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極真会館の某道場に通っている学生です。
前からずっと気になっていたことなのですが、極真はなぜこんなにも金儲けをするのでしょうか?お金の徴収について例を挙げると
・入会金 15000
・月謝  10000/月
・総本部登録料10000/年
・審査料 8000/回
など。あれこれと名目をつけてお金を取ります。自ら興す大会などでは
・プログラム代 2500
に始まり体育館の入り口で自社グッズの叩き売りを行っています。はっきり言ってプログラムすらこんなに高い金額で売る所なんて聞いたことがありません。オリンピック種目にあるような一般の競技でも、大会のプログラムぐらい無料で配布しているのが殆どです。
"道"を習うには費用かかると言いもしますが、一方では300円/回で習える弓道があるなど一概にそうとも言い切れません。一流の有段者が質素な生活の中で弟子を育てる事等も少なくは無い話です。

とするならば、極真会館は商売で空手を教えているのでしょうか?大山総裁のこの辺りについての教えとはどのようなものだったのでしょうか?
また分裂した流派の中で、興業色が薄く質素に道場運営が営まれ、人の道について(比較的)厳格な指導が行われている流派はどこになるのでしょうか?

A 回答 (6件)

nakedking007さん、こんにちは。


ボクも極真習ってます。ちなみに修行歴17年の3級です。
途中、仕事の事情で長く休会していました。
確かに何かとお金がかかりますね。
少しボクの思うところを書いてみたいと思います。

まず、道場経営と大会運営はちょっと視点が違う面もあります。
道場経営自体は決して楽ではないと思います。
本職を別に持った上で指導されている方も少なくありません。
空手の指導だけで食べていける方はごく僅かなのが現実です。
我々一人一人にとっては決して安くない月謝も、
道場経営という視点から見れば、逆に高くないし楽なものではないと思います。

次に大会運営についてです。
ボクも大会を見に行きますが、やはりグッズやパンフレットの
価格の高さに驚きます。もうパンフは何年も買っていません。
でも、大会は会場費の他に、企画運営会社を始めとする様々な
見えにくい経費がかなりかかっていると思います。
道場生の手伝いなどを動員して運営していますが、
プロの興行に比べれば稚拙な面があるのは否めません。

道場経営と大会運営の両方でネックになるのが、
やはりアマチュアの団体であるということだと思います。
つまり、プロの興行ほどスポンサーや協賛金が得られにくく、
大掛かりな後援会などができないということだと思います。
他にもボクらが計り知れないことがたくさんあるだろうし、
金回りに関しては、楽ではないだろうなぁと推測します。

ボクもnakedking007さんと同じ感覚を長らく持っていました。
でも、小さな会社を経営するようになった今の自分の目から見ると、
こんなものではないかなぁ?と思うようになりました。

私見ですが、大山総裁の存命中は、まだまだ若い人の人数も多く、
格闘技も今ほど「総合」やら「柔術」やら「K-1」などが
盛んではなかったので、常に相当な人数の入門者がありました。
また、当時は支部・分支部などもとても少なくて、身近な道場が
あまり無かった代わりに、一つの道場の人数は多かった時代だと思います。
なので、丼勘定での道場経営もできていたし、道場を出せる
くらいの方であれば、かなりの指導者だったと思うので、
それなりに繁盛していた時代だったと思います。

と言うことで、私は高いか安いかと聞かれれば高いと思います。実際。
でも、その分大山総裁の築いた極真空手を学べる幸福を実感しています。
若い人にはちょっと実感しにくいかもしれませんが、
大山総裁は本当にすごい人だったと思います。
ただ単に強くなりたいということであれば、前述したような
格闘技の他にも、ボクシングや合気道もあります。
でもボクは、「心身を練磨し克己不抜の心技を極められる」
のは極真だけだと思っています。あくまでもボクはです。

最後に付け加えれば、一番安く習える格闘技は、
警察署などで教えている剣道や柔道ではないかなぁと思います。

いろいろと悩みや懐事情もありますが、ボクは極真が大好きです。
7月に交流試合に出ましたが、これからもずっと向上したいです。
nakedking007さんも、どこの道場でも、どんな流派でも、
どんな格闘技だったとしても、頑張って心と体を強くしましょうね!
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この回答へのお礼

確かに、僕の通う道場で指導してくださる指導員の方々も他に職を持っていらっしゃる方ばかりです。
「極真の道を全う」し日々日常の生活に活かせるようになれば、このような僕の考え方もまた変化しているかなと思います。極真の色はとりあえず傍に置いておいて教えを沢山吸収したいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/10 01:00

それにしても、高いですね~。

うちは月謝4000円で、その支部にも行き放題です。空手、特に試合を催すには様々な経費がかかりますので、ある程度の出費は仕方ないです。ようは、払う金額に対して見合う価値を見出しているかどうかです。心身ともに鍛えられたい、大会に出場して勝ちたい、チャンピオンになりたい、いろいろな価値観がありますよね。極真空手が、今のあなたの価値観や願望に応えてくれているなら、現在の道場に通い続けることをお勧めしますよ。
古典空手を指導している身から考えると、極真は興行色が強く費用も割高だとは感じています。
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この回答へのお礼

僕のところも出稽古は自由に行えます。支部の総本部道場で行われる週4回の練習を全部出ていれば十分過ぎるでしょうか。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/08/10 00:51

まあ、空手だけで食べていくにはそれだけの


お金が必要になりますからね。
昔、武道の師範1人に対して弟子が最低でも50人いないと
食べていけないというのを聞いたことがあります。
それに、大きな大会をする場合なんて大きいほど
お金がかかりますしね。
空手の段位も元は5段が最高位なのに10段まで増えてますし
月謝だけでは苦しいんでしょう。

市の体育館等で師範が働きながら教えている所等は安いですよ
極新会館っていうブランドも高い要素の一つでしょうね。

300円/回で習える弓道ですか
でも毎日通うとしたら月9000円ですし
弓道も段を取るのに審査料とか登録料がありますよ
安く習えるのは、個人の趣味の延長で教えているところ、
廃れない為に次世代に伝える事を第一に考えてるところ
くらいじゃないですかね。
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この回答へのお礼

弓道を例に挙げましたが、これは身近な人から聞く話です。
その教室で教えられているトップの先生は静の中に威厳があるというか、力を後ろ盾にしたハッタリを持つ方ではなく物事の根幹をしっかりと持っていらっしゃる方だそうです。しかし日本の主となる弓道会に名を連ねられ、当日の会費以外には一切お金を徴収なさらず、四季のイベントさえ無料で行われているようです。確かに皆様のご回答を読んだ後改めて考えてみると、一つの恐怖にすら感じます。
ところで自らの鍛錬を未だ行わずしてこのようなことを追求するなど拙速極まりないかもしれません。
ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/07/30 17:12

学生さんとのこですが道場に通う目的は単なる体力づくりですか、それとも大会に出場し、さらにはプロまで目指すのでしょうか?それによって今後のとる方向も変わると思いますが。


さて、極真は系統にもよりますが多くの師範がプロとして空手で生計を立てています。大山先生存命時から商売的な体質はあり、今の支部長の多くは極真がもっとも若者に人気があったころに入門(当時から他派に比して月謝は高かった)していますから武道ビジネスに抵抗がない人が多いように思えます。月謝自体は他の習い事に比してそれほど高額ではありませんがあなたも気づいているように二重、三重に金銭を徴収するシステムになっているところがほとんどです。この点では極真系の大手(松井派、連合会、新極真など)はほとんど変わりないでしょう。支部長の立場からすれば100-200人の会員から一人当たり年間20万以上徴収しても支部(常設道場なら特に)の維持費のほか、地方大会の開催や上納金、自身も大会の審判などで駆り出されることを考えれば道場経営はそれほど楽ではないと思います。
極真の流れをくむところでは芦原会館や大道塾などは比較的リーズナブルなところが多いようですが突然上層部の方針が変わることもあるようなのでなんともいえないところです。
案外他に仕事をもつ傍ら教えているようなインディー系の流派だと無駄な出費を抑えているので常識的な額で稽古できるところが多いようです。ただ実力、指導力のない創始者、指導者に当たる確率も高いので最初の見極めが大事ですね。

参考URL:http://www10.ocn.ne.jp/~housukai/fees.html
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この回答へのお礼

将来空手で食べていこうとは考えていませんが向上心はあります。年齢を重ねても総裁のように鍛錬を怠らない人間になりたいと思っております。
組織自体が肥満体である気がします。そもそもの他力本願な考えを捨て、教えの真髄に近づくことができたらその後は己の内に内に突き進むのが利口なのでしょうか。

お礼日時:2008/07/30 17:00

私はキックのジムに通っています。


私自身が極真に所属したことはありませんが、私が通うジムにも極真の出身者がいて、いろいろ話を聞いています。
彼らが極真を辞めた理由として最も多いのがやはり
「”お布施”をたびたび要求されて困る」
というものです。
月謝以外にもいろいろな名目でお金を取られると聞きます。
合宿に参加しないと昇段・昇給審査を受けられないらしいのですが、社会人であれば合宿に参加するような暇はとてもありません。
また、大会の際には自分が試合に出なくても、運営の手伝いとして動員され、無償で働かされるそうです。
まあ300円/回で通えるようなものだと、受けられるサービスの内容も違ったものとならざるを得ませんので、比較にはならないでしょうが、極真に関しては、いろいろな名目でお金を取ったり、労役を無償で提供させられることは実際多々あるようです。
単に打撃系格闘技がお好きなのであればキックのジムをお探しになることをお勧めします。
大体どこのジムでも入会金、年会費、月謝、試合の参加料などがかかりますが、納得のできないようなお金の取り方はされません。

>人の道について(比較的)厳格な指導が行われている流派
こればっかりは入ってみないと分かりませんよね。
ただ、極真のなかでも実力的にも人格的にも優れている指導者がいると聞きますから、そういう人が運営している道場ならいいのでは?
大道塾や禅道会などは比較的クリーンだと聞きますが、大道塾に関しては胴衣のモデルチェンジが頻繁に行われ、そのつど胴衣を買い替えさせられるという話も聞いています。
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この回答へのお礼

そうですね。黒帯を取るための条件に
・夏or冬の合宿に4回以上参加していること
があったり、黒帯を取ると極真メンバーの会費(名目曖昧)などと言われる物を徴収されたりします。正直月謝だけじゃ済まんのかいと突っ込みたくなります。

例え一回当たりの費用が小額の稽古であっても充実した稽古は可能であると思います。生徒も大人達なのであればなおさらです。

具体的な流派を教えていただきありがとうございます。ちょっとあたってみようと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/29 22:18

空手に限らず、大会を行うにはお金がいります。

例えばピアノやバレエの発表会などはその最たるもの。数万円単位でかかりますね。なかには、個人で公民館などで教えていて、その月謝は安価な一方ではそんな感じ。
で、レッスン会場費が安かったり、講師がボランティア感覚だったりすれば、それなりに安価なのでしょうが、それで食ってる事務局や師範がいれば、それで儲けないと、生活できない。

まあ、あなたが極真というブランドやスタイルにこだわりがないなら、いろんな流派を探せばいいのでは。まあ、今はやりの総合格闘技系のジムなんかは、もっとお金かかるとこもありますよ。相場から言えば、異常ともいえないでしょう。
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この回答へのお礼

そうですね。確かにこのご時世人並みの生活をし家族を養おうと思えばそれなりの収入&収入源が必要かもしれません。"武士は食わねど高楊枝"のような武道(≒武士道)の質素倹約の精神をかつての様に実現するには多くを捨てる必要があるのかなとも思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/29 21:39

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