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在日半年のイギリス人の友達から質問されました。
日本は好きだけど、日本人は閉鎖的で、本心でもないのに笑顔をするところが嫌いといわれました。また、本人の目の前で何も言わない(言えない)と言われました。
つまり、社交辞令が多くて本心を言わないとのことですが、これって日本だけですか?もし本音ばかっかりなら楽だけど円滑に社会がおくれないと思いますが・・・。外国ではそんなに本音ばっかりですか?また、社交辞令の良さ(敢えて良さ)を教えたいので、わかりやすく、納得できる回答をよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

はじめまして。

英国留学・在住経験も踏まえて回答致します。

ご質問1:
<日本は好きだけど、日本人は~ところが嫌い>

この方は日本人が嫌いなのでしょうね。

それは、日本人の態度が自分を不安にさせるからだと思います。「自分の言ったことしたことは実は間違っているのではないか?何ではっきり言ってくれないんだろう」という疑問が不信へと変わっているのでしょう。

それは自分に真の自信が持てないからです。英国人はこのような行動パターンが目立ちます。薀蓄を言うのも、言い訳をするのも、相手を批判するのも、全て自分の欠点をカバーするための自己防衛にすぎないのです。そんな英国人を多く見てきたので(男女とも)、ご質問文を読んで英国人らしい、と思ってしまいました。


ご質問2:
<つまり、社交辞令が多くて本心を言わないとのことですが、これって日本だけですか?>

そんなことありません。

英国などは社交辞令の塊です。欧米では子供の時から社交辞令の「仮面」をつけることを教わります。それはdiplomacyと呼ばれ、人間関係の大切な要となります。

彼らは好きでない人や知らない人にもほっぺたにキスをし、笑顔をふりまかなければなりません。

こちらの子供の社交辞令は、日本の子供よりずっとしつけられています。自分なりの「我慢」や「自我との和解」を子供の時から習得しているように感じます。それは、昔、同年代の友人(フランス人)を見ていても「日本人より大人」と感じたものでした、

その「仮面生活」は小さい時から身についているので、仮面は既に肌の一部になっているほどです。別の視点からすると、「本心を仮面の下に隠す」ことに慣れてしまっているため、むしろその方が自然で、本来の自分と勘違いしているのです。

だからこそ、欧米は政治のdiplomacyに長けているのです。外交辞令は英語でdiplomacyといいますが、これは政治上の「外交」と同義語です。自然体で「仮面外交」ができるので、ぎこちないところ、不信なところがなく、「外交上手な国」と評価されるのです。


ご質問3:
<外国ではそんなに本音ばっかりですか?>

その逆です。本音を隠すことに慣れてしまっているのです。むしろそれが自然体になっていて、彼らにとって本音を隠す方が楽なのだと感じます。

こちらでは、本音を出すことは嫌われます。また、相手に本音を出さないことが礼儀とされています。それは、子供の教育においてもそうで、その違いは日欧では顕著です。

例えば、夫婦は子供の前では決して「夫婦喧嘩」をしません。する夫婦もいるのかもしれませんが、少なくとも私が幼少から現在までの欧州生活(のべ)で知っている周りの人には、親が喧嘩するのを見たことない、という人達ばかりです。

とはいえ、こちらは「主張」の国ですから、本音を隠して大義名分の「主張」はお得意です。それが感情を拝し理性的な交渉術として巧みな戦略となるのでしょう。

英仏で頻繁に起こるストやデモを見ていても、「本音」が「理屈」に、「理屈」が「正当な権利」に「転用」(濫用とも)されているのがわかります。


ご質問4:
<社交辞令の良さ(敢えて良さ)を教えたい>

それは彼らが一番よく知っているはずです。

ご質問の英国のご友人の方が、同じようなことを言ったら、以下のように返されるといいでしょう。

日「では君はdiplomacyを持った人は嫌い?君にはdiplomacyはないの?」

英「diplomacyを持つのは当然のことじゃないか」

日「日本人も同じだよ。君が嫌う日本人の特徴が、日本式のdiplomacyなんだ。文化や習慣は国によって違うというのは、外国に来る前に当然心得ているよね?日本式のdiplomacyが英国と違うからといって、批判する権利は君にはないんだよ。意見として参考までに聴いておくけどね。日本に住んでいるなら、その習慣になれることの方が、賢い生活の知恵だと思うけど。」

英国人ならdiplomacyという言葉にコロッと納得すると思います。

英国人は異質なものに対して実は警戒心の強い国民です。その不安を安定させるために、上から目線で批判(批判は自己防御)、ひいては自分の主義に同調させるという、そうした一種「強硬な」国民性を持っているのです。それが植民地化で成功する所以でもあるのですが、、、。

ご質問にあるご友人の「不満」は、自分と相容れない習慣への「不安」であり、自分の存在をおびやかす得体の知れない「異質なもの」の侵入(=それを受け入れること)への、一種の攻防の姿勢なのです。

彼の不安は外国に住んだ人であれば、誰でも体験することで、極めて正常な反応で、彼が特に異常というわけでもありません。

ただ、彼に納得のいく回答を与える、というのであれば、上記のような返答をお薦めします。これは簡潔に言えば、「郷に入れば郷に従え」ということに他なリません。

ご友人の立場としては、彼の不満や意見を「聞いてあげる」というのが、彼にとって親切な思いやりになります。日本の大学時代、留学生が大学にいましたが、学生食堂で隣合わせになっただけでも、知らないのにやたら話かけてきて、Whyを連発していた記憶があります。日本在住の外国人(留学生など)は、不満を漏らすことにかけては天才的なまでに饒舌でした。

しかし、それは不満を内に溜めないという意味では、極めて健康的な反応だと思います。日本人はそれが言えず、留学先などで心理的に問題をかかえてしまう事例も多く見られます。パリでもパリ症候群に陥る人が多く、時々相談を受けることもあります(心理学者やカウンセラーではありません)。

ご友人には日本の社交辞令をしっかり教えた方がいいと思います。それは「相手への敬意」「相手への思いやり」、つまり常に「相手を考えての行動である」ということです。

実際は本心を隠しているのに隠していないように見える(自然なふりをする)欧米人より、(彼が言うように)本心を隠しているように見える日本人の方が、より人間的なのだ、とプラス目をおおいに説得されてみて下さい。

欧米人は、自分の言った反論に「そうだね、君の言うとおりだね」と相手に同調されるより、上記のように「自信を持って反論し、正当な主張をして」もらう方が嬉しいはずです。

以上長くなりましたが、ご参考までに、、、。
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私にも、イギリスから来た友人がいます。

仕事上で知り合ったのですが、最初はなかなか心を開いてくれませんでしたね。苦労しました。我が家に招待し、食事を共にし、毎日毎日話しかけ、やっと心を開いてくれたと思った瞬間がありました。イギリス人は一般的に、お世辞を言いません。しかし、ある日、私の英語に対して、「今の表現は、なかなかだけど、その単語の使い方は間違っているし、不自然だよ」とはっきり指摘してくれました。これ本当に、嬉しかったです。それからは、「そういうときには、こう表現したほうがいいよ」などと笑顔も見せてくれるようになりました。

>つまり、社交辞令が多くて本心を言わないとのことですが、
>これって日本だけですか?

いえ、そうは思いません。私は、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国人(この方は少し日本語が話せます)の知り合いがいますが、社交辞令はどの国にもあります。本音を言いたくない場合があるのはどの国民でも同じだとおもいます。たとえば、アメリカ人は一般的には、リップサービスが上手なのはご存じでしょう。しかし、本音かどうかは分かりません。場合によっては、ニコニコしながら、右手で握手し、左手にはピストルを隠し持っているかもしれない(比喩ですよ)ほど、相手の出方を見る人もいます。

中国の友人は、私とは違う場所で働いていたのですが、「日本人は嘘ばかりつく。今度、遊びに来てって言うから、電話して行きたいって言ったら、"ちょっと今日は都合が悪いので"、っていつも断られる。本音が分からない。」と言います。中国人は、ストレートで、「遊びに来て」言った場合、嘘ではないことが多い気がします。「まぁ、社交辞令だろう」と思っていたら、何度も誘ってくれるので遊びに行きましたら、大歓迎の嵐。しかも、中国人は友人には大サービスするので、食事がてんこ盛り。こんなに食べられるものじゃないと思うほど料理が...。「もう食べられないです」と断っても、"遠慮するな遠慮するな"。殺されるかと思いました(笑

>社交辞令の良さ(敢えて良さ)を教えたいので、わかりやすく、
>納得できる回答をよろしくお願いします

難しいですねぇ。たとえば、イギリス人であれば、「君の国は、日本より、レディーファーストだよね。それに、女性に対して時に、"お綺麗ですね"とか、服が似合っていますよ"、とか言う人がいるでしょ?でも、本当に、毎回、綺麗だと思って言ってるのかな?」と聞いてみてください。多分、??だと思います。そのとき、「同じなんだよ。日本にも、違った形で、マナーというものがあって、"お近くに来られたらお寄りくださいね"、とか、訪問された方が、"そろそろ用事がありますので、もうお邪魔します"と言ったとき、本当に用事があるかもしれないのに、"ま、そうおっしゃらずに、ゆっくりしていってください"と相手を引き留めることもあるんだ。人によって違うけど、一般的にはそういうマナーがあるんだ。君の国なら、相手が本当に用事があると感じたら、しつこく引き留めないんじゃないかな?。ところが日本人は、一旦引き留めて、相手が再度、"帰る"という気持ちを明確に表現したら、"そうですか、残念ですけど、また来てくださいね"ってお別れするんだ。本当にまた来て欲しいかどうかはわからないけどね、あはは」。

こんな感じでしょうか。日本では、「国際化、グローバルスタンダード」などとよく言いますが、実際、イギリスが国際的かどうかに対して、私は疑問を持っています。実際、上に述べたイギリスの友人が、僕にはっきり言ったことがあります。「実はね、イギリス人は、英語を話せない人間は劣っていると考えているのが本音なんだ」と教えてくれました。実際、私も、イギリスに行ったとき、そういう差別意識を感じたことがあります。

しかし、私はいつも思います。「○○人だから、△△だ」と十把一絡げにするのは間違っていると。日本人の中にも、非常にストレートな発言をする方もおられれば、アメリカ人の中にもリップサービスは絶対にしない方もおり、中国の方の中にも、自分の非を素直に表現する人もいて、日本人と非常に感性が似ている方もおられます。つまり、「女らしさ」とか「男らしさ」という分類と同じです。ある国民を、そういう共通集合体の円の中に入れてしまうことに対して、危険を伴うと私は感じています。今の、アジアでの情勢がそれを物語っています。

まとまりのないお話になりました。駄文、誤字、句読点の間違いなど、お許しください。推敲せずに書き上げるタイプなので。

ご参考になれば嬉しく存じます。それでは失礼します。
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>社交辞令が多くて本心を言わないとのことですが、これって日本だけですか?



いや、違うんじゃないですか?
社交辞令が皆無という国はないのではないかと思いますが・・・・人間である以上。
でも習慣や方式が文化によって異なるでしょうから、お互いによく解らないというのはあるんでしょう。

よそ者に急にあけっぴろげになる文化の人はそう多くないと思いますよ。
ヨーロピアンだってそうなのでは?

しかし、「本人の目の前で何も言わない(言えない)」というのは確かに、日本人の特徴として挙げられることがあるようです。
言ってもいいときにも言わない。
でも日本人同士だと、言われる側の体制も整っていないと思います。
意見交換でなく不機嫌になって怒っちゃったり、傷つくかもしれない。
その接し方を外国人にもやっていたら、嫌な感じだと思う人もいるかもしれません。
でもこれも文化ですからね・・・・。

ちなみに米国は、本音と建前の国とも言われているようです。
それと、これはイギリスもなのかどうか?
日本人なら会釈するところで欧米人(あるいは英米人?)は微笑するので、ある意味では西洋人のほうが笑顔が多く、日本人のほうがかえって無表情である場合もあります。

話が解らないけどとりあえず笑顔を振りまいとけ!というのは、英語圏の人もやるようです。
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こんにちは。

この方まだ半年しか日本にいらっしゃらないのですよね。
それでそんな判断を下されていらっしゃるのですか。
失礼ながらその方の方が閉鎖的でいらっしゃるのではないかと感じますが。それか その方の周りにいる人がそういう人ばかりなのかもしれませんね。
確かに不幸な事件・事故の時のインタビューを見ておりますと なんで笑っているの と思うこともありますが。それも人によりますね。
社交辞令ってどの国にもあると思いますよ。それは表現が違うだけです。

>本人の目の前で何も言わない(言えない)

これはその方のお付き合いなさっている方達の語学力によると思いますが。言いたくても英語表現を知らなければ言えませんもの。
この方は日本語をお喋りになっていらっしゃるのでしょうか。もしそうだとしたら 日本語力の問題とも言えますね。

ところで  本心でもないのに笑顔をするところが嫌い ということですが どうしてそんなことがお分かりになるのでしょうか。
失礼ですが この方のご性格を疑います。すごく裏を考える方なのですね。素直じゃないですね。

社交辞令の良さ なんて イギリスにも社交辞令はありますので今更教えるまでもないと思いますが 大人なのでしょう。
When in Japan, do as Japanese people do.
ですね。
それを知らずに大人になっているとしたら この方の家庭教育がきちんとなされていないか 生活習慣の違う国で気持ちよく暮らす知恵を持ち合わせていらっしゃらないのですね。

アメリカの映画とか見ておりますと お前なんか嫌いだ みたいな直接的な表現がでてきますが あれはあくまでも映画です。
実際にはアメリカ人だって 余程怒ったりモメたり親しくない限り そんなことは言いませんし 社交辞令は言いますよ。当たり前です。人間関係を円滑にしてゆく知恵です。

フランス人はちょっと違いますが 友達になると気を遣ってモノを言ってくれますよ。

人間の感情とか感覚とかに国境はありません。

ご質問者様の英語力がどの程度かわかりませんが ここでご質問なさっていらっしゃるということは どうしたら上手く説明できるかということですよね。ここでご質問なさる必要がないくらいの英語力がないとその人を納得させるのは難しいでしょうね 多分。失礼ですが・・・
ちょっとやそっとでは この人を納得させるのは難しいですね。
寧ろお友達でいらっしゃりたいのなら ご質問者様が誠実にお付き合いなさることがこの人の考えを変えるきっかけになると思いますが。
多分時間がかかりますよ。英語の勉強をきっちりなさってくださいませ。
ご参考までに。
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欧州での若干の滞在経験とイギリス人数人の知人を思い浮かべて主観的な回答をさせていただきます。



>社交辞令が多くて本心を言わないとのことですが、これって日本だけですか?

概して日本人よりもむしろイギリス人の方に社交辞令的な要素が多くみられると私は思います。
(属する階級・クラスにも因りますが)

例えば物を尋ねた際イギリス人の多くは「適切かつ理想的な対外的礼儀」をもって振る舞い、
節度ある説明を行うことが多く見受けられます。

でも彼らの心の内においては相手のために「親身になる」というよりも、
実は彼ら自身のプライドや対外的自己保身の為にあえて
「社交辞令的に行儀良く振舞うべし」と躾けられてきた雰囲気が感じられるのです。

大まかな印象では、他人に一見つっけんどんで愛想がないフランス人の方が、案外本音ベースではより親身で情が深い気もしました。
それは私がフランスびいきだからでしょうかね。
イギリス人は打ち解けない限りは「当たり障りのない」関係で勤務先でもビジネスライクだと知人から聞いています。

イギリスのサービス業の質の低下は先進国でも周知かと存じます。
例えば閉店間際に駆け込むお客を接客して売上を伸ばしても何ら自らのペイにも跳ね返ることなく、
一秒でも早く帰宅する、或いはパブで親しい仲間達と「真の時間を過ごす」ことが最優先のパターンも多いようです。
現存たる旧い階級制度のために、結婚相手も当然の如く自分の属するクラスに近いパートナーにやはり目がいく傾向があるようです。
もちろん、例外もあるのでしょうが。

イギリスにはアラブ系やインド系などの移民や子孫も大変に多く
「住みやすい環境である」と公言出来る人々は私たち日本人の想定するステレオタイプなイギリス人であれど、決してマジョリティではないはず。
植民地問題、移民問題や階級制度など、様々な歴史的背景や文化的な差異の大きいイギリスだからこそ、
日本以上に、というか「日本とは異なる質」の社交辞令が多いと思うのです。

>本心でもないのに笑顔をするところが嫌いといわれました。
>また、本人の目の前で何も言わない(言えない)と言われました。

これは日本人に時としてありがちな「語学力の欠如」を補てんする目的の「アルカイック・スマイル」であり、
或いは「無言」を装うことによる「その場でやり過ごし」に過ぎないと思いますし、
これに対するイギリス人の友人の方の理解が足りないだけ、と思いました。

海外に少しでも「滞在」経験がある日本人であれば、「無言」「毎度の相手の意見に対する同調のみ」は
プラスどころか侮蔑の対象に十分成り得ると熟知しているでしょうし、あえて避けると想像にかたくありません。

>社交辞令の良さ(敢えて良さ)を教えたいので、わかりやすく、納得できる回答をよろしくお願いします。

このイギリス人の友人の方に説明するべき事柄は「社交辞令の良さ」を「教える」というものではなく、
「日本人」「日本的な思考の形」についてより深く認識・理解を促すよう質問者様が先導なさってあげるほうが得策かと思われます。

「閉鎖的」=「独自で固有の伝統的文化を受け継いできた歴史」
「アルカイック・スマイル」=「微笑みにより”和”を演出し、
周囲の雰囲気を和らげることを尊ぶ風土」
とニュアンスや言葉を変えてお互い島国同士、とことん話し合って打ち解けてみてはいかがでしょうか。
私はイギリス人の日本人に対する「社交辞令」と日本人のイギリス人に対する「社交辞令」とでは
まだまだ「質的差異」が多く存在するかと思いますので。
対個人として話し合うにはなかなかに面白い話題ではないでしょうかね。

余談ですが「閉鎖的」といえばスイス・ジャーマンもかなり「閉鎖的」だと思います。
男尊女卑的な思考、小国故の中立国としての歴史や旺盛な独立精神、ユニークな国土とあいまって、
イギリスのそれとは一味二味も異なる、どこか日本の「片田舎」に通じるものを多く感じています。

所詮は国籍に関わらず個人ベースで親しく打ち解ければ「社交辞令」などふっとぶものだと思っておりますが。
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文化、生活習慣の差、つまり程度の差の問題だと思います。

  ヨーロッパにくらべれば日本が若干多いことは間違いないでしょう。 中国人や韓国人は日本人に較べればヨーロッパに近いといえるでしょう。

一方、戦後育ちの日本人はアメリカ式にストレートに物を言うことがいいことだという皮相的な理解のもとに教育を受けているので、海外旅行や居住する人の中には相手への配慮不足、余りにもストレートな表現が多くて嫌われる人もいます。 嫌な日本人が増えているといわれます。

私は主として中南米での海外生活が長い方ですが、彼らは日本人が思う以上にウエットで相手に気を使った発言(社交辞令、婉曲な表現)をします。特に食事に招待(レストランへ)したときなど、相手に合わせようとする傾向があるので、疲れます。友人に物を頼まれればまずNO(出来ない)とは言いません。 日本人の多くは、明らかに出来ないときは、出来ないとはっきり言わなければ結果的に相手に迷惑をかけると考えると思います(現代人)

半年の在日では違いばかりが目につくころです。その行為(表現)の歴史的経緯などには一般の人は考えが及びません。特に自国だけ或いはヨーロッパの主要国しか知らないイギリス人ならなお更です。社交辞令が比較的少ないと思われているアメリカ人を彼がどう評価しているのか、どの程度他民族(アフリカ人、中南米人など)を知っているのか、興味のあるところです。

反面教師として捉え、我々が異国に半年住んだぐらいではその国の歴史、文化、生活習慣、そしてその国の言語特有の表現などほとんど理解できないと思うべきです。英語を共通語としない国で英語でコミュニケーションをとっている間は特に理解が浅く、誤解が多くなるでしょう。

社交辞令は何処の国でも必要です。英語のディベート演習などでは日本人は反対意見を述べるときに直接的で(私はあなたの意見に同意できません、などと)減点対象になるはずです。イギリスは植民地経営の長い歴史を持ち、異文化理解力は高い方だと思いますが、いろいろなイギリス人がいるということですね。彼のなすべきことは、生活文化の差に気がついたら、次には何故?と考えて日本滞在が無駄にならないように異文化を勉強すべきだと考えます。
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こんにちは。


海外経験はないのですが、経験と考察を書かせていただきます。

何人かの外国人に日本人はわかりにくいということを聞いたことがあります。
はっきり言わない、社交辞令を言う…嫌いとまでは言っていませんでしたが、わかりにくいのだそうです。
しかし、それが日本の文化なのですし、歴史の中で育んだ日本人の生きる知恵のひとつであろうと思います。
かといって、外国では本音が全てとも言えないことは映画などを見るとわかります。
遠まわしにものを言ったり、反対のことをいったり、人とぶつからないよう円滑なものの言い方・表現を目にします。
社交辞令は日本の代名詞のように取られていますが、その国・地域の文化に合わせて円滑な社会を築くやり方と言うのがあると思います。

社交辞令の良さですが、日本人相手ということを前提にすれば
相手も自分も傷つけずに済むという事でしょうか。
また社交辞令やはっきり言わないものの言い方は、日本では成熟度の目安になります。
日本人の人間関係は「相手の気持ち」が中心で、以心伝心の世界です。
相手の期待に添えないことをあえて口にするのは角が立つと考えます。
私自身は社交辞令や本音を言わない文化はあまり好きではないのですが、
日本に住む以上は身につけておかなければならないマナーだと思っています。
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もし、本音を言ったため、攻撃される。


海外では知りません。
また、相手を思って、ある程度、譲歩している。
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