プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

タクシーは殆どプロパンガス車です。プリウスのタクシーに乗ったときに聞くとハイブリッド車の中でも最も燃費の良いプリウスと比べてもプロパンガスの方が燃費は良いと言います。その後、車の修理屋さんやタクシーに乗るたびに聞いてみましたが、一般向けに売れない理由はないと言います。

デメリットは少しパワーが落ちる、トランクが狭くなるなどはあるにしてもエンジンに対してはずっと良いと言います。技術的には町の修理工場でも改造できる程度のもので、メーカーなら簡単に出せるはずのプロパンガス車を一般向けに出さない理由は何でしょうか。

修理工場で聞いた限りでは、量産すればコストも変わらないと言います。

A 回答 (61件中1~10件)

だいぶ回答があるようですが、なかなか決定打はないですねえ。


これだけ締め切りが長いと、様々な回答があるものだと関心します。
でも、ちょっとだけ補足させてください。
<なぜメーカーが作らないかとは少し外れますけど、さすがに??もあるので・・・・>

では最近から(JUNさんは番号書かなくてもわかりますよね)
1.「理由はLPGは・・・メーカーに対して上記4車種は開発費の補助金があるのではないでしょうか?しかしLPGには無い。」
→ 開発補助で言えば、CNGにもLPGにも「高効率次世代エンジン開発」って補助がありましたよ。LPGもありました。
  CNG http://www.nedo.go.jp/iinkai/kenkyuu/bunkakai/16 …
  LPG http://www.meti.go.jp/committee/materials/downlo …

2.「都市部以外の一般家庭に於いては、プロパンガスを燃料にしている世帯・・・LPガスの原価は安く・・小手先の需給調整をしているといったのが現状」
→ LPガスの利用ベースから言うと、家庭需要は減少気味です。自動車用もタクシー中心の割には比率は低いです。
  http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/05/index3.html

3.LPGを燃料としてる自動車はエコエミッション(低燃費)であってもローエミッション(低公害)では無いからではないでしょうか?
→低ランニングコストが正しいでしょうね。
  コンロで燃やせる程、黒煙なく・低NOxで低公害ですよ。
  http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/guide/index0 …

4.No..1の方が言ってますがトランク内のプロパンガスボンベには使用期限があります。それの点検や付け替えの時期は車検時期とはリンクしてないんです。
→ 使用期限は6年あります。1年車検車(貨物・緑ナンバー)は車検とリンクします。白ナンバーはリンクしませんけど5年目の車検に容器検査(リンク品チェンジが多い)してもいいので・・・ 検査費用2-5万円です。
http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/use/index.html

5.私の地元の陸運局近くのテスター屋には「LPG車XX試験」とかいう看板
→ LPG車気密試験のことですね。ボンベを換えたあとにトランクと座席のある室内の気密検査が必要です。
  (でも、水素でもCNGでもボンベ積み替えると実施する必要があります。床下にあれば関係ないです)

6.韓国車
→ ヒュンダイのグレンジャーですが、日本車に6気筒LPG量産車がないのでこの2年間に約300台売れています。
  (少ないのですが、ヒュンダイとしては1車種では最量販。韓国では同じ車種を年1万台も売りますけど)
   http://www.hyundai-motor.co.jp/vehicle/grandeur/ …

7.出力のためではなく、冷却用に燃料を噴射し消費します。理論空燃比(14.7:1)ですが、負荷が高い時や加熱時には燃料が濃い目に噴射されます。
→ LPGの理論空燃比は15.7:1です。LPGは気体状で噴射(CNGと同じ)、液体状で噴射(ガソリンと同じ)どちらも可能です。
  気体なら高負荷に耐えられるようCNG量産車と同じ構造で、液体なら扱いはガソリンと同じです。
  あ、LPGを液体噴射すると蒸発潜熱で、吸気温度は大きく下がりますから吸入効率は上がりますし濃い目もOKです。
  そうそう、JUNさん、LPGのオクタン価は約105です。
  http://www.hyundai-motor.co.jp/vehicle/grandeur/ …

8.しかしガスでは、この手は全く使えません。それでパワーが落ちる=本来のパワーになる、というわけです。エンジンに拘るエンジニアには耐え難いことかも知れません。
→ 基本的にセッテイングです。ボルボのLPGバイフューエル量産車はバイフューエルですがガソリンもLPGも同じ140馬力です。

9.LPガス車についていた補助金が、予算年度の前半で既に予算オーバーしているということでした
→ 説明不足ですが予算オーバーではなく、「募集台数を受付開始1日でオーバー」が正しいです。
  http://www.j-lpgas.gr.jp/lgv/05.html

10.LPガス自動車普及促進協議会に問い合わせてください。
→すいません。こちらにメールくださいね。
http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/profile/inqu …

11.>そんなタクシー仕様の格好の悪い車ではなく、普通の乗用車にLPG仕様を作れば
→最初の1歩としてクラウンセダンは、ガソリン仕様が消えてLPG車だけになり自家用対応も始めたようです。
  http://toyota.jp/crownsedan/index.html

12.貴方が連続して(自家用車使用は毎日、始動、停止、給ガス、臭い等々)・・・・経験と想像は違いますよ。
→ すいません。20年自家用で3ナンバーでLPGですけど、昔は知らず今の噴射式は「全く関係ないです」
   キャブレターのガソリン車と同じ昔のLPG車と、EFIなど噴射になった今のエンジンを比較しています。
  
13.CO.2排出量はガソリン車と同等と、検査結果がありました。
比重で想像すれば納得ですので、ジーゼル車同様低減できません。
→ CO2は論より証拠。http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/guide/index0 …
→ LPG比重は、1L500gないです。そもそもC分が少なくて、H分が多い燃料ですから当然CO2は減ります。
  http://www.nerc-tokyo.com/coopev/pdffiles/fuel_p …

14.
その1.プロパンスタンドが極端に少ない。 → タクシーの93%はLPG車で、タクシーのある町にはありますよね。
その2.パワーが無い → 省略します。
その3.燃料タンクの検査が3年に一回義務付けられている。 → すみません。6年に一度です。
その3.冬などは寒さのため、夜間駐車中に燃料パイプの中でプロパンが凍ってしまう、その為に扱いが難しい。
    → すいません。凍らないです。気化しにくいのは昔ありましたが、今はフューエルヒーターが標準です。

15.日本のメーカーも輸出向けには作っていたりするのでしょうか
→ 香港向けのクラウンとコースター、欧州・豪州の国産各社はインポーター改造しています。

16.原油を他の製品に精製するときにも出来るガソリンと違い、・・・・・もう一つ付け加えると、LPG、CNG市場も政治的駆け引きや国際投機の対象で、先行きは原油以上に不安定視されているという話もあります。
20.原油って日本に持ってきて精製する過程でガソリンだけでなく、重油、軽油、灯油、アスファルト、合成樹脂などが一定割合で作成されます。

→すいません。LPガスは原油精製時にも天然ガス随伴もあります。タンカーも既に大量にあります。
 http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/05/index.html
→ソースが多いので供給はあまり困らないです。精製過程で最初に出るのは軽いLPGです。
 http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/01/index.html

17.LPスタンドが少ないのは、LP車が少ないからで・・・
→ もう1900ヶ所あります。設備は最低700万円程度で資格不要なものもありますよ。
  http://www.kagla.co.jp/contents.php?cPath=produc …

18.私の周りで聞いてみた限り、プロパンガスを背負って走るから危険だと感じる人はいません。
→ 本当に危ないならば23万台もあるタクシーの事故で「爆発!!」ってニュースにならないですよね。

19.その後、法律が変わって、そういう改造が認められず、出荷時にしかできなくなった=メーカーにしか作れなくなったそうです。
→ 無認可改造のことだと思います。今は改造後の排出ガスレポートを取得しなくてはならないからです。
  改造メーカーは沢山ありますよ。
  インテグラル http://www.integral-ltd.co.jp/hybrid/
  ニッキソルテック http://www.nksoltech.co.jp/
  FKメカニック HPなし
  田中モータース http://www4.zero.ad.jp/tanakam/index.html
  LPG内燃機関工業会(代表例) http://www.yanagi-kuruma.com/index.html
  プリンスガスジャパン http://princegas.jp/
 
20.つまり車に詳しいと登録している人たちですら、これほどの思い違い、勘違い、思い込みがひどいのです。
→ これは、残念ながら私もそう思いました。
  今は、欧州から持ってきたボルボLPG量産車に乗っていますが、なんで日本車にないのだろうと思います。
(今まで改造車20年でした。ある程度の正規デイーラーだとメンテも部品も取り寄せOKでその安心感はあります)
  ヒュンダイはLPGのハイブリッドも量産販売開始したようでこれも今興味深々です。
  http://www.hobidas.com/auto/newcar/article/10355 …
※添付画像が削除されました。
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この回答へのお礼

非常に詳しくありがとうございました。

私も如何に思い違い、勘違い、思い込みの酷い人達が多いかだけが良く分かりました。既に書いていることを全く理解せずに意味のない回答をし、この回答の後でさえ、既に何度も書かれていることを回答する人が居るということはこれ以上は意味がないと判断しました。

日本は本当に後進国になってしまったのですね。ITについてもそうですが、医療についてもWHOから呆れるだけでなく非難までされるような間違いだらけの新型インフルエンザ対策で、完璧に先進国とは言えない国だということが良く分かりました。

お礼日時:2009/09/12 23:06

一般向けに販売するからには、メーカーは利益を考えなければいけませんよね。


技術的には作ることは可能でしょう。
ですが、LPスタンドが極端に少なすぎる『現時点』だとメーカーは出さないでしょう。
到着点はやはりここになるでしょう。
LP車が存在するのは自分も知ってますし、意外と知れ渡っていると思います。
ですが購入となれば、やはり真っ先に考えるのは給油です。
ローエミッションやらなんやらってのは、その次の事。

スタンドが少ないからみんな買わない。
スタンドが少なくてもみんな買うのなら出してると思いますし、メーカーはその辺の市場には敏感なはずですし。
「無い」から「買わない」
「買わない」から「売れない」
「売れない」から「出さない」
「出さない」から「無い」のであって、このサイクルの堂々巡りです。

技術的にLPのセルフはあり得ないとかは割愛したとして・・・
もし何十年後かにインフラ整備も整い、セルフ式スタンドでも「ハイオク」「レギュラー」「軽油」「LP」の順に並んでる未来がやってくるかもしれません。
この質問はその段階になってもLP車が現在のようにメーカーが出していないなら初めて成立する質問であって、そのスタンドが少ない『現時点』では意味を成さないのでは?と思います。

お礼コメントから推察しますが、長い間質問を締め切ってないのをみると、解決に向かっているのではなく、
自分の意見をただただ押し通そうとしているだけに見えます。
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燃費という物をリッター何キロと定義すれば


全然良く有りません
燃料代が安いので100キロ走って何円と金額計算すれば安くはなりますが
普及しない理由はガソリン車に比べて加速性能が劣ること
初期のディーゼル普通車より走行性能は悪いです
プロパンガススタンドが少ないこと
プロパンを入れるボンベは数年ごとに点検しなくてはいけません
耐圧試験とか有るのでこれも結構面倒
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一般向けにプロパン車は作っています。



実際、私はプロパンのトラックに乗っております。

 で燃費が良いと言われますが良くは無いと思います。

燃料が安いと言われますがそんなに安くないと思います。
  現時点(2009年9月)でガソリン123円LPG80円です。
上の金額は安く見えますがガソリンより燃費が悪い分、換算すると同額に近くなります。
 そして燃料税が今後、無くなると殆ど変わりなくなりますよね?
過去にガソリン税が免除になったときにLPGと同じくらいまで金額が近づきました。
 良かった点は国から補助金が30万位、貰えました。
   (条件有りの自己申告です)
危険性ですがガソリンの方が危険です。
  例えて言えば家が火事になってもLPGのボンベは爆発しません。
で分かるでしょうか?それよりも車載のボンベはより強く作られております。
実際のトラックの燃費は2700ccエンジンでリッター4~5kmです。
エアコン付けて昼間休憩していると4kを切ります。
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はじめまして、本日ここを見つけて概略を読ませて頂きました。


私はLPG自動車の改造を行っているものです。新参者ですが、この業界の不思議を実感させられています。

私は30年近く自動車整備業に関わってきましたが、LPG自動車については殆ど情報が無く無知でした。30年間一度も整備した経験がありませんでした。私の整備仲間も同じです。必要に迫られない限り関わりたくない車種です。

色々調べていて私なりに理解している事を書きます。

まずメーカーが何故作らないのか?ですがトヨタについて私が思うことは、数年前私は福祉車両(車いす用リフト車)の製造販売をしておりました。福祉車両はメーカーではなく改造業者が行っておりました。メーカーはその動向を見定めて、行けると判断したら一気に持って行きます。お蔭で全国の改造業者(私も)は撤退を余儀なくされました。LPG自動車についても同じで、市場動向は見ていると思います。しかし市場は全盛期より縮小傾向にあります。

又、以前ネットで見た情報ではトヨタはLPG自動車を検討していたが、断念してハイブリッドへ移行したと書いてあるのを見ました。信憑性は分りませんがありえると思います。ハイブリッドの技術は電気自動車へ繋がりますが、LPGの技術はその先がありません。

又、日本では低公害車を「電気自動車、メタノール自動車、圧縮天然ガス自動車、及びハイブリッド自動車」の4車種に限定しています。なぜかLPG自動車は入っていません。理由はLPGは日本名が「液化石油ガス」で石油の仲間だからです。メーカーに対して上記4車種は開発費の補助金があるのではないでしょうか?しかしLPGには無い。もしかしてこれが答えかも。

ここからは余談です。・・・・・
経済産業省は2000年に、2010年までに26万台増加させてLPG自動車の普及台数を55万台にする計画を立て、LPG業界もLPG自動車普及委員会を発足させて取り組んできました。行動目標に「メーカーの生産ライン載るように働きかける」とあります。しかし絵に描いた餅状態・・・。

メーカーを動かすには市場が動かないと無理です。市場を動かすには良い方法があります。それはオートガススタンドが全て価格を表示する事です。LPガスが1リットル70~80円と言う事を知っている一般ユーザーが皆無です。以前LPガススタンド協会に価格表示をするように求めた事があります。その時の回答は「タクシーは掛売りですから…」との事。

天然ガスは都市ガス業界系でLPガス業界より力があるようです。天然ガス自動車が優遇されているのはその力関係ではないか?と私は思っています。

長文になりました。この辺で失礼致します。
最後にとても参考になったレポートです。 ↓

参考URL:http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pd …
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この十数年、LPGの改造車もCNG車の改造もメーカー車も実際に使用してみて、メーカーの意見を国内・海外に尋ねて歩いた結果です。


結論は「声が大きくて、力がある奴が、メーカー内部や諸団体、政府、政治家にいると量産されるということだと理解しました。

以下事例です。
NO1:日本でのタクシーは、昭和36年に大阪でガソリン車から改造されたのが最初です。昭和38年には改造車全盛、昭和40年にはもう、メーカー車がありました。

■声のでかい人は誰→タクシー協会、旧運輸省、儲かると思ったメーカーの役員

NO2:トヨタは1993年に東京都庁と生協向けにLPGトラックのダイナ/トヨエースの2-3トン車(塵芥清掃)、1.5トン車の2車種を開発製造・販売しています。

■この時声のでかい人は誰→東京都は環境局のある役人、生協は生協連合として作られたコープ低公害車開発の若狭氏、メーカーは、商品企画のSさん、トラック開発のK主査、それを了承した某役員。

NO3:ボルボは、1995年からCNG車のバイフューエル(850)を開発販売し、1997年にはV70初代CNG、2000年にはフルチェンジに際して新型V70、S60、S80にCNGバイフューエルに加え、LPGバイフューエルを加えました。(日本でも試験車は走っていますが)

■この時声のでかい人は誰→ボルボの欧州インポーター社長連中。特にイタリア・イギリス(UK)・トルコ・ポーランド・ハンガリー・オランダのボルボインポーターとデイーラー。
でも更に声のでかいF社という会社に05年にはガス自動車プロジェクトの放棄を命ぜられて終わりました。
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この問題は今の日本の問題を浮き彫りにしています。


また、結論からいうと、日本のメーカーの首脳と官僚が優秀だから意図的にしていないということです。国策企業の主要株主は誰でしょうか?
LPガス車が増えてしまうと、LPガス消費量が増えて、ガソリンとの価格差が少なくなってしまう可能性があり、業界が享受するメリットが減ってしまうかもしれません。また、都市部以外の一般家庭に於いては、プロパンガスを燃料にしている世帯がほとんであると思われるが、このLPガス供給を安定的にまた利益を最大限享受するためにもLPガスの原価は安くなくてはならないわけで(大手商社が介在する)一般家庭用LPガスの存在も忘れてはいけませんね。それぞれのメーカーの思惑を調整をしつつ、官僚が助成金等を利用しながら小手先の需給調整をしているといったのが現状ではないでしょうか。以上が末端の一民間人が考える答えです。首都圏地方都市でTAXIの運転をしているものです。首都にても2年TAXI経験あり。
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No.53の者です。



少し前ならいざ知らず、環境問題が重要視されてる現在ではLPGを燃料としてる自動車はエコエミッション(低燃費)であってもローエミッション(低公害)では無いからではないでしょうか?
電気自動車の場合は電圧は200Vですが、大雑把に言えば電気ソケットをつければ済む問題ですし、水素自動車については排出されるものが水しかないので開発を進めてるんじゃないでしょうか。

質問者様の言う「出さない」んじゃなくて「出しても意味が無い」部分が多いからじゃないでしょうか?日本では以前の石原都知事のディーゼル車の黒煙の問題発言からも判るように、ディーゼル車やパワーの低いLPガス車は受け入れられないんだと思います。仮にメーカーが大量生産しても日本でのLPG車両=タクシーってイメージが先行して売れないんだと思います。これが海外(特に欧州)だとディーゼルは環境に良いイメージがあるので同様の観点からLPG車両を作ってるのでは?
国内でニーズ(需要)が伴わなければ生産(供給)しないのは経済原理の原則ですから。

この回答への補足

LPガス車は少し前に出てきたものではなく、随分以前からあるものです。そして少なくともガソリン車よりはローエミッションであり、資源の多元化という意味でも優遇されてよいものです。
電気自動車や燃料自動車の方がベターであるにしても、まだまだ開発に時間がかかっていますが、それに対しLPガス車はかなり前から完成した技術で、たいした設備投資や研究もなく作れるものなのです。

ディーゼル車については日本と欧州では軽油とガソリンの精製技術の問題と聞いています。それでも一般向けのディーゼル車は存在します。

ちなみに現在、高い改造費を払ってでもLPガス車に乗っている一般人は少ないながらいらっしゃいます。格好の悪いタクシー仕様のクルマを自家用にしている人もいます。乗用車で同じ価格で燃費が半額の車種が全く売れないとは考えられないことです。大量生産しなくてもオプションで用意すればいいだけなのですから。かなり稀少な色でも、エアロパーツなどでも多くのメーカーはオプションで用意しています。なぜLPガス仕様のみないのでしょうか。LPガス車は電気自動車や燃料電池車と違って、全く違う設計が必要なわけではなく、単なるオプションの用意でできることなのです。

たまたまこんなブログも見つけました。
http://hiroshima.moe-nifty.com/blog/2008/08/post …

補足日時:2009/01/17 23:23
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以前タクシーに乗務してた者です。



No..1の方が言ってますがトランク内のプロパンガスボンベには使用期限があります。それの点検や付け替えの時期は車検時期とはリンクしてないんです。つまり、車検の時の他に付け替えの時にも車を預ける形になります。また、全国にあるにはあるけど圧倒的にスタンドが少ないんです。また、燃費はリッター5~6がいいところです。当方は東京でタクシーの仕事をしてる時、多い日は1日600キロ走ってました。そういう場合にはLPガススタンドで複数回入れましたが、入れたい時にそばにないんですよね‥スタンドが。。

よって、上記のような理由で一般には浸透しないのだと思います。自動車メーカーもインフラ整備(LPガススタンドの整備)が充分でないのに大量生産には踏み切れないのでは。。

この回答への補足

質問とこれまでの回答などを良く読んで頂きたいのですが、私はLPガス車が普及しない理由を聞いているのではありません。何故、日本のメーカーが一般向けには殆ど作っていないかが疑問なのです。

LPガス車が大勢という国はないでしょう。でも製造側からすれば、ボルボが全車種にLP仕様を用意しているように、オプションとしてラインナップに入れることは少しも難しくないはずです。すると1割や2割はLPガス車になり、環境にも良いわけで、優遇している国も少なくありません。

ハイブリッドや電気自動車あるいは燃料電池車の開発をする間に、LPガス車ならすぐに作れる車なのです。よりデメリットの少ないLPガスとのハイブリッドもすぐに作れるのです。

一般の人は一日に600キロも走りませんし、少なくとも私の住んでいる地方都市で普通に乗るには十分なスタンドがあります。車検など一度も受けたことのない人も沢山います。父もそうでした。そんな人は車検のことなど全く関係ありません。

インフラで言えば遙かに条件の悪い電気や水素まで売りだそうとしているのに、一般向けLPガス車を作らないのはおかしいと思いませんか。

補足日時:2009/01/17 21:30
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いなかのくるまやです。


>修理工場で聞いた限りでは、量産すればコストも変わらないと言います。

私が思うには「諸悪の根源はそれ」だと思いますね・・・。
私もそうですが、その修理工場さんはLPG車の車検を
引き受けたことがないのでは??

私の地元の陸運局近くのテスター屋には「LPG車XX試験」
とかいう看板が出ています。(たった今、文字を思い出せない)
おそらくLPG車には「ボンベの安全性」に関するなんらかの
テスト結果の提示が車検時に必要なのではないかと思います。
さらには、LPGボンベには家庭用と同様に「使用期限」が
定められているはずで、その「定期的な交換」が必須なはずです。
それらのコストを勘案せずに、目先のコストのみを語っても
単に「絵に描いた餅」なのではないかと思います。
私自身、LPG車の車検を引き受けたことがないので詳しくは
書けませんが、間違いなくLPGボンベにまつわる「高いハードル」
があるはずです。それらのハードルを超せるのはやはりタクシー
など、運行収益を上げれる車に限られてくるのではないでしょうか。

それよりなにより、一般ユーザーが不安に思うのはやはりLPGの
充填スタンドが少数しかない・・とう点に尽きるでしょうね。

LPG充填スタンドを探しながらの長旅なんてとても・・・・。(苦笑

この回答への補足

具体的な金額は聞いていませんが、その修理工場さんは、法律が改正されるまではLPガス車を売っていて、自分でも何台が乗っていたそうです。圧倒的に安上がりだったと言っていました。

LPガススタンドも他の国に比べて決して少なくはありませんし、私の行動範囲では十分あり、市内には24時間営業のLPGスタンドもあります。これだけ沢山のタクシーがいるわけですから、2-300kmのドライブでは下調べが必要かも知れませんが、街乗りに不自由することはありません。少なくとも地元のメーカーが開発中の水素エンジン車よりはパワーもあり遠くまで走れますし、水素スタンドに比べれば桁違いのスタンドがあります。

何より他の国では、そこそこ利用されているものが、何故日本でだけ利用されないのか、ここまで環境問題が大きく取り上げられている時代に、不思議ではないでしょうか。

補足日時:2009/01/12 14:28
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