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 古代の神殿にもそのような文句が刻まれているらしいですが、最近そのようにおっしゃる方とお会いする機会が多いような気がします。時代の必然というものでしょうかね。そこから派生させて私が最近考えるのは日本人のアイデンティティーの変遷とその影響についてです。どうも最近の日本には色々な価値観が流入してきて大人も若者も道を見失っているのではないかと思うのです。
 話を遡れば黒船来航以来、欧米の列強に侵略されまいという強い信念が存在していたわけですから、幕末以降の日本国としての共通目標は明確に存在していました。身分制度が廃止され、個人の安心できる肩書きがなくなったとはいえ、その共通の目標があることにより、個人が裸をさらして恐怖に怯えたりまたは無気力になることは少なかったはずです。もちろん地方の農村部など、情報が行き渡らずそのような信念が浸透していなかった地域もあったと思われますが、村社会という従来からの形態が持続していたと考えられるため個人または特定のコミュニティとしてのアイデンティティは強固なまま維持できていたと考えられます。そして世界大戦を迎えますがこれまた当時も戦うという目標が明確に存在したことにより、一丸となって進むことができました。また、終戦後はそこから立ち直り復興するという国の方向性がはっきりしており世界最高クラスの経済大国にまでのぼりつめることができました。
 さて、今果たして国の向かうべき方向というものが明示されておりますでしょうか。ましてやグローバル化の進展によって様々な文化が流入し、今まで当然だと思ってきた価値観(貞操観念等)も崩壊しつつある中で、国が国民を、または大人が子供たちを導くことができているのでしょうか。国も大人たちも迷っていると思うのです。あくまでも私から見る印象ですが国全体がどこか空虚な感じがしています。ここで凶悪化する少年犯罪や無気力な若者(ニート)などの問題をつなげるのは少々短絡的であり、強引な物言いになるとは思いますが、その背景にはこのようなゆったりとした思い水が器から溢れ出し、方位磁針も流れ落ちてしましそうな日本の現状があるような気がしてなりません。「最近の若者は…」と堂々と説教できた昔とは違って、今はその言葉を発している意味合いが変わってきてるように思います。聞くたびにその言葉に寂しい響きを感じるのです。前置きが長くなり申し訳ありません。机上の空論のようで恐縮ですが
(1)この解釈についてどう思われるのかということ
(2)どちらにしろ日本は今後どのような方向をとるのが望ましいかということ
この2点をお伺いしたいと思っております。拙い文章で申し訳ないですが、是非ご意見をお待ちしております。

A 回答 (7件)

古代の神殿の話


===
NO4の方の指摘のURLも見たのですが、追跡不可能のようです。
http://d.hatena.ne.jp/hakuriku/20080525
ここの論考が結構しっかりしているのですが、結論として追跡不可能。
===
背理法による証明
ある世代の優秀性の定義
定義 ある世代が優秀でないならば、その次の世代は、その世代よりも人口が減る。
実際には、人口は増えているので、ある世代が特別にその前の世代より優秀でないということは言えない。
(ちょっと 緩いかな定義)

「最近の若者は!」と、言いたい年寄りが言いたいから言っている。
そのレベルだと私は考えております。

===
秩序の崩壊
社会学におけるアノミーの発生というやつかなと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8E% …
自殺を軸に、不景気より好景気のときに自殺が増えるというのだが、平成の自殺上昇は、不景気にリンクしている。
小室直樹的展開だと、親子殺しとか無差別殺人とか増えることになっているが(1996年頃の書籍 アノミーの時代をどう生きるか)http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/toukei …
こんな感じで 殺人自体は増えていない。
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この回答へのお礼

確かにこのソースを見る限りでは、碑文が本当に実在したかどかは疑わしいようですね。これから新たな発見があればおもしろそうですが。アノミーの発生ですか。デュルケムの自殺論では経済破綻や経済成長などを迎えたときに自殺が発生しやすいとしていますが、日本でそれに当てはめてみて思いつくのはバブル崩壊時くらいでしょうか。急成長を遂げた明治期なんてどうだったのでしょう。少なくとも戦後の高度経済成長期において自殺が増加したというような話は聞いたことがありません。自殺論に欠陥があったのか、もっと他の要素が絡んで違う結果になってしまったのかどっちでしょうね。凶悪殺人に関しても私の誤認だったように思います。きちんとした情報をつかみ、真理を見つめる目を養いたいものです。tanuki4uさんありがとうございました。

お礼日時:2008/07/27 18:45

バブルと自殺


自殺三万人時代というのは、橋本政権下で消費税が5%にあがったときに生じました。バブルの崩壊ではなく経済のいっそうの不振です。

自殺
日本の近代的な意味での自殺は藤村操が有名ですが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%9D%91% …
今見たら、失恋みたい・・・
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確か「古代の神殿」ではなく「エジプトのピラミッド (の落書き)」ではなかったかと思います>#3.

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この回答へのお礼

ご返事が遅くなって申し訳ないです。

わざわざご指摘ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/08 04:07

1.


確かにご指摘通り、日本全体が豊かになったことで
戦後ずっと考えてきた「豊かになりたい」「西洋に追いつき追い越せ」といった
日本人全体の目標が失われ、従来の価値観も崩壊して
なんとなく空虚な感じが漂っている(特に若い人の間に)ことは私も感じています。

しかし、重要なことは、日本がこういう状態に陥ったことは初めてではない、と
考える指摘もあることだと思います。
中西 輝政という人が「なぜ国家は衰亡するか」で書いています。この本の中にある、
大正デモクラシー時代にも日本は国家的な目標を喪失して空虚な不安漂う時代をすごし、
その反動が昭和初期の超国家主義として表れた、
そして江戸時代にもそういうサイクルがあったという指摘は重要だと思いますね。
いろいろツッコミどころも多い本なのですが、オウムのような動きを見ると、
私にはこの指摘自体はあながち的はずれとも思われません。

空虚な個人主義の生む不安を解消するために、ある集団に個人の全てを委ねてしまう。
そういう心理状態は、確かに誰にでも有りえると思えるからです。

2.
上の回答と関連しますが、「日本が」どのような方針をとるのか、というのは
大変難しい問題を孕んでいるのではないでしょうか。
なぜなら、日本人それぞれの目標を国家に決めてもらい、それに向かって
一丸となって邁進する、というモデルは、前大戦を見てもわかるように
それが良い結果をもたらすとは思えないからです。
いままでのような「個人主義」もだめ、「一丸となって邁進する」もだめ、
という非常に難しい状態におかれているのが今の日本の現状だと思います。
結局、どの方向をとるのが望ましいかということ、つまり「価値観の構築」は
日本人それぞれが、自分で考えていくしかないのではないのでしょうか?
長い時間がかかる、まどろっこしい作業では有りますが。

それと、「古代の神殿にもそのような文句」というのに関連して、少し見つかりました。
参考URLに色々載ってますので、よろしければどうぞ。

参考URL:http://q.hatena.ne.jp/1129514022
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この回答へのお礼

eldoladoさん
ありがとうございます。
やはり孤独の世界に放り込まれた人間は自分の存在を確認できる何かしらの観念を求めるのでしょうか。
エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」にもファシズムに走ったドイツなど、戦争と個人と社会の関わりあいについて述べられています。「なぜ国家は衰亡するか」も読んでみようと思います。

お礼日時:2008/07/27 17:54

(1)この解釈についてどう思われるのかということ


「日本国としての方向付けが不明確になったために、若者がだめになった」と、一言でまとめてよろしいでしょうか?

若年層の凶悪犯罪化は、犯罪発生率のデータからすると都市伝説のたぐいです。若年層の犯罪は景気に依存します。不景気には犯罪が増えます。
無気力な若者も、正規労働につかなくても食べていけるので正規労働についてないだけです。漫画喫茶で生活・・・とかニュースに出ますが、漫画喫茶で餓死したというニュースはまだ聞いておりません。
30年前、私が大学生の頃「おまえらは 三無主義どころか 五無主義だ!」と叱責された世代です。

ちなみに、前に「古代の神殿にもそのような文句」ということで、探したことがあります。見つかりませんでした。プログラムのバグのもとになったバグ(蛾が真空管コンピュータに紛れ込んで 死んだため コンピュータがショートしてコンピュータが動かなくなったというもの)は、ちゃんとアメリカに保存されています。
「『雪が溶けたら春になる』という回答を 誤答とするような国語教育をしてはいけない」というのと同様に文筆家なり新聞記者が創った文章ではないかと思っております。

(2)どちらにしろ日本は今後どのような方向をとるのが望ましいかということ

孫の代くらいまでは食べていけるような国
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この回答へのお礼

「日本国としての方向付けが不明確になったために、若者がだめになった」と、一言でまとめてよろしいでしょうか?
>確かに国としての方向性と個人の退廃を結びつけるような展開は短絡的なものだと思います。ただし、国家指針の不明確性がときに国民を惑わし、それが場合によっては秩序を崩壊させる一因となりうるのではないかと思うのです。加えて「価値観の多様化が日本的な観念を煩雑化したこと」もそれに関連するように思います。とはいえ、「おまえらは 三無主義どころか 五無主義だ!」と叱責された時代もかつてあったというような話をお聞きすると、30年前と今は大して変わらないことを言われているんだなと思いますので、大変興味深いです。私は今学生ですがそれに近いようなことを言われることが多いので非常に親近感が湧きます。古代の神殿の話は作り話だったのでしょうかね。少しがっかりです。どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/07/25 04:10

子供は、若者は純潔を求めているのです。


昔は隣近所地域が育てた、最近の若者は・・・、これらは言ってはいけない恥ずかしい言葉だと思います。
この隣近所の精錬潔白が怪しくなり子供も知っているのです。
偽装して裏金ためてコネで儲けているのですから説得できません。

最後の戦争が始まっても終わっても全て保身に走ったのでそれほど昔を美化することは無いと思います。
貧乏人が死んだだけで天皇も新聞も体制も生き残り昔もたいしたこと無いと確信を持ちました。
通り魔無差別殺人のマスコミ見出しも貧乏人だけが死んでいる差別が有ります。
力の強い者が発言権を得ていたのでしょう。

(2)絶対に無理ですがノブレスオブリージェ、罪の階層化。
犯罪に言い訳をするような社長経営者政治家公務員を一発でクビ。
9条を廃止することで大都市集中を止めます。
各地域、僻地が復活します。
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この回答へのお礼

地位の高い人間がそれに見合う責任を対価として持つことができれば世の中は変わってくるということでしょうか。罪の階層化とは社会的地位や所得を考慮した累進性のある刑罰を法律化するという解釈でよろしいですか?力を握っている人間ほどモラルに対して敏感にならなくてはならないのですね。

お礼日時:2008/07/25 03:22

1:誰でも言う台詞ですね。


2:理性を失わないようにする方向程度で良いのです。

必要な人材を履き違えている人が多いですからね。
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この回答へのお礼

必要な人材とは何でしょうね。
建設的な考えを持つことのできるもてる大人になりたいものです。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/25 03:11

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