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グルジアのオセチア自治州の独立をめぐる(実際は石油をめぐる。だとおもうのですが・・・)問題が拡大してて新たに冷戦が起こるのではないか?と言われていますよね。

今回のは間接的に結局はアメリカがしかけた問題だと個人的に思います。
日本もロシアを非難するような偏った報道が続いていて・・・
実際は数十倍グルジア(アメリカ)を非難すべき点があると思いますが・・・

今回の問題ではなく大きくみて再び冷戦になることはあるのでしょうか?
さすがに2ちゃんねるで騒がれてるように世界大戦に拡大することは絶対にないですが、冷戦はどうかと思って質問させていただきました。

あと、実際冷戦がどういうものか分からないのですが、冷戦になればどんなことがおこるのでしょうか?
というか冷戦になっても「今、冷戦中です!!”」と発表することはないと思うのですが・・・

個人的に冷戦のときのほうが競争がすごくて歴史的な発明とかおおくなるのでいいと思うのですが、そうでもないんですよね・・・

A 回答 (3件)

既に新冷戦は始まっているという見方があります。



新冷戦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%86%B7% …

なお、このウィキでは、今回の南オセチア紛争で「新冷戦」という言葉が各国メディアに使われ始めたように読めますが、実際にはそれより以前からメディアでは使われています。
2007年2月10日、ロシアのプーチン大統領が、アメリカのこれまでの武力行使や、他国への政策への押し付けや干渉について、かなり強く批判する演説を行いました。
この事について、アメリカのメディアの「ニューズウィーク」では「プーチンと新冷戦」という題の記事を載せています。
また、2007年6月にはイギリスの新聞「ガーディアン」でも、アメリカの進めるミサイル防衛でのロシアとの対立問題について「新冷戦」という記事を載せています。

近年、ロシアは石油資源を武器に国力を強めています。しかし、周辺諸国は欧米に接近する国がかなりあり、それがロシアの苛立ちを強めています。
ロシアとしては、国力を強めているとはいえ、アメリカに対抗できるだけの軍事力を持つのは現状ではすぐには無理です。ですからアメリカとの直接対決は避け、友好国との関係を深めつつ、外交による駆け引きや経済戦略を重視するでしょう。
ただし今回の南オセチアのような緊急を要する場合で、しかも勝ち目の高い場合は、武力も行使するでしょう。
暫くは、ロシアが外交や経済や対外援助での駆け引きで、周辺諸国への影響力を増し勢力を拡大する事で、近年ロシアの周辺諸国と関係を深めるアメリカに対決するという形で「新冷戦」が進行していくのではないかと思います。

なお「米中冷戦」というものもあります。

米中冷戦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E4%B8%AD% …

冷戦がどういうものかは、過去の冷戦が参考になるでしょう。

冷戦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E6%88%A6

冷戦で科学技術が発展する場合もあります。例えばインターネットは、冷戦時代に、敵から攻撃を受けても通信網が維持できるシステムを構築しようとする研究開発から生まれています。

しかし冷戦は良い部分だけでもありません。冷戦時代のアメリカとソ連は、軍事力の拡大競争を繰り広げ、さらには自国の勢力を増す為に、他国への対外援助を増やしていきました。その結果、軍事支出と対外援助で政府の財政は赤字となり経済にも深刻な影響を及ぼします。アメリカでは経済が低迷し、ソ連に到って崩壊する要因ともなりました。
また、アメリカとソ連の他国での勢力争いは、各国の内紛や戦争を激化させ、多くの死者や難民を生んでいます。

ところで南オセチア紛争について、アメリカの仕掛けとか、石油をめぐる争いと思っておられるようですが、それはどうでしょう。

まず南オセチアに石油は出ません。グルジアにも石油は出ません。
グルジアにはカスピ海の油田からグルジアのトリビシを経由してトルコのジェイハン港まで繋がる「BTCパイプライン」という石油パイプラインがありますが、これも南オセチアには通っていません。
このパイプラインは欧米諸国が出資して作ったもので、これが破壊されたらアメリカにしても損害です。その為、アメリカもグルジア国内での大規模な紛争は避けたいところです。
また、BTCパイプラインは完成してから2年になりますが、これまでグルジア国内で南オセチア勢力に妨害や破壊活動をされる事もなく順調に稼動してきました。ですからパイプラインを南オセチア勢力から防衛する為というような理由も成り立ちません。
そういう事からグルジア軍の南オセチア侵攻と、このBTCパイプラインを結びつけるのも無理があります。
確かにアメリカ軍はグルジア軍を訓練したり、合同軍事演習を行ってはいますが、下手に紛争が拡大しパイプラインが危険に晒されるのは避けたい筈なので、今回の南オセチア侵攻はアメリカの意図ではなく、グルジア政府の意図によるものだと思います。
ついでに言うと、ロシアがこのパイプラインを狙っているという回答を他の質問で見かけますが、これも疑問です。
それならロシア軍はパイプラインの通っている地域まで侵攻し占領するか、またはパイプラインを攻撃し破壊する筈ですが、そのような動きもありません。
それどころか、ロシアは「パイプラインでの石油輸送を止める意図は無い」と言っていますし、このパイプラインに出資している企業の調査部でも、「ロシアがグルジアでの石油輸送の主導権を狙っているという報道はあまり現実的ではない」という否定的な報告書を8月12日に出しています。

ですから南オセチア紛争と石油は結びつかないと思いますし、アメリカが仕掛けたものとも思えません。
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『一知半解』という四字熟語がありますが、まさに質問者の方の状態を表すのにふさわしい言葉です。


(意味は辞書やGoogle検索で調べてください)

グルジアのあるコーカサス地方は、典型的な民族問題による紛争地です。
そもそもグルジアとロシアが対立を始めたのは、親ロシアのシュワルナゼ前政権がバラ革命で倒れて、以後の政権が親アメリカの立場となったことが根本原因であり、もう一つの原因はグルジア国内の南オセチア自治州がグルジアからの独立を求めた南オセチア紛争にあります。

百歩譲って、バラ革命にアメリカの影響力があったとしても、それ以前からある南オセチア紛争には、アメリカの影響はほぼないでしょう。
南オセチア紛争は、典型的な民族紛争ですから。


>あと、実際冷戦がどういうものか分からないのですが、冷戦になればどんなことがおこるのでしょうか?

私が学生の頃、国際情勢に興味をもっていろいろ調べたのですが、途端に欝になりました。
当時は冷戦末期だったのですが、ソ連(現ロシア)の軍事的重圧がものすごく、いったん戦争ともなれば、北海道は確実にソ連に占領される、ソ連の作戦しだいでは、東京がソ連軍に蹂躙されることが非現実的ではないほど、日本とソ連では軍事力に差があったのです。
ましてや、弾道ミサイル防衛システムも当時はなかったので、ソ連が核ミサイルの先制攻撃をしたら、日本中の都市が灰になることはほぼ確実でした。

今のロシアの軍事力は全盛期のソ連と比べれば劣りますが、それでもアメリカに次ぐ世界第二の軍事大国であることには間違いありません。
さらには、もう一度冷戦になれば中国もおそらく敵陣営に回るでしょうから、尖閣諸島のみならず沖縄すべてが中国の脅威にさらされます。

防衛白書やミリタリーバランスを読んで(ネットの記事は信頼度の低い場所ばかりなので、オススメしません)、仮想敵国がどの国になるのか想定してから、軍事バランスがどう変わるのか頭の中でシミュレーションしてみるといいでしょう。
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何を冷戦と捉えているのかよく分かりません。


米ロ間でのということでしょうか?

冷戦自体は世界中に存在しています。日本の周辺においてもです。
米・ロ、NATO・ロの構図も既に存在しています。
東欧へのMD配備、NATOの加盟などを参照すれば冷戦下にあることが分かると思います。

大まかには軍事費の増額、外交の活発(周辺国を抱き込む為)といったことが起こるのではないでしょうか。

昨年、ロシアの領空侵犯(日本)がありましたね。同じぐらいの時期にイギリスの領空近くも飛んでいてニュースになっていた記憶があります。そうした示威行動もあるでしょう。

>今回のは間接的に結局はアメリカがしかけた問題だと個人的に思います。
気になったので、ここだけ突っ込みますがグルジアはイラクに軍を派遣しています。今回の一件でグルジアの部隊の半分が戻りました。
どうして、そういう発想になるのか理解しかねます。アメリカにプラスになるような事があったでしょうか?

アメリカがグルジアの取った行動の一要素になることはあったと思いますが・・・
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