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宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
パウロ・コエーリョ『アルケミスト』
のような本を教えてください。

私の感覚としては、
・一読して「良かったなあ」
・再読して「ああ、つらいなあ……」
という感じです。

「失うこと」が壁となるような作品を教えてください。

「読みやすさ」と「ファンタジーっぽさ」があれば尚良いです。
ストーリーの単純さはもちろんのこと、
平易な言葉で書かれていて、
現実から離れた世界に一歩踏み込むような作品を
どなたか教えていただけないでしょうか。

わがままですが、絵本はナシでお願いします。
短い夏休みを充実させてください!

A 回答 (6件)

『銀河鉄道の夜』も『アルケミスト』も読んだことがあります。


個人的に後者はメッセージは良いけど翻訳がちょっと……という記憶があります^^;

こういった文学のスタンダートとして
『かもめのジョナサン』
『星の王子様』
はいかがでしょう。
色々な訳もありますし、長さ的にも適度だと思います。
個人的にはこの2作品と『銀河鉄道の夜』は18歳になる前に読んでおくべき!と勝手に考えてます(笑)

あとマイナーなところでは
ロード・ダンセイニというアイルランドの作家で
『魔法使いの弟子』
というのがオススメです。
メッセージ性はやや低めですが、独特の薄暗さと繊細があり
荒俣宏の訳が非常に美しいです。


漫画でよろしければ
漆原友紀の『蟲師』
イタガキノブオの『ネコムシストーリーズ』
でしょうか。
前者は、宮沢賢治の世界観が好きならなじみやすい作品だと思います。
後者は素朴で可愛い絵柄ですが、
主人公の『ねこむし』の孤独を想うと
どうしようもなく切なくなる作品です。

どうぞご参考に。
よい夏を!
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この回答へのお礼

速攻回答まことにありがとうございます。
「訳がいまいち」と言ってのける方の意見は、
参考にしないわけにはいきません。

星の王子様は読んだのですが、かもめは読んでません!
『魔法使いの弟子』とあわせて楽しませていただきます!
ありがとうございました!

漫画の方も、日々の暮らしの中で楽しんでいきてぇなと思います。
お金と時間と相談ですが。

なお! 良回答かどうかは
紹介していただいた作品のお気に入り度で決めますので、
ご了承ください!

ありがとうございました!
明日は本屋へGOしてきます! ありがとうございました!

お礼日時:2008/08/13 01:08

○ ディケンズの『クリスマス・カロル』


 カネの亡者スクルージに訪れた聖夜の奇跡の物語、私の手許にあるのは新潮文庫(村岡花子訳)ですが、最近「カラマーゾフの兄弟」などでも好評の光文社古典新訳文庫シリーズからも新訳版・『クリスマス・キャロル』が出てるみたいですね。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82 …

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○ 宮沢賢治の物語世界を彷彿させるのが いしいしんじ の『ぶらんこ乗り』(新潮文庫)。童話のような平易な文章が心の奥底にしみてくる1冊です。少し長編になってしまうけれど『麦ふみクーツェ』(新潮文庫)もお勧めです。

 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B6%E3%82%89%E3%82 …
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

いしいしんじさん、「ぶらんこ乗り」は読んだことがあります。
あたたかな文章を書く人ですよね。
『麦ふみクーツェ』を読んでみようと思います。

真夏のクリスマスも乙ですね。ディケンズ、探してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 13:43

『アルケミスト』をお読みになったなら、『星の巡礼』はどうですか?


パウロ・コエーリョです。
でも『アルケミスト』より平易でないと思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

パウロはアルケミストの他に
「ピエドラ川」「ベロニカ」「プリン嬢」を読みまして、
アルケミスト以外はアクが強い、
宗教色が強いというイメージを持ってました。

星の巡礼もそれで避けていたのですが、読んでみようかなと思います。
平易ではないということで、骨が折れそうですが(笑)

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 13:38

はじめまして。



「銀河鉄道の夜」と来れば、次は「星の王子さま」!!と思ったら、既出ですね。。。私の「夏の必読書」なのです、この二冊は。なんだか「風が吹き抜ける」物語ですよね。(先日、このカテに「星の王子さま」について、宮沢賢治と関連させて質問を立てました。もう閉め切りましたが、よろしかったら覗いてみてください)


>・一読して「良かったなあ」
>・再読して「ああ、つらいなあ……」
>「失うこと」が壁となる
>「読みやすさ」と「ファンタジーっぽさ」
>現実から離れた世界に一歩踏み込むような作品

これらに全て合致する、と私が(勝手に(汗))思っているのが

「イギリス人の患者」 マイケル・オンダーチェ

です。私は新潮文庫の土屋政雄訳で読みました。

先程2作品を「風が吹き抜ける」と表現しましたが、こちらの作品も同じ感覚を味わいました。こちらは「熱い砂漠の風」と「木々を渡る風」、そして「秋口の寂しい風」がそれぞれ吹いている感じです。

一読した段階では、二つの恋が絡み合って、「いいなあ。。。」
二回目は、戦時下当時の緊迫感、終戦直後の虚脱感、喪失感、人種意識やそれを超える友情、それを超えさせなかった歴史的出来事、そして、再生。。。と言った感じでしょうか。。。「つらかった」です。

もうお読みになっていましたら、お役に立てませんが。。。。。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「星の王子さま」の、風が吹き抜ける感じは、なんとなくわかります。
読後の余韻がたまりませんね。
宮沢賢治との関連質問も、覗かせていただきます。

「イギリス人の患者」はもちろん未読ですので、楽しませていただきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 13:31

下記の作品はどうでしょうか


・ジョージ・マクドナルド 北風のうしろの国 ハヤカワ文庫
 「ナルニア国物語」のルイスや「指輪物語」のトールキンらにも影響をあたえた英国ファンタジーの古典
 「死と再生」(失うこと)をモチーフとした「ああ、つらいなあ……」
 という感じをいだかせる作品
・アリソン アトリー 時の旅人 岩波少年文庫
 時をこえ、歴史上の事件にまきこまれた少女の冒険を通じて
 どんなに時代が変わろうとも、歴史の抗いがたい運命を前に
 たくましく、優しく生きていこうとする人々に対する
 共感と親愛を描いた作品
 美しいものを見たあとのせつなさが残る作品
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

国外作家の作品は、ファンタジーが強い印象がありますね。
ぜひともチェックしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 13:26

はじめまして。


『銀河鉄道の夜』と『アルケミスト』は、どちらも読みました。

村上春樹は読まれたことがありますか?
ファンタジー系なら
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
そうでないなら
「ノルウェイの森」
などは、良いかもしれません。

後者は現実から離れた世界…という点で、考え方によっては、違う、と思われるかも知れませんが。現実と非現実を行き来する物語、と私は受け取っています。

ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」というのも、あるものを得ることで失われていくお話ですね。短編や中編など、いくつかバージョンがあるようですが。

どれも図書館に行くと必ずある本ばかりです。
(借りられていなければ)

あとマンガだと、
浦沢直樹の「MONSTER」という話は、ヨーロッパを舞台にしたスリリングな話の展開の中に、登場人物が何かを失ったり失いつつあったりのエピソードが差し込まれて、喪失感が通奏低音のように流れています。何かの賞を取った、というくらいストーリーが秀逸ですので、おすすめです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
村上春樹、なんとなく読まず嫌いだったのでこの機会に手を出してみようとおもいます。
「アルジャーノンに花束を」は読んだことあります。
めちゃくちゃ感動しましたよ。

MONSTERもチェックしてみたいです。
漫画もおすすめ作品はかなり多そうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 13:24

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