラスでは3~4億になります。全体で16億~17億です。
棋戦はインターネットの普及でやや先細りしており、懸念材料ではあります。

そもそも新聞棋戦は名人戦を除いて新聞社側に主催の決定権があり、
将棋連盟の主たる営業活動から生じたものではないので、
この依存度が高いということはいずれ破綻を招くことでしょう。
(尤も破綻しても少人数制のスリムな新連盟はすぐに結成されます)

次に多いのが免状収入ですが、具体的数字は決算報告書で公表していないようで分かりません。
その他にもデパートやサイン会などの催し、書籍の発行などがあります。

こちらのページはなかなか興味深いですからのぞいてみてはどうでしょう。

参考URL:http://blog.livedoor.jp/sbc2005com/archives/2005 …
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。
新聞やテレビに棋戦を提供するだけで、そんなに収入があるとは思いませんでした。

お礼日時:2008/07/19 00:07

回答はもうほとんど出ていますが、一見高いような金額も


昔は一般のアマチュアがプロの将棋に触れようと思ったら
新聞の将棋欄を読むしかなかったからというのがあります。

今でこそ、ネット中継が当たり前のようにありますが。

ややこしいですが、棋譜の第一掲載権というのを
新聞社(など)がお金で買っているという感じでしょうか。

例えば棋士が対局が終わって自分のブログに何か書くときでも
結果くらいなら、後日放送されるテレビ棋戦以外なら特に
問題はないですが、将棋の内容を書くときは、主催紙などの許可を
取っているはずです。
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。
新聞に毎日棋譜が載っていますね。
ファンにとってはおもしろいのでしょうね。

お礼日時:2008/07/20 09:31

>新聞やテレビに棋戦を提供するだけで、そんなに収入があるとは思いませんでした。



逆に考えてみると例えば読売などはペタジーニ一人に年7億円のギャラを払っています。
しかも、ほとんどそれが失敗に終わってしまった。

それに比べて4億ほどの投資で将棋連盟の人脈と社会的権威が買えますから
リスクは低めでなかなかお手頃な買い物ともいえます。

この社会的権威というのがくせ者でして、日本は特に権威社会ですから
高い地位の人達と交流するには必要なものなのです。
読売は勿論、国のトップの人達と交わっていますが、将棋連盟も連盟の存在と
将棋という伝統文化の格式でなかなか高い格付けを社会から貰っています。
その結果、例えば米長会長は天皇陛下に会うことができたりします。

すると将棋連盟にもそれなりの権威が発生していますから
今度はその権威の恩恵を受けようと他の新聞社が協力をしてくれるわけです。
このように社会に認められれば互いに相互作用し、これが連盟の命綱でもあります。
ですからプロ棋士は社会の模範になると同時に、ファンには威厳のある棋譜を見せないといけません。
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