プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

円形、四角形、台形の形をしたコイルがつくる磁界分布はコイルの内部と外部で
どうなっているのか教えて下さい。(考え方や公式など)

高校生のときならったような気もするのですが、忘れてしまいました。
宜しくお願いします。

最後に、この分野で参考になる文献等がありましたら
一緒に教えてもらえないでしょうか。

A 回答 (2件)

一回巻きのコイルの場合



ビオ・サバールの法則
dH=(1/4πr^3)Ids×r  (dH、ds、rはベクトル) (1)
を使います。円の中心軸上の磁界なら
H=(a^2I/2)(a^2+z^2)^(-3/2)
となります。 aは円の半径、zは円の中心からの距離。
中心軸上ではなく、他の位置では複雑な関数になりますが、
必要ならここに書きますので言ってください。
四角形、台形の場合は、手元に公式がありませんのでわかりませんが、
(1)式から計算できるでしょう。

螺旋状のコイルの場合

アンペールの定理
  ∫H・ds=n・I (∫は一周積分)  (2)
を使います。積分経路として導線n本を含み、コイルの中から外に渡る
長方形をとります。これを計算すると、
 H=nI                (3)
となります。nは単位長さ当たりの巻き数です。
これはコイルの断面の形状に無関係に成り立ちます。
もちろん断面の形状がどの場所でも同じでなくてはいけませんが。

文献は、例えば砂川 重信 (著) 「理論電磁気学」が考え方の参考
になると思います。
公式がたくさん載っている文献は知りません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても参考になりました。 ありがとうございます。
この意見を参考に頑張って勉強していきたいと思います。

お礼日時:2002/12/16 08:25

コイルの形状がよくわかりませんので、補足をお願いします。


すなわち、螺旋状に巻いた長細いコイルで、断面が円形、四角形、台形
なのか、それとも一回巻きのコイルなのか。

この回答への補足

説明が足りずすみませんでした。 

一回巻きのコイルの場合です。
もしよろしければ、参考までに螺旋状のときの考え方も簡単にでよいので
説明していただくと助かります。

どうかよろしくお願いします。

補足日時:2002/12/13 23:46
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!