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「崖の上のポニョ」意味教えて!ネタバレ有
「崖の上のポニョ」を観てきてとても好きだったのですが、
ストーリー的に分からない部分があったので教えてください。
1、「男の子の心がゆらがなければ、ポニョは人間になって魔法を失うわ」
「しかしあの方法は・・しくじるとポニョは泡になってしまう。」
宗介の心の何が(どういう思い)ゆらがなかったらなのですか?
あの方法とはなんでしょうか?
2、ポニョが「ここキライ」という暗いトンネルの意味。
ポニョの魔法はとけたけど、魔法の世界は続きましたよね?
3、「ポニョの正体が半魚人でもいいですか?」
あの確認はなんだったのでしょうか?
いいですかも何も既に十分友達だったと思うのですが。
(人間になるという前提でもありましたよね?)
4、海中のクラゲドームで最後、フジモト父が近い月の前で、
「これで破滅は免れた」的なことを言いますが、破滅予定になっていたのでしょうか?
月が近づき引力で海面上昇したとしても、ポニョが人間になることで、それでおさまったということでしょうか?
5、偉大なる母と宗介の母は何を長く話していたのでしょうか?
これは想像するしかないですが、、。
これからの人間として受け入れてもらえるか?ポニョの養育について?なんでしょうか?
改めて考えるとそんな世俗的なことしか思い浮かばなくて。
1度しか見ていなくて理解力不足ですみません。
どうか分かる方教えてください!!
回答(6件)
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No.6ベストアンサー20pt
他の方がすでに答えられているので、補足です。
水上をボートを漕いでいる人は、恐らくは生存者。ただ、赤ん坊を抱いた夫婦から受け取ったロウソクは灯らずに終わってしまう。
ロウソクの炎は、命の炎の比喩としてよく使われますが、そのロウソクが灯かないというのは、夫婦含め、避難している方々の行く末を暗示しているようです。そう考えると、あそこは三途の川のよう。ホテルは天国の暗示かもしれません。
トンネルに近づくにつれ、弱まるポニョ。そしてポニョ達のロウソクも消えてしまう。トンネルは異界への入り口。異界とは、「生」と「死」を輪廻する子宮へと通じる産道ってことでしょう。
そこで、ポニョは、ヒトから半漁人(トリ)、魚へと進化の流れを逆行するというのは、極めて象徴的な演出かと思います。
並んだ主無き車椅子、同じく主なきリサの車・・・みなさん、すでに無くなられているんでしょう。だから、車椅子なしでも飛び跳ねることもできると解釈できます。
死の世界へと宗介を招く必要のあるリサも辛いですが、現実は、すでに母子生き別れ状態。自分は逝き、人類唯一の生き残り、宗介とポニョを見守るしかできない。もしかしたら、宗介のポニョへの気持ちが消えると、ポニョは泡となり消えてしまうのかもしれません。ひとりぼっちですね。
人類のリセット・・・そう考えると、冒頭の美しい風景でありながらも、海の中は、ゴミだらけ。なのに、町の人達もまったく気にする様子もなく、さらっと流されます。環境問題なんかどこ吹く風。驚くほど気にしていないんですね。そう、人類が全滅、再スタートすることで解決されてしまう。
老人介護施設と保育園が隣同士で並んでいたり、冒頭から、生と死はこの作中、あちこちで描かれていますが、そう考えると見事に全体が怖いぐらいに練りこまれている作品ですね。
この回答へのお礼
再度観に行ってきたのですが、
クラゲドームの中の老人たちの言葉に、
「りささん、おつらいでしょうね。」という感じの言葉がありました。
ポニョの母と話す内容がつらいこと。
でも素直に明るくいるリサさんは強くて素敵な女性だと思いました。
すごくしっくりする回答で、どうもありがとうございました!
トンネルのシーンについてだけ回答します。
■最後に出てくるトンネル→膣です。
宗介は「僕ここに来たことあるよ」と言う。
■球状の空間→子宮です。
その中に満たされていた液体は羊水です。
■このシーンの直前に赤子を抱いた女性と遭遇するのは、
それを暗示させるため。
■トンネルを通っているうちに金魚に戻っちゃうのは、子宮に戻る
→原初のあるべき姿に戻るということ。
■最後は、ポニョは母なる海グランマンマーレの子宮に帰り、
再び人間へと生まれ変わった。
この作品は、母と子、生命がテーマ。
また、宮崎駿監督はこの作品で回帰するとも言っていますね。
この回答へのお礼
あのトンネルは本当不思議ですね。
回答を読んで、宗介のその言葉は非常に深いと思いました。
再度観に行ってまたいろんな気付きがありました。
深い回答をどうもありがとうございました!
ちょっとだけ「お礼コメント」に補足レスします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>可愛くない半魚人(怖くて不気味)でも この観点が・・・
確かに、けっこう可愛かった。宮崎監督は、構想中のイメージボードに可愛くない上に不機嫌なポニョを描き、それがお気に入りだった。つまり、可愛くないけどキャラクターで可愛く見えるように、中身が大事なんだ、という想いを込めていた、らしい(笑)。怖くて不気味の方は、見た目ではなく、人間でも魚でもない存在自体に感じる気持ち、のつもりで書いた。
>でもポニョと宗介・・・
ジャム瓶の出会い、ポニョは命を助けられ一目惚れ。大人から見れば“子供がペットのカブトムシが死んで泣く程度”なんだけど、でも子供本人にとっては凄くオオゴト(笑)。「好き」という気持ちが、真っ直ぐで純粋で、そして大人から見れば呆れるほど単純!
ポニョは人間になったけど人間になりきれていない、宗介とポニョが結婚して始めて、本当に人間になりきれる。つまり今から又、「気持ちがゆらぐかどうか」のお試し期間になる。『人魚姫』のお話や、ポニョの本名ブリュンヒルデが登場する『ニーベルングの指輪』のお話では、愛が成就しないので、「ポニョは泡となって消えてしまうのかな・・・」なんて想像したり。 。。しています。^^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
TOKYO FM 独占インタビューで実現した宮崎駿監督の「ポニョのことば」が、ポッドキャストで配信されています。「被災しても(実際は大変でも)平然として、しょうがないなぁと笑っている方が好き」とか、人間中心の視点で地球(自然)と向き合っている滑稽さ、などなどの興味深いインタビューが聞けます。参考までに・・・
http://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?catid=173
NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、昨年3月に放送したものにプラスαを加えた宮崎駿監督の密着ドキュメンタリーが、8月5日に放送されます。グランマンマーレのイメージの元になったイギリスにあるミレイ「オフィーリア」を見に行くシーンや、新の浦のイメージの元になった広島県の「鞆の浦」の様子や「崖の上の家」などが、今回の放送でも見れると思います。参考までに・・・
http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index …
この回答へのお礼
ありがとうございます!
一目惚れですかぁ(笑)とてもいいですね!
宮崎監督さんの情報もありがとうございます。
ぜひ見たいと思います!
私はこの世代の子供たちとかかわっていますが、確かに、
>「好き」という気持ちが、真っ直ぐで純粋
なんですが、実際うつろいやすく、他にいいものがあったらすぐ乗りかえたりで(^^;
5歳の決意で結婚までとは・・到底泡かと思うとせつない!
けど宗介、ポニョはがんばれ~と思います!
アドバイスをどうもありがとうございました!!
No.3ベストアンサー10pt
こんにちは
わたしも観て面白かったのですが
ストーリーに疑問がありました。
それでこういう解釈はどうでしょうか
(他の回答でも書きました)
津波で町の人は死に 崖の上の2人だけ生き残る。
リサも車から転落して死んでしまう。
ポニョと宗助がリサを探しに行く
死後の世界へ向かう途中の家族と会う
(避難にしては穏やかすぎるし)
トンネルから向こうは死後の世界である。
トキさんは宗助を死なせたくない。
そうじゃないとフジモトが言う
偉大なる母は宗介の母に宗助を一旦死なせることを
納得させる。
魔女の儀式、結婚式?のような契約をして
ポニョの魔法をなくし、
全員浮上(船も)して蘇る。
病気や怪我はすべて治って・・
どうでしょう?
この回答へのお礼
アドバイスをどうもありがとうございます。
そういう観点もありでしょうかね!
死と考えてみたらあの謎のクラゲドームなどおさまるような気がしますよね。
フジモト父の「そうじゃないって!」にそれまでの経過の説明不足も感じたんですよね。
次に観る時にはその観点でもぜひ楽しんでみたいと思います。
どうもありがとうございました!!
下記、◆5に追記。
話が長引いたのは、養育云々以外に、今起こっている事の説明、何故ポニョを人間にするのか、などの説明もあったと思います。
この回答へのお礼
ありがとうございます!
そうですね。今起こっている事等、説明いりますよね。
リサさんの心の柔軟さに憧れます。
ありがとうございました!
最初のシーンで、小さなポニョが人間界に姿を現しただけで、強い風が吹いた。この現象がグレードアップしたのが、より強い魔力を身に付けたポニョになって引き起こした、月の接近や台風や津波になる。
ポニョは、フジモトの‘生命の泉’の力で魔力が増幅(進化)した。そして、ポニョは自身の魔法の力で人間の姿になり、宗介の元へ駆けて行った。しかし、そのポニョの存在により、人間世界と魔法の世界の均衡が崩れて世界の何処かに穴を開け、意識せずして地球を危機に落とし入れてしまった。
・・・・・・・・・・
◆1
可愛くない半魚人(怖くて不気味)でもポニョを好きという気持ち、ポニョをポニョのまま受け入れる気持ちが、ゆらがなければ。 。。
ベースが『人魚姫』という事から想像して、「人間にする」方法は、「もし王子(宗介)が他の娘と結婚するような事になれば、姫(ポニョ)は海の泡となって消えてしまう」方法でもある。
◆2
ポニョの意思で使われた魔法は消えたけど、ポニョの存在自体が及ぼしている現象(世界の何処かに穴を開けている)は消えない。
デイケアひまわりを中心にして、グランマンマーレの魔法(ポニョを眠らせ魔力を弱める)が張ってあった。ポニョが「ここキライ」といったのは、自分の魔法が消えてしまう(=宗介の元から引き離される)と感じたからではないか。トンネルは、異界(魔法の世界)への通り道という象徴的な意味を持たせて使われた。
◆3
あれが「魔法(上記1でいう方法)」の呪文(?手順?儀式?)だった。
◆4
そういう事だと思う。ポニョが人間になれば、ポニョの存在が人間世界に及ぼした影響が消える、という流れだったと思う。
◆5
そういう事だと思う。人間になったポニョの養育について、ではないかな。このシーンをあからさまに出してしまうと、宗介とポニョの物語じゃなくて、保護者の物語になってしまい、白けてしまう。かといって無いと、この映画の続きの時間を感じ難い。だから、ああいう表現になったのだと思う。
・・・・・・・・・・
上手く説明しきれていませんが、参考程度に受け取って頂ければと思います。
他にも、リサカーが乗り捨てられた場所・車に積まれたおしぼり等の不思議、デイケアの水没とクラゲドームのタイミングと1人で島に居たトキさんの不思議、などなど、考えると楽しいことが沢山あります。
この回答へのお礼
ありがとうございます<(_)>
すべての部分ですごく腑に落ちたというか、内容に深みが出たというか、
再度観に行きたくなりました。
どうもありがとうございました!!
>可愛くない半魚人(怖くて不気味)でも
この観点が全く思いつきませんでした!
あれはあれで可愛いのかと(^^;
あの顔で映画グッズにもなっていたのでOK顔かと思っていました。
確かにリサカーがどうしてあそこ?・・と謎でした。
そこでフジモト父なりグランマーレと出会ったのでしょうが(^^;
トンネルを抜けるとポニョがもどり、船がもどり魔法がとけたので、
あのトンネルは、異界(魔法の世界)への境界だったのですね。
腑に落ちました!どうもありがとうございます!
確かに、ドームのいきさつやなぜ?そこに入ってどうするのか?等、つながりも謎ですね。
トキさんはパンフレットの吉行和子さんのインタビュー記事を読むと、宮崎監督のお母様に似ているんだそうですね!
表現の難しい頑なな方が、最後1番に宗介を抱きしめるという部分で、
愛情表現の難しさ、心のほどける過程をすごく感じました。
でもポニョと宗介。
あのジャム瓶の出会いだけで・・
そこまでの絆があるのかどうか、できるのかどうか。
ましてや5歳で将来の「気持ちがゆらぐかどうか」の決定ができるのか謎ですが、
もっと絆の深まる出来事があってもいいような気がしました。
うちも同世代の子供がいるので、子供の友達に対する気持ちの真摯さは分かりますが、、
宗介とポニョの最初の別れって、子供がペットのカブトムシが死んで泣く程度にしか思えなかったんですよね。
そこまでの絆、関係性を感じられなかったというか。。
それでも!すごく好きな映画になりそうです!
どうもありがとうございました!!
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